3/12〜3/18のSANFRECCE Diary


<23.3.18> 明日はJ1リーグ戦第5節。サンフレッチェはホームに柏レイソルを迎えます。
 昨年は序盤から上位で戦い、第24節時点で2位とリーグ優勝にも手が届く位置にいました。しかし第25節の広島戦に敗れるとそこから11試合は1勝もできず、最終順位は7位に終わっています。終盤の失速の原因は11試合で21失点を喫した守備にある、と言うことで立田とジエゴを補強したものの上島と高橋が流出。また期待のジエゴも足の肉離れで離脱したこともあって、今季の公式戦の勝利は無くリーグ戦は16位と苦しんでいます。ここまでの戦績は次の通り。
1H △2-2 G大阪 【柏】片山、細谷、【G】宇佐美、ダワン
2H △1-1 FC東京 【柏】細谷、【東】アダイウトン
3A ●0-1 福岡  【福】ルキアン
L1H △1-1 鹿島  【柏】細谷、【鹿】松村
4H ●0-3 名古屋 【名】ユンカー、永井、OG
 前節は昨年まで戦っていた3バックに戻して立て直しを図りましたが、ペースを握っている時間帯に得点できないでいると前半41分に失点。後半は前掛かりになった裏を突かれて2点を失い敗れています。ただ、攻撃の形は作れており細谷の調子も良いことを考えると、きっかけさえ掴めば流れは変わるはず。勝って代表ウィークよる中断に入りたい、と言うことで、必勝体制で広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節の先発を踏襲するか、あるいは終盤の布陣かどちらかで行くのではないかと思われます。と言うことで、私の予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     野津田 川村

中野             東

    満田    森島

      Bカリファ

SUB:川浪、志知、松本泰、青山、エゼキエウ、ソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラ
 誰が出場することになっても、またどのような布陣で戦ってもキーになるのは前からのプレス。立ち上がりから「スキッベサッカー」を貫いて、ホームでのリーグ戦初勝利を挙げて欲しいと思います。
<23.3.17> 先週発売の「紫熊倶楽部」4月号(Vol. 302)を紹介します。最初の記事は、満田選手のインタビュー。佐藤寿人さんの移籍後は誰も付けていなかった背番号11を背負って迎えるシーズンについて、様々な角度から答えています。これに続くのはエゼキエウ選手のスペシャル・ドキュメント。天皇杯決勝で川村の同点ゴールを導くパスを出しながら怪我してしまったシーンから始まって、手術や妻の妊娠、そして第一子の誕生と激動だった2022年を振り返っています。また「サンフレッチェを支える人々」では、主務として選手たちから絶大な信頼を集めていた水野友博さんを取り上げて、これまでの様子と今後の「スタジアム推進室」での仕事を紹介しています。
 「match report」はJ1リーグの札幌戦、新潟戦、横浜FM戦。札幌戦の誤審について、審判委員長が謝罪したと言う記事が掲載されています。アウェイ見聞録は、キャンプ地だった宮崎で出会った美味しい食事の数々について。後半のカラーページでは、柏選手、森島選手、柳瀬選手、東選手と、レジーナに新加入した渡邊、吉野両選手を紹介しています。「REGINA PLAYERS」を挟んで、「普通から、特別の階段」のタイトルで塩田選手を取り上げています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<23.3.16> 日本サッカー協会は昨日「キリンチャレンジカップ」を戦う日本代表選手を発表し、広島からは大迫が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】シュミット(シントトロイデン)、大迫(広島)、谷(G大阪)
【DF】板倉(ボルシアMG)、冨安(アーセナル)、伊藤(シュツットガルト)、
    橋岡(シントトロイデン)、角田(横浜FM)、瀬古(グラスホッパー)、
    菅原(AZアルクマール)、バングーナガンデ(FC東京)、半田(G大阪)
【MF/FW】
    遠藤(シュツットガルト)、伊東(スタッド・ランス)、浅野(ボーフム)、
    守田(スポルティングCP)、鎌田(アイントラハト・フランクフルト)、
    西村(横浜FM)、三苫(ブライトン)、前田(セルティック)、
    堂安(フライブルグ)、上田(セルクル・ブルージュ)、町野(湘南)、
    田中(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、中村(LASK)、久保(レアル・ソシエダ)
 このメンバーは3/24にウルグアイ代表、3/28にコロンビア代表と対戦します。
<23.3.15> 日本サッカー協会は「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2023」の日程を発表しました。それによると、サンフレッチェ広島ユースの日程は次の通り。
 4/2  (日)  11:00 名古屋U-18(吉田サッカー公園)
 4/8  (土)  14:00 履正社高(服部緑地陸上競技場)
 4/16 (日)  11:00 神戸U-18(吉田サッカー公園)
 4/23 (日)  11:00 横浜FCユース(横浜FC・LEOCトレセン)
 5/6  (土)  11:00 東福岡高(吉田サッカー公園)
 5/14 (日)  11:00 鳥栖U-18(佐賀市健康運動センター)
 5/21 (日)  11:00 静岡学園高(エスプラットフジスパーク)
 6/17 (土)  11:00 磐田U-18(吉田サッカー公園)
 未定         大津高
 7/2  (日)  16:00 米子北高(吉田サッカー公園)
 7/9  (日)  11:00 神村学園高(いぶすきフットボールパーク)
 9/3  (日)  10:00 名古屋U-18(トヨタスポーツセンター)
 9/10 (日)  15:00 履正社高(吉田サッカー公園)
 9/18 (月・祝)10:00 横浜FCユース(吉田サッカー公園)
 9/23 (土・祝)15:00 神戸U-18(いぶきの森球技場)
 10/1 (日)  11:00 東福岡高(東福岡高グラウンド)
 10/8 (日)  11:00 静岡学園高(吉田サッカー公園)
 10/15(日)  11:00 磐田U-18(竜洋スポーツ公園サッカー場)
 10/22(日)  11:00 鳥栖U-18(吉田サッカー公園)
 11/19(日)  11:00 大津高(吉田サッカー公園)
 11/26(日)  13:00 米子北高(どらパーク米子陸上競技場)
 12/3 (日)  13:00 神村学園高(吉田サッカー公園)
 昨年はスタートダッシュに失敗して残留争いに巻き込まれてしまったユースですが、今季は序盤から勝ちを積み重ねて、2年ぶりの優勝を勝ち取って欲しいと思います。
<23.3.14> 一昨日アウェイで行われたWEリーグ第10節大宮戦で、サンフレッチェ広島レジーナは0-5で大敗を喫してしまいました。
 レジーナは森を初めて先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森

     小川  柳瀬

       齋原(→上野59分)

瀧澤            中嶋
(→立花59分)
       大内(→谷口75分)

SUB:藤田、中村、塩田、増矢
 対する大宮は、GK:望月、DF:有吉、乗松、西澤、鮫島、MF:林、上辻(→田嶋63分)、仲田(→村上72分)、大熊(→柴山86分)、FW:井上(→北川72分)、高橋(→大島86分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出て行く広島でしたが、しかし前半4分にあっさり大宮に先制点を許します。右サイドからの仲田のロングパスで抜け出した井上が高橋に渡すと、そのクロスを後ろ向きでトラップした上辻がシュート。これが左山の身体に当たって跳ね返ってゴールネットに落ちてしまいました。続いて13分には今度は左サイドの鮫島のロングパスで抜け出した大熊は何とか抑えたものの、こぼれ球を打った井上のシュートがゴールの左隅に飛び込みました。その後は広島が何とか取り返そうと大宮ゴールに迫ったものの得点できず。逆に後半11分、パスミスを奪われペナルティエリア内からの高橋のシュートはGKの正面に行ったもののキャッチできずに3点目を失います。続いて後半24分には大宮のパス交換から高橋に抜け出され、パスは逆サイドに流れたもののいち早く反応した井上に決められてしまいます。更に後半31分には木稲が何と目の前の高橋にボールを渡してしまい、ループ気味のロングシュートを決められて万事休すとなりました。広島は相手の6本の倍以上の13本のシュートを放つなど最後まで攻めの姿勢は失わなかったものの、「安い失点」がこれだけ続けば大敗もやむなし、と言うところ。次節の仙台戦と中2日で迎える新潟戦に向けて、立て直さなければなりません。

サンフレッチェ広島公式サイト  大宮公式サイト
WEリーグ公式サイト  ピックアップマッチ  記録
<23.3.13> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第4節G大阪戦は、後半アディショナルタイムのPKで勝ち越して、リーグ戦の今季初勝利を挙げました。
 先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

       野津田(→青山90+6分)

満田             東(→志知83分)

   川村      森島

  ソティリウ  Bカリファ
  (→松本泰HT→中野73分)

SUB:川浪、エゼキエウ、鮎川
 対するG大阪は前節から先発5人を入れ替えて、GK:東口、DF:半田(→高尾83分)、三浦、黒川、江川、MF:福田(→食野71分)、ネタ・ラヴィ、ダワン(→山本理71分)、ファン・アラーノ(→山見83分)、FW:宇佐美(→山本悠85分)、鈴木、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢をかけた広島は、前半1分に左サイドの高い位置から東がペナルティエリア内にロビングのパス。これを絶妙なトラップで収めた森島がゴール前を横切るクロスを送ると、逆サイドでベン・カリファが押し込んで、あっという間に先制点を奪いました。
 この後も広島が攻撃の手をゆるめず、6分には森島のクロスからベン・カリファが落としたものの惜しくも味方には合わず。7分には左サイドから野津田が思い切ってシュートを放ちましたがわずかに枠を外れ、直後のCKでは佐々木のヘッドに川村が飛び込みましたが枠を捉えることができません。その後はG大阪が押し返したものの、21分には塩谷の縦パスからベン・カリファがシュートしたもののブロック。また23分にはCKの流れから佐々木がヘッドで狙いましたがGKの正面に行ってしまいます。G大阪も前半32分にファン・アラーノのクロスに鈴木が合わせて初めて危ないシーンを作ると、その後は両チームとも持ち味を出した攻め合いになります。前半43分には満田のFKをソティリウ?が逸らして逆サイドに走り込んだ川村?が押し込みましたがオフサイドを取られ、前半は広島の1点リードで終わりました。
 後半の最初のシュートは満田のミドルでしたが、しかしその後はガンバにペースを握られます。2分にはダワンがミドル。6分の福田のシュートも8分のダワンの突破も大迫が抑えます。広島も13分に松本泰が、17分には満田のフィードからベン・カリファがシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後は再びガンバのペースとなって、19分の鈴木のシュートも21分のファン・アラーノのシュートも枠外に外れましたが、しかし24分には宇佐美がドリブルで仕掛けてシュート。これがDFの身体に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らしてしまいました。
 同点に追いついて意気上がるG大阪は、その直後にもファン・アラーノのクロスに鈴木が飛び込んだものの荒木がぎりぎりでクリア。また26分には食野の仕掛けから黒川がクロスを入れてきたものの大迫がキャッチします。ここでスキッベ監督は後半から交代出場した松本泰に代えて中野を投入し、満田をトップ下に移します。するとその後は広島がペースを握り返して、31分には川村と荒木が惜しいシュートを放ちます。逆にガンバも後半36分、カウンターから鈴木が抜け出してフリーでシュートを打ちましたが大迫が素晴らしい反応で弾き、続く宇佐美のシュートも大迫がキャッチします。そして迎えた後半アディショナルタイム、満田の猛烈なチャージに焦った東口がネタ・ラヴィにパスすると、これを狙っていた森島が奪ってベン・カリファへ。前を向いたベン・カリファをネタ・ラヴィが倒してPKを得ると、これを満田が落ち着いて決めてようやく広島が勝ち越します。そしてその後は選手交代やキープで時間を使って、広島が1点差を守って逃げ切りました。
 立ち上がりの広島は素晴らしいサッカーを展開し、先制のシーン以外にも何度も決定機を作って追加点を狙いに行きました。しかしそこは力のあるガンバ。徐々にペースを握り返すと、後半は広島の守備に的を絞らせず攻勢に出てきました。ガンバの得点は宇佐美の個人的な力に因るところが大きかったとは思いますが、それ以外にも何度も決定機を作られていて、大迫の奮闘が無ければ一気に逆転まで行かれていても不思議ではなかったと思います。しかしそこでスキッベ監督は後半から投入した松本泰を思い切って交代させ、満田をシャドウの位置に上げてきます。この絶妙な采配によって再び流れを取り戻し、そして最後は前からの激しいプレスでボールを奪い、PK奪取につなげました。スキッベ監督は試合後にこの交代について「彼(松本泰)のパフォーマンスが悪かったと言うわけではなく、自分の選手交代で戦術変更がうまくいかなかったから...自分の犯したミスをもう一度修正しようと考えました」と述べています。自らの決断を修正する勇気だけでなく、それを自らの責任としてインタビューで語ることのできる人間性があるからこそ、チームも一丸となって戦えるのだと言えるでしょう。この試合の内容自体はこれまでと比べて良いとは言えなかったとは思いますが、それでも勝点3を取ったことはチームにとって大きな自信となったはず。昨年同様に初勝利から白星を積み重ねて、上位に進出して欲しいと思います。

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<23.3.8>  モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のメンバーについて「リーグ戦の試合も内容的に悪くなかったので、それほど大きく変えるつもりはない」と語っています。チャンスを量産しながらもなかなか得点に結びついていないリーグ戦のサンフレッチェですが、きっかけさえ掴めば爆発できるはず。今日も高い位置で奪っての一気の速攻で点を取って、リーグ戦初勝利を収めて欲しいと思います。
 今日の試合会場はパナソニックスタジアム吹田で午後4時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。
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