12/24〜12/31のSANFRECCE Diary


<23.12.31> サンフレッチェは昨日、満田誠、柏好文両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると満田は倍増の年俸4,000万円、柏は500万円減の6,000万円で合意した、とのこと。足立強化部長は両選手について「満田は来季は怪我なく中心選手としてプレーし、代表を目指して欲しい。柏は出場すれば結果を残す選手。チームが苦しい時に、ベテランの力は必要になる」と期待を込めていたそうです。
 これで岡山にレンタル中の仙波を除く日本人選手全選手との契約更新が終了。アップ査定だった選手が多く、人件費は1億8,220万円の増(レンタル関係を含む)となっています。一方、林、柴崎の引退と森島の移籍で浮いた年俸は1億900万円。リーグ戦3位の賞金は7-8千万円と言われているので、ほぼその全額を選手の年俸に還元した、と言う計算になります。他のクラブでは主力クラスの移籍が相次いでいることを考えると一見地味なオフとなっている広島ですが、主力全員が残留した上に他チームでレギュラーとして活躍していたイヨハと小原が戻ってきたことを考えれば、少なくとも日本人選手に関しては必要十分な戦力を維持できたと言って良いのではないでしょうか。
<23.12.30> サンフレッチェは昨日、佐々木翔、茶島雄介両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると佐々木は2,000万円増の年俸9,000万円、茶島は100万円増の2,600万円で合意した、とのことです。佐々木の9,000万円は来季の日本人選手の最高年俸となりますが、これは歴代のサンフレッチェの日本人選手の年俸としても最高額。(これまでは2019-2022の青山の7,000万円。)名実ともに広島の顔として、新スタジアムで迎えるシーズンに臨むことになります。一方の茶島はリーグ戦7試合、天皇杯1試合の出場にとどまりましたが、ACL2参戦の可能性がある来季は「過密日程などでチャンスが増えるはず。チームをまとめてほしい」(足立強化部長)と期待されているそうです。
<23.12.29> サンフレッチェは昨日、荒木隼人、川浪吾郎両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると荒木は1,000万円増の年俸4,500万円、川浪は現状維持の1,000万円で合意した、とのことです。
<23.12.29> サンフレッチェは昨日、松本山雅からGK薄井覇人選手を期限付き移籍で獲得した、と発表しました。東京都出身の薄井は流経大柏高、流通経済大を経て昨年松本に加入しましたが、ここまで公式戦の出場はありませんでした。2022年の流通経済大卒、と言えば、大量12人がJリーグ入りした「大豊作」の年代。しかも広島入りした満田、仙波だけでなく、安居(浦和)、佐々木(川崎F)、菊地(鳥栖)、家泉、永井(いわき)らが所属チームで主力として活躍しています。薄井も当面は「第4GK」と言う立場だと思いますが、GK王国広島で鍛えれば大化けするかも知れません。
<23.12.29> 中国新聞によると、サンフレッチェの仙田社長は昨日、広島広域公園第一球技場の命名権を取得するため公募に応じる意向を示したそうです。用途としてはサンフレッチェのジュニアユースの練習場として考えているとのこと。「深く関わるきっかけとして命名権を取りに行きたい」と語っているそうです。
<23.12.28> サンフレッチェは昨日、鮎川峻選手の大分へのレンタル期間を延長する、と発表しました。今季の鮎川は左足の怪我の影響もあって出遅れ、リーグ戦は3試合、ルヴァンカップは5試合でノーゴールに終わっていたことから、7/7に大分への期限付き移籍が決まりました。そして大分では移籍直後の第25節清水戦に途中出場すると、第30節藤枝戦では先発して初ゴール。その後もコンスタントに出場して、14試合に出場して3ゴールを挙げています。今シーズンは9位に終わった大分は来季のJ1昇格に向けて体勢を立て直さなければならないところですが、攻撃の主軸だった藤本、長沢の退団が決まっていることを考えると、鮎川を重要な戦力と見なしているのは間違いないところ。また鮎川にしても来年のパリ五輪に向けての代表入りするためには結果を残し続けたいわけで、このレンタル延長は両者にとってWin-Winの契約だと言って良さそうです。
<23.12.28> サンフレッチェは昨日、志知孝明、川村拓夢両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると志知は200万円増の年俸4,700万円、川村は3,500万円増の5,000万円で合意した、とのことです。足立強化部長は川村について「代表に選ばれるだけの選手になってきた。来季は絶対的な8番を見せつけて欲しい」と期待の言葉を語っていた、とのことです。
<23.12.27> サンフレッチェは昨日、住吉ジェラニレショーン選手が清水に期限付き移籍する、と発表しました。2021年のシーズン途中に水戸から広島に完全移籍した住吉は、その年は1試合の出場にとどまったものの昨年はリーグ戦8試合に出場したほか、ルヴァンカップでは6試合に出場して2得点を挙げるなど成長を見せました。そして今シーズンは塩谷の離脱により右CBとして6試合に先発出場したものの、その後は1試合にベンチ入りしただけに終わりました。4バックで戦う清水のCBは鈴木義宣と高橋祐治がいてこちらも高い壁が待っていますが、レギュラーをつかんでチームをJ1に導いて、成長して戻ってきて欲しいと思います。
<23.12.27> サンフレッチェは昨日、大迫敬介、東俊希両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると大迫は2,000万円増の年俸5,500万円、東は倍増の4,000万円で合意した、とのことです。
<23.12.26> サンフレッチェは昨日、期限付き移籍していたイヨハ理ヘンリー選手と小原基樹選手が復帰する、と発表しました。中国新聞によると、イヨハの年俸は1,400万円、小原は1,000万円だとのことです。
 ナイジェリア人の父と日本人の母の間に生まれたイヨハは、フェルボール愛知から広島ユース入りし、2016年にプロ契約を締結しました。しかしユース卒業後の2017年は出場機会に恵まれなかったこともあって2018年に岐阜に期限付き移籍。3年間在籍して41試合に出場しました。翌2021年には鹿児島、2022年には熊本でプレー。今季は京都に期限付き移籍して、リーグ戦18試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場していました。6年間の武者修行を経て広島に復帰するイヨハは、来季は「鉄板3バック」を相手にレギュラー獲りを目指すことになります。
 一方の小原は聖和学園高から東海学園大を経て2022年に愛媛FCでプロとしてのキャリアをスタートさせて、30試合出場4得点の活躍を見せて昨シーズンオフに広島に完全移籍していました。そして今季は水戸に期限付き移籍して、トップ下のレギュラーとして40試合に出場して6得点を挙げました。身長170cmと小柄ですがドリブルのキレとシュートの巧さが特徴で、似たようなタイプのマルコス・ジュニオールやエゼキエウとシャドウのポジションを争うことになりそうです。
<23.12.26> サンフレッチェは昨日、中島洋太朗選手と来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると年俸は現状維持の460万円で、来季もユース所属のままでトップにも出場できる2種登録のままとする方針だとのことです。
<23.12.25> 昨日ホームで行われたWEリーグ第6節で日テレ・東京ヴェルディベレーザと対戦したレジーナは、後半32分の上野のゴールと45分の松本のゴールで2点差を追いつき、勝点1ずつを分け合いました。
 レジーナの先発は前節からCB1人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   呉屋  市瀬   島袋(→松本89分)
(→左山75分)
     渡邊  柳瀬
     (→森89分)
立花            中嶋
(→瀧澤58分)
     上野  高橋


SUB:福元、大内、吉野
 対する東京Vは、GK:野田、DF:柏村(→樋渡HT)、坂部、池上、松田、MF:宮川、木下、山本(→土方62分)、菅野、北村、FW:藤野、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから東京Vのペース。前半16分に中嶋からボールを奪った山本のクロスがゴール前を横切ると、逆サイドに詰めていた藤野に決められ先制点を許してしまいました。広島はなかなかシュートまでも行けない時間が長かったのですが、前半終了間際に中嶋のパスを受けた高橋がシュートを放ったものの枠外に外れ、1点のビハインドで前半を終えました。後半も立ち上がりから東京Vのペースで、3分には広島ゴール前でのパス交換から木下に決められリードを広げられます。その後も東京Vのパス回しに振り回されてなかなか反撃できない時間が長かったもののそこを我慢して迎えた後半32分、右からの瀧澤のCKをニアに飛び込んだ上野がヘッドで流し込んで1点差に詰め寄ります。そして後半45分、ドロップボールを瀧澤がゴール前に入れると、ここに飛び込んだ松本が同点ゴールを決めて、土壇場で勝点1をゲットしました。試合後に中村監督は松本のゴールシーンについて「あのシーンは賛否両論あるかもしませんが、今までであれば、隙をつかれることばかりでしたが、逆に隙を見逃さずに松本の推進力を活かした良いゴールだったと思います」と語っていたとのこと。粘り強く戦って負け試合を引き分けに持ち込んだことは、今後に繋がるに違いありません。

サンフレッチェ広島公式サイト
日テレ・東京ヴェルディベレーザ公式サイト
WEリーグ公式サイト
<23.12.25> サンフレッチェは昨日、松本泰志、中野就斗両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると松本泰は300万円増の年俸2,300万円、中野は900万円増の1,500万円で合意した、とのことです。
<23.12.24> サンフレッチェは昨日、加藤陸次樹、松本大弥両選手との来季の契約を更新した、と発表しました。中国新聞によると加藤は1,500万円増の年俸5,500万円、松本大は200万円増の年俸1,200万円で合意した、とのことです。
<23.12.24> サンフレッチェは昨日、土肥航大選手が栃木SCに育成型期限付き移籍する、と発表しました。昨年は水戸で26試合に出場した土肥は今季は甲府に期限付き移籍しましたが、第12節から3試合に途中出場しただけで7/19に退団しました。そしてその後移籍した今治では3日後の試合に途中出場すると、その後はレギュラーを獲得して18試合に出場しました。これまでJ2ではなかなか結果が出せていない土肥ですが、来季こそ栃木で大きく成長して欲しいと思います。
<23.12.24> Jリーグは昨日来シーズンの開幕カードを発表し、サンフレッチェはホームで浦和レッズと対戦することになりました。日程は2/23, 24, 25のいずれかと言うことですが、既報の通り天皇誕生日の2/23開催になりそうです。また第2節はFC東京とのアウェイゲームで、日程は3/2か3/3になるとのことです。
<23.12.24> 昨日「高円宮杯JFA第35回全日本U-15サッカー選手権大会」の準々決勝を戦ったサンフレッチェ広島ジュニアユースは、大宮アルディージャU15に0-3で敗れました。
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