2/5〜2/11のSANFRECCE Diary


<23.2.11> 体調不良で合流が遅れていた柏選手が昨日練習に合流したそうです。トルコキャンプ中に発熱するなどして離脱していましたが、昨日約3週間ぶりにボールを蹴ることができたとのこと。中国新聞によると開幕戦の出場は難しそうですが、昨夏にコロナ感染から回復してすぐに出場して好プレーを見せた経験からか「(コンディションを)上げなくても行けちゃうから」と語っていたそうです。
<23.2.10> サンフレッチェは昨日、レジーナの木崎あおい選手が日テレ・東京ヴェルディベレーザに完全移籍する、と発表しました。ちふれASエルフィン埼玉から広島入りした木崎は、左SBとして昨シーズンのWEリーグの全試合に出場してチームの6位躍進に貢献しました。また今季もWEリーグカップの全試合とリーグ戦の全試合に先発出場するなど、チームの中では最も重要な選手の一人だったと言えるでしょう。ベレーザはWEリーグのライバルチームではあるものの、常に広島よりも上位にいる「格上」のクラブ。木崎にとっては「ステップアップ」となることを考えると、残念ではあるものの頑張って欲しい、と言う言葉とともに送り出すしかありません。
<23.2.9> 宮崎キャンプ10日目の昨日はFCソウルとの練習試合を45分×3本で行い、4-2で勝ちました。モバイルサイトによると1本目のメンバーは、GK:川浪、DF:塩谷、山﨑、佐々木、MF:中野、青山、志知、松本泰、川村、FW:満田、棚田。立ち上がりに何度かソウルに危ういシュートを打たれたものの、19分に棚田が決定的シュートを放つなどで押し返し、24分に中野からのパスでポケットを取った松本泰のマイナスのクロスを川村が決めて先制点を奪いました。その後33分に志知の裏を取られ、クロスからのシュートは弾いたもののこぼれを決められて同点に追いつかれます。しかし41分に佐々木のパスで飛び出した松本泰が倒されて得たPKを自ら決めて、2-1で1本目を終えました。
 2本目も何度かビッグチャンスを作ったものの決め切れず、24分に全員を入れ替えます。メンバーは、GK:林、DF:住吉、荒木、東、MF:茶島、野津田、松本大、越道、エゼキエウ、竹内(筑波大・広島ユース出身)、FW:ベン・カリファ。そして27分にはベン・カリファのプレスからGKのミスを誘い、エゼキエウがゲットしてリードを2点に広げます。続く3本目は20分にDFラインの連係ミスから1点を返されたものの、33分にユースの中島がゴールを決めて、そのまま試合を終えました。
 中国新聞によるとスキッベ監督は試合前に「自分たちのサッカーをもう1回やろう」と語りかけたとのこと。1本目は前線の棚田、満田、川村が前線からプレッシャーをかけ、松本泰がDFラインの裏に飛び出して何度も好機を演出したそうです。トルコキャンプで取り組んだ4バックから3バックに切り替えて戸惑いもあったようですが、「やっと3バックの感覚が戻ってきた」(満田)ことで、得点力も取り戻した様子。開幕戦まで残り10日となって、チームは仕上げに入ります。
<23.2.8> 宮崎キャンプ9日目の昨日は午前練習のみとなり、約2時間のメニューをこなしたそうです。30分のアップの後には3分の1コートで10対10のミニゲームを行ったそうですが、そこで監督が強調していたのは攻守の素早い切り替えだったとのこと。特に攻撃から守備に戻るタイミングで「速く戻ろう」と鋭い声が飛び、攻撃陣がダッシュで帰陣していたそうです。またその後はDFを付けずに11人でゴールを目指す攻撃のシミュレーションを行い、続いて8対8のハーフコートゲームで「裏抜け」の意識を高める練習をしたとのこと。「守備はコンパクトにすること。FC東京戦では簡単にシュートまで行かれることが多かったので改善したい。攻撃は早いパスを回しながら、裏に抜けることを徹底したい」と言うスキッベ監督の意図がどれだけ浸透したか、今日のFCソウル戦で確認することになりそうです。
<23.2.7> サンフレッチェ広島レジーナは昨日、渡邊真衣、吉野真央両選手の新加入選手発表会見を行いました。冒頭で雨野裕介強化部長が獲得の狙いについて説明。今季のリーグで2勝2分け3敗と勝ち切れない試合が続くレジーナを「取るべきところで点を取れるチームになれるよう」に、チーム内競争を活性化させる一員として2人を獲得した、と述べました。日体大から加入した渡邊選手は中盤でのボール奪取能力が際立っていて、前線に展開する能力も高い選手だとのこと。小川、近賀、増矢、柳瀬と高い能力を持つ選手たちとボランチのポジションを争うことになりそうです。一方早大から加入した吉野真央選手は、大学の途中からDFからFWにコンバートされたそうで、ポストプレーなどフィジカルを生かしたプレーだけでなく、前線からのハードな守備を得意としているとのこと。谷口、上野らと争うFWだけでなく、様々なポジションにチャレンジできる選手として獲得したそうです。2人は既に1月末からチームに合流していて、2月末に予定されているキャンプにも参加する予定だとのこと。チーム内競争を激化させて、チーム全体をレベルアップさせて欲しいと思います。
<23.2.6> 晴天に恵まれた宮崎キャンプ7日目の昨日は、疲労を考慮して午前中のみのリカバリーで終了したそうです。中国新聞によるとスキッベ監督はFC東京戦の敗戦を受けて、力を発揮できなかった複数の選手の名前を挙げて課題を指摘していたとのこと。ただその一方で「まずいゲームは1試合あったっていい。新しい日がくれば、天気も良く、楽しくサッカーができる。今日も楽しんで行こう!」とポジティブな声掛けをして練習をスタートしたとのこと。GK陣と練習試合でプレー時間の少なかった選手以外は約1時間のメニューで終了したそうです。
<23.2.5> 宮崎キャンプ6日目の昨日はFC東京と45分×3本の練習試合を行い、0-4で敗れました。モバイルサイトと中国新聞によると、メンバーをシャッフルして臨んだ広島に対して、FC東京は主力組が先発したとのこと。その中で立ち上がりから20分ぐらいまでは広島のペースで、9分には松本泰のスルーパスからベン・カリファがペナルティエリア内で決定的なシュートを放ったそうです。しかしその後アダイウトンに先制点を許すと、その後は次々と右サイドを崩されて失点を重ねたとのこと。メンバーを大きく入れ替えた70分以降は広島が圧倒したものの、棚田が2本ポストに当てるなど決定機をものにできず、逆に失点してしまったとのことです。敗れたことは残念だったものの、「開幕直前まではメンバーを固定するつもりはない」と言うスキッベ監督にとっては、いろいろと収穫のあった試合だったと言えるかも知れません。
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