9/26〜10/2のSANFRECCE Diary


<21.10.2> 明日はJ1リーグ戦第31節。サンフレッチェはホームで名古屋グランパスと対戦します。
 J1リーグ戦再開後の2試合に連敗したものの、その後の8試合は無敗でリーグ戦は3位。またルヴァンカップ、天皇杯、ACLもそれぞれ勝ち残っていて、名古屋はこのところ12試合を10勝2分けと絶好調をキープしています。8月以降の公式戦の戦績は次の通り。
天3 ○1-0 岡山  【名】中谷
23A ●0-2 横浜FC 【FC】OG、松尾
18A ●0-2 横浜FM 【FM】杉本、マルコス・ジュニオール
24H ○1-0 湘南  【名】キム・ミンテ
天16 ○1-0 神戸  【名】シュヴィルツォク
25H ○1-0 福岡  【名】シュヴィルツォク
26A ○2-0 札幌  【名】稲垣2
27H △1-1 清水  【名】前田、【清】チアゴ・サンタナ
LQF1 ○2-0 鹿島  【名】柿谷、稲垣
LQF2 ○2-0 鹿島  【名】稲垣、シュヴィルツォク
28H ○3-0 徳島  【名】マテウス、OG、金崎
AR16 ○4-2 大邱  【名】シュヴィルツォク3、中谷、【邱】セシーニャ、エジガル
29H ○2-1 横浜FM 【名】中谷、シュヴィルツォク、【FM】杉本
32A △1-1 FC東京 【名】シュヴィルツォク、【東】アダイウトン
30H ○1-0 大分  【名】稲垣
 リーグ戦は2位横浜FMとは勝点12差でかなり差をつけられているものの、勝点3差で神戸、浦和、勝点4差で鹿島が迫っていることを考えると何としても勝ちたいところ。明日も当然勝つつもりで広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、このところ絶好調をキープしていたドウグラス・ヴィエイラの離脱が痛いところ。永井が練習に復帰しているという情報はあるもののすぐに先発は無理なので、ジュニオール・サントスに頑張ってもらうしかありません。と言うことでメンバー予想は次の通り。
        林

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

藤井             東

    柴崎    森島

      Jサントス

SUB:林、今津、松本泰、茶島、長沼、エゼキエウ、浅野
 残り7試合で17位徳島との勝点差は16あるので、明日広島が勝って徳島が第31節、第32節に連敗するとJ1残留が決まります。残り試合を上だけを見て戦うことができるように、明日は好調・名古屋に臆せずぶつかって、ホームのサポーターに勝利の歓喜をもたらして欲しいと思います。
<21.10.2> サンフレッチェは昨日、UAEのアル・アインFCを6月に退団した塩谷司選手の獲得を発表しました。背番号は3で、契約期間は2024年1月までとのことです。
 2012年のシーズン途中に水戸から広島に移籍した塩谷は、1年目はリーグ戦3試合の出場にとどまったものの翌年は浦和に移籍した森脇に代わってレギュラーを確保。千葉、水本とともに鉄壁の3バックを構成してJ1リーグ連覇に貢献しました。そして翌年は攻撃力にも成長を見せてリーグ戦で6ゴールを挙げてベストイレブンに選出。そのオフには異例の5年契約を結んで、2015年の3度目のリーグ優勝とFIFAクラブW杯での3位に貢献。また日本代表にも選出されました。更に2016年もリーグ戦30試合、ACL4試合に出場するなど主力として活躍し、オーバーエイジ枠でリオ五輪にも出場しましたが、翌年アル・アインからのオファーにより完全移籍し、4シーズンをUAEでプレーしていました。アル・アインではリーグ戦88試合に出場して11得点を挙げるとともに、2018年のFIFAクラブW杯で4試合にフル出場して2得点を挙げて準優勝に貢献するなど主力として活躍。また2019年にはアジアカップの日本代表にも追加招集されて、代表初ゴールも決めています。中国新聞によるとサンフレッチェは早い段階から獲得の意志があることを伝えていたそうですが、国内外のクラブからも好条件でのオファーがあったとのこと。広島でのUAE時代(年俸は税抜きで約2億円だったらしい)の1/4以下とも言われることもあって熟考していたそうですが、広島への愛着や2024年に開業予定の新スタジアムの事なども考えて広島入りを選択した、とのことです。塩谷はこの3ヶ月は無所属だったこともあって公式戦デビューは11月中旬以降になる見通しだそうですが、いずれにせよ早く彼の勇姿を見たいものです。
<21.10.1> プレスリリースによると、11/3(水・祝)に行われるJ1リーグ第34節鹿島戦のチケットが10/3(日)より販売されることになりました。収容人数は広島県から発表されたイベント開催における入場制限の方針に基づき、スタジアムのキャパシティの50%にあたる17.500人。入場時の検温や消毒の徹底など安全で快適なスタジアム運営を心がけるとのことなので、安心してご来場頂きたいとのことです。10/3(日)と10/4(月)は割引率20%でサンフレッチェクラブ会員先行販売で、一般販売が始まる10/5からは会員割引は10%になりますので、観戦予定の方はお早めにご購入下さい。チケット販売の詳細については、オフィシャルサイトをご覧ください。
<21.9.30> 広島県を含む19都道府県に出されていた緊急事態宣言は今日で解除され、県独自の「集中対策」へ移行することに伴って、サンフレッチェ広島のホームゲームの観客数の上限は10,000人とすることになりました。対象となるのは10/3(日)に開催される名古屋戦で、ビジター席を含めて全席種のチケットを規定枚数に達するまで通常通り販売します。またスタジアムでのアルコールの販売・提供も再開。ホームゲームではお馴染の「ビールスタンド重富」も出店します。前売券はV-POINT、中国新聞販売所のほか、Jリーグチケットで販売中ですので早めにご購入下さい。
 なお10/23に予定されているアウェイの仙台戦ですが、9/24に発表された「ホームゲーム運営方式」によると最大収容人数は5,000人でビジター席の設置もなしとなっています。前売券の一般販売は一昨日からJリーグチケットで開始していますが、明日以降変更がある可能性もあるので、観戦予定の方はちょっと待った方が良いかも知れません。
<21.9.29> プレスリリースによると、札幌戦で負傷退場したドウグラス・ヴィエイラが一昨日広島県内の病院で検査を受けて、右大腿二頭筋肉離れで全治4〜6週間と診断されました。今季、FWの軸として期待されたドウグラス・ヴィエイラは第9節までの8試合に先発して1ゴールを挙げていましたが、4/13に行われた練習で負傷。その後4/30の練習中に再負傷して、左大腿直筋肉離れと診断されました。そして6/19の柏戦で復帰して3試合出場したものの、7/11の横浜FC戦で同じ左大腿直筋を痛めて再び離脱していたので、今回が3回目の肉離れと言うことになります。このところ4試合で5ゴールを挙げているだけでなく、ポストプレーや前線からの守備などで貢献度が高かっただけに、チームとしても本人にとっても非常に痛い負傷だと言わざるを得ません。
<21.9.29> 日本サッカー協会は昨日W杯最終予選のサウジアラビア戦とオーストラリア戦に臨む日本代表を発表しました。今回選出されたのは次の25人。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(清水)、谷(湘南)
【DF】長友(FC東京)、吉田(サンプドリア)、酒井宏(浦和)、
    室屋(ハノーファー96)、植田(ニーム・オリンピック)、板倉(シャルケ04)、
    中山(ズヴォレ)、冨安(アーセナル)、橋岡(シントトロイデン)
【MF】原口(ウニオン・ベルリン)、柴崎(レガネス)、遠藤(シュツットガルト)、
    伊東(ヘンク)、浅野(ボーフム)、南野(リバプール)、
    守田(サンタ・クララ)、鎌田(フランクフルト)、三好(アントワープ)、
    堂安(アイントホーフェン)、田中(デュッセルドルフ)
【FW】大迫(神戸)、オナイウ(トゥールーズ)
 9月のオマーン戦、中国戦のメンバーから佐々木(広島)、山根(川崎F)、久保(マジョルカ)、古橋(セルティック)が外れ、橋岡、浅野、三好、田中、オナイウが加わっています。このメンバーは10/7にアウェイでサウジアラビア戦を、また10/12にホームでオーストラリア戦を戦います。
<21.9.28> レジーナは一昨日サンフレッチェ広島ジュニアユースとの練習試合を40分×2本で行い、6-1で勝ちました。得点は1本目の7分、8分、18分に谷口、23分と40分に齋原、2本目の28分に大内。失点は2本目の10分でした。
<21.9.27> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第30節札幌戦は、林卓人のJ1リーグ戦99試合目の完封で勝点を42に伸ばしました。
 青山、柴崎、東が先発に復帰。またジュニオール・サントスを6試合ぶりに先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

  野上   荒木  佐々木

    ハイネル 青山

藤井             東(→茶島90+3分)

    柴崎  Jサントス(→森島55分)
    (→エゼキエウ83分)
     Dヴィエイラ(→浅野90+3分)

SUB:林、今津、松本泰
 対する札幌は、GK:菅野、DF:田中、宮澤、菅、MF:ルーカス・フェルナンデス、駒井、高嶺、青木(→トゥチッチ71分)、金子、荒野(→ドウグラス・オリヴェイラHT)、FW:小柏、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのは広島で、1分には青山のパスからドウグラス・ヴィエイラが抜け出してシュートしましたがGKに弾かれます。そしてその直後のCKのこぼれをドウグラス・ヴィエイラがシュート。これはDFに当たったもののそのボールを佐々木が蹴り込んで、広島が幸先良く先制点を奪いました。
 その後は重心を後ろに移してゴール前にブロックを作る広島。7分にはFKから田中にヘッディングシュートを打たれたものの野上がクリアし、8分の田中のヘッドも枠外。9分にはルーカス・フェルナンデスにシュートを打たれたものの荒木が身体を張ります。広島は前半15分にドウグラス・ヴィエイラがセンターサークルからゴールを狙いましたが惜しくも上に外れ、18分にはロングパスで抜け出した東がシュートしましたが枠外に外れます。その後は再び札幌にチャンスを作られ、21分には金子のシュートを林が好反応で防ぎます。また30分には駒井に中央を破られそうになったものの佐々木がクリアし、39分の駒井のミドルも林が弾きます。広島は43分に柴崎の絶妙なパスを東がダイレクトで打ちましたが枠を捉える事ができず、広島の1点リードで前半を折り返しました。
 後半から前線に高さのあるドウグラス・オリヴェイラを入れてきたペトロヴィッチ監督。しかし広島も切り替えの早い守備で相手にチャンスを作らせず、逆に3分にはドウグラス・ヴィエイラの守備からジュニオール・サントスの惜しいシュートを導きます。また19分にはCKに荒木が合わせたものの菅野のスーパーセーブに阻まれ、続いて佐々木がヘッドで狙いましたが枠を外します。後半の後半はオープンな展開となって、27分には菅のシュートが野上に当たってコースが変わったものの、林が素晴らしい反応でセーブ。28分にはCKからドウグラス・オリヴェイラに狙われましたが枠を外れて助かります。広島も32分に藤井のループパスをドウグラス・ヴィエイラがダイレクトで打ったものの菅野に弾かれ、34分には藤井の仕掛けからドウグラス・ヴィエイラに渡ったところで倒されます。主審はこのファウルを見逃したもののVARが介入し、オンフィールドレビューの結果PKのジャッジ。これをドウグラス・ヴィエイラが自ら決めて、点差を2点に広げます。札幌はその後もドウグラス・オリヴェイラや小柏のシュートで得点を狙いに来たものの守備の集中は堅く、2点のリードを保ったまま逃げ切りました。
 この試合のポイントとなったのは、やはり前半3分という早い時間に先制点を奪えたことでしょう。これで無理をする必要がなくなり、しっかりと守備に集中することができました。ボール支配率は札幌が60%と圧倒されたもののシュート数は札幌の16本に対して広島は11本。枠内シュートは札幌が2本だったのに対して広島は4本とむしろチャンスの数は広島が上。このところの札幌が得点力不足に悩んでいたとは言え、しっかり守ってここぞと言うところで攻め込む、と言うサッカーができていました。今季は先制しても勝ちきれない試合が多かったサンフレッチェですが、ここに来てようやく手堅いサッカーができるようになったように思います。
 もともと今季のサンフレッチェは速い切り替えと高い位置からの守備を基本として、川崎Fや横浜FMのように最初から最後まで攻め続けるサッカーを目指していたわけですが、過密日程と怪我人続出の影響もあってなかなか熟成が進まないうちにここまで来てしまいました。ただ新しいサッカーに取り組んだことが生きているのは確か。開始早々の先制点のシーン以外にも、何度か良い形を作っていました。理想を追い求めることも重要ですが、4チームが降格するという厳しいレギュレーションの今季はまずは残留することが最も重要なこと。38試合を戦う今季は勝点42でも残留確定とは言えないものの、残り試合数(広島は7、他の下位チームは8)よりも勝点差が大きいチームが8チームもある事を考えると、だいぶ気が楽になったのは間違いありません。

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<21.9.26> 中国新聞によると、C大阪戦で左脚を痛めた柏は遠征に帯同していないそうですが、右足首を痛めた荒木は順調に回復しているらしく先発できる見通しだとのこと。C大阪戦で何もできずに敗れた悔しさを、北の大地で晴らしてきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は札幌ドームで、午後1時キックオフ。緊急事態宣言発令中につき収容制限が5,000人となっていることから当日券の販売はありません。試合中継は今日は札幌テレビとDAZNとなっています。今日もブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
<21.9.26> 昨日アウェイでWEリーグの第3節を戦ったサンフレッチェ広島レジーナは、日テレ・東京ヴェルディベレーザに0-2で敗れて連敗となりました。
 増矢は今節も欠場。また左WBには山口が先発起用されて、以下の布陣で戦いました。
      木稲

松原志 松原優 中村  木崎

    柳瀬  近賀(→小川59分)

立花          山口(→中嶋HT)

    上野  川島(→島袋59分)
    (→谷口HT)

SUB:福元、左山、塩田
 対するベレーザは、GK:田中、DF:清水、村松、土光、宮川(→松田90+1分)、MF:三浦、中里、北村(→菅野66分)、FW:遠藤(→木下66分)、植木(→岩崎90+1分)、小林(→山本86分)、と言うメンバーでした。DFラインから丁寧に繋いで行こうとするレジーナでしたが、ベレーザの強いプレッシャーにさらされて序盤から受け身の展開になります。そして次々とゴール前に持ち込まれましたが身体を張って守るDFと木稲の好守で凌いでいましたが、前半24分に中盤でボールを奪われると小林が中央をドリブルで持ち上がってそのままシュート。これがゴール左隅に決まって先制点を許してしまいました。レジーナも立花のクロスからの山口のシュートなど何度か良い形を作るもののチャンス自体が少なく、後半には島袋のチェイシングで奪ったボールを木崎が鋭いシュートを放ちましたがわずかに枠外。逆に後半43分にはアーリークロスを植木にヘッドで決められて、そのまま敗戦となりました。
 開幕戦では好内容で快勝したレジーナでしたが、東京五輪メンバーを5人揃えるベレーザはやはり格上、と言う感じ。序盤こそボールを繋いでビルドアップしようとしていましたが、徐々に高い位置からのプレッシャーに耐えきれなくなりミスからボールを失って攻め込まれる、と言う場面が増えてしまいました。中村監督も何とか選手交代で流れを変えようとしていたものの、終わってみればベレーザのシュートが24本に上ったのに対してレジーナは3本だけ。点差以上の内容差で完敗を喫してしまった、と言わざるをえません。今後は強い相手と戦う時にいかに勇気を持ってプレスに行き、マイボールを落ち着いて繋いでシュートまで持ち込む、と言うサッカーの精度を上げて行くだけでなく、選手一人一人のよりいっそうのレベルアップが必要なのかも知れません。

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