1/1〜1/8のSANFRECCE Diary


<22.1.8> サンフレッチェは今日から広島県内(たぶん吉田サッカー公園)で練習を開始しますが、オミクロン株の拡大による水際対策により外国人の新規入国停止措置が続いていることから、スキッベ新監督不在のままでスタートすることになります。中国新聞によると監督とコーチ陣は一昨日の夜にオンラインでミーティングを実施したそうで、20日から始まる熊本1次キャンプを含めてしばらくは身体作りに重点を置いたトレーニングをすることを確認したとのこと。当面は迫井ヘッドコーチを中心とした日本人スタッフが指導し、練習の動画を送ってオンラインでミーティングをしつつ指揮官の意向を反映させていくそうです。また選手とは定期的にオンラインミーティングを開いてコミュニケーションを取っていくとのこと。スキッベ監督とスタッフは、少なくとも当面は難しい状況の中でチーム作りを進めなければなりません。
<22.1.7> サンフレッチェは昨日、新スタジアム建設地近くの「エソール広島」で新加入選手の発表記者会見を行いました。会見では仙田社長の挨拶の後に足立強化部長が新人3人を紹介。アカデミー育ちの3人を加えることで、育成型クラブとして30周年を迎える今シーズンを迎えることの意義を語りました。続いてインタビューを受けたのは満田選手で、名だたるFWと同じ背番号を付けることになったことで、「そういった選手たちにも負けないようなインパクトと結果を残せるように頑張りたい」と決意を語りました。続いてインタビューを受けた仙波は小さい頃から憧れていたチームに入った喜びを語り、「目標は15試合以上出場することと3得点以上は取りたい」と目標を掲げました。そして最後にマイクを持った棚田は「ユースの1年生の時に28番をつけてよいスタートができた」ことから、プロ1年目でも28番で良いスタートを切りたいと決意を語りました。そして最後に今シーズンのチーム構成に関する質問に対して足立強化部長は「新卒の3名は戦力補強だと思っています。彼らは十分、J1で戦う力がある」と説明。「自信を持って、このメンバーで戦っていける」と期待の言葉を述べました。

サンフレッチェ広島公式サイト
<22.1.7> サンフレッチェは昨日、今シーズンの背番号を発表しました。
1 林卓人       12 【ファミリー】     23 鮎川峻       37 Jサントス
2 野上結貴      13             24 東俊希       38 大迫敬介
3 塩谷司       14 エゼキエウ       25 茶島雄介      39◎満田誠
4 荒木隼人      15 藤井智也        26           41 長沼洋一
5           16 浅野雄也        27□川村拓夢      44◎仙波大志
6 青山敏弘      17 松本泰志        28◎棚田遼
7□野津田岳人     18 柏好文         29
8           19 佐々木翔        30 柴崎晃誠
9 Dヴィエイラ    20 永井龍         31
10 森島司       21 住吉ジェラニレショーン 32
11           22 川浪吾郎        33 今津佑太

◎は新加入、○は完全移籍、△は期限付き移籍、□は復帰
 浅野は兄が付けていた29番から16番に変更。新人の棚田には28が、満田には過去に久保竜彦やパトリック、レアンドロ・ペレイラが付けていた39が、仙波にはアンデルソン・ロペスとハイネルが付けたことのある44が与えられました。また期限付き移籍から復帰した野津田は元と同じ7番、川村にはハイネルが付けていた27番となりました。一方、期限付き移籍中の松本大の5と土肥の26は欠番となっています。こちらに97年以来の背番号の変遷をまとめてありますのでご覧下さい。
<22.1.6> サンフレッチェは昨日、清水航平選手との契約満了を発表しました。
 東海大五高から2008年に広島入りした清水は、ルーキーイヤーのJ2リーグ第41節鳥栖戦で後半から途中出場すると、4分後に佐藤寿人のリターンパスを蹴り込んでプロ初得点を挙げました。しかしその後はなかなか出場機会をつかめずリーグ戦の出場は4年間でわずか5試合。特に2011年にはナビスコ杯の1試合のみの出場に終わって移籍も考えるほどだったそうですが、しかしそのオフに就任した森保監督の要請を受けてチームに残留。2012年には左WBとして24試合に出場して4得点を挙げて初優勝に貢献し、その後も両WBからストッパーまでこなすユーティリティープレーヤーとして3度の優勝に関わりました。しかし2017年には高橋の台頭もあって出場機会が減少し、特にヨンソン監督に評価されずにシーズン途中で清水エスパルスに移籍。シーズン終盤には5試合連続で先発フル出場したことからレンタルを延長したものの、ヨンソン氏が清水の監督に就任するという不運に見舞われて出場機会をつかめず夏に甲府に移籍。11試合中9試合に出場するという実績を残して2019年に広島に戻り、主に途中出場ながら14試合に出場しました。しかし昨年は怪我の影響もあって、リーグ戦1試合、ルヴァンカップ3試合の出場にとどまっていました。若い頃は「突貫小僧」のイメージだった清水も、今やベテランとしてチームを下から支える存在となっていますが、そんな彼を必要とするチームはきっとあるはず。どこでサッカーをすることになっても、常に全力プレーを見せてくれるに違いありません。
<22.1.6> プレミアリーグのウルバーハンプトン・ワンダラーズは昨日、グラスホッパー・チューリッヒの川辺駿選手の獲得を発表しました。昨年夏に広島からグラスホッパーに移籍した川辺は、当初はベンチスタートが多かったもののすぐに攻撃的MFのポジションを掴むと、16試合に出場して4ゴール3アシストの活躍を見せていました。契約期間は3年半で、冬季中断中の1ヶ月間はウルバーハンプトンの練習に参加し、その後レンタル移籍という形でグラスホッパーに戻って今季終了までプレーするとのことです。

ウルバーハンプトン公式サイト
<22.1.4> サンフレッチェは昨日、ジュニオール・サントス選手との契約更改を発表しました。中国新聞によると、年俸は現状維持の4,000万円。3年契約の2年目ということでサンフレッチェとしては残留が基本線でしたが、中東のクラブからのオファーがあった中から広島を選んだそうです。政府の水際対策のために外国人の新規入国時期が不透明なことから現有戦力の維持を優先したとのことですが、足立強化部長によると国内外のリーグでプレーするFWのリストアップをしているそうで、登録ウィンドウが閉まる4/1を目処に交渉を進めていくそうです。
<22.1.3> サンフレッチェは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ選手との契約を更改した、と発表しました。中国新聞によると年俸は現状維持の5,000万円とのことです。
<22.1.2> サンフレッチェは昨日、エゼキエウ選手との契約更改を発表しました。年俸は現状維持の4,000万円。12/1付けの中国新聞によるとエゼキエウは来年が3年契約の3年目ということで残留が基本線だったそうで、ジュニオール・サントスも3年契約を結んでいるため契約更新が濃厚です。一方、1年契約のドウグラス・ヴィエイラは1ヶ月前の時点では未定だとのこと。Football Tribeによるとノルウェー代表のFWトーマス・レーン・オルセンの獲得に動いていたものの、UAEのアル・アハリとの獲得競争に敗れたとのことなので、ドウグラス・ヴィエイラとの契約更新という流れになるかもしれません。
<22.1.1> サンフレッチェファミリーの皆さん、明けましておめでとうございます。
 今年クラブ創立30周年を迎えるサンフレッチェは、ミヒャエル・スキッベ新監督の下で戦うことになります。2012年からの森保監督、2018年からの城福監督と沢田監督と、緊急登板だったヨンソン監督を除いて10年にわたる日本人監督の路線から、大きな方針転換となります。ただ、サンフレッチェは前史であるマツダの時代にハンス・オフトを招聘。Jリーグ開幕時にはバクスター監督の指揮下でステージ優勝を成し遂げ、また広島の後も浦和と札幌で指揮してJリーグに多大な影響を与えているペトロヴィッチ監督を日本に呼ぶなど、欧州からの監督招聘はこのクラブの伝統とも言えます。日本人監督が率いた10年間に3度のリーグ優勝と2位1回、ナビスコカップ準優勝などの輝かしい結果を残しましたが、しかしこのところ徐々に成績が低下しつつあるのも事実。チームとしての新たなステージに向かうためには、新たな経験を投入しなければならない、という決断を下したに違いありません。シーズンオフに聞こえてくる戦力補強の情報ははっきり言って地味ですが、しかし現有戦力を維持するとともにレンタル組を呼び戻すなど非常に手堅いチーム作りを進めているのは間違いないところ。今年の新しいサンフレッチェに、大いに期待したいと思います。
<22.1.1> サンフレッチェは昨日、東俊希選手と契約を更改した、と発表しました。中国新聞によると年俸は200万円増の1,500万円だとのことです。
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