1/23〜1/29のSANFRECCE Diary


<22.1.29> 昨日ロアッソ熊本との練習試合を45分×3本で行い、5-4で勝ちました。モバイルサイトによると1本目のメンバーは、GK:林、DF:住吉、荒木、長沼、MF:茶島、青山、川村、藤井、FW:柴崎、永井、仙波。先制点は開始早々の1分で、藤井のドリブルからのスルーパスを永井が決めました。しかし38分に右サイドで奪われカウンターを受けて、クロスを逆サイドで上村に決められ同点で1本目を終えました。
 2本目のメンバーは、GK:大迫、DF:住吉(→野上33分)、今津、長沼(→佐々木15分)、MF:茶島(→柏15分)、青山(→野津田15分)、川村(→松本泰15分)、藤井(→東15分)、FW:浅野、鮎川、仙波(→満田15分)。ここでも先制点は広島で、7分に浅野が左45度からドリブルで突破して左足で決めました。その1分後に高橋に決められ同点に追いつかれたものの、38分に鮎川のスルーパスから浅野がゲットして、2-1で終わりました。
 3本目のメンバーは、GK:川浪、DF:野上、今津(→山崎31分)、佐々木(→中野31分)、MF:柏(→棚田31分)、野津田、松本泰、東、FW:浅野(→森島16分)、鮎川(→ジュニオール・サントス16分)、満田(→鮎川31分)。6分に川浪がペナルティエリア内でボールを奪われて先に失点し、12分にも土信田に点を奪われたものの、15分にGKの飛び出しを見た松本泰が50mのロングシュートを沈めると、28分には柏のクロスに飛び込んだ佐々木がヘッドで押し込み、2-2で終えました。
 中国新聞によると攻撃面では良いところがあったものの、簡単にサイドからの突破を許し、ミスも重なるなど守備面での課題が見えたとのことです。
<22.1.28> 昨日埼玉スタジアム2002で行われたFIFAワールドカップカタール2022のアジア最終予選で、日本代表は中国を2-0で下して2位をキープしました。吉田、冨安を怪我で欠く日本代表はCBに初めて谷口と板倉を先発起用して、GK:権田、DF:酒井、谷口、板倉、長友(→中山58分)、MF:遠藤(→久保73分)、守田、田中、伊東(→堂安85分)、南野(→原口85分)、FW:大迫(→前田58分)、というメンバーでした。ホームで勝ち点を落とすわけにはいかない日本と、予選敗退の崖っぷちにある中国と言うことで、序盤から激しい球際での戦いが繰り広げられます。しかし徐々に日本がペースを掴むと、8分には右サイドを突破した伊東がシュートしましたが枠外。8分には酒井のパスを受けた大迫が反転シュートを狙いましたがDFに当たって枠外に外れます。そして前半11分、ペナルティエリア内に進入した伊東がクロスを蹴ると、飛び込んだDFの手に当たってPKを得ます。これを大迫が強く蹴り込んで、日本が幸先良く先制点を奪いました。
 この後もペースは日本。20分には伊東のCKから南野が狙いましたがわずかに枠外に外れ、25分にはCKから酒井がヘッドで狙いましたが枠をとらえることができず。28分には大迫がエリア内で仕掛けて股抜きのシュートを放ちましたがGKが反応します。また38分にも大迫が狙いましたがDFにブロックされます。前半は1点にとどまったものの相手にはシュートを許さず、ハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても日本の攻勢は続き、4分には酒井のクロスから伊東がシュートしたものの枠外。5分には大迫がゴールライン際から狙いましたがクリアされます。そして後半16分、投入されたばかりの中山が鋭いクロスを送ると、DFの前に入った伊東が頭で流し込んで2点目を奪います。その後は中国にゴール前に迫られるシーンもあったもののしっかりとゲームを支配して、完勝とも言える内容で勝ち点3を確保しました。
 この試合の結果、日本は7試合を消化して勝ち点を15に伸ばしました。ただ、昨日はライバルのサウジアラビアもオーストラリアも勝利して、それぞれ勝ち点を19と14に伸ばしています。4位オマーンとの勝ち点差が8に開いて3位以上の確保は濃厚になったものの、2位以上になるためにはここからが重要。次のホーム・サウジアラビア戦は2/1(火)の午後7時10分キックオフです。
<22.1.27> 中央公園に建設される新しいサッカースタジアムの本体工事を前に、昨日広島市内で安全祈願祭が行われました。広島県にまん延防止等重点措置が適用されたことにより当初予定されていた来賓を招いての起工式は中止されたため、工事関係者が白神社に参拝して安全を祈願したとのこと。衆議院広島一区選出の岸田首相からも期待の言葉が寄せられました。
<22.1.27> オランダのフェイエノールトは一昨日、ビム・ヤンセン氏が死去した、と発表しました。現役時代のヤンセン氏はヨハン・クライフらとともにオランダの「トータルフットボール」の一翼を担い、2度のW杯決勝進出に貢献。またクラブではフェイエノールトで公式戦476試合に出場して4度のリーグ優勝や欧州制覇を果たしました。そして引退後は指導者の道へ進み、フェイエノールトの暫定監督などを経て1995年に広島の監督に就任。前年にステージ優勝を遂げたチームを更に進化させることを期待されたものの、チームが世代交代期を迎えてていたこともあってななかなか戦術が浸透せず、1年目の1st stageは10位、2nd stageは12位。また2年目も14位に終わりました。一方天皇杯では2年連続で決勝に進出したものの名古屋、V川崎に敗れていずれも準優勝に終わっています。プロ化したとは言えまだ3年目ということで、ヤンセン監督のサッカーは当時のサンフレッチェには高等すぎた、というのが一般的な評価で、その後のヤンセン氏はセルティックを優勝に導きスコットランド最優秀監督を受賞。また2002年にはハンス・オフト氏の浦和監督就任とともにアシスタントコーチを務めるなど、指導者としての高く評価されていました。広島の監督としてのヤンセン氏は決して成功したとは言えませんでしたが、歴史の一翼を担ったのは間違いないところ。慎んでご冥福をお祈りしたいと思います。
<22.1.26> 中国新聞によると昨年11月に右膝を手術した森島の回復は順調で、熊本キャンプでは練習試合を除くほぼすべてのメニューを消化しているそうです。昨日は練習試合に出場した大半の選手がオフになった中、GK組とジュニオール・サントス、棚田、中野とともに練習に励んでいたとのこと。迫井ヘッドコーチは無理はさせない方針ですが、順調に行けば開幕戦に出場できる可能性もありそうです。
<22.1.25> 熊本キャンプ5日目の昨日は午前中にハーフコートの紅白戦で身体を慣らして、午後2時半からロアッソ熊本と30分×3本の練習試合を行いました。中国新聞によると日本代表合宿から戻った佐々木が出場した1本目は0-0に終わりましたが、2本目の5分に柏のゴールで先制点を奪うと、15分には満田のクロスから仙波がゲット。続いて10分にはPKを鮎川が決めて3点差としました。3本目は5分に鮎川がゴールを決めたものの18分に高橋利樹に決められ、1-1で終わりました。試合後に迫井ヘッドコーチは「アグレッシブにやることにもっとトライしたかった」と語っていますが、2日前の練習試合に続いて奪われた瞬間に強度高く奪い返しに行くアグレッシブな守備を試みていたとのこと。スキッベ監督不在の中でも、チーム全体で新しい戦い方に取り組んでいる様子です。

サンフレッチェ広島公式サイト
<22.1.25> サンフレッチェは昨日、広島文教大附属高のGK巻胡花選手と、作陽高のDF森宙舞選手がレジーナに加入する、と発表しました。
<22.1.24> 熊本キャンプ4日目の昨日は朝から夜まで雨に降られたものの、午前と午後の2部練習で鍛え上げたそうです。1時間ほどの午前の練習では3人組のパス交換を主体としたフィジカルトレーニングを行ったとのこと。また午後は攻撃陣と守備陣の二手に分かれ、攻撃側は有馬コーチ、守備側は迫井コーチが指導してビルドアップからゴールを狙う形をトレーニングしました。なお今日は急きょ熊本との練習試合を行うことになったとのこと。連日のトレーニングで疲労がたまった中でどこまでできるのか、を確認することになりそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト
<22.1.23> 熊本キャンプ3日目の昨日は東海大学熊本と30分×3本の練習試合を行い、11-0で勝ちました。得点は1本目の6分、17分、29分に永井、13分に浅野、23分に松本泰、2本目の23分に中野、27分に鮎川、3本目の7分と20分に鮎川、12分に野津田、15分に長沼でした。

サンフレッチェ広島公式サイト
<22.1.23> 日本サッカー協会は昨日、FIFAワールドカップカタール2022最終予選の中国戦とサウジアラビア戦を戦う日本代表選手を発表しました。今回選ばれたのは次の23人。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(清水)、シュミット(シントトロイデン)
【DF】長友(FC東京)、酒井(浦和)、谷口、山根(川崎F)、
    植田(ニーム)、板倉(シャルケ04)、中山(PECズヴォレ)、中谷(名古屋)
【MF/FW】
    大迫(神戸)、原口(ウニオン・ベルリン)、柴崎(レガネス)、伊東(ヘンク)、
    遠藤(シュツットガルト)、浅野(ボーフム)、南野(リバプール)、
    守田(サンタ・クララ)、前田(セルティック)、堂安(アイントホーフェン)、
    田中(デュッセルドルフ)、久保(マジョルカ)

※富安(アーセナル)の辞退により中谷を追加招集
 昨年11月のW杯予選のメンバーから谷(湘南)、吉田(サンプドリア)、室屋(ハノーファー96)、旗手、古橋(セルティック)、鎌田(アイントラハト・フランクフルト)、三苫(サンジロワース)、上田が外れ、シュミット、植田、中谷、堂安、久保が選ばれています。多くの重要な選手を怪我で欠いて戦わなければなりませんが、チーム一丸となって戦い抜いて欲しいと思います。
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