12/11〜12/17のSANFRECCE Diary


<22.12.17> サンフレッチェは昨日、岡山にレンタル中の永井龍選手がそのまま完全移籍する、と発表しました。2020年に松本から広島に移籍した永井は前線からの噛み付くようなプレスを見せてある意味チームの方向性を与えましたが、度重なる怪我に苦しみ3年間のリーグ戦出場はわずか26試合で1ゴールに終わっていました。そして7月に移籍した岡山では当初はサブスタートが多かったものの第37節には初めての先発出場を勝ち取り、第40節の甲府戦で移籍後初ゴールを決めています。広島では運に恵まれなかった感のある永井ですが、怪我さえ無ければまだまだできるはず。来季は岡山でエースとして活躍して、チームをJ1昇格に導いて欲しいと思います。
<22.12.17> サンフレッチェは昨日、茶島雄介選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の2,500万円で、足立強化部長は「勝負どころの後半戦で頑張ってくれた。ベテランの域に入ったので、来季はチームを引っ張って欲しい」と語っていたそうです。
<22.12.16> サンフレッチェは昨日、小原基樹選手の愛媛FCからの完全移籍での獲得と、来季の水戸への期限付き移籍を発表しました。
 愛知県出身の小原は聖和学園高から東海学園大に進学すると、2021年に愛媛で特別指定選手として公式戦にデビューして7試合に出場して1得点を挙げました。そしてプロ入り1年目の今季は第7節からレギュラーを確保すると、その後は全試合に出場して4得点を挙げて「10番」の重責を果たしました。
<22.12.16> サンフレッチェは昨日、水戸にレンタル中の土肥航大選手が甲府に期限付き移籍する、と発表しました。今季の土肥はシーズン当初こそ出場機会を掴めなかったものの、第10節の徳島戦で途中出場でチームを敗戦から救うゴールを決めるとその後はレギュラーを確保して、26試合に出場して2得点を挙げていました。
<22.12.16> サンフレッチェは昨日、佐々木翔選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は2,000万円増の7,000万円で、チーム内の日本人選手としては最高年俸となりました。足立強化部長は「間違いなく今季のチームのMVPだった。来季もたくましくチームを引っ張って欲しい」と語っていたそうです。
<22.12.15> サンフレッチェは昨日、柏好文選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の6,500万円で、足立強化部長は「ドリブル突破は昔より減ったが、佐々木との連係で何度も攻撃の起点になり、新たなサイド像を示してくれた」と評価していたそうです。
<22.12.14> サンフレッチェは昨日、住吉ジェラニレショーン選手と契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は500万円増の1,500万円。足立強化部長は「J1で通用するポテンシャルは十分にある。来季こそ鉄板の3バックに食い込んで欲しい」と期待の言葉を述べているとのことです。
<22.12.13> サンフレッチェは昨日、福岡から志知孝明選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。FC岐阜のアカデミーで育った志知はトップ昇格は叶わなかったものの、東海学園大在学中の2015年に松本の特別指定選手として公式戦デビュー。プロ入りした2016年こそ出場機会を掴めませんでしたが、2年目は松本で6試合、レンタル先の福島で16試合に出場しました。そして2019年に水戸に移籍してポジションをSBに移すと39試合出場5得点とブレイク。翌年は横浜FCに移籍してプレーの場をJ1に移すと、昨年から福岡でレギュラーとして起用されて2年連続のJ1残留に貢献しました。中国新聞によると年俸は4,500万円で、精度の高いクロスと豊富なスタミナが武器で、SBだけでなくCBやWBもこなすことができるとのこと。志知の獲得により藤井、野上、浅野の流出の穴を埋めれるだけでなく、「4バックなど戦術にも幅が出る」(足立強化部長)効果が期待できそうです。
<22.12.12> 中国新聞によると、サンフレッチェは福岡の志知孝明選手を完全移籍で獲得することが分かったそうで、近く正式発表されるとのことです。
<22.12.12> プレスリリースによると、サンフレッチェは川浪吾郎、東俊希両選手との契約を更新しました。中国新聞によると、川浪は年俸400万円増の1,000万円。東は500万円増の2,000万円で契約したとのことです。
<22.12.11> 昨日アウェイで行われたWEリーグ第6節ちふれASエルフェン埼玉戦は、前半8分の失点を取り返せず0-1で敗れました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  中村   木崎(→齋原69分)

     近賀  小川
     (→増矢59分)
瀧澤            中嶋
(→島袋59分)
     上野  谷口

SUB:福元、呉屋、川島、島袋
 対する埼玉は、GK:浅野、DF:橋沼、木下、岸、MF:小田、加藤(→鈴木63分)、瀬戸口、三浦、瀬野、FW:吉田(→ボールデン90+2分)、祐村、と言うメンバーでした。開始早々にFKから谷口が決定的なヘッドを放ちましたが、しかし先制点は埼玉。前半8分、DFラインからのロングパスを収めた祐村がDF4人に囲まれながらもコースを狙ったシュートがゴールに入ってしまいました。
 この後9分にはカウンターからシュートを打たれたものの木稲がセーブ。12分には木崎のクロスを谷口が押し込みましたが惜しくもオフサイドとなります。14分には瀬野のフィードで抜け出しを図った祐村がループで狙いましたが上に外れて助かります。その後は広島がボールを回してチャンスをうかがい、埼玉は守ってカウンターを狙うと言う展開になります。26分には中嶋のクロスから谷口がシュートしたものの枠外に外れ、28分には木崎のクロスをペナの中で受けた瀧澤がシュートしましたが枠を捉えることができません。また44分の塩田のミドルも枠外に外れて、埼玉の1点リードで前半を終了しました。
 後半も広島がボールを支配して攻め込むシーンが続き、10分には谷口が遠目から狙ったものの枠外。36分には島袋がドリブルからシュートしたものの枠を捉えることができません。広島は途中から3バックに変更して何とか崩そうとしたものの埼玉の人数をかけた守備を崩すことができず、得点の無いままに敗戦のホイッスルを聞くことになってしまいました。
 この試合の失点シーンは祐村の個人技にやられたもので、人数が揃っていたにも関わらず崩されたのは守備に問題があったと思いますが、ただ90分を通して戦えばこのような「事故」はあるもの。やはりこの試合の問題は、ボールを支配し攻め込みながらも得点できなかったところにある、と言わざるをえません。選手たちが何とかしようと工夫しているのは分かるのですが、やはりアイディアと精度が足りない感じ。もっとコンビネーションを使って相手を動かして隙を作らなければ、得点するのは難しいと言わざるをえません。引いて守る相手をどう崩すか。レジーナはこのサッカーにとっての共通の課題に取り組まなければなりません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
ダイジェスト動画
WEリーグ公式サイトマッチレポート
SANFRECCE Diaryトップページに戻る