12/25〜12/31のSANFRECCE Diary


<22.12.30> 8月にブラジルのボタフォゴFRに期限付き移籍したジュニオール・サントスですが、Football Tribeによるとボタフォゴとの買い取り交渉が難航している、とのことです。ジュニオール・サントスはボタフォゴでリーグ戦のほぼ全試合に出場して1ゴール1アシストを記録しているそうで、ボタフォゴはレンタル期間の延長を求めて交渉しているそうですが、サンフレッチェは完全移籍での放出にしか応じない方針だとのこと。400万ドルに設定されていた買い取りオプションを300万ドルに下げて交渉しているものの破談の可能性もあるそうです。移籍絡みの噂は根拠薄弱なものも多いので鵜呑みにはできませんが、交渉はレンタル期間が終了する明日ぎりぎりまで行われる可能性が高そうです。
<22.12.29> サンフレッチェは昨日、今津佑太選手がVファーレン長崎に完全移籍する、と発表しました。山梨県生まれの今津は2018年に甲府でプロとしてのキャリアをスタートして、3年目にはJ2の36試合に出場して2得点を挙げ2021年に広島に移籍しました。そして第3節の札幌戦から13試合中10試合に先発フル出場するなどポジションを確保したか、に見えましたが、第15節C大阪戦以降はベンチスタートが多くなってリーグ戦出場は15試合に終わりました。また今季はなかなかベンチ入りも叶わず、リーグ戦で先発したのはターンオーバーで臨んだ第21節湘南戦と第32節神戸戦だけ。しかも神戸戦では開始早々にレッドカードを受けて退場となってしまいました。スピードと対人の強さを持ち、攻撃のセンスの良さも見せていた今津でしたが、広島では運にも恵まれなかったと言う印象で、自らその流れを変えたいと言う思いがあったのかも。広島での悔しい経験を生かして、長崎ではレギュラーを取ってJ1昇格に導いて欲しいと思います。
 なおこの発表により、今季在籍した日本人選手全員の来季の契約が決まりました。移籍で出て行った選手は藤井、野上、浅野、今津と期限付き移籍から完全移籍に移行した永井で、シーズン途中で移籍した長沼を加えると6人。一方加入は移籍の志知と田中、レンタルバックの松本大、新人の山崎、中野、越智の6人で、数としてはプラスマイナスゼロと言うことになります。実績のある選手が抜けて経験の浅い選手が増えた、と言う印象ですが、ただ若手育成に定評のあるスキッベ監督にとってはよりバランスが良くなった、と言えるかも。来季は今シーズン以上に、激しいポジション争いが繰り広げられるに違いありません。
<22.12.28> 12/10から行われていた「高円宮杯JFA第34回全日本U-15サッカー選手権大会」に中国第一代表として出場したサンフレッチェ広島ジュニアユースは、初の決勝進出を果たしたもののヴィッセル神戸U-15に0-3で敗れて初優勝を逃しました。ジュニアユースの試合結果は次の通り。
【1回戦】
広島Jrユース 3-1 長野U-15 【広】野村2、徳山、【長】鈴木

【2回戦】
広島Jrユース 1-1 横浜FMJrユース追浜 【広】原、【横】五十嵐
      PK5-3

【準々決勝】
広島Jrユース 3-1 クマガヤSSC 【広】土井川3、【ク】竹ノ谷

【準決勝】
広島Jrユース 1-0 柏U-15 【広】小林

【決勝】
広島Jrユース 0-3 神戸U-15 【神】渡辺、大西、森岡

決勝ハイライト動画
JFA公式サイト
<22.12.27> IBARAKI Next Generation Cup 2022に参加していたU-18日本代表は、3連勝で優勝を飾りました。
U-18日本代表 3-0 2023国体成年男子茨城県選抜 【日】高橋、松村、内藤
U-18日本代表 1-0 U-22 ALL IBARAKI 【日】モハマド・ファルザン
U-18日本代表 2-1 U-20関東大学選抜 【日】松村、内藤
 なお、サンフレッチェ広島ユースから選出されていた越道草太選手は、コンディション不良のため途中離脱していた、とのことです。
<22.12.26> サンフレッチェは昨日、今シーズン限りで引退した駒野友一氏がサンフレッチェ広島アカデミー普及部コーチに就任する、と発表しました。
 和歌山県海南市出身の駒野は中学生の時に父親が病死したこともあって、寮費減免があったサンフレッチェユースに加入。ユースで主力として活躍すると、森崎兄弟とともにトップ昇格を果たしました。そして2年目の2001年にレギュラーを奪うと8シーズンにわたって主力として活躍。2008年には広島のJ2降格もあって磐田に移籍すると、その後はFC東京、福岡、FC今治でプレーして、今シーズン限りで現役を引退することになりました。日本代表としては78試合に出場し、FIFAワールドカップにも2度出場するなど、広島ユース出身者としては最も実績を挙げた選手だと言える駒野。今後はその豊富な経験を次世代の選手に伝えて、良い選手を育てて欲しいと思います。
<22.12.26> 遅くなりましたが、先々週発売の「紫熊倶楽部」1月号(Vol. 299)を紹介します。
 最初の記事は、選手たちによるパートナー企業への表敬訪問について。11/9, 10の両日にわたって、サンフレッチェ広島をサポートする企業・団体27ヶ所を訪問しました。これに続くのは川村選手のスペシャルドキュメント「終わりなき旅」。8/14の柏戦で先発のピッチに立ちながら体調不良のため途中退場し、ベッドの上で「もう、サッカーを辞めたい。いや、もう辞めます」と思いを吐き出したシーンから始まって、運動性喘息の症状と苦しさをスキッベ監督のサポートで克服し、リーグ戦、天皇杯、そしてルヴァンカップ決勝で優勝を勝ち取るまでのストーリーを描いています。次の「SIGMACLUB COLUMN」は、ワールドカップに至るまでの森保監督の戦いについて書いています。またSPL∞ASHを卒業してタレントとして活動する室井萌々さんを紹介しています。
 「2022年 素晴らしいシーズンを振り返る」では、劇的な試合が増えて新戦力も台頭した今シーズンを振り返っています。また来季の陣容についての現状と展望のまとめとともに、野上、浅野、藤井の3選手の移籍にあたってのコメントを紹介しています。
 「match report」は、WEリーグの神戸戦と東京V戦。「READER'S AREA」を挟んで、アウェイ見聞録ではレジーナの試合が行われた西が丘競技場を訪問しています。サンフレッチェファミリーのコーナーではファン感謝祭を訪れた4組を紹介。レジーナの記事では東京V戦でスーパーゴールを決めた中嶋淑乃選手とWEリーグ初出場の呉屋絵理子選手を取り上げています。続く「レジーナを彩る華麗な華たち」では、長野から移籍してきた瀧澤千聖選手のこれまでとこれからについて描いています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。V-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販はJリーグオンラインストアからどうぞ。
<22.12.25> サンフレッチェは昨日、鮎川峻選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は200万円増の1,000万円。今シーズンは開幕戦に先発し、第4節にはGKの股の間を抜いて今季初ゴールを決めましたが、その後左足の痛みのために離脱して5月に手術。夏に一度全体練習に合流していましたが9月から再び別メニュー調整になって10月に再び手術を行って、今季の出場は3試合にとどまっていました。足立強化部長は「スピードを生かした突破は広島のFWにいないタイプ。パリ五輪世代でもあり、焦らず万全の状態で戻ってほしい」と語っていたそうです。
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