11/12〜11/18のSANFRECCE Diary


<23.11.18> 昨日行われたFIFA U-17ワールドカップインドネシア2023のグループステージ第3戦で、U-17日本代表はセネガルに2-0で勝利して、ノックアウトラウンド進出を決めました。
 ゲキサカの記事によると先発はアルゼンチン戦から3人変更して、GK:後藤、DF:柴田、本多、土屋、小杉、MF:矢田(→山本56分)、中島(→松本78分)、佐藤、吉永(→川村90+1分)、FW:井上(→道脇78分)、徳田(→高岡56分)。序盤からセネガルに押し込まれて、何度か遠目からのシュートを打たれましたがGKが抑えます。日本は序盤の中島のドリブル突破や33分の佐藤のミドル以外はなかなかチャンスを作れません。前半終了間際までセネガルのパス回しに振り回されながらも粘り強く対応して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。後半も立ち上がりはセネガルの攻勢を受けて、何度か危ういシュートを打たれましたが後藤が好反応で防ぎます。それでも日本は10分過ぎからパスをつなげるようになって徐々に押し返します。そして後半17分、左からの井上のクロスはクリアされたものの、右サイドを抜け出した柴田のクロスを中央で高岡が押し込んで、先制点を奪いました。更に後半27分にはGKへのバックパスに高岡が猛烈なチャージでボールを奪い、そのままゴールに流し込んで追加点を奪うと、その後は選手を交代しながらゲームをコントロールして試合を締めました。この結果グループDはアルゼンチン、セネガル、日本が勝ち点6で並んで、得失点差で日本は3位。3位6チームのうち4位以内に入ることが確定したため、ノックアウトラウンド進出が決まりました。

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<23.11.17> 昨日ホームで行われたワールドカップアジア2次予選で、日本代表はミャンマーを5-0で下して好スタートを切りました。前田、川辺、伊藤、古橋、三苫が怪我のため不参加あるいは離脱。代替選手として渡辺(ヘント)、佐野(鹿島)、細谷(柏)が招集されたと言うこともあってこの日の先発は、GK:大迫(→前川81分)、DF:毎熊、谷口(→渡辺HT)、町田、中山、MF:堂安、鎌田(→佐野HT)、田中、相馬、南野(→守田67分)、FW:上田(→細谷67分)、と言うメンバーでした。全員が自陣に引いて、時には6人がDFラインに並んで守りを固めるミャンマーに対して、日本が圧倒的にボールを支配して攻め込みます。そして前半11分、鎌田からのボールを受けた南野がゴール前に浮き球のパスを送ると、上田が難しい体勢からヘッドでゴールに流し込んで先制点を奪います。この後ミャンマーがCKを取るシーンはあったもののほぼ一方的に日本が攻め込み、前半28分には田中の縦パスを受けた鎌田が反転シュートを決めて2点目。そして後半アディショナルタイムには堂安のパスで抜け出した上田がGKをかわしてシュートを流し込んで、3点リードでハーフタイムを迎えました。後半も日本が一方的に攻め込み、5分には南野のスルーパスで抜け出した上田が浮かしたシュートを沈めてリードを4点に広げます。その後も日本は選手を入れ替えながら攻め続け、後半41分にはG大阪育ちの堂安の念願だった吹田スタジアム初ゴールが決まって試合を締めました。
 何が起こるか分からないW杯予選。特にその初戦は難しい戦いになると言うのがこれまでの常識。特に今回は招集メンバーに離脱が相次ぐ中で迎えた試合でしたが、森保監督は冨安、遠藤、久保らをベンチに置いて、フレッシュなメンバーで戦いに臨みました。対するミャンマーは守備重視の戦い方で、何点取られても自陣に引いて守りを固めていました。日本代表は足下へのパスばかりでなかなか打開できないか、と思われましたが、しかしその難しい状況を打開したのが上田の個人技。3点ともスペースが無かったにも関わらず針の穴を通すようなコントロールでゴールを奪いました。今後の戦いを考えて手の内を見せないような戦いをしたのだろう、とは思いますが、それでも5点を取って勝利できたことで、日本代表の力を証明できたと言って良いでしょう。
 因みにカナダ戦に続いて先発出場した大迫でしたが、相手のシュートがゼロだったこともあって見せ場はほとんどありませんでしたが、しかし常に後方から大きなアクションと声でチームを支えている様子が映っていました。試合終盤に交代して「代表デビュー」となった前川にゴールマウスを譲りましたが、しかしそれも森保監督の信頼あってのこそ。この後のアウェイ遠征でもしっかりと自分の力を発揮して、代表正GKのポジションを確立して欲しいと思います。
<23.11.16> 先日発売された紫熊倶楽部12月号(Vol. 310)を紹介します。最初に取り上げられているのはマルコス・ジュニオール選手。ポステコグルー監督によって横浜FMに加入した経緯から始まって、広島に移籍した経緯から川﨑F戦のゴール、そして来季に向けての思いなどを綴っています。
 これに続くのは、レジーナのWEリーグカップ初優勝の記事。神戸、浦和、東京Vの3強の牙城を崩した意味と、そして広島の新しい歴史を作った価値について書いています。また優勝に貢献した小川、中嶋、市瀬、柳瀬の4人の喜びの声を伝えています。
 「SIGMACLUB COLUMN」は、Jリーグの秋春制移行について。match reportはWEリーグカップ決勝と、J1リーグのC大阪戦とFC東京戦。READERS AREAを挟んで後ろのカラーページの最初は、エルゴラッソの寺田記者と中野編集長の対談で、「エディオンスタジアム広島の歴史」の前編です。これに、ドウグラス・ヴィエイラ、加藤、満田、東、中野、山﨑、中島各選手のミニインタビューが続きます。そして最後はSIGMA CALENDERと紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<23.11.15> 昨日U-17W杯のグループステージ第2戦を戦ったU-17日本代表は、アルゼンチンに1-3で敗れ3位に後退しました。この日はポーランド戦から先発5人を入れ替えて、GK:後藤、DF:柴田、小杉、土屋、本多、MF:山本(→矢田83分)、中島、佐藤、高岡、吉永(→川村72分)、FW:道脇(→井上HT)、と言うメンバーで戦いました。サッカーダイジェストWebによると立ち上がりはアルゼンチンの高い個人技とスピードに苦しめられたとのこと。前半5分にエチェベリにミドルレンジからのFKを決められて先制点を奪われると、8分には左サイドを崩されロペスのクロスからアクーニャに決められてあっという間に2点のビハインドとなりました。その後は日本もテンポの良いパスワークで攻め込み、前半39分には道脇が決定的なシュートを放ったもののわずかに枠外に外れます。そして後半5分、右サイドを突破した柴田のクロスに飛び込んだ高岡が押し込んで、1点差に迫りました。その後はアルゼンチンに決定機を作られながらも後藤のビッグセーブ連発で凌ぎ、後半42分にはCKからの流れで川村がゴールに沈めたものの直前のファウルを取られて幻の同点ゴールとなります。逆に後半アディショナルタイムにカウンターからゴールを奪われ、悔しい敗戦となりました。同じグループのもう一つの試合は、セネガルがポーランドを3-0で下して2連勝で首位に立っています。グループステージ突破を賭けたセネガル戦は11/17(金)。確実に2位以上になるためにはセネガルに勝った上で得失点差で上回る必要がありますが、3位でも勝ち抜きの可能性があることを考えると、とにかく勝つことが重要です。

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<23.11.15> サンフレッチェは昨日、レジーナの新しいアカデミーチームとして「サンフレッチェ広島レジーナユース」を立ち上げる、と発表しました。監督はアカデミーのアドバイザーを務めていた田邊友恵氏で、来年4月から新高一生でスタートするとのことです。
<23.11.14> 土曜日にレジーナはサンフレッチェ広島Jrユースと45分×2+40分の練習試合を行い、1-7で敗れました。失点は1本目の10分、12分、20分、41分、2本目の13分、45分、3本目の13分。得点は3本目の27分に練習生でした。
<23.11.13> 一昨日行われた「FIFA U-17ワールドカップ インドネシア2023」のグループステージ第1戦で、U-17日本代表はU-17ポーランド代表を1-0で下し、幸先良いスタートを切りました。日本のメンバーは、GK:後藤、DF:松本(→柴田90+3分)、小杉、土屋、本多、MF:永野(→山本HT)、中島、吉永、名和田(→高岡70分)、FW:徳田(→道脇70分)、井上(→佐藤81分)。前半7分のGKからのロングボールで抜け出した井上が決定機を迎えたもののポストに当ててしまうと、その後はポーランドにペースを握られます。そして前半21分にはDFラインの裏に抜け出されて決定的なシュートを打たれましたが枠外。28分には右サイドを破られてピンチとなりましたがぎりぎりでクリアします。後半に入ると緊張感が取れてきたか日本がペースを握り、後半14分と18分には井上が決定機を迎えましたがGKに抑えられます。また17分には名和田のCKに徳田がヘッドで合わせましたが枠外に外れるなどなかなか得点が奪えません。しかし豪雨で中断した後の後半31分、中島のパスからチャンスを作り、高岡が左足で豪快に蹴り込んで先制点を奪います。その後はポーランドの反撃を受けて、後半アディショナルタイムには決定的なシュートを打たれましたがGKが左足一本で弾き、貴重な勝ち点3をゲットしました。

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<23.11.12> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第32節札幌戦は、両者とも激しく攻め合ったものの得点は生まれずスコアレスドローに終わりました。
 山﨑が6試合ぶりに先発。また加藤がワントップに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   山崎  佐々木

     東   川村

中野            志知(→ソティリウ75分)
(→越道90+4分)
   満田    エゼキエウ(→松本泰87分)

       加藤

SUB:川浪、荒木、野津田、ベン・カリファ
 対する札幌は、GK:高木、DF:田中、岡村、福森(→中村77分)、MF:ルーカス・フェルナンデス、荒野(→宮澤86分)、馬場、菅(→スパチョーク71分)、浅野、青木(→小柏71分)、駒井、と言うメンバーでした。札幌はキックオフから積極的に前に出てきて、0分には右サイドに抜け出したルーカス・フェルナンデスがクロスを入れてきましたがDFがクリア。2分には福森の縦パスを受けた青木が中央突破を狙いましたがDFがクリアします。その後は広島も前からの守備でボールを奪おうとしますが、しかし札幌はプレスをかい潜って広島陣内に攻め込みます。前半19分には荒野と菅がシュート。23分には浅野の仕掛けから菅がミドルシュートを放ちましたがわずかに枠を外れ、28分には青木に立て続けに決定的なシュートを打たれましたが大迫が素晴らしい反応で弾きます。広島は45分に加藤が強引にシュートまで持ち込みましたが、前半のシュートはその1本だけ。札幌の良さが目立つ前半でしたが、しかし大迫を中心とした広島の守備陣の集中力も高く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半最初にチャンスを作ったのは広島で、0分に速攻から加藤のパスを受けた満田がシュートしましたがDFがブロック。また7分には佐々木のロングパスから加藤がシュートしましたがGKの正面を突きます。対する札幌も6分に青木がシュートしたもののDFが防ぎ、7分には駒井のシュートが枠外に外れます。小柏、スパチョークを投入して攻撃のテンポを上げようとする札幌。対する広島もソティリウを前線に入れて点を奪いに行きます。36分には前に出ていたGKの位置を見て満田がロングシュートを放ちましたが惜しくも枠外。後半アディショナルタイムには加藤のクロスに飛び込んだ松本泰が決定的なシュートを放ちましたが枠を捉えることができません。その直後には浅野が仕掛けてシュートを狙ってきましたが、佐々木が冷静に対応して弾きます。両チームともに最後まで激しく攻め合ったものの守備の集中は高く、得点のないままに試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「自分たちのパフォーマンスには満足していますが、ラストパスの精度が良ければシュートチャンスも増えたでしょう。ただ、全体的には満足できるものだった」と語っています。またリベロに山﨑を、ボランチに東を起用したのは「来季を踏まえた上で今季から経験を積ませたい」からだったとのこと。外国人選手の多くが出場できない中来季を見据えた戦いをして、無失点に抑えて勝ち点1を確保できたことはチームとしての成長を示すことができた、と言えるでしょう。試合全体の流れとしては札幌の押し込まれる時間が長く、今季最小のシュート6本しか打てなかったと言う点は改善が必要ですが、それも来季に向けての課題だと考えれば良いでしょう。この結果2位の可能性も消滅したわけですが、しかし今節は名古屋や鹿島などすぐ下の順位のチームも勝ち点を伸ばすことができず4位にとどまることができています。残り2試合一つでも多くの勝ち点を取って、今季を締めくくって欲しいと思います。

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