12/4〜12/10のSANFRECCE Diary


<22.12.9> サンフレッチェは昨日、青山敏弘選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は1,500万円減の5,500万円。今季はクラブ最多出場記録を更新したものの、リーグ戦出場は15試合にとどまっていました。ボランチは野津田、松本泰、川村が成長し、また松本大も復帰するなど激戦区となっていますが、足立強化部長は「今まで以上にチームに尽くしてくれた。まだまだプレーヤーとしても成長できると思っている」とのこと。試合に出ても出なくても、選手のお手本として頑張って欲しいと思います。
<22.12.8> 日本サッカー協会は昨日、パラグアイで行われるCuadragular Internacional U17に参加するU-16日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースの中島洋太朗選手が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】上林(山形ユース)、後藤(FC東京U-18)
【DF】小杉、本多(湘南U-18)、川口(東京Vユース)、永野(FC東京U-18)、
    斉藤(大宮U18)、松本(鹿島ユース)、新井(高崎健康福祉大高崎高)
【MF】中島(広島ユース)、杉浦(名古屋U-18)、山本丈(東京Vユース)、
    望月(横浜FMユース)、高橋友(横浜FCユース)、矢田(清水ユース)、
    佐藤(FC東京U-18)
【FW】高橋旺(中央学院高)、山本将(磐田U-18)、磯崎(大宮U18)、徳田(鹿島ユース)
 10月に行われたAFC U17アジアカップ予選を戦ったメンバーから田中(柏U-18)、藤井(飯塚高)、吉永、名和田(神村学園高)、柴田、土屋(川崎FU-18)、山田(前橋育英高)、上原(昌平高)、西原(清水ユース)、川合(磐田U-18)、道脇(熊本ユース)、木吹(広島ユース)が外れ、川口、斉藤、松本、新井、望月、高橋友、高橋旺、山本将、磯崎が選ばれています。このU-16代表は12/13にチリ、12/15にコロンビア、12/17にパラグアイと対戦します。
<22.12.8> サンフレッチェは昨日、柴崎晃誠選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は700万円減の4,000万円。今季は30試合に出場して1得点でしたが、その1点はホーム・福岡戦での後半アディショナルタイムでの勝ち越しゴールでした。スキッベ監督は「彼のクォリティーと経験、賢さを生かせる」として、試合を締めくくる役割を任せていたとのこと。来季は39歳になる柴崎ですが、衰えを知らない高い技術と試合を読む力でチームの勝利に貢献して欲しいと思います。
<22.12.7> サンフレッチェは昨日、川村拓夢選手との契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は700万円増の1,500万円だとのこと。足立強化部長は「今季後半戦の活躍は目を見張るものがあった。来季もそれを持続して欲しい」と期待の言葉を語っていたそうです。
<22.12.6> 昨日(日本時間今日の夜半過ぎ)行われたFIFAワールドカップカタール2022のラウンド16で、日本代表はPK戦の末クロアチアに敗れ、またもやベスト8の壁にはね返されました。
 森保監督はスペイン戦から先発3人を入れ替えて、GK:権田、DF:谷口、冨安、吉田、MF::堂安(→南野87分)、遠藤、守田(→田中ETHT)、長友(→三苫64分)、伊東、鎌田(→酒井75分)、FW:前田(→浅野64分)、と言うメンバーで臨みました。日本は前半3分にCKから谷口が惜しいシュートを放ち、13分には伊東のクロスに前田と長友が飛び込む、と言うシーンを作ったものの、前半の前半はクロアチアにパスを回され我慢の時間が続きます。8分には冨安をかわしたベリシッチに決定的なシュートを打たれたものの権田がファインセーブ。24分にはFKのこぼれをグヴァルディオルに狙われましたが枠外に外れ、26分にはスルーパスで抜け出したペトコビッチ、28分には左サイドから仕掛けたバリシッチにチャンスを作られます。しかし30分以降は中盤の競り合いで勝つシーンが増えて、クロアチアを押し返します。前半41分の鎌田のシュートは惜しくも枠外に外れたものの、43分にショートコーナーから堂安が左足でクロスを送ると、吉田の折り返しを前田が叩き込んで今大会初めて先制点を奪いました。
 後半最初にチャンスを作ったのも日本で、鎌田がペナルティエリア手前からシュートを放ちましたが枠外に外れます。クロアチアも4分にコバッチがシュートしたものの枠外。7分にはペトコビッチがドリブルから狙いましたが遠藤がブロックします。そして後半10分、ロブレンの右からのクロスに合わせたペリシッチのヘディングがゴール右隅に吸い込まれ、同点に追いつかれてしまいました。
 選手を入れ替えながら追加点を狙いに行く両チーム。後半18分にはモドリッチが強烈なドライブシュートを放ちましたが権田が素晴らしい反応で弾き、21分にはクラマリッチのシュートがDFに当たってコースが変わり、ブディミルが反応しましたが枠外に外れて助かります。日本は三苫のドリブルから打開を図りますが、クロアチア守備陣に対応されてなかなかチャンスを作れません。後半32分には吉田のパスミスからベリシッチに打たれましたが冨安がブロック。日本は南野を入れて点を奪いに行きますがシュートシーンは作れず、結局90分では決着がつかず延長に入ります。日本代表は延長前半2分のCKからの谷口のシュートや15分の三苫のドリブルからのミドルシュートなどでチャンスを作るものの得点は奪えず。逆に延長後半16分にはマイェルにフリーでシュートを打たれましたが枠外に外れて助かり、1-1で120分が終了してPK戦に突入しました。
 コイントスで日本側のゴールを選んだ日本代表は先攻を選びます。しかし最初の南野、2人目の三苫が止められてしまいます。その後3人目の浅野が決めたものの、4人目の吉田のキックもGKがストップ。対するクロアチアは4人中3人が決めて、森保ジャパンのカタールでの旅は終わりを告げることになりました。
 ドイツ戦、スペイン戦と同様にこの試合も相手にボールを支配される時間は長かったのですが、日本代表は我慢強く戦って前半のうちに主導権を握り返しました。そして得意のセットプレーから先制点を奪って前半をリード。おそらくここまではほぼ作戦通りだったのではないか、と思います。しかし対するクロアチアも日本が後半にシフトチェンジしてくることは想定済みだったようで、高さを生かした攻撃で同点に追いつくと、その後は日本の誇る攻撃陣がスピードに乗る前に対応して、チャンスを作らせませんでした。クロアチアはグループステージを失点1で勝ち上がってきましたが、その結果通りの守備の強さだったと思います。ここまでドイツ、スペイン相手にハイプレスと速攻で得点を奪ってきた日本代表でしたが、クロアチアは更に一枚上手だった、と言わざるを得ません。PK戦は「敗戦」ではないものの、勝ち切るだけの勝負強さを発揮できなかったことが「壁」を破れなかった原因だった、と言えるのではないでしょうか。
 森保監督がロシアワールドカップ終了後に日本代表監督に就任して4年半。その間には東京五輪の監督も兼任しながらチーム作りを進め、アジア予選を突破してワールドカップに導きました。そしてW杯初出場の1998年フランス大会以来1大会ごとに繰り返してきたグループステージでの敗退の流れを断って、初めて2大会連続でのノックアウトステージ進出を勝ち取りました。残念ながらわずかの差で「ベスト8」には至らなかったものの、世界を驚かせたドイツ、スペインの撃破を含めて日本代表の新しい歴史を作った、と言って良いでしょう。この経験と悔しさは、きっと日本サッカーの血肉となって将来に繋がるはず。まずは森保監督ら代表スタッフに、お疲れさま、そしてどうもありがとう、と言いたいと思います。
<22.12.6> サンフレッチェは昨日、松本泰志選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると、年俸は倍増の2,000万円だとのことです。
<22.12.5> 昨日アウェイで行われたWEリーグ第5節日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦で、サンフレッチェ広島レジーナは中嶋のゴールを守り切って開幕戦以来の勝利を挙げて5位に浮上しました。
 レジーナは前節から先発1人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  中村   木崎(→呉屋90分)

     近賀  小川(→増矢81分)

瀧澤            中嶋
(→立花67分)
     上野  谷口
     (→齋原81分)

SUB:福元、呉屋、川島、島袋
 対する東京Vは、GK:田中、DF:宮川、村松、石清水(→坂部58分)、木村、MF:三浦、岩崎(→小林58分)、木下(→菅野81分)、FW:藤野、植木、北村(→宇津木69分)、と言うメンバーでした。WEリーグ公式サイトによると前半はお互いにチャンスを作ったものの決め切れずスコアレスで終わりましたが、後半18分にロングパスを受けた中嶋が左サイドをドリブル突破するとペナルティエリア内からのシュートを決めてレジーナが先制。その後は東京Vに攻め込まれたものの木稲の好セーブ連発で得点を与えずそのまま逃げ切りました。中村監督は「前節と前々節に非常に悔しい思いをしながら積み上げてきたものを、今日のゲームでしっかり示すことができた」と語っています。第3節以降は浦和、神戸、東京Vと上位チーム相手の連戦となりましたが、負け、引き分け、勝ちと結果がどんどん良くなってきているのは成長の証だと言えそうです。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
ダイジェスト動画
WEリーグ公式サイトマッチレポート
<22.12.4> サンフレッチェは昨日、塩谷司選手と来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると、年俸は500万円増の5,000万円だとのことです。
<22.12.5> 昨日吉田サッカー公園で行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第22節で、サンフレッチェ広島ユースは東福岡高に4-0で快勝し、7位で全日程を終了しました。広島のメンバーは、GK:中原(→名越90分)、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:井野、笠木、越道、高下、FW:妹尾(→濱田55分)、中川(→辛島90分)。先制点は前半5分で、左からの笠木のCKをニアに走り込んだ妹尾がヘッドで流し込みました。追加点は前半37分。左サイドの細かいつなぎから越道のパスで抜け出した高下がニアサイドをぶち抜きました。後半も広島は高い位置からのプレスとポゼッションでペースを渡さず、7分にはFKに畑野がヘッドで合わせましたが枠外。14分には高い位置でのボール奪取から濱田がシュートしましたがGKに抑えられます。そして後半36分、畑野のロングフィードを受けた笠木が右からカットインして左足で決めて3点目を奪うと、後半アディショナルタイムには左から仕掛けた越道が笠木のワンツーで抜け出してダメ押しゴールを決めました。(試合動画)第22節の全結果と最終の順位表は次の通り。
【第22節】
清水ユース 1-4 C大阪U-18
静岡学園高 1-3 神戸U-18
名古屋U-18 1-1 G大阪ユース
広島ユース 4-0 東福岡高
鳥栖U-18  4-0 磐田U-18
大津高   2-2 履正社高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 鳥栖U-18     43    22   13   4   5   +22
2 神戸U-18     43    22   13   4   5   +16
3 磐田U-18     36    22   11   3   8    +8
4 静岡学園高    34    22    9   7   6   +10
5 名古屋U-18    34    22   10   4   8    +1
6 大津高      32    22    9   5   8    -6
7 広島ユース    31    22    8   7   7    -3
8 履正社高     28    22    8   4  10    +1
9 東福岡高     24    22    7   3  12   -15
10 C大阪U-18    22    22    6   4  12    -1
11 清水ユース    20    22    4   8  10    -9
12 G大阪ユース   20    22    5   5  12   -24

<22.12.3> サンフレッチェは昨日、松本大弥選手が期限付き移籍から復帰する、と発表しました。サンフレッチェユースから2019年にトップ昇格した松本大は、ACLプレーオフのチェンライ戦、J1リーグ開幕戦の清水戦と第2節の磐田戦に途中出場するなど序盤は起用されたものの、1年目のリーグ戦出場は4試合。また2年目もなかなかベンチ入りもできずに7試合の出場にとどまると、昨年は大宮に期限付き移籍。そして今季は金沢に戦いの場を移すと、ボランチや左サイドハーフで34試合に出場して8得点を挙げ、9月の月間MVPにも選出されています。中国新聞によると年俸1,000万円で、「2年間の経験を生かしつつ、広島に新たな風を吹かせられるように全力で頑張りたい」と語っているそうです。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る