2/13〜2/19のSANFRECCE Diary


<22.2.19> 中国新聞によると、ワントップには鮎川、トップ下に仙波、ボランチに川村、と言うフレッシュなメンバーで戦う可能性が高そう。またGKは林が4シーズンぶりに先発しそうだ、とのことです。誰が出るにしろ、戦い方の生命線は前線からの強烈なプレッシャー。全員がしっかりと走って、リモートで指揮するスキッベ監督に勝利を届けて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。今日の試合は「エディオンDAY」と言うことで、これまで8回来場して一度も負けたことのない本田望結さんがミニトークショーを行います。また家電のイラストがあしらわれたオリジナルTシャツを先着3,000名様に。またスケジュールステッカーをプレゼントします。
 スタジアムグルメは、三矢寮の食事メニューとして話題になった「青きな粉おにぎり」を販売します。また今年のにぎわいステージは「メガ・エッグにぎわいステージ」と題して、キックオフ4時間前から30分前まで開催。今日は10時から、メガ・エッグのCMに出演しているさいねい龍二さんとR-1グランプリ2022で決勝進出を決めたお見送り芸人しんいちさん、そして今年もサンフレッチェ・レディースを務めるSPL∞ASHが登場します。イベント情報の詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今季もDAZNを見ながらの速報を実施しますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<22.2.18> いよいよ今日からJ1リーグ2022年シーズンが開幕。サンフレッチェは明日、ホームにサガン鳥栖を迎えます。
 昨年はJ1リーグ戦7位と躍進した鳥栖でしたが、樋口、小屋松、仙頭、大畑、酒井ら主力が他クラブへ移籍。また金明輝監督もシーズン途中に発覚したパワハラ問題で退任し、魅力的なサッカーを展開したチームは解体を余儀なくされました。そこでクラブは愛媛で監督経験のある川井健太新監督を招聘。また福田、藤田、小野らかつて鳥栖を支えた選手を呼び戻して、チーム再構築を目指しています。ただGKとDFラインは昨年の主力がほぼ残っており、守備の大崩れはなさそう。今シーズンも鳥栖らしいひたむきなサッカーで、勝利を目指してくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、ここまで怪我人もなく激しいチーム内のポジション争いが続いている模様です。これまでの練習試合のメンバーも公開されていないため誰が先発するのか予想するのは難しいのですが、昨年末に手術をした森島、ドウグラス・ヴィエイラや来日が遅れたエゼキエウはまだ完全には戻っていない様子なのに対し、新人の仙波とレンタルから復帰した川村の評価が高まっているとのことなので、以下のような布陣で戦うと予想します。
       大迫

    野上 荒木 佐々木

     青山  川村

藤井             柏

   浅野      仙波

       永井

SUB:林、塩谷、野津田、東、柴崎、Jサントス、鮎川
 ボールへ向かっての激しいプレッシングを新戦術として採用した今季のサンフレッチェ。現代サッカーのトレンドである「ストーミング」を目指していると言われていますが、その実現のためには走力、判断力、戦術理解力の3要素が揃っている必要があります。スキッベ監督不在の中で進めたチーム作りがどこまで進んできたか。明日は勝敗そのものよりも、チーム戦術の完成度に注目してみたいと思います。
<22.2.17> 中国新聞によると、サンフレッチェは一昨日、来日の目処が立たないスキッベ監督に代わって迫井ヘッドコーチが指揮を執る、と明らかにしました。迫井コーチはJ1で監督を務めるためのS級ライセンスを持っていませんが、諸事情で監督がベンチ入りできない場合は指揮を執ることができるとのこと。迫井コーチは「(監督不在という)事実を受け止め、目の前のことに集中するだけ」と語っていたそうです。
 ところで政府は昨年11月30日から商用・就労目的の長期滞在者に対するビザの発給を停止していますが、現行の制限を2月末に見直して、ビジネス関係者や留学生などから段階的に入国者数を拡大することを検討しているとのことなので、監督が来日できる日もそう遠くないかも知れません。
<22.2.16> 先週発売の「紫熊倶楽部」3月号(Vol. 289)を紹介します。最初の記事は川村拓夢選手のロングインタビュー。愛媛に期限付き移籍した1年目は突然発症した「運動誘発喘息」のためわずか4試合の出場にとどまり、2年目も怪我で開幕戦ではベンチにも入ることができないなど苦しんだ川村でしたが、しかしコロナ禍による中断の間に身体を作り直して、再開初戦の徳島戦での大逆転勝利を演出。その1ヶ月後の福岡戦でゲットしたゴールをきっかけにして、その後大きく飛躍しました。愛媛をJ2に残せなかった悔恨を残しながらも、ずっと憧れていたサンフレッチェに戻ってきた思いと、その決意を語っています。
 これに続くのは新加入選手のミニインタビューで、野津田、仙波、満田、棚田の4人が登場。続くコラムでは、スキッベ監督が目指すサッカーを「常にボールを中心に考える新しい概念」として解説しています。またその後のモノクロページでは、有馬コーチ、菊池コーチ、松尾コーチ、磯部コーチが、広島に来た理由と今季に向けての思いを語っています。
 「READERS AREA」を挟んで「サンフレッチェを支える人々」では、広島出身のDAZNの実況アナウンサー江本一真氏をピックアップ。続くカラーページでは、永井、ジュニオール・サントス、森島、川浪の4選手の現状を紹介しています。
 「私の好きな○○」は柳瀬楓菜、住吉ジェラニレショーンの両選手が「料理」と「雑貨」についてそれぞれ語っています。また「レジーナを彩る華麗な華たち」では、広島に生まれ育った左山桃子選手のこれまでの歩みを振り返っています。そして最後は「SIGMA CALENDER」「紫熊短信」「レジーナ選手名鑑」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。V-POINTと広島県内の大手書店および東京・銀座の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからご購入下さい。
<22.2.15> サンフレッチェは一昨日、宮崎での2次キャンプを打ち上げて広島に戻りました。迫井ヘッドコーチは11日間にわたるキャンプを振り返り、「目指しているモノに選手、スタッフが最大限努力してきた。(内容は)日に日に良くなっている。それは選手も感じている。開幕戦では多くの方々と喜び合えるように残り1週間も準備したい」 と語ったとのこと。スキッベ監督が来日できない中でもリモートで密に連絡を取りながら、前線からの強度の高い守備とスピーディーな攻撃を構築してきたことについては、手応えを感じているそうです。中国新聞によると、城福監督時代に取り組んでいた攻守にハードワークを貫くスタイルは同じながら、大きな違いはプレスの強度と質にあるそうで、リスクを恐れずにプレスをかける意識はこれまで以上に強く、練習試合でも高い位置でボールを奪うことで得点機を何度も作っていたそうです。一方でプレスをかけるタイミングや機能しない場合の対処など、細かな部分は詰め切れていないとのこと。迫井ヘッドコーチは「どのチームも100%で開幕を迎えることはなく、シーズンを通して進化する。うちも日々レベルアップしないといけない」と語っていますが、本格的なレベルアップは監督が合流して以降になるのかも知れません。

サンフレッチェ広島公式サイト
<22.2.14> サンフレッチェ広島レジーナは昨日、なでしこリーグ1部のアンジュヴィオレ広島との練習試合を行い2-1で勝ちました。先発メンバーは、GK:福元、DF:木崎、中村、呉屋、内田、MF:中嶋、柳瀬、近賀、立花、FW:上野、谷口。先制点は前半12分で、中嶋からのロングフィードを胸トラップして落とした上野が、GKの頭の上をループでゴールに沈めました。また失点は前半26分。呉屋の横パスをカットされて、相手の20番にミドルシュートを決められました。レジーナの2点目は後半23分。川島のシュート性のクロスを立花がコースを変えてこれがゴールラインを割り、得点として認められました。
 なおこの試合に先立ってなでしこリーグ2部の福岡J・アンクラスとの練習試合を行い、9-0で勝ちました。得点は前半5分に大内、13分に川島、17分に小川、29分に川島、36分に山口。後半3分と15分に山口、24分に川島、28分にOGでした。

サンフレッチェチャンネル試合動画
<22.2.13> 昨日はシーズン開幕前最後の練習試合を行ったはずですが、メンバーはもちろん相手やスコアなどの情報もなし。中国新聞やモバイルサイトにも全く情報はなく、公式サイトにも10日目の練習を行ったかどうかすらアップされていません。ここ数年、練習試合の情報は明らかにされない流れが続いてきましたが、ここまで完全に情報を秘匿したのは初めてです。練習試合は相手チームの意向もあるのでそのせいかも知れないのですが、しかしさすがにこれはやり過ぎではないでしょうか。今季のリーグ戦開幕まで残り1週間となって、いつもなら開幕前イベントやプレシーズンマッチなどで開幕の雰囲気を盛り上げていく時期ですが、今季もまたコロナ禍の影響で何もできな状況となっています。しかしそれでもファンやサポーターは、新しいシステムや選手の組み合わせがどうなるか、また贔屓の選手がどんな状態なのか、などいろいろと考えを巡らせているのです。コロナ禍のおかげでなかなか練習も見に行けない中で、頼りはクラブの情報発信です。練習試合の情報を出せない事情はあるのかも知れませんが、それにしても情報ゼロ、と言うのはやり過ぎなのではないでしょうか?スキッベ監督も来日できない中でチームとして難しい状況にあるのは分かるのですが、それにしてもどんなシステムでどんなメンバーで戦おうとしているのか等の情報を全く出さないのは、メリットよりもデメリットの方が大きいのではないかと思えてなりません。
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