3/13〜3/19のSANFRECCE Diary


<22.3.19> SOCCERKINGのプレビュー記事によると、DFラインの中央には住吉が、またWBは右に満田、左に東が予想されています。対する川崎Fは、チャナティップ累積警告で出場停止ですが、他は前節と同じメンバーが先発することになりそうです。昨年は2引き分けと唯一川崎Fに負けなかった広島ですが、耐える時間帯が長かっただけに今季は新しい姿を見せたいところ。「スキッベサッカー」をチーム全員で貫いて、リーグ戦のホーム初勝利を挙げて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、「村上農園フォリアカップ」としてサンフレッチェ広島ジュニア×シーガル広島の試合が行われます。メインスタンド前のおまつり広場では、「日本郵便PRブース」が10時から。「サンフレッチェ広島創立30周年」の記念切手販売や紫ポストの展示、30周年記念小型印の押印が行われます。「にぎわいステージ」も10時からで、NJ-VOLTAGEダンススクール、楓子、SPL∞ASHが出演。また「サンチェ・フレッチェ誕生日ケーキじゃんけん大会」が行われます。先着プレゼントは、日本郵便提供の「ぽすくま」クリアファイル&ポケットウェットシート」を3,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、野上選手のプレミアムカードです。試合会場限定グルメはおまつり広場が10時から、メインスタンド3Fとバックスタンドのコンコースは11時半から。おまつり広場のHot Jamaica Deliではジビエを使った新商品「サンチェバーガー」を1,000円で販売します。また3/20はサンチェ・フレッチェの誕生日ということで、もみじ饅頭と吉田町で採れたはちみつを使ったおやつを販売します。その他、アクセス情報やチケット情報を含めた詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 試合中継は今日もDAZNのみとなっています。いつものようにDAZNを見ながらブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
<22.3.18> 明日はJ1リーグ戦第5節。サンフレッチェはホームで川崎Fと戦います。
 一昨年は2位に18点差、昨年は2位に13点差と2年連続で圧倒的な強さでリーグを制覇した川崎Fは、2019年には果たせなかったリーグ3連覇とACL制覇を目標に掲げて今シーズンを迎えました。そして迎えた今季初戦のFUJI FILM SUPER CUPでは浦和にまさかの敗戦。またリーグ戦2試合目の横浜FM戦では逆転負けを喫してしまいましたが、その後は4試合負けなしで暫定ながら首位に立っています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
FFSC ●0-2 浦和  【浦】江坂2
1H ○1-0 FC東京 【川】レアンドロ・ダミアン
9A ●2-4 横浜FM 【川】家長、知念、【横】エウベル2、仲川2
2A ○2-0 鹿島  【川】知念、佐々木
10H ○2-1 浦和  【川】家長、山根、【浦】岩波
3A △2-2 G大阪 【川】宮城、レアンドロ・ダミアン、【G】山本、小野瀬
4H ○1-0 名古屋 【川】マルシーニョ
 前節は序盤は名古屋に主導権を握られたものの、前半25分にチャナティップのパスからマルシーニョが決めて先制点を奪うと、後半はお互いに攻めあいながらもゲームをコントロールして1点差で逃げ切っています。三苫、田中碧に続いて旗手も移籍したのに対して補強は若手中心、と言うことでややバランスを崩した感もありましたが、そこは2連連続王者。しっかりと立て直して3連覇に向けて突き進んでいます。
 対するサンフレッチェですが、リーグ戦4試合で3得点という状況を打開するためにはFWの活躍が必要なところ。中国新聞によると名古屋戦で脳震盪を起こしたドウグラス・ヴィエイラは15日から全体練習に合流したばかりで、永井もコンディション不良で一昨日は別メニューだったとのことなので、前節途中出場でゴールを決めた鮎川の先発起用の可能性もありそうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        林

  野上   荒木  佐々木

     塩谷 野津田

藤井            満田

   浅野      森島

       鮎川

SUB:大迫、住吉、青山、川村、柏、柴崎、Jサントス
 前節は試合全般にわたって主導権を握って戦えたサンフレッチェですが、これが川崎F相手にも通用するかが見どころ、と言えます。早く勝利が欲しいのは確かですが、それよりも今は新しいサッカーをチームと身体の隅々まで行き渡らせることが重要。明日も勇気を持って戦いを挑んで、王者から勝利して欲しいと思います。
<22.3.18> 日本サッカー協会は昨日ドバイカップU-23を闘うU-21日本代表を発表し、広島から鮎川が選ばれました。今回選出されたのは次の27人。
【GK】小久保(ベンフィカ)、佐々木(柏)、鈴木彩(浦和)
【DF】成瀬(名古屋)、内野(デュッセルドルフ)、大畑(浦和)、西尾(C大阪)、
    木村、半田(山形)、加藤(長崎)、馬場(東京V) 、鈴木海(栃木)、
    チェイス(尚志高)
【MF】松村(鹿島)、川崎(京都)、斉藤(ロンメル)、鮎川(広島)、
    山本(東京V)、藤田(横浜FM)、田中(湘南)、松木(FC東京)、
    甲田(名古屋)
【FW】藤尾(徳島)、小田(神戸)、細谷(柏)、鈴木唯(清水)、
    荒木(鹿島)
 先週行われたトレーニングキャンプのメンバーから山田(鹿島)、大嶽(柏)、宮城(川崎F)、櫻井(徳島)、平岡(湘南)、櫻川(千葉)と追加招集の三戸(新潟)、成岡(清水)が外れ、内野、大畑、松村、川崎、斉藤、松木、小田、荒木が選出されています。(鈴木海は追加招集からのメンバー入り。)ドバイカップでは3/23にU-23クロアチア代表、3/26にU-23カタール代表と戦って、3/29に順位決定戦を行います。
<22.3.17> 日本サッカー協会は昨日、W杯最終予選を戦う日本代表を発表し、広島から佐々木が選ばれました。今回選出されたのは次の27人。
【GK】川島(ストラスブール)、権田(清水)、シュミット(シントトロイデン)、谷(湘南)
【DF】長友(FC東京)、吉田(サンプドリア)、佐々木(広島)、酒井(浦和)、
    谷口、山根(川崎F)、植田(ニーム)、板倉(シャルケ04)、中山(ズヴォレ)
【MF/FW】
    大迫(神戸)、原口(ウニオン・ベルリン)、柴崎(レガネス)、伊東(ヘンク)、
    遠藤(シュツットガルト)、浅野(ボーフム)、南野(リバプール)、守田(サンタ・クララ)、
    三苫(サンジロワーズ)、前田、旗手(セルティック)、上田(鹿島)、久保(マジョルカ)、
    田中(デュッセルドルフ)
 1月のW杯予選のメンバーから中谷(名古屋)、堂安(アイントホーフェン)が外れ、谷、吉田、佐々木、旗手、上田が招集されています。運命のW杯最終予選も残り2試合。日本代表は3/24のオーストラリア戦に勝てば2位以内が確定。また引き分けでも次のベトナム戦に引き分け以上でW杯出場が決まります。
<22.3.16> 先週末発売の「紫熊倶楽部」4月号(Vol. 290)を紹介します。最初のページは「闘っているのは選手だけではない」と言うコラム。12年ぶりの大雪に見舞われたホーム開幕戦で観客を迎えるために、雪かきなどの作業に追われたスタッフの奮闘を描いています。
 前半のスペシャルインタビューで取り上げられているのは浅野雄也選手。「間違いなく、好調だった」と言うキャンプだったにも関わらず、足の負傷で別メニュー調整を強いられる中で迎えた鳥栖戦、札幌戦、そして神戸戦。昨年のプレーと比較しながら、ゴールを決めるためには何が必要かを分析しています。来季の加入が内定した山崎選手、中野選手のミニインタビューを挟んで、仙波、満田、永井、森島、住吉、大迫、野津田、川村の8人の今季の現状を紹介。続いて、ついに合流したスキッベ監督に関する記事。3/1の水際対策の転換直後に来日し、わずか5日でチームに合流した経緯と、そして思いがけなく監督を迎えることになった選手たちの表情を綴っています。
 「マッチレポート」は鳥栖戦、徳島戦、札幌戦、名古屋戦、神戸戦。完敗に終わったレジーナの再開初戦の仙台戦も取り上げています。また、監督不在の状況下でチームを率いた迫井ヘッドコーチを取り上げています。
 「READERS AREA」を挟んで、アウェイ見聞録は大雪に見舞われた札幌の旅を書いています。続く見開き2ページのトピックスでは、野上選手と松本泰志選手を応援する「徳島で出会った姉妹ファミリー」と、今年も「サンフレッチェレディース」を続けるSPL∞ASHの皆さん、「不敗の女神」本田望結さん、そして呉屋選手の好きな珈琲を紹介しています。またそごう広島店による「サンフレッチェ選手にバレンタインチョコを贈ろう」企画で上位に入った、野上選手、柏選手、柳瀬選手、近賀選手の言葉を伝えています。
 後ろのカラーページで取り上げられているのは、レジーナの松原志歩選手。開幕戦に右SBで出場しながらその後調子を落とし、涙にくれたこともあったそうですが、その屈辱を力にして成長しようとしている姿を描いています。そして最後は「SIGMA CALENDER」「紫熊短信」「レジーナ選手名鑑」となっています。  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。V-POINTと広島県内の大手書店および東京・銀座の広島県アンテナショップtauで販売中です。また通販はJ.LEAGUE ONLINE STOREからご購入下さい。
<22.3.15>  日本サッカー協会は先週、「天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会」の1〜2回戦の組み合わせと決勝の会場を発表しました。それによるとサンフレッチェの初戦は6/1(水)に行われる2回戦で、相手は5/21(土)に行われる宮崎県代表×熊本県代表の勝者。会場は福山通運ローズスタジアム(竹ケ端運動公園陸上競技場)となります。また決勝は10/16(日)で、会場は日産スタジアムになりました。
 前身の東洋工業時代に3度優勝し、Jリーグ開幕以降も準優勝5回の天皇杯ですが、2017年以降は3年連続で4回戦敗退。そして不参加だった一昨年に続いて昨年は2回戦敗退と、上位進出ができていません。今年こそ悲願の優勝を遂げて、昨年アマチュアチームに大敗を喫した屈辱を晴らして欲しいと思います。
<22.3.14> トップチームとレジーナは昨日それぞれ練習試合を行いました。まずトップチームは吉田サッカー公園で山口と45分×2本で戦い、3-1で勝ちました。得点は前半18分に棚田、21分に鮎川、後半15分にエゼキエウ。山口の得点は後半29分に新澤(U-18)でした。
 一方レジーナは広島経済大学フットボールパークでディオッサ出雲と45分×2本で戦い、5-0で勝ちました。得点は前半9分に山口、43分に大内、後半10分と45分に川島、39分に大内でした。
<22.3.14> WEリーグ第13節は一昨日ホームに日テレ・東京ヴェルディベレーザを迎えて行われ、前半の失点を取り返すことができず0-2で敗れました。レジーナのメンバーは次の通り。
      木稲

内田  左山  中村  木崎

      松原志(→小川60分)

   上野    近賀(→柳瀬86分)
   (→齋原78分)
立花          中嶋(→山口78分)
(→川島86分)
      谷口

SUB:福元、呉屋
 対する日テレは、GK:黒沢、DF:清水、村松、岩清水(→松田HT)、宮川(→宇津木78分)、MF:中里(→大山67分)、三浦、木下、北村(→木村89分)、FW:山本(→岩崎67分)、植木、と言うメンバーでした。立ち上がりから日テレのプレスに苦戦していた広島は、前半12分にサイドチェンジのパスを引っかけられすかさず前線の北村に通され、左からシュートを決められて先制点を許します。続いて34分にはDFラインからのクサビを受けた北村がドリブルで前進すると、植木のパスを山本に決められて追加点。広島は後半7分の中嶋のシュートや、27分の近賀のシュートから折り返しを中嶋のヘッドがバーを叩いたシーンなどチャンスを作ったもののゴールは割れず、またもやホーム初勝利を逃しました。

WEリーグ公式サイト
ハイライト動画
<22.3.13> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第4節FC東京戦は、「魔の2分間」の失点により今季初黒星を喫しました。
 左WBに満田がリーグ戦初先発。それ以外は神戸戦と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
        林

  野上   荒木  佐々木
  (→青山82分)
     塩谷 野津田

藤井            満田(→川村82分)

   浅野      森島
   (→柴崎69分)
      Jサントス(→鮎川69分)

SUB:大迫、住吉、柏
 対するFC東京は、GK:スウォビィク、DF:渡邊(→長友HT)、森重、トレヴィザン(→三田HT)、小川、MF:木本、安部、松木、FW:アダイウトン(→東慶80分)、ディエゴ・オリヴェイラ(→山下90+1分)、紺野(→永井謙63分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島が前線からのプレスをかけて主導権を握ります。そして10分には野上のスルーパスで抜け出した浅野がゴールに沈めましたがわずかにオフサイド。14分にはジュニオール・サントスが狙いましたがゴールラインを割り、18分には野津田がFKを狙いましたが枠を外れます。FC東京はロングボールでの打開を図りますが、荒木ら守備陣が跳ね返してチャンスを与えません。それでも前半26分には荒木が足を滑らせてボールを奪われアダイウトンに危ういシュートを打たれ、32分にはカウンターから紺野をフリーにしてしまいましたがDF陣が身体を張って守ります。28分には藤井がミドルレンジから狙いましたがわずかに枠外。41分にも藤井がカットインしてシュートを狙ったもののGKにセーブされ、続いて満田が狙いましたがDFがクリア。44分にも浅野がミドルシュートを放ちましたがGKに抑えられます。前半は両者とも持ち味を見せたもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 ハーフタイムの2枚替えで流れを変えようとするFC東京。しかし広島はプレスを緩めず主導権を渡しません。後半7分には森島が惜しいシュートを放ったものの森島に当たって枠外。9分にはクサビのパスを受けて反転した浅野が打ちましたが枠をとらえることができません。逆に後半14分、三田の精密なFKを森重にヘッドで決められ、先制点を許してしまいます。更にその1分後には塩谷が痛恨のパスミス。安部のシュートは何とか防いだものの、飛び込んできたアダイウトンのシュートは林が触って佐々木の股の間を抜けてゴール。広島はあっという間に2失点を喫してしまいました。
 何とか追いつきたい広島。後半22分にはジュニオール・サントスが重戦車のようなドリブルで作ったチャンスで、野津田が直接狙いましたがGKがセーブ。25分には森島のクロスを荒木が頭に当てましたがGKにキャッチされます。そして後半28分、高い位置でボールを奪った塩谷がすかさずDFラインの裏へのスルーパス。抜け出した鮎川がGKの股抜きのシュートを決めて1点差に迫りました。
 その後も広島は選手を入れ替えながら同点を狙って攻め続けます。そして37分には鮎川のパスに走り込んだ野津田が打ったものの当たり損なってGKがキャッチ。47分の森島のクロスは鮎川には届かず、49分の青山のミドルも枠を捉えることができません。広島は最後まで相手を押し込んだものの2点目は奪えず、1点差で逃げ切られてしまいました。
 試合後にスキッベ監督は「われわれのチームにも今日の試合で見せたパフォーマンスについておめでとうと伝えたいと思います」と語っているのに対して、FC東京のアルベル監督は「後半は、ある程度ゲームをコントロールできていた時間もありましたが、継続してできていたわけではなく、最終的には90分を通じてゲームをコントロール仕切れなかった」と語っています。負けたほうがポジティブなコメントだったのに対して勝ったほうがネガティブな表現だったというところに、この試合が集約されていると言って良いでしょう。この日のサンフレッチェは立ち上がりからFC東京にプレスをかけ続けて、自由なゲームメイクを許しませんでした。そして神戸戦で苦しめられたロングボールもDFラインがしっかりと対応。相手FWへのタイトなマークでボールを渡しませんでした。時折カウンターからピンチを迎えたものの、林を中心にした組織的な守備で跳ね返し、後半途中まではほぼ思い通りの展開だったと言えるでしょう。失点はセットプレーのマークミスとパスミスからの混乱を立て直せなかったことが原因でしたが、どちらも修正可能なレベル。むしろ「悪夢の2分間」の後でも崩れず点を奪いに行き、素晴らしい守備と抜け出しそしてシュートで1点を返したことは、敗戦の中でも胸を張って良い内容だった、と言って良いと思います。
 ここまでリーグ戦4試合を戦って勝ち点が3しか取れていない、と言うのはなかなか辛いところですが、しかし新しいサッカーの構築には時間がかかるもの。川崎Fだって横浜FMだって苦しい時期を乗り越えたからこそ、その後に優勝という果実を得ることができたのです。「靴1足分の寄せ」と言う言葉に代表されたように城福監督のサッカーもボールホルダーに対するアグレッシブさが基本でしたが、スキッベ監督はそれを更に推し進め、チームを新たな地平に導こうとしています。今こそ「サンフレッチェファミリー」は、自分たちが進んでいる道の正しさを信じて、戦い続けるしかないのだと思います。

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