3/20〜3/26のSANFRECCE Diary


<22.3.26> 中国新聞によると、代表で不在の佐々木に代わってDFラインに入るのは住吉。スキッベ監督は「メンバーを大きく変更はしない。勝ちに行く」と語っているそうです。Jリーグカップで開幕から3連勝すれば、ベスト8に進出した2007年以来となります。今日もチーム一丸となって、ファミリーに勝利を見せて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては、メインスタンド前のおまつり広場で「ルヴァンカップキッズイレブン」が10時から行われます。また「フォトスポット」を設置して、塩谷、佐々木、東各選手と一緒に写真撮影ができます。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、仙波選手のプレミアムカード。メインスタンド3Fコンコースとバックスタンドコンコースの飲食売店は11時半開店の予定です。その他、グッズ情報やアクセス情報、チケット情報はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧ください。
 試合映像はスカパー!プレミアムサービスのch587の生放送とスカパー!サービスのCS800での録画放送が予定されています。また、SPOOXのサッカーLIVEではリアルタイム配信が行われますが、「スカパー!サッカーセット」ご契約の方はスカパー!番組配信から入らないと別料金がかかりますのでご注意ください。今日はこのスカパー!番組配信を見ながらブログ速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&放送・配信が見れない方はこちらをどうぞ。
<22.3.25> 明日はYBCルヴァンカップグループステージ第3節。サンフレッチェはホームに清水エスパルスを迎えます。
 残り4試合時点で16位と降格危機の中で2年連続で監督を引き継ぎ、3勝1分けでJ1残留に導いた平岡監督が「続投」した清水は、今季は更なる上を目指して白崎、岸本、神谷らを補強して今季をスタートしました。しかしここまでリーグ戦は1勝2分け2敗、ルヴァンカップは2分けとまだ波に乗りきれていません。今季のここまでの戦績は次の通り。
1H △1-1 札幌   【清】鈴木唯、【札】ルーカス・フェルナンデス
L1A △0-0 名古屋
2A ○2-1 磐田   【清】鈴木唯、中山、【磐】鈴木雄
L2H △1-1 徳島   【清】神谷、【徳】バケンガ
3A ●0-2 横浜FM  【横】小池、吉尾
4H ●1-3 C大阪  【清】高橋、【C】OG、奥埜、上門
5H △0-0 神戸
 前節は神戸相手に譲らない戦いを展開したものの、後半の決定機を飯倉に防がれてスコアレスに終わっています。明日は日本代表の権田とU-21代表の鈴木唯を欠いて戦いますが、若手に能力の高い選手が多いだけにここでチャンスをモノにしたい、と思っているはず。明日はルヴァンカップの初勝利を挙げて、チームに勢いをつけたいと思っているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、佐々木が日本代表で不在。また怪我でU-21代表を辞退した鮎川も出場できないものと思われます。スキッベ監督は「今までリーグでやってきたポジションとかをオープンにして、GKのところから全部をもう1回見ていき、今週のトレーニングの成果、様子を見ながらメンバーを決めていこうと思います」と語っているとのことなので、新たな布陣で明日の試合に臨む可能性が高そうです。と言うことでメンバー予想は難しいのですが、希望を込めた予想は次の通り。
       大迫

  野上   荒木   住吉

     青山 松本泰

満田             東

  エゼキエウ    仙波

     Dヴィエイラ

SUB:林、塩谷、野津田、柏、森島、柴崎、Jサントス
 ルヴァンカップは徳島戦、名古屋戦と内容を伴った勝利を挙げたサンフレッチェですが、それがリーグ戦の結果に繋がっていないのがもどかしいところ。明日は改めてスキッベサッカーを貫いて、来週の湘南戦に繋がる戦いを見せて欲しいと思います。
<22.3.25> 昨日、FIFAワールドカップカタール2022のアジア最終予選第9節がアウェイで行われ、日本代表は三苫の2ゴールでオーストラリアに勝利し、7大会連続7度目の本大会出場を決めました。ここまで最終予選の全試合に先発してきた大迫が辞退したということで、ワントップには前回の対戦でオウンゴールを誘発した浅野を起用して、GK:権田、DF:山根、板倉、吉田、長友(→中山63分)、MF:遠藤、田中(→原口84分)、守田、伊東、南野(→三苫84分)、FW:浅野(→上田63分)、と言うメンバーでした。日本は1分の南野のシュートや9分の浅野の抜け出しからの遠藤のシュート、12分の浅野のシュートなど立ち上がりからチャンスを作ります。前半19分にも長友のオーバーラップから決定的なクロスを送ったもののGKが反応。23分には浅野がGKと1対1になったもののオフサイドを取られます。逆に前半25分にはオーストラリアのCKのこぼれが山根に当たってゴールラインを割ったものの、GKへのファウルで助かります。その後はお互いに行ったり来りの展開となって、31分には伊東のクロスに南野が合わせましたがバーを直撃。33分の南野のシュートも34分の伊東のシュートも枠を捉えることができず、逆に36分にはメルカトフのシュートにデュークが触って角度を変えたものの枠を外れて助かります。37分にも長友のクロスに南野が合わせましたがわずかに枠を外れ、オーストラリアもフルスティッチを軸にした攻撃で何度も日本を脅かします。前半はお互いにチャンスを作ったものの得点は生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはオーストラリアに攻め込まれたものの、それを凌ぐと日本がペースを握ります。そして後半17分にはダイレクトパスのつなぎからゴール前の浅野のシュートを導きましたが、左足はボールにヒットせずGKにキャッチされます。また24分には上田が惜しいシュートを放ったものの枠外。29分にも南野、上田がチャンスを作りながらも得点できません。そして後半44分、山根のパスを中央で守田がはたくと、山根がゴールライン際で折り返し、これを三苫が決めてついに日本が先制点を奪います。更に後半アディショナルタイムには左から切れ込んだ三苫が得意の形から追加点を奪って、最後は危なげなく勝利を収めました。
 最終予選は最初の3試合を1勝2敗と最悪のスタートだった「森保ジャパン」でしたが、その後の立て直しは素晴らしかったと思います。オーストラリア戦に一度は追いつかれながらも突き放して勝利すると、その後は6連勝で一気に出場権を獲得しました。メンバー選考や戦い方など数々の批判にさらされながらもブレずに適材適所の選手起用をして、チーム一丸となって戦って結果を出したのは、森保監督と横内コーチを初めとするスタッフの手腕の賜物だったと言えるでしょう。試合後のインタビューで日本代表を支えた全てのスタッフやサポーター、そして国民への感謝の言葉を述べた森保監督の姿は、サンフレッチェを優勝に導いたときと全く同じ。歓喜の輪の中にいたサンフレッチェの選手は佐々木(と浅野)だけでしたが、ワールドカップの出場権獲得に広島の力が貢献した、と誇りに思って良いのではないでしょうか。
<22.3.24> 昨日「ドバイカップU-23」の初戦を戦ったU-21日本代表は、U-23クロアチア代表と接戦の末1-0で勝ちました。メンバーは、GK:鈴木彩、DF:西尾、馬場、半田(→内野HT)、成瀬(→加藤87分)、MF:田中(→松木65分)、藤田、斉藤(→小田65分)、甲田(→松村65分)、FW:鈴木唯、藤尾(→荒木73分)。得点は後半36分に小田でした。

日本サッカー協会  記録
サッカーダイジェストWeb  大岩監督の初陣を白星で飾る
ゲキサカ  U-21日本代表が初陣勝利
<22.3.23> プレスリリースによると、川村拓夢選手が昨日の練習中に負傷し、左膝外側側副靭帯損傷で全治2ヶ月と診断されました。
<22.3.23> 「ドバイカップU-23」に参加するU-21日本代表に選出されていた鮎川選手は、左足外足痛のため参加を辞退しました。
<22.3.22> 昨日アウェイで行われたYogibo WEリーグ第14節で、サンフレッチェ広島レジーナはまたも無得点に終わり連敗が3に伸びました。
 先発メンバーは前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
      木稲

内田  左山  中村  木崎

      松原志(→小川79分)

   上野    近賀(→柳瀬73分)
   (→川島73分)
立花          中嶋(→山口79分)
(→齋原73分)
      谷口

SUB:福元、呉屋
対するジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、GK:清水、DF:市瀬、石田、大熊、MF:田中、岸川、鴨川、藤代、安齋(→広瀬73分)、曽根、FW:千葉(→クインリー88分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは千葉玲海菜でしたが、その後はレジーナが切り返すと3分には近賀が強烈なミドルシュート。6分には上野のパスを谷口がダイレクトで狙ったものの惜しくも枠外に外れ、8分の上野のループシュートもバーに弾かれます。広島はその後も丹念なパス回しで相手を押し込み、38分には立花のクロスに近賀が飛び込みましたが惜しくも合いません。ジェフは時折速攻で広島のサイドを狙ってきて、34分には危ういシュートを打たれましたが木稲が防ぎます。前半終了間際にもレジーナが攻め続けたものの千葉の守備は堅く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは千葉の攻勢を受けたもののすぐに押し返し、6分には木崎が惜しいミドルを放ちましたがGKが反応します。しかし後半12分、市瀬のアーリークロスをDFラインの裏で受けた千葉玲海菜に決められて先制点を許してしまいました。
 追いつきたい広島はその後もパスを繋いで攻めを構築し、22分に立花が切り込んでシュートしたもののGKがキャッチ。35分には高い位置でのボール奪取から川島が決定的なシュートを打ちましたがGKのスーパーセーブに遇います。その後も齋原や川島、山口が次々と決定機を作ったものの決めることができず、1点差を追いつけないままに試合終了のホイッスルとなりました。
 この試合は連敗したリーグ戦再開後の2試合に比べて良い内容の試合だったと思いますが、やはり点が取れないのが課題。ペナルティエリア近くまでは行くものの、その後のアイディアや精度をもう一段上げないとならないのではないか、と思います。一方守備はほぼ90分を通して良く守れていたと思いますが、失点シーンだけはDFとGKの連係ミスが響きました。チーム全体として成長はしていると思いますが、勝つためにはわずかに足りないところがある、と言うところか。そこを埋めるのはそう簡単なことでは無いのかも知れませんが、チーム一丸となって壁を乗り越えるしかありません。

WEリーグ公式サイト  マッチレポート  試合記録
ハイライト動画
<22.3.21> 3/17から行われた春休みの恒例の高校サッカー「サニックス杯ユースサッカー大会2022」で、サンフレッチェ広島ユースは決勝で鳥栖U-18に敗れて連覇を逃しました。ユースの試合結果は次の通り。
【予選リーグ】
広島ユース 4-1 大津高    【広】濱田、中川、笠木、石原、【大】中馬
広島ユース 2-0 青森山田高  【広】笠木、滝口
広島ユース 4-0 東海大福岡高 【広】高下、濱田、妹尾2
広島ユース 2-0 長崎総科大附 【広】妹尾、畑野

【決勝】
広島ユース 1-6 鳥栖U-18   【広】濱田、【鳥】赤崎、坂井3、楢原、山本
サニックスカップサッカー2022公式サイト
高校サッカードットコム  大津高戦  東海大福岡高戦  鳥栖U-18戦
サッカーダイジェストWeb  鳥栖U-18が初優勝  決勝は広島ユースvs鳥栖U-18  選手権決勝のリターンマッチ  前回王者の広島ユースが2連勝スタート
<22.3.20> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第5節川崎F戦は、終盤に2点を奪われ2連敗。順位は17位に後退しました。
 先発メンバーは前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
        林

  野上   荒木 佐々木翔
  (→住吉87分)
     塩谷 野津田

藤井            満田(→東76分)

   浅野      森島(→仙波87分)
   (→柴崎76分)
      Jサントス(→鮎川81分)

SUB:大迫、青山
 対する川崎Fは、GK:チョン・ソンリョン、DF:山根、山村、谷口、佐々木旭、MF:橘田、脇坂(→遠野78分)、小塚(→大島67分)、FW:家長(→小林83分)、マルシーニョ(→宮城67分)、レアンドロ・ダミアン(→知念67分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、3分に満田がミドルシュートを放ちましたが枠外に外れます。川崎も4分に右からのクロスをレアンドロ・ダミアンがヒールで流しましたが野上がぎりぎりでクリア。また5分にもCKから橘田に狙われましたが、その後は広島がペースを握ります。7分にはハーフラインから浅野が超ロングシュートを放ちましたが惜しくも枠を捉えることができず、続いてコンビネーションから藤井がシュートしましたが枠外。また14分には藤井の突破から満田がペナルティエリア内でシュートしましたが、GKの股の間を抜いたボールはゴールライン上でクリアされます。続いて25分には満田が浅野を使ってシュートに持ち込みましたが枠外に外れ、33分の野津田のシュートも枠を捉えることができません。更に37分の浅野の反転シュートも、38分のジュニオール・サントスのシュートも当たりが弱くGKに抑えられます。前半は川崎Fのシュート3本に対して広島は10本と圧倒したもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりは川崎Fのパス回しとプレスに押し込まれたものの、すぐに押し返すと5分には高い位置で奪った野津田がミドルシュート。これに続くCKから荒木がヘッドで狙いましたが枠を捉えることができません。また後半15分には満田がジュニオール・サントスとのワンツーからシュートしましたがブロックされます。川崎Fは流れを変えるべく選手の3枚代えをしてきますが、それが功を奏したのが後半27分。右サイドのスペースを狙われた攻撃は荒木がクリアしたものの、そこで与えたCKで谷口に競り合った野上の頭に当たったボールがゴールに飛び込み、痛恨のオウンゴールで先制点を許してしまいました。
 スキッベ監督は東、柴崎に続いて鮎川を投入して点を奪いに行きます。そして39分には藤井のクロスに東が詰めたもののトラップミスでシュートは打てず。終盤には住吉を前線に投入して打開を図りますが、しかしむしろ川崎Fに攻め込まれるシーンが増えます。そして後半42分のお知念の強烈なシュートは林が弾いたものの、こぼれ球を山根に決められて決定的な2点目を奪われます。その後も諦めずに攻め続けた広島でしたが、日本代表2人を擁した川崎Fの牙城は崩せず、悔しい敗戦となりました。
 試合結果だけを見れば、首位・川崎Fが順当に勝った試合、と言うことになると思います。実際にゲキサカには「川崎Fが巧みな試合運びで得点を重ね、2-0で連勝達成」と書かれています。川崎Fは広島に何度も決定機を作られながらも粘り強い守備で無失点に抑え、セットプレーから先制すると課題だった追加点を取って突き放す、と言う形で勝利した訳ですから、まさに「横綱相撲で勝った」と言えます。結果が全ての勝負の世界。負けた側が何を言っても負け惜しみに過ぎないわけで、それについては素直に受け入れるしかありません。
 ただ、少なくとも失点するまでは広島がペースを握って試合を進めたのは事実。実際にスキッベ監督は「相手がゴールを奪う75分くらいまで、サンフレッチェだけがサッカーをやっていたと思います」と語る一方で、鬼木監督は「守備のところも、奪われ方が悪いので間のところを突かれることが多かったと思います。多少ゲームの中で修正しましたけど、修正し切れずという部分もあったので、もっと出どころを抑えないといけないと思います。こぼれたとしてもコンパクトにしていれば自分たちの距離で行けるはずですけど、コンパクトさも少しなくなっていた。攻撃のところのミスが多かったかなと思います」とまるで敗戦の将のようなコメントを連ねています。従って少なくとも現場レベルでは、この試合に手応えを感じていたのは広島であり、修正が必要だと感じていたのは川崎Fだった、と言うことではなかったか、と思います。またもセットプレーから失点したことは残念ですが、しかしこのオウンゴールは「運が悪かった」としか言えないもの。野上の個人戦術の問題はあったかも知れませんが、少なくともセットプレーの守り方が問題だったわけではありません。一方得点ゼロに終わった攻撃陣も「決定力」と言う意味で反省点はあったかも知れませんが、しかしその一方で何度も決定機を作っていたのも確か。少なくともこのサッカーが王者・川崎F相手にも通用したことには自信を持って良いのではないでしょうか。この敗戦でリーグ戦は降格圏に落ちてしまいましたが、しかしシーズンは始まったばかり。今後点を取って勝てるようになること信じて、応援し続けるしかありません。

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