3/19〜3/25のSANFRECCE Diary


<23.3.25> 明日はルヴァンカップのグループステージ第2節。サンフレッチェはホームで名古屋グランパスと戦います。
 昨年は開幕戦に勝利した後はなかなか調子が上がらなかったものの、終盤に3バックに切り替えて8位でフィニッシュした名古屋。長谷川監督2年目の今季は、シーズンオフに野上、ユンカーらを加えて、上位進出を目指してスタートしました。そして開幕から連勝するなどここまでリーグ戦5試合を3勝1分け1敗で、現在2位に付けています。今季の公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 横浜FC 【名】ユンカー
2H ○1-0 京都  【名】永井
3A ●0-1 鳥栖  【鳥】長沼
L1A ○2-0 神戸  【名】酒井2
4A ○3-0 柏   【名】ユンカー、永井、OG
5H △0-0 FC東京
 前節は両チームとも3-4-3のミラーゲームだったためか膠着した展開となり、お互いにチャンスは作ったもののゴールを奪えずスコアレスドローに終わっています。ルヴァンカップの初戦はメンバーの半分を入れ替えて戦って2-0で勝利を挙げた名古屋。明日はグループステージ突破に向けて弾みをつけるべく、勝てるメンバーを揃えて広島に乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、日本代表に選出された大迫が欠場予定。と言うことで、GKには横浜FC戦と同様に川浪を起用して、リーグ戦の出場メンバー以外でメンバーを組んでくる可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       川浪

  住吉   山﨑  松本大

    松本泰  青山

越道             柏

   柴崎    エゼキエウ

       鮎川

SUB:林、佐々木、東、川村、森島、満田、ドウグラス・ヴィエイラ
 前節は満田、川村らの途中からの起用により流れを変えたサンフレッチェでしたが、明日は立ち上がりからペースを握って行きたいところ。ホームのファミリーの前で、練習で培った力を発揮して欲しいと思います。
<23.3.24> 「高円宮杯 JFA U-15 中国 プログレスリーグU15」は先週末の段階で第3節まで終えて、サンフレッチェ広島ジュニアユースが3連勝で首位に立っています。ここまでのサンフレッチェの下部組織3チームの戦績と順位表は次の通り。
【第1節】
広島Jrユース ○7-0 鳥取U-15
くにびき   ●2-3 ハジャス
びんご    ●2-5 FCツネイシU15

【第2節】
広島Jrユース ○4-0 クレフィオ山口
くにびき   ●2-3 岡山U-15
びんご    △2-2 Jフィールド岡山

【第3節】
広島Jrユース ○5-0 ハジャス
くにびき   ●1-4 シーガル広島
びんご    ○1-0 クレフィオ山口

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY   9    3   0   0   +16
2 J岡山    7    2   0   1    +8
3 ツネイシ   7    2   0   1    +4
4 岡山U-15   7    2   0   1    +3
5 シーガル   4    1   1   1    +1
6 びんご    4    1   1   1    -2
7 ハジャス   4    1   1   1    -4
8 くにびき   0    0   0   3    -5
9 クレフィ   0    0   0   3    -7
10 鳥取U-15   0    0   0   3   -14

<23.3.23> 日本サッカー協会は昨日天皇杯1回戦、2回戦の組み合わせと日程を発表し、サンフレッチェの初戦となる2回戦は、6/7(水)に広島県代表と徳島県代表の勝者と対戦することになりました。
 なお、広島県代表を決める「全広島サッカー選手権大会」は社会人から福山シティFC、SRC広島、廿日市FC、H"IDE、大学から広島大学、広島修道大学、広島経済大学、福山大学のそれぞれ4チームの本選進出が決定。トーナメントで天皇杯への出場権獲得を目指します。一方の徳島県予選は一次トーナメントが始まっており、ここを勝ち抜いたチームが5/7に行われるFC徳島(四国リーグ)との決定戦を戦って代表が決まることになります。
<23.3.22> 昨日ホームで行われたWEリーグ第7節新潟戦は、2試合連続の逆転勝利で6位に浮上しました。
 レジーナは仙台戦から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森(→塩田57分)

    小川    柳瀬(→増矢80分)

立花     齋原     中嶋(→谷口89分)
(→瀧澤57分)(→上野57分)
       大内

SUB:福元、中村
 対する新潟は、GK:平尾、DF::白井、山谷、三浦、北川、MF:滝川、園田悠(→森中90+3分)、白沢、園田瑞(→柳澤75分)、FW::道上(→山本HT)、上尾野辺、と言うメンバーでした。立ち上がりは新潟のペースを握られ、4分にはCKからの三浦のシュートはぎりぎりでクリアします。しかしその1分後に左サイドのスローインから繋がれて、北川のクロスを上尾野辺に決められ、またもや早い時間に先制点を許してしまいました。
 これで勢いが出た新潟は、その後もチャンスを量産。前半10分には右からのクロスに上尾野辺が合わせてきましたが危うくクリアします。続いて11分にもロングクロスからヘッドで狙われたものの左山がぎりぎりで弾きます。また15分にもFKから上尾野辺のシュートを許しましたが木稲がキャッチします。更に前半24分、クロスのこぼれを白沢に遠目から狙われたもののDFが弾きます。広島は前からのプレスが嵌まらず、またDFラインでボールを回すものの前線でキープできずなかなかシュートまで行けません。それでも粘り強く戦い続けると、35分には森の右足のクロスに大内が飛び込んで何とかヘディング。38分には小川が強烈なミドルを放ちましたがGKのファインセーブに防がれます。対する新潟も前半42分にFKの折り返しを山谷がシュートしましたが上に外れ、前半は苦しい展開ながら何とか1失点に抑えてハーフタイムを迎えました。
 後半から1人交代した新潟に対して同じメンバーで臨んだ広島。前半よりはボールを支配する時間が長かったものの、新潟の堅い守備を崩せない展開が続きます。そこで広島は後半12分に瀧澤、上野、塩田を投入して流れを変えようとします。そしてその直後の中嶋のミドルはバーに弾かれてしまったものの、後半17分、細かいパス交換で右の高い位置に抜け出した柳瀬のクロスを大内が流し込んで、ようやく同点に追いつきました。
 この後は両チームともに勝ち越しを狙って激しく攻め合います。後半20分には上尾野辺のパスから園田悠に打たれましたが枠外。21分には大内がシュートまで行ったもののGKの正面を突き、30分には上野が強烈なシュートを放ちましたが惜しくもバーに弾かれます。また33分には瀧澤がドリブルで仕掛けてシュートしましたがわずかに右に外れ、41分には左にポジションを変えていた瀧澤のパスに走り込んだ中嶋が右から走り込んでシュートしたものの、ヒットせずGKに抑えられます。そして後半アディショナルタイムに、小川のCKを交代出場したばかりの谷口が頭で流し込んで勝ち越し。その後の新潟の反撃を凌いで、勝利のホイッスルとなりました。
 仙台戦から中2日での試合と言うことで先発2人を入れ替えて臨んだレジーナでしたが、やはり体力的に厳しかったのか前半は新潟にボールを回されてなかなか奪いに行けず、またセカンドボールを失うことも多く苦しい試合となりました。もし前半のうちに新潟に追加点を許していれば、大宮戦と同じような結果が待っていたかも知れません。しかし選手たちは苦しい中でも身体を1mmでも寄せて、前半の失点を1点に抑えると、後半はしっかりとボールを繋いで流れを掴み、3枚替えをきっかけに完全にペースを握りました。そして後半アディショナルタイムの谷口の勝ち越しゴール。中村監督が試合後に「まさか、あんな形で点を獲ってくれるとは思っていなかったので、驚いた」と語る見事な得点で、チームを勝利に導きました。今季は中断までの7試合で2勝にとどまり、また中断明けには大敗を喫すると言う厳しいシーズンでしたが、それでも自分たちを信じて粘り強く戦ってきたことがこの結果につながった、と言って良いでしょう。この試合でWEリーグの2022-23シーズンは前半戦を終えてレジーナは6位。首位の浦和とは勝点差が13あるものの、4位以下は勝点差1の中に4チームがひしめく混戦となっています。次は中4日で強敵・INAC神戸との戦いとなりますが、これまで通りチーム一丸となって戦い抜いて、連勝を伸ばして欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト  新潟公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合ハイライト動画
新潟放送
<23.3.20> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第5節柏戦は、後半37分の塩谷のゴールで突き放して勝ち、リーグ戦2連勝で9位に上がりました。
 志知が移籍後リーグ戦初先発。また東をボランチで起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田   東
    (→青山90+3分)
満田            志知(→エゼキエウ78分)

   森島      川村
   (→中野70分)
      Bカリファ(→Dヴィエイラ78分)

SUB:川浪、松本泰、鮎川
 対する対する柏は、GK:守田、DF:古賀、土屋(→モハマド・ファルザン90+1分)、田中、MF:椎橋(→加藤72分)、高嶺、片山、三丸、FW:細谷(→仙頭77分)、山田(→マテウス・サヴィオ77分)、フロート、と言うメンバーでした。ファーストシュートを放ったのは3分に片山でしたが、その後は広島がペースを握ります。6分には森島の浮き球のパスを受けた東がシュートしましたがGKが好反応で防ぎ、川村が詰めたもののDFがクリア。15分には志知のクロスのこぼれ球を東が狙いましたが上に外れてしまいます。5バックで守備を固め、局面ではファウル覚悟で潰しに来る柏に対して広島も攻めあぐみ、逆にボールを支配される時間も長くなります。しかし前半37分に満田が強烈なミドルを放つと再び広島のペースとなって、38分には川村が至近距離からシュートしたものの惜しくも枠外。42分にもCKにベン・カリファが合わせましたが枠外に外れます。前半は広島が何度もチャンスを作ったもののゴールは奪えず、両者スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島が攻勢に出るもののなかなか崩せない時間が続きます。12分には野津田のFKに志知が合わせましたが枠外。23分には東のパスで抜け出したベン・カリファがシュートしたもののGKの好守に防がれます。続いて28分にはベン・カリファのヒールパスを受けた満田がコースを狙ってシュートしたもののGKがぎりぎりで弾き、29分にはCKに中野が合わせに行きましたがわずかに届きません。そして後半36分、満田が粘ってボールを塩谷に渡すと、塩谷は2人をかわしてシュート。これが相手に当たってゴールネットに飛び込んで、ついに柏のゴールをこじ開けました。
 これで攻めるしかなくなった柏は、フロートとマテウス・サヴィオを起点に広島ゴールに迫ります。そして後半43分にはマテウス・サヴィオのシュートが広島ゴールを襲いましたが大迫が冷静にキャッチします。最後は柏のロングボール攻撃にさらされたものの守備陣がはね返して、スタジアムに広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
 今季ここまで勝ち無しで、しかも前節は3失点で敗れたことから、柏は守備を固めて来ました。それに対して広島は丹念にボールを繋ぎ、また球際でも負けないように戦って何度も決定機を作ったものの、柏の人数をかけた守備とGKの好セーブでなかなか点を奪うことができませんでした。そんな苦しい展開の中で出た塩谷の今季2点目は、彼のベテランらしい読みと技術のおかげだと言えるでしょう。柏のファウル覚悟の激しい守備に真っ向から対抗して粘り強く戦ったことが、この日の一番の勝因と言えそうです。
 ところでこの試合の先発メンバーで驚いたのは、東をボランチで起用したことでした。昨年も第8節福岡戦でボランチでプレーして勝利に貢献していたものの、あの時は選手にコロナ感染者が出たことによる緊急事態だったから。中国新聞によると「今季はキャンプでも練習でも、一度も中央でプレーする姿は見ていない。本人が知ったのもこの日の朝。スキッベ監督のサプライズ起用だった」のだそうです。ところがこの日の東は何の違和感もなくボランチとしてプレーして、守備だけでなく攻撃面でも存在感を見せました。試合後のインタビューによるとスキッベ監督は「素晴らしいオールラウンダー」と捉えていて、前から考えていた起用だったそうですが、それをいきなり試して機能させる慧眼には恐れ入るばかりです。広島のボランチは野津田、松本泰、川村、青山らが鎬を削る「激戦区」ですが、そこにもう一つの選択肢が増えた試合だった、と言えそう。代表の活動により次のリーグ戦は2週間後となりますが、それまでますます激しいポジション争いが展開されることになりそうです。

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ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細
サッカーダイジェストWeb  塩谷の左足ミドル弾に脚光
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<23.3.19> モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の試合のポイントとして「相手に(自分たちの)サッカーをやらせないというところが重要です」と語っています。柏は昨年から14試合勝ち無しの泥沼にいると言うことで思い切った戦い方に来る可能性もありますが、相手の出方によらず自分たちのサッカーをするのがスキッベ流。今日もいつものように高い位置からのプレスでボールを奪って、ホームのファミリーに勝利をプレゼントして欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後2時キックオフ。今日は今年1月末に引退を発表した高橋壮也さんが来場してトークショーを行います。その他のイベントやアクセス情報、グルメ情報については、サンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
 試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。
<23.3.19> 一昨日ホームで行われたWEリーグ第11節仙台戦は、開始早々に先制されたものの前後半に1点ずつ取って逆転し、4試合ぶりに勝利を挙げました。
 トップ下に上野を起用した以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  呉屋    森(→塩田71分)

     小川  柳瀬(→谷口90+2分)

瀧澤            中嶋
(→立花71分)
       上野(→増矢81分)

       大内

SUB:藤田、中村、齋原
 対する仙台は、GK:松本、DF:佐藤(→田端59分)、國武、市瀬、佐々木、MF:隅田(→西野59分)、中島、矢形、FW:宮澤、松窪、船木(→高平HT)、と言うメンバーでした。先制点は仙台で、前半2分に森のクロスをはね返されたところからカウンターを受けて、左からのクロスを中島にヘッドで決められ、2試合連続で開始早々に先制点を許してしまいました。しかし広島も気落ちすることなく反撃して、中嶋や小川がゴールを狙います。対する仙台も縦に速い攻撃で広島陣内に攻め込みますが、広島の守備が対応します。そして前半24分、左サイドで得た小川のFKを近賀がヘッドで叩き込んで同点に追いつきました。
 これで勢いがついた広島は、前線からのプレスでペースを握ります。しかし36分にはパスミスを奪われて矢形にシュートを打たれてバーを直撃。また39分にはカウンターからクロスに松窪が飛び込みましたがわずかに届かず、続くCKから宮澤のシュートも枠を外れて助かります。広島はセットプレーなどから何度も仙台陣内に迫ったもののシュートまで持ち込めず、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半開始早々にクロスのこぼれを柳瀬が狙いましたが惜しくも枠外。8分にはCKにニアで大内が合わせましたがDFがクリアします。10分には大内のパスを受けた中嶋がペナルティエリア内から打ちましたが惜しくも枠を外します。そして後半11分、瀧澤のパスを右のポケットで受けた柳瀬のシュートはポストに弾かれたものの、大内が粘ってこぼれを上野がヘッドで押し込み、ついに逆転しました。
 その後は仙台の反撃を受け、14分には松窪が左足でシュートを放ちましたが枠外。15分には矢形のクロスがゴール前を横切りましたが逆サイドに抜け、23分には國武のアーリークロスに矢形が飛び込みましたが触れず助かります。広島も18分には森、21分には上野がシュートを放ったものの、その後は仙台の猛攻を受けて必死で耐える展開が続きます。32分には松窪に打たれましたが木稲が正面でキャッチ。後半アディショナルタイムには、宮澤の抜け出しからシュートしましたが木稲がセーブし、矢形のミドルも枠を外れます。そして最後は広島がキープして逃げ切りました。
 前節は開始早々の失点から立て直すことができず、次々と「安い失点」を繰り返して大敗を喫しました。そしてこの試合も前半2分に先制点を許してどうなることか、と思いましたが、しかしこの日のレジーナたちは違いました。チーム全体で集中力を高めて攻めの圧力を高め、近賀のWEリーグ初ゴールで同点に追いつくと、後半には華麗なパス交換から勝ち越しゴールを奪いました。そしてその後は攻め込まれながらも木稲を中心にはね返し、1点差を守って逃げ切りました。大宮戦の失敗をチーム全体で取り返した、見事な勝利だったと言って良いでしょう。

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