11/20〜11/26のSANFRECCE Diary


<22.11.26> サンフレッチェは昨日、藤井智也選手が鹿島アントラーズに完全移籍する、と発表しました。岐阜県出身の藤井は立命館大学在学中に頭角を現し、2020年に卒業後の広島入りが発表されるとともに特別指定選手として認められて、リーグ戦開幕前に行われたルヴァンカップの横浜FC戦で途中出場してプロデビュー。開幕戦となった鹿島戦の出場機会はなかったものの、コロナ禍による中断後のリーグ戦では12試合連続で出場してその力をアピールしました。そして昨年はリーグ戦29試合に出場し、今季も開幕から第25節まで全試合に出場するなどレギュラーとして活躍していました。しかし決勝ゴールを決めた柏戦以降はベンチ入りもできなくなり、終盤の9試合のうち試合出場はわずかに2試合。リーグ最終戦の鳥栖戦の終盤に投入されて5分間プレーしたのが広島での最後の雄姿となってしまいました。中学時代から何度も挫折を経験しつつ成長してきた藤井智也選手のことなので、サンフレッチェの中でもう一度這い上がってくるだろう、と思っていたのですが、やはりプロとしてより高く評価されたことが大きかったのかも。広島サポーターとしては残念ではありますが、違う環境で大きく成長して欲しいと思います。
<22.11.25> 日刊スポーツの記事によると、浅野拓磨選手が2024年に広島に復帰する可能性があることが分かった、とのことです。2024年は新しいサッカースタジアムが開場する年だと言うことで、「浅野をクラブの顔として迎える構想が常にある」とのこと。浅野は現所属のボーフムとは2024年の夏までの契約を結んでいるためシーズン当初から獲得するためには移籍金がかかりますが、状況次第では契約満了まで待つことも考えているようです。ただ中国新聞によると足立強化部長は「24年開業の新スタジアムに帰ってきて欲しいと思っていたが、このゴールで彼の市場価値は跳ね上がってしまうね」と語っているとのこと。今年28歳の浅野にしてみれば次のワールドカップも視野に入ってくるだけに、ビッグクラブからのオファーがあれば再来年を待たずに他クラブに移籍する、と言う可能性もあるのではないでしょうか?
<22.11.24> 昨日行われたFIFAワールドカップカタール2022のグループステージ第1戦で、日本代表はドイツに先制点を許したものの堂安、浅野のゴールで逆転勝利。グループステージ突破に向けて最高のスタートを切りました。
 日本代表のメンバーは、GK:権田、DF:酒井(→南野75分)、板倉、吉田、長友(→三苫57分)、MF:遠藤、田中(→堂安71分)、伊東、鎌田、久保(→冨安HT)、FW:前田(→浅野57分)。立ち上がりは日本の縦に速い攻撃が機能して、前半7分には鎌田の高い位置からの守備でボールを奪うと、伊東のクロスを前田が押し込んだもののオフサイドで取り消されます。しかしその後はプレスがかからずドイツに自由なパス回しを許し、14分には左サイドからの仕掛けからキミッヒにシュートを打たれたものの田中がブロック。17分にはCKからリュディガーに危ういシュートを打たれ、20分にはキミッヒの強烈なミドルを権田が弾きます。続いて26分、28分、29分にはギュンドアンに続けざまに決定的なシュートを打たれます。そして前半31分、ペナルティエリア内にフリーで抜け出したラウムに対応した権田が倒してしまいPKを与えると、これをギュンドアンに決められて先制点を許してしまいました。更に前半アディショナルタイムにはキミッヒのシュートのこぼれを繋がれてハフェルツに押し込まれますが、VARによる介入でオフサイドが認められて助かります。前半はドイツに圧倒的にボールを支配されながら耐え続ける展開で、何とか1失点に抑えたと言う結果に終わりました。
 後半に入ると森保監督は久保に代えて冨安を投入し、3バックに変更して戦います。後半のファーストシュートは2分にドイツだったものの、その後は前線からの強烈なプレスが効いて主導権を握ります。後半12分には長友と前田に代えて三苫と浅野を投入。その後は一進一退の攻防が続く中、森保監督は堂安、南野と次々と攻撃的なカードを切ります。そしてそれが実ったのが前半30分、左から仕掛けを見せた三苫のスルーパスを南野がワンタッチで中に送ると、ノイアーが弾いたボールを堂安が蹴り込んで同点に追いつきます。更に後半38分には板倉のロングFKに走った浅野がワンタッチで前を向いて抜け出すと、ノイアーの肩口を抜くシュートをゴールに突き刺してついに勝ち越し。その後はドイツの猛攻にさらされたもののチーム全員で守り切って、強豪・ドイツ相手に殊勲の1勝を挙げました。
 試合後に鎌田が語っているように、前半の日本代表はドイツに対し「彼らをリスペクトし過ぎていた」ことから守備に追われ、ほとんど良いところの無いままに終わりました。しかし後半は一転して前からの強烈なプレッシャーを敢行。ドイツに度々ビッグチャンスを作られながらも腰を引かずに戦い抜いて、逆転勝利に結びつけました。「自分たちも勇気をもってプレーすれば、台頭に渡り合える証明はできた」(鎌田)と言う言葉通り、強い気持ちで戦うことができれば結果は出せる、と言うことを自らで証明したと言えます。「弱気は最大の敵」と言う元広島カープの「炎のストッパー」津田恒美さんの言葉を、改めて(そしてサンフレッチェの今季の戦いに続いて)感じた日本代表の戦いだった、と言えるでしょう。この歴史的勝利でグループステージ突破に大きく前進した日本代表ですが、しかしワールドカップは始まったばかり。試合後の円陣で森保監督が「一喜一憂し過ぎるな!」「次だぞ!」と入れた激を胸に、日本代表は次も感動的な戦いを見せてくれるのではないでしょうか。
<22.11.23> プレスリリースによると、個人向けの2023年のシーズンパス販売が12/1から始まります。第1次受付は2022年シーズンに購入した方限定で、お申し込み期間は12/1の12時から12/20まで。また12/27から来年の2/28までは新規、継続に関わらず全ての方の申し込みを受け付けます。対象となる試合はリーグ戦17試合と、来季はルヴァンカップのグループステージ3試合が追加されています。価格はメインSS指定席は71,500円、メインS指定席は60,500円、バック指定席とバックゾーンは38,500円、サポーターゾーンは30,000円。また小中高生はバックゾーンが10,000円、サポーターゾーンが5,000円となっています。来年はエディオンスタジアム広島の最終シーズンと言うことで、先着5,000名様にスタジアムのメモリアルフィギュアをプレゼントするほか、様々な特典が用意されています。お申し込みと詳細は、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
<22.11.22> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第20節で、サンフレッチェ広島ユースはG大阪ユースを下してプレミア残留に前進しました。広島のメンバーは、GK:中原、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:井野、笠木、高下、竹山(→角掛79分→濱田90+3分)、FW:妹尾、中川。JFAの公式サイトによると広島は立ち上がりから高い位置からのプレスを徹底していたそうで、前半22分には高下のパスから中川がシュート。また41分にも石原のパスから中川がシュートしたものの決め切れず、逆にG大阪にカウンターを仕掛けられつつも得点を許さずスコアレスでハーフタイムを迎えました。後半開始早々にガンバにポスト直撃のシュートを打たれたものの、後半10分に中川のパスに走り込んだ笠木が合わせて先制点を奪います。その後追加点を奪えずにいるとG大阪に攻め込まれるシーンもあったものの、最後まで集中を切らさず守り切って貴重な勝点3をゲットしました。第20節の全結果と順位表は次の通り。
【第20節】
広島ユース 1-0 G大阪ユース
鳥栖U-18  1-1 C大阪U-18
清水ユース 3-1 名古屋U-18
静岡学園高 2-2 磐田U-18
大津高   2-0 東福岡高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 鳥栖U-18     37    20   11   4   5   +21
2 神戸U-18     37    19   11   1   4   +17
3 磐田U-18     36    20   11   3   6   +10
4 名古屋U-18    30    20    9   3   8     0
5 静岡学園高    28    19    7   7   5    +8
6 大津高      28    20    8   4   8    -8
7 履正社高     27    20    8   3   9    +2
8 広島ユース    25    20    6   7   7    -4
9 東福岡高     24    19    7   3   9   -14
10 C大阪U-18    19    20    5   4  11     0
11 清水ユース    19    19    4   7   8    -8
12 G大阪ユース   18    20    5   3  12   -24

<22.11.21> スポニチの記事によると、札幌が浅野雄也選手の獲得に動いているそうです。ペトロヴィッチ監督5年目の今季初めて残留争いに巻き込まれた札幌ですが、5得点を挙げた興梠と3得点のガブリエル・シャビエルが退団する可能性が高いそうで、浅野はワントップやシャドウに最適だと考えている模様です。今季の浅野は開幕から6試合先発だったにも関わらずその後はポジションを失っていただけに、「本人は移籍に前向きで決定的な状況」だとのことです。
<22.11.21> 土曜日にレジーナはサンフレッチェ広島ジュニアユースとの練習試合を行い、1-3で敗れました。得点は前半40分に谷口、失点は前半4分、10分と後半14分でした。
<22.11.20> 日刊スポーツによると、鹿島が藤井智也選手の獲得に乗り出しているそうです。既に水面下では交渉を始めているそうで、条件面で折り合えば獲得の流れとなる、とのことです。
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