10/30〜11/5のSANFRECCE Diary


<22.11.5> 中国新聞によると、今季ここまで公式戦を52試合(ACLで決勝に進んだ浦和より多い)戦ってきた過酷な日程の影響か、負傷者が相次いでいるとのこと。別メニュー調整を続けるエゼキエウ、ドウグラス・ヴィエイラに加えて、昨日は荒木と茶島が練習に参加していなかったそうです。ただ、レギュラーメンバー不在で戦わなければならない、と言うのはこれまでもあったこと。出場できる選手全員の力を合わせて、3位を確定して帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は駅前不動産スタジアムで、午後2時キックオフ。試合中継はサガテレビとDAZNで生放送が予定されています。今日もDAZNを見ながらのブログ速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<22.11.4> 明日はJ1リーグ戦の最終節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 第12節時点で4勝7分け1敗で5位まで上がっていた鳥栖は、夏場までは上位をうかがう位置をキープしていました。しかし9/3のG大阪戦に勝った後は1分け5敗と勝ちがなく、現在の順位は11位。やや目標を失った形になっています。8月以降のリーグ戦の戦績は次の通り。
24H ○2-0 磐田  【鳥】宮代、垣田
25H △0-0 名古屋
26A ○2-1 札幌  【鳥】ファン・ソッコ、ジエゴ、【札】興梠
27H △1-1 福岡  【鳥】本田、【福】クルークス
20A ●0-4 川崎F 【川】知念、シミッチ、マルシーニョ、大島
28A ○3-0 G大阪 【鳥】西川、宮代、小野
29A ●1-2 C大阪 【鳥】本田、【C】鈴木、パトリッキ
30H △1-1 鹿島  【鳥】宮代、【鹿】アルトゥール・カイキ
31H ●0-1 京都  【京】豊川
32A ●1-2 浦和  【鳥】宮代、【浦】ユンカー、小泉
33A ●0-3 湘南  【湘】町野2、山本
 前節はJ1残留のためには絶対に勝点が必要な湘南の勢いに飲まれる形で前半早々に2点を失い、後半開始直後に得たPKも決めることができずに零封負けを喫しています。残留が確定し、上位進出の望みもない鳥栖ですが、しかしリーグ最終戦、しかもホームゲームと言うことで、最後は勝って終わりたいと思っているはず。明日は失うものが無い強みを発揮して、積極的なサッカーで勝利を目指してくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、こちらはリーグ3位の確保と言う重要なミッションが残っていることを考えると、現状のベストメンバーで戦うのは間違いありません。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

野上             柏

   森島      満田

      Bカリファ

SUB:川浪、住吉、松本泰、茶島、柴崎、ピエロス、棚田
 2週連続のカップ戦決勝を戦った影響もあって、リーグ戦は2連敗中のサンフレッチェ。シーズンを戦い抜いた疲労もあるとは思いますが、しかし泣いても笑ってもこの試合が2022年シーズンの最後となります。明日は今季の集大成となるような攻撃的なサッカーを展開して、勝利で締めて欲しいと思います。
<22.11.4> サンフレッチェは昨日、ユースの越道草太選手のトップ昇格を発表しました。広島市安佐南区の川内小学校出身の越道は、サンフレッチェ広島のジュニアユースからユースに昇格。ドリブル突破を得意とするサイドアタッカーとして、U-15日本代表候補やU-17日本代表にも選出されています。小さい頃からサンフレッチェの試合を見に行っていて「いつかは絶対このチームでプレーしたい」と思っていたと言う越道。時間がかかったとしてもプロとして成長して、チームの勝利に貢献して欲しいと思います。
<22.11.3> 中国新聞によると、ルヴァン杯の決勝以降、右太ももの張りを訴えて別メニューだったピエロス・ソティリウが昨日から全体練習に復帰しました。「状態はだいぶ良くなった。もちろん試合に出るつもりで準備する」と語っていて、全メニューを精力的にこなしていたそうです。
<22.11.3> 中国新聞によると、来年5月に広島市で開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)の期間を含む2週間、ホームゲームを開催できないとJリーグに申し入れることになりました。期間は5/8-22で、多数の各国首脳や警備関係者によりアウェイチームのホテルの確保が困難になるのが理由だとのこと。例年だとこの期間にルヴァンカップのグループステージ後半戦が組まれるだけに、サンフレッチェの戦い方にも多少の影響がありそうです。
<22.11.2> 日本サッカー協会は昨日、FIFAワールドカップカタール2022を戦う日本代表メンバー26人を発表しました。発表されたフィールドプレーヤーは一括になっていますが、起用が予想されるポジションに分けると次の通り。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(清水)、シュミット(シントトロイデン)
【DF】長友(FC東京)、吉田(シャルケ04)、山根、谷口(川崎F)、
    酒井(浦和)、板倉(ボルシアMG)、中山(ハダースフィールド)、
    冨安(アーセナル)、伊藤(シュツットガルト)、
【MF】柴崎(レガネス)、遠藤(シュツットガルト)、伊東(スタッド・ランス)、
    守田(スポルティングCP)、鎌田(アイントラハト・フランクフルト)、
    三苫(ブライトン)、堂安(ブライブルク)、田中(デュッセルドルフ)、
    南野(モナコ)、相馬(名古屋)、久保(レアル・ソシエダ)
【FW】浅野(ボーフム)、前田(セルティック)、上田(ブルージュ)
 9月に行われたドイツ遠征のメンバーが中心で、その中から谷、町野(湘南)、瀬古(グラスホッパー)、原口(ウニオン・ベルリン)、古橋、旗手(セルティック)が外れ、怪我で外れていた板倉と浅野が招集されています。森保監督としては、これまで困難がある中で作り上げてきたチームの「ベストメンバー」を選んでいるはず。「我々の代表」の本大会での活躍を期待して、応援したいと思います。
<22.11.1> 中国新聞によると、ルヴァンカップ優勝の1億5千万円と天皇杯準優勝の5千万円を合わせた賞金2億円は、選手・スタッフに6割、クラブに4割を配分する予定だそうです。仙田社長はクラブの収入となる8千万円について「新型コロナウイルス禍で経営的に厳しい中、非常に大きな収入。選手の頑張りに心から感謝したい」と述べていたそうです。一方現場に渡る1億2千万円は監督、コーチ、選手、トレーナーら約50人が対象で、平均額は約240万円。選手は出場時間などを基に支給額を決めるそうですが、最も多い選手で約300万円とのことなので、大きな差はつけないのではないかと思われます。現在3位のリーグ戦をこのまま終われば賞金6千万円が獲得できますが、4位落ちればゼロ。最終節は何としても勝点を挙げて、賞金をゲットして欲しいと思います。
<22.10.31> 昨日ホームで行われたWEリーグ第2節ノジマステラ相模原戦は、一度は同点に追いついたもののその後突き放されて1-2で敗れました。レジーナのメンバーは以下の通り。
       福元

塩田   左山  中村   木崎(→立花86分)

    増矢    小川
    (→川島76分)
       上野(→大内86分)

瀧澤            中嶋

       谷口(→齋原60分)

SUB:木稲、呉屋、近賀
 対する相模原は、GK:久野、DF:伊東(→石田み70分)、大賀、畑中、平野、MF:石田千(→松本70分)、松原、杉田(→小林76分)、FW:笹井、南野、藤原、と言うメンバーでした。立ち上がりから相模原のプレスをかわせず、またセカンドボールも拾えず苦戦するレジーナ。それでも福元を中心とした守備で凌いでいましたが、前半32分に石田千のクロスのこぼれに走り込んだ杉田が身体をひねりながらシュートを放つと、これがファーサイドのネットに突き刺さって先制点を許しました。対する広島は前半37分に小川がクロスバー直撃のミドルシュートを放つと、その直後のCKを左山が決めて同点で前半を終えました。後半もなかなかペースを取り戻せないままに迎えた28分、ペナルティエリア内で杉田を倒した木崎のプレーでPKを取られてしまい、大賀に決められて勝ち越しを許します。その後終盤の選手交代をきっかけに攻勢に出たものの得点は奪えず、今季初の敗戦となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
公式記録
<22.10.30> 昨日、エディオンスタジアム広島に今季最多の18,106人を集めて行われたJ1リーグ戦第33節札幌戦は1-2で敗れ、3位以下が確定しました。
 スキッベ監督はC大阪戦からメンバーを1人入れ替えて、以下のメンバーを送り出しました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村
    (→松本泰79分)
野上             柏(→柴崎69分)
(→茶島79分)
   森島      満田
   (→棚田79分)
      Bカリファ

SUB:川浪、住吉、青山
 対する札幌は、GK:菅野(→大谷90+2分)、DF:田中、岡村、菅、MF:金子、宮澤(→スパチョーク77分)、高嶺(→福森82分)、ルーカス・フェルナンデス、ガブリエル・シャビエル、青木、FW:興梠(→キム・ゴンヒ77分)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから積極的で、キックオフ直後に川村がファーストシュートを放ったのに続いて何度も札幌陣内に攻め込みます。逆に札幌も縦に速い攻撃からチャンスを作り、10分には左サイドから切れ込んだルーカス・フェルナンデスのシュートのこぼれを興梠に打たれましたが大迫が好反応で防ぎ、続いて11分にはCKのこぼれを金子に打たれましたが枠外に外れて助かります。広島も14分、柏のクロスをベン・カリファがヘッドで狙ったものの枠外。17分には満田のFKをベン・カリファがヒールで流しましたが佐々木はわずかに届きません。そんな中の前半22分、中盤で奪われるとルーカス・フェルナンデスのドリブルを許してしまい、スルーパスで抜け出した興梠に決められて先制点を許してしまいました。
 これで勢いの出た札幌は、25分には金子のシュートのコースを変えた興梠のボールがぎりぎりで枠外。30分にもガブリエル・シャビエルのシュートに青木が合わせましたが枠を外れて助かります。しかしその後は広島も押し返して、32分には塩谷がミドルレンジから狙いましたが惜しくも枠外。34分には満田のFKに森島が合わせ、35分の満田のシュートも枠を捉えることができません。そして前半36分、柏のサイドチェンジを受けた塩谷が野上とのパス交換から体勢を作ってクロスを入れると、ここに飛び込んだ野津田が蹴り込んで同点に追いつきます。その後は両チームともチャンスを作ったもののゴールは生まれず、1-1のままハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは札幌の攻勢を受けたのに対して広島も5分の満田のミドルなどで対抗しましたが、しかし後半9分、ルーカス・フェルナンデスの左からのクロスをガブリエル・シャビエルに折り返され、中央で宮澤に決められて勝ち越しを許してしまいました。
 その後も札幌のパス回しにプレスがはまらず、なかなか押し返すことができません。柴崎を投入し、川村を左サイドに回して流れを変えようとするスキッベ監督。27分には塩谷のパスからベン・カリファが打ちましたがGKに抑えられ、34分にもベン・カリファがシュートしましたが強く打てずにGKに止められます。36分には棚田が抜け出してGKと1対1になりましたが前に出てきた菅野をかわせず決め切れず、更に40分には茶島のクロスをベン・カリファが落とし、これを棚田が狙いましたがGK正面を突いてしまいます。終盤は札幌がブロックを作って守りつつカウンター狙いに徹し、広島は何とか剥がそうとパスを回しましたが崩せず、何度かあったセットプレーのチャンスもものにできないままにタイムアップ。ホームでは7/30の第23節以来の敗戦でとなってしまいました。
 試合後にスキッベ監督は「今日の結果からも、Jリーグの順位を見ても、Jリーグの全体のレベルがどれだけ均衡しているのかが分かった試合だった」と振り返っていますが、それに加えてこの試合に向けての準備の微妙な違いが結果に出てしまった、と言えるのではないでしょうか。サンフレッチェの選手たちは立ち上がりから積極的に前に出て先制点を奪いに行きましたが、対する札幌は仮に高い位置で失っても落ち着いて対応して失点を防ぐ、と言う戦い方を徹底し、攻撃面ではルーカス・フェルナンデスとガブリエル・シャビエルの個人技を生かして攻め込んで来ました。前回の試合からの10日間に広島対策を十分に立てて来たこと、そしてJ1残留を決めるために絶対に勝点を持ち帰るつもりで来たことが如実に分かる戦い方だった、と言えるように思います。
 リーグ戦で3位になれば賞金6,000万円が与えられ、またACL出場権獲得は浦和が決勝で勝つかどうかにかかっているものの、その結果次第ではプレーオフに進出する権利を得ます。昨日は川崎Fが勝ったため2位の可能性が消滅したものの、4位C大阪が引き分けたことから勝点3差と言う有利な状況で最終節を迎えることができます。最終節はアウェイ・鳥栖戦。ぎりぎりまで「3冠」の可能性を残したまま戦うことのできた2022年シーズンを「結果」として残すためにも、次節までしっかりと準備をして、有終の美を飾って欲しいと思います。

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