7/10〜7/16のSANFRECCE Diary


<22.7.16> 明日はJ1リーグ戦第22節。サンフレッチェはアウェイで京都サンガと対戦します。
 上々の立ち上がりで一時はリーグ5位まで上がっていた京都ですが、このところ5試合は1勝1分け3敗と調子が上がらず、降格圏の17位との勝ち点差も4に迫られています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
14A ●1-3 広島  【京】武富、【広】満田、Jサントス、ベン・カリファ
15A ●0-2 横浜FM 【横】小池、松原
16H ○1-0 川崎F 【京】OG
天2 ○3-1 高知  【京】山﨑2、大前
LPO1 ●1-6 名古屋 【京】山﨑、【名】稲垣2、丸山、マテウス・カストロ2、相馬
LPO2 ●0-1 名古屋 【名】齋藤
17A ●0-1 鹿島  【鹿】アルトゥール・カイキ
天3 ○1-0 清水  【京】中野
18H ●0-1 湘南  【湘】町野
19H ○2-1 札幌  【京】ウタカ、宮吉、【札】菅
20A △2-2 浦和  【京】武富、山田、【浦】モーベルグ2
21A ●0-1 福岡  【福】山岸
天4 ○2-1 栃木  【京】豊川、イスマイラ、【栃】宮崎
 前節は開始早々にセットプレーから先制点を許すと、その後は福岡の身体を張った守備を崩せず得点を奪えずに敗れています。そして10人を入れ替えて臨んだ水曜日の天皇杯栃木戦は、後半終了間際にCKの流れから決勝点を奪い、苦しい戦いを制してベスト8進出を決めています。明日は休養十分のレギュラー陣を先発起用して、3試合ぶりのリーグ戦勝利で再加速したい、と考えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、群馬戦から中3日となるもののほぼその時のメンバーで戦うのではないか、と思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

藤井             東

   森島      満田

      Bカリファ

SUB:川浪、野上、今津、青山、柏、柴崎、Jサントス
 6/18のC大阪戦から続いた「9連戦」もいよいよ明日が最後の試合となります。日本代表に合流する大迫、佐々木ら6人が心置きなくプレーできるように、ぜひとも勝って送り出して欲しい、と思います。
<22.7.16> 昨日、天皇杯の準々決勝以降の抽選が行われ、サンフレッチェはアウェイでC大阪と対戦することになりました。決勝までのトーナメント表は以下の通り。
       9/7 10/5 10/16
福岡    ─┐
       ├─┐
甲府    ─┘ │
         ├─┐
神戸    ─┐ │ │
       ├─┘ │
鹿島    ─┘   │
           ├─
京都    ─┐   │
       ├─┐ │
東京V/磐田 ─┘ │ │
         ├─┘
C大阪   ─┐ │
       ├─┘
広島    ─┘

<22.7.15> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第12節で、サンフレッチェ広島ユースは磐田U-18に2-1で勝ち、今季初の連勝で6位に浮上しました。広島のメンバーは、GK:名越、DF:渡邉、畑野、滝口、石原、MF:井野、笠木、越道(→木村85分)、高下(→中島65分)、FW:濱田(→妹尾HT)、中川(→角掛74分)。JFA公式サイトによると広島は試合開始とともに前線からアグレッシブな守備を見せてチャンスを作ったそうで、3分には畑野が、13分が笠木がシュートを放ったものの前半はスコアレスに終わりました。そして後半も流れは変わらず、7分に高下が中盤でボールを奪うとスルーパスで抜け出した中川のシュートは止められたものの、こぼれ球を妹尾が押し込み先制点を奪いました。その後磐田の攻撃を名越の落ち着いたセーブで防ぐと後半27分、妹尾のポストから笠木がドリブルで持ち込んでシュートを決めてリードを広げます。その後は磐田の反撃を受けて後半34分に1点返されたもののリードを保ったまま逃げ切りました。第12節の全結果と順位表は次の通り。
【第12節】
神戸U-18  1-0 G大阪ユース
履正社高  1-2 鳥栖U-18
静岡学園高 2-2 大津高
磐田U-18  1-2 広島ユース
東福岡高  2-1 清水ユース

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 鳥栖U-18     27    11    9   0   2   +19
2 磐田U-18     21    10    7   0   3    +6
3 静岡学園高    20    11    6   2   3   +10
4 神戸U-18     19    11    6   1   4    +3
5 C大阪U-18    17     9    5   2   2   +16
6 広島ユース    12    11    3   3   5    -5
7 東福岡高     12     8    4   0   4    -8
8 履正社高     11    11    3   2   6    -2
9 名古屋U-18    10     8    3   1   4    -3
10 清水ユース     9    11    2   3   6    -8
11 大津高       5     9    1   2   6   -14
12 G大阪ユース    5     8    1   2   5   -14

<22.7.14> 昨日行われた天皇杯ラウンド16で、サンフレッチェは塩谷のゴールで群馬を下して2016年以来6年ぶりにベスト8進出を決めました。
  スキッベ監督は湘南戦から大迫以外全員を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

柏              東
(→藤井智HT)
   森島      満田(→柴崎77分)
   (→青山89分)
      Jサントス(→Bカリファ77分)

SUB:川浪、野上、今津
 対する群馬も町田戦から先発全員を入れ替えて、GK:清水、DF:岡本(→天笠87分)、城和、藤井悠、高橋、MF:田中(→白石64分)、岩上、奥村(→中山79分)、FW:深堀(→田部井79分)、平松、山根、と言うメンバーでした。5-4-1の布陣で守りを固める群馬に対して、序盤から広島がボールを回して攻め込みます。5分には松本泰が落としたボールを満田がシュートし、こぼれをジュニオール・サントスがヒールで狙ったもののGKがキャッチ。8分には東のパスから満田がシュートしたものの枠外に外れ、9分にはCKに荒木が飛び込みましたがわずかに届きません。16分には松本泰がペナルティエリア内から打ったもののGKが反応し、23分の森島のシュートも弾かれます。逆に前半26分、素早いリスタートから田中に左サイドを破られ、クロスに飛び込んだ深堀のシュートは塩谷がコースを変えてバーに当たる、と言う危ないシーンを作られます。その後は再び広島がボールを握って、29分にはCKのこぼれを森島が狙ったものの枠外。37分には柏のクロスを東がヘッドで狙ったもののGKにキャッチされ、42分には野津田のFKに塩谷が合わせましたがわずかに外れます。前半45分にはFKのこぼれを満田が狙ったもののDFに弾かれ、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半は群馬も攻撃に出てきて、1分の山根のクロスはDFがぎりぎりでクリア。3分の高橋のクロスは大迫がキャッチし、9分の奥村のシュートは枠外に外れます。そして後半12分、塩谷が低い位置からドリブルで突破して右のスペースへのパスを送ると、これを受けた藤井智がクロス。ニアで潰れたジュニオール・サントスが作ったスペースに飛び込んだ塩谷が頭で押し込んで、広島が先制点を奪いました。
 得点を取らなければならない群馬は攻め込もうとしますが、ハイボールは荒木と佐々木がことごとく跳ね返し、また「即時奪回」で群馬陣内に攻め入ります。後半17分には東がシュートしたものの枠外。19分には藤井智の折り返しをジュニオール・サントスが打ちましたがGKが反応し、26分には満田のクロスにジュニオール・サントスがヘッドで合わせましたがGKに止められます。また後半34分には松本泰がヘディングで狙いましたが枠外に外れ、37分には森島のクロスに東が飛び込みましたがシュートは枠を捉えることができず。続いて44分にもベン・カリファのパスに東が合わせましたがブロックされます。終盤は群馬がロングスローを入れてきたものの跳ね返して、1点のリードを保ったままで試合を締めました。
 守りを固め、カウンターから奪った虎の子の1点を守り切って浦和に勝った群馬は、この日も同様の戦いを仕掛けてきました。両サイドを下げて5人がDFラインに並び、その前にスペースを4人が埋めると言う守備は強力で、シュートをいくら打っても打っても入らない、と言う感じさえしました。前半26分の意表を突いたセットプレーからのシュートがもし入っていたら、そのまま逃げ切られる、と言う展開になったかも知れません。また後半の立ち上がりは群馬も攻めに出てきて何度かシュートまで行くシーンを作られていたわけで、広島の守備陣がしっかり集中して失点をゼロに抑えたのが勝因の一つだったのは間違いない、と思います。
 一方得点シーンですが、群馬の左WBに入っていた山根が「塩谷選手がボールを運んできて、俺が出るか迷って、俺が出たあとの空いたスペースを突かれて3バックの右が上がってくるとマークが難しくて、そのまま上がられてゴールにつながってしまいました」と語っていることからも分かるように、塩谷が陣形を崩して思い切って上がって行ったことによって相手の守備陣に混乱を与えたからこそ生まれたゴールだった、と言えます。もともと塩谷は得点力のある選手で、2014年にはリーグ戦で6ゴール、ACLでも2ゴールを決めていますし、アル・アイン所属時の2018年のクラブワールドカップでは決勝でレアル・マドリード相手にゴールを奪っています。今季は「ちょっと守備重視っていうか、前の選手にモリシとかマコとか点が取れる選手がいる」(モバイルサイトによる)ためあまり上がっていなかったそうですが、やはりここぞと言うところでの武器になることを示した得点シーンだった、と思います。昨年、4年ぶりに広島に復帰してさすがのポテンシャルを見せている塩谷ですが、いよいよ本来の攻撃的な姿を見せてくれそうな、そんなゴールだったと言えるでしょう。Jリーグカップ(ナビスコ杯/ルヴァン杯)は2014年、天皇杯は2013年といずれも塩谷が在籍していた時に準優勝して以来上位進出ができていませんが、今年こそこのまま勝ち上がって、塩谷の「忘れ物」を取ってきて欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  群馬公式サイト
Jリーグ公式サイト
NHK天皇杯特設サイト
ゲキサカ  戦評
サッカーダイジェストWeb  天皇杯4回戦結果
<22.7.14> 日本サッカー協会は昨日E-1選手権を戦う日本代表を発表し、広島から男子は大迫、佐々木、荒木、野津田、森島、満田の6人が、また女子は上野と中嶋が選ばれました。今回選出されたA代表SAMURAI BLUEメンバーは次の26人。
【GK】
 大迫(広島)、谷(湘南)、鈴木(浦和)
【DF】
 佐々木、荒木(広島)、谷口、山根(川崎F)、
 畠中、小池(横浜FM)、中谷(名古屋)、大南(柏)、
 杉岡(湘南)
【MF/FW】
 水沼、宮市、西村、岩田、藤田(横浜FM)、
 相馬(名古屋)、野津田、森島、満田(広島)、
 武藤、橋本(神戸)、脇坂(川崎F)、町野(湘南)、
 細谷(柏)
 この中で、鈴木、小池、大南、水沼、野津田、西村、満田、町野、細谷、藤田の10人がA代表初選出となっています。E-1選手権の初戦は7/19の香港戦、2試合目は7/24の中国戦、そして最後は7/27の韓国戦となります。
 一方、女子代表なでしこジャパンのメンバーは次の26人。
【GK】
 山下(神戸)、平尾(新潟)、田中(東京V)
【DF】
 林香(千葉)、三宅(神戸)、乗松(大宮)、高平(仙台)、
 清水、宮川(東京V)、清家、高橋(浦和)、
 宝田(リンシェーピング)
【MF】
 杉田(相模原)、猶本(浦和)、成宮(神戸)、三浦(東京V)、
 林穂(AIK)、長野(ノースカロライナ・カレッジ)、
 宮澤(仙台)、中嶋(広島)
【FW】
 菅澤(浦和)、井上(大宮)、上野(広島)、千葉(千葉)、
 植木(東京V)
 女子のE-1選手権初戦は7/19の韓国戦、2試合目は7/23のチャイニーズ・タイペイ戦、最終戦は7/26の中国戦で、男子、女子ともにフジテレビ系での生放送が予定されています。
<22.7.13> 中国新聞によると、昨日の練習では湘南戦でベンチから外れた荒木、満田、森島、塩谷の4人がはつらつとプレーしていたとのこと。スキッベ監督は「必ずベスト8に進出したい」と語り、湘南戦で温存した主力を投入して確実に勝利をもぎ取る、とのことです。
 今日の試合会場は正田醤油スタジアム群馬で、午後7時キックオフ。試合の中継はスカパー!プレミアムサービスのスカチャン7(ch587)とSPOOXのサッカーLIVEで生放送が予定されています。今日は仕事の関係で遅くなる可能性がありますが、間に合えばブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はこちらをご覧ください。
<22.7.13> サンフレッチェ広島は昨日、仙波大志選手が岡山に期限付き移籍する、と発表しました。広島ユースから流通経済大を経て今季からプロとしてプレーする仙波は、1996年の影山以来クラブ史上2人目となる開幕スタメンを勝ち取りました。しかし同期の満田の台頭と入れ替わるように出場機会がつかめなくなり、リーグ戦2試合、ルヴァンカップ2試合の出場にとどまっていました。
<22.7.13> Jリーグは昨日、6月度の「2022明治安田生命JリーグKONAMI月間ベストゴール」に野津田選手のC大阪戦のゴールを選出しました。野津田選手にはオリジナルカフスボタンと賞金20万円が授与されるとのこと。また年間で最も優れたゴールに与えられる「年間最優秀ゴール賞」にノミネートされます。

サンフレッチェ広島公式サイト
FOOTBALL ZONE 「監督の指示があったからこそのゴール」野津田が激白
<22.7.12> 明日は天皇杯ラウンド16。サンフレッチェは正田醤油スタジアム群馬でザスパクサツ群馬と対戦します。
 2020年にJ2に復帰した群馬は、毎年のように残留争いに巻き込まれながらもぎりぎりで生き残って来ています。しかし今年もなかなか調子が上がらず、ここまで6勝15分け20敗で降格圏と同勝ち点で20位。特に直近のリーグ戦は10試合で1分け9敗と勝ちがありません。5月以降の公式戦の戦績は次の通り。
13H △3-3 横浜FC 【群】平松2、奥村、【横】長谷川、渡邉、イサカ・ゼイン
14A ●0-1 甲府  【甲】三平
15H △0-0 徳島
16A ○1-0 岡山  【群】岩上
17A ●0-2 町田  【町】佐野、ドゥドゥ
18H ●2-3 熊本  【群】山根、小島、【熊】高橋2、イヨハ
19H ●0-1 大分  【分】渡邉
天2 ○3-1 山形  【群】北川、田中、高木、【形】横山
20A ●1-2 山口  【群】加藤、【口】池上、沼田
21H △0-0 栃木
22A ●0-2 長崎  【長】植中、エジガル・ジュニオ
天3 ○1-0 浦和  【群】高木
23A ●0-1 徳島  【徳】バケンガ
24H ●0-2 新潟  【新】本間、伊藤
25A ●1-2 金沢  【群】高木、【金】杉浦、林
26H ●0-2 町田  【町】平戸、ドゥドゥ
 リーグ戦から中3日で戦った天皇杯3回戦は、浦和がリーグ戦と同じメンバーだったのに対して群馬は控え組中心で臨みました。そして浦和にボールを支配され何度も攻め込まれながらも粘り強く戦い、前半35分にカウンターから1点を奪うとその後は自陣に固い守備ブロックを作って失点を防ぎ「ジャイアントキリング」を成し遂げています。明日もリーグ戦から中2日だと言うことを考えて、フレッシュなメンバーで勝利を目指してくるのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、前節は主力を休ませることができたことを考えると、明日は横浜FM戦のメンバーを中心に戦う可能性が高そうです。と言うことで私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

柏              東

   森島      満田

      Bカリファ

SUB:川浪、野上、今津、藤井、柴崎、棚田、Jサントス
 J2の下位チームが相手とは言え、負けると後がない天皇杯。明日もいつものようにチーム一丸となってスキッベ・サッカーをやり抜いて、タイトルに向かって前進して欲しいと思います。
<22.7.11> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第21節湘南戦は、後半7分に先制点を許したものの野上のゴールで追いつき、勝ち点1ずつを分け合いました。
 スキッベ監督は前節から大迫とベン・カリファ以外の9人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  野上   住吉  今津
       (→佐々木62分)
     青山  川村

藤井            長沼(→東76分)

   柴崎      浅野(→野津田62分)

      Bカリファ(→JサントスHT)

SUB:川浪、茶島、棚田
 対する湘南は、GK:谷、DF:舘、大野、山本、MF:石原広、池田(→タリク69分)、田中、平岡(→米本76分)、高橋(→畑81分)、FW:大橋(→町野69分)、瀬川(→ウェリントン76分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、前半6分にCKに今津がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。広島は積極的に前に出るものの、パスミスなどで奪われてカウンターを食らうことも多く、11分には大橋の抜け出しから瀬川が打ったが大迫がキャッチ。13分にはカウンター返しから舘にシュートを打たれましたが大迫がナイスセーブを見せ、14分にはCKのクリアボールを高橋に狙われましたが大迫がキャッチします。広島は19分に速攻から藤井のクロスにベン・カリファが合わせましたがしっかり打てず、逆に24分には瀬川、30分には池田、33分には瀬川にシュートに持ち込まれます。前半35分には長沼が強烈なミドルを放ちましたがGKに弾かれ、40分には逆カウンターから平岡に打たれましたが大迫が好反応で防ぎます。前半は広島がボールを支配する時間が長かったものの湘南の速攻に手を焼き、大迫の好セーブ連発でスコアレスで折り返しました。
 後半開始からジュニオール・サントスが投入されると、いきなり野上のクリアボールを収めてDFラインの裏に抜け出し川村の決定的なシュートを導きます。また2分にはドリブルで持ち込み自らゴールを狙いましたがDFに当たります。逆に後半6分、湘南の左サイドの攻めから高橋がグラウンダーのクロスを送ると、フリーになっていた池田に決められ先制点を許してしまいました。
 追いつきたい広島は、この後は前への圧力を強めて一方的に攻めます。8分にはジュニオール・サントスのドリブルから川村がシュートしましたがDFに当たって枠外。11分には青山とのワンツーで長沼が抜け出しましたがクロスはわずかに合わず、20分には野津田がFKを狙いましたがDFにクリアされます。そして後半21分、野津田のFKにジュニオール・サントスが頭を当てると高く舞い上がったボールがファーサイドへ。これを野上がヘッドで押し込んで同点に追いつきました。
 飲水タイム後も攻める広島、守る湘南。27分の野津田のFKのこぼれに今津が詰めたものの押し込めず、28分には今津が逸らしたボールを野上がフリーで狙いましたが惜しくもバーに弾かれます。38分にはジュニオール・サントスがドリブルからシュートしましたがGKの正面。41分には青山が斜めのパスで東の抜け出しを演出し、その折り返しに飛び込みましたがシュートはバーの上を越えて行きます。また43分には藤井がカットインからシュートしましたがDFにブロックされます。湘南も時折カウンターを見せるもののパスが流れてチャンスにならず、終盤には町野がロングスローを放り込んできたものの弾きます。広島は最後まで攻め続けたものの湘南の必死の守りを崩せず、そのまま勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 6/18のC大阪戦から週2試合ずつ続いてきた連戦もこれが7試合目と言うことで、スキッベ監督もついに前節から先発9人を入れ替え、ここまで主力として頑張ってきた塩谷、荒木、松本泰、森島、満田らはベンチにも入れずにこの試合に臨みました。その結果「最初のうちはうまくゲームに入れなかった」(スキッベ監督)サンフレッチェは、確かに前半はプレスのはまりが悪く、また攻撃の途中でボールを失うことも多く前半は湘南に多くチャンスを作られていました。しかし後半からは全体的に流れが良くなり、特に1点取られた後はほぼ一方的に相手を押し込んでチャンスを量産しました。何度も決定機があったのに1点しか取れなかった、と言うのは反省材料ではあるものの、この日J1通算出場試合数でクラブ新記録となった青山だけでなく、川村と住吉がJ1初先発を果たし、今津も90分間戦い抜いて勝ち点1を確保したことは大きな収穫だったと言えます。残り13試合となったリーグ戦だけでなく、天皇杯もルヴァンカップもタイトルの可能性を残すサンフレッチェ。いつも出ている選手だけでなく全選手が心を合わせて戦い抜けば、きっと良い結果を得られるに違いありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  湘南公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評
サッカーダイジェストWeb  戦評
Football LAB
<22.7.10> 中国新聞によると13試合ぶりに先発出場することになる青山についてスキッベ監督は「非常にいい状態。ゲームをコントロールして欲しい」と語っているとのこと。2004年にプロ入りしてから19年間、バンディエラとして広島を引っ張ってきた力でチームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後6時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログで速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧ください。
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