4/30〜5/6のSANFRECCE Diary
<23.5.6>
明日はJ1リーグ戦第12節。サンフレッチェはホームでアビスパ福岡と対戦します。
今季の福岡は開幕戦こそ敗れたものの、第2節から6試合負けなしで3位に浮上し、その後は一進一退しながらも現在5位につけています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-1 神戸 【神】パトリッキ
2H ○2-1 C大阪 【福】前、金森、【C】上門
3H ○1-0 柏 【福】ルキアン
L1H ○1-0 新潟 【福】鶴野
4A △0-0 鹿島
5H ○2-1 湘南 【福】山岸2、【湘】小野瀬
l2H △3-3 柏 【福】山岸、ルキアン、湯澤、【柏】土屋、フロート2
6A △1-1 横浜FC 【福】山岸、【横FC】小川
L3A ●0-1 鹿島 【鹿】荒木
7H ○2-1 京都 【福】ルキアン、ウェリントン、【京】パトリック
8A ●2-3 新潟 【福】紺野、小田、【新】伊藤3
L4H ○2-1 鹿島 【福】城後、ウェリントン、【鹿】アルトゥール・カイキ
9A △2-2 札幌 【福】山岸、ルキアン、【札】荒野、浅野
10H ●1-3 川崎F 【福】鶴野、【川】登里、宮代、OG
11H ○1-0 FC東京 【福】山岸
先発4人を入れ替えて臨んだ水曜日のFC東京戦は、高い位置からのプレスでペースを握ると後半27分に奪った先制点を守り切って、リーグ戦4試合ぶりの勝利を収めています。明日は中3日の連戦でしかもドウグラス・グローリが累積で出場停止となりますが、このチームが貫くひた向きなサッカーで、勝利を目指して戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、前節喜びのあまりコーナーポストを壊してしまったドウグラス・ヴィエイラが出場停止となります。チーム得点王の欠場は痛いのですが、ただ他のFWにとってはチャンス到来。特に怪我もあって本領発揮できていないソティリウが先発する可能性もありそうです。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
野津田 川村
越道 東
満田 森島
ソティリウ
SUB:川浪、中野、志知、松本泰、エゼキエウ、Bカリファ、鮎川
昨年はリーグ戦で2勝、ルヴァンカップでは1勝1分けと相性の良かった福岡戦でしたが、いずれの試合も接戦で試合終盤までどちらに転ぶか分からない展開となっています。明日も最後までチーム一丸となって戦い抜いて、上位に食らいつく勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
<23.5.5>
U-17日本代表候補は合宿の最終日(4/30)に関東大学選抜との45分×3の練習試合を行い、3-3で引き分けました。ゲキサカによると1本目のメンバーは、GK:雨野、DF:松本、黒木、土屋、濃過ぎ、MF:山本丈、宮川、望月、川村、FW:名和田、山口。1年生主体の関東大学選抜に押し込まれる時間が長かったそうで、18分に先制点を与えると23分にはPKで2点目を奪われたとのこと。26分にCKから山口が得点したものの1-2で終了しました。2本目のメンバーは、GK:荒木、DF:松本、黒木、土屋、MF:川村、宮川、山本、名和田、吉永、FW:杉浦、佐藤。システム変更の効果かU-17代表候補が流れをつかんだものの、14分に黒木がボールロストするとそのまま持ち込まれて3点目を奪われました。その後24分にメンバーを大きく入れ替えて、GK:荒木、DF:内川、大川、本多、MF:柴田、木實、川合、吉永、FW:杉浦、山本吟、と言う布陣に変更して戦ったとのこと。U-17代表候補はゲームを支配して決定機も作ったものの得点は奪えなかったそうです。そして3本目は再び4-4-2に戻すと広島ユースの木吹が起用されて、GK:上林、DF:柴田、本多、大川、内川、MF:加治、木實、川合、高橋(→吉永39分)、FW:山本吟、木吹、と言うメンバーでした。そして2分に柴田のアーリークロスに山本吟が合わせて1点差に詰め寄ると、28分には木吹のスルーパスで抜け出した山本吟が同点弾を奪い、そのままトータルスコア3-3での引き分けとなりました。
<23.5.4>
昨日ホームで行われたWEリーグ第16節浦和レッズレディース戦は、サンフレッチェ広島レジーナが先制したものの後半に逆転されて6試合連続勝ち無しとなりました。
レジーナは前節から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
木稲
近賀 左山 中村 塩田
小川 柳瀬(→大内84分)
瀧澤 増矢 中嶋
(→上野63分)
谷口(→島袋74分)
SUB:福元、中村、川島、島袋、立花
対する浦和は、GK:福田、DF:遠藤、石川、安藤、水谷(→栗島89分)、MF:柴田、塩越、清家(→西尾80分)、猶本、島田(→角田72分)、FW:菅澤(→植村87分)、と言うメンバーでした。序盤は両チームとも激しくプレスをかけあってイーブンの展開となります。前半23分には浦和に攻め込まれたものの守備陣が集中してはね返します。逆にその直後には中嶋のクロスからに飛び込んだ瀧澤のシュートはGK弾かれ、近賀のクロスを柳瀬がフリーでシュートしましたが枠外に外れます。そして前半31分、近賀のクロスはDFにクリアされたもののこぼれを拾った瀧澤のパスを中嶋がダイレクトシュート。これがGKの頭の上を抜いて、広島が先制点を奪いました。
その後も広島は前からのプレスが効いて、中嶋や谷口が惜しいシュートを放ちます。ところが後半に入ると浦和が反撃を開始。1分の猶本のシュートは木稲が弾き、こぼれを左山がぎりぎりでクリア。その後も浦和にボールを支配されて攻め込まれましたが、広島の守備陣が何とか頑張ってはね返します。しかし後半18分、猶本のFKは木稲がキャッチに行ったものの、その前に飛び込んだ菅澤にコースを変えられて同点。続いて後半25分には清家の仕掛けからのクロスを塩越が繋ぎ、これを島田に決められて逆転されてしまいます。広島は上野をトップ下に入れたりワントップにしたり、と布陣を変えながら何とか反撃しようとしたものの功は奏さず、首位チームの貫録を見せつけられた形での敗戦となりました。
サンフレッチェ広島公式サイト
浦和レッズ公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画
<23.5.3>
Jリーグは昨日、ドウグラス・ヴィエイラ選手を1試合の出場停止処分とする、と発表しました。これはC大阪戦の後半アディショナルタイムにゴールを決めた後にコーナーポストを破壊したことが「選手等による競技場又はその周辺関連施設における故意による器物破損行為」と判断されたことによります。これによりドウグラス・ヴィエイラは日曜日の福岡戦は出場できないことになりました。
<23.5.2>
週末に行われた高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国の第9節で、サンフレッチェ広島Jrユースは岡山U-15を下して首位をキープ。またサンフレッチェのアカデミー同士の対決は、サンフレッチェくにびきJrユースがサンフレッチェびんごU15に勝ちました。第9節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
広島Jrユース 4-0 岡山U-15
サンフレッチェびんご 1-2 サンフレッチェくにびき
Jフィールド岡山 3-0 クレフィオ山口Jrユース
ハジャスFCJrユース 3-2 鳥取U-15
シーガル広島 3-0 FCツネイシ
勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY 25 8 1 0 +31
2 J岡山 19 6 1 2 +12
3 ツネイシ 19 6 1 2 +12
4 シーガル 17 5 2 2 +8
5 岡山U-15 16 5 1 3 +3
6 びんご 10 3 1 5 -8
7 クレフィ 9 3 0 6 -6
8 ハジャス 7 2 1 6 -16
9 くにびき 6 2 0 7 -13
10 鳥取U-15 3 1 0 8 -23
<23.5.1>
一昨日アウェイで行われたWEリーグ第15節AC長野パルセイロレディース戦は、前半のうちに3点取られたものの後半追いついて、勝点1ずつを分け合いました。
レジーナは藤田がプロ入り後初先発。また島袋も今季初めて先発して、以下の布陣で戦いました。
藤田
近賀 左山 中村 塩田
(→川島HT)
小川 柳瀬(→松原志71分)
島袋 瀧澤千 中嶋
(→上野71分)
大内(→谷口HT)
SUB:福元、松原優、渡邊
対する長野は、GK:伊藤、DF:岩下、奥川、岡本、奥津(→長江78分)、MF:大久保、太田(→菊池78分)、榊原、FW:瀧澤莉(→稲村HT)、川船(→上田58分)、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島で、高い位置からのプレスでボールをボールを奪い、相手ゴールに迫ります。先そして前半13分、スローインに身体を入れた相手DFからボールを奪った中嶋がドリブルからシュート。このボールはGKに弾かれたものの、後ろから飛び込んできた島袋が強烈なシュートを叩き込んで先制点を奪いました。
これで勢いがついた広島は、ボールを支配して何度も長野ゴールに迫ります。ところがその中で点を奪ったのは長野。前半37分に右サイドを突破され、クロスを瀧澤梨央に決められて同点に追いつかれます。続いて43分には伊藤に、45分には瀧澤梨央に立て続けにロングシュートを決められ、2点のリードを許してハーフタイムを迎えました。
このまま負けるわけにいかない広島は、後半からワントップに谷口、右サイドに川島を投入。また島袋を右SBに下げる攻撃的布陣で攻めに出ます。立ち上がりこそ長野にチャンスを与えたもののその後は広島ペースに持ち込み、谷口のヘッドや中嶋のシュートで長野ゴールに迫ります。そして後半5分、柳瀬のロングフィードで抜け出した瀧澤千聖のクロスを中嶋が押し込んで反撃の狼煙を上げると。後半11分には瀧澤千聖がドリブルで仕掛け、DFを引きつけてからのパスに走り込んだ中嶋が決めて同点に追いつきました。
この後も広島が主導権を握り続け、高い位置からのプレスでボールを奪い、何度も長野ゴールに迫ります。しかしさすがに攻め疲れたのか後半の後半は長野の反撃を受け、27分には広島ゴール前で混戦になり何度も決定的なシュートを浴びたものの藤田を中心に身体を張って守ります。広島もカウンターから勝ち越し点を狙ったもののゴールは生まれず、お互いに久々の勝利を挙げることはできませんでした。
サンフレッチェ広島公式サイト
AC長野パルセイロ公式サイト
WEリーグ公式サイト
<23.4.30>
昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第10節C大阪戦は、後半アディショナルタイムのドウグラス・ヴィエイラのゴールで勝ち、暫定順位を2位に上げました。
4試合ぶりに松本泰がベンチ入りした以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
野津田 川村
越道 東
(→エゼキエウ77分)
満田 森島(→中野90+6分)
Bカリファ(→Dヴィエイラ60分)
SUB:川浪、志知、松本泰、ソティリウ
対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、山中、ヨニッチ、鳥海、MF:原川、毎熊(→中原86分)、為田(→加藤71分)、奥埜、FW:香川、レオ・セアラ、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから激しいプレスで相手の自由を奪い、攻勢を続けます。ファーストシュートはベン・カリファで、5分にスローインを胸で受けると反転シュート。続いて6分にはDFと入れ替わって左サイドを突破したベン・カリファのシュートは弾かれ、こぼれ球に走り込んだ越道のシュートは大きく枠を外れます。続いて7分にはCKから連続して荒木が、ベン・カリファがシュートを放ちましたが守備に弾かれます。逆にセレッソは前半14分、香川のクロスに為田が合わせたボールを大迫が素晴らしい反応で弾き、こぼれたボールがゴールラインを越えそうになるところを大迫が抑えます。その後は再び広島が圧倒的に攻めて、17分には野津田が、18分には越道が決定的なシュートを放ちましたがいずれも枠外に外れます。前半31分には中央突破した川村が右足で強烈なシュートを放ちましたが、キム・ジンヒョンのスーパーセーブに阻まれます。セレッソは39分に為田が打ったのも含めて前半のシュートは2本だけ。広島がほぼ一方的に攻め続けたもののゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりはセレッソがプレスを外して広島陣内まで来るシーンが増えたものの、ビッグチャンスを作ったのは広島。後半7分、川村が東とのワンツーでペナルティエリアに侵入してシュートしましたが枠外に外れます。15分には満田がGKの頭の上を抜いたもののDFがクリア。20分にはドウグラス・ヴィエイラの落としを満田がシュートしましたが枠を捉えることができません。その後も攻め続ける広島。44分の野津田のシュートも東のシュートも守備陣に防がれます。そして後半アディショナルタイムに満田のFKははね返されたものの、荒木のスルーパスで抜け出したエゼキエウのクロスに飛び込んだドウグラス・ヴィエイラがゴールネットに突き刺してついに勝ち越し。最後のセレッソの放り込みもはね返して、勝利のホイッスルが鳴り響きました。
セレッソとの対戦はいつも1点を争う攻防になりますが、この試合はこれまでとは様相が違いました。Football LABによるとセレッソのシュートは8本だったのに対して広島は何と27本。ゴール期待値はセレッソの0.395に対して広島は2.454で、とても1-0で終わるような試合内容ではありませんでした。セレッソの小菊監督は試合後に「広島を分析する中で非常に強く素晴らしいチームだなと感じていましたが、実際に対戦してもやはり強かったです。まずその印象を強く感じています」と語っていますが、広島のサッカーの完成度の高さが相手を大きく上回った試合だった、と言えます。それでもセレッソが守りに入るのではなく「ラスト5分、10分、勝点1を取りにいく戦術も選択肢にはあったのですが、私の中ではホームで広島に勝ちたい、勝ちにいく。その思いを貫いた」(小菊監督)ことによって、終盤のドラマに繋がったのだと思います。最後まで勝利を目指して戦った両チームの選手たちに、まずは感謝したいと思います。
試合後にドウグラス・ヴィエイラは、ゴール後に感情を爆発させた結果コーナーポストを壊してしまったことを反省していますが、ただ「先発で出ることでチームに貢献したい」と言う思いを抱える中で、ついついやってしまった、と言うのが正直なところだと思います。我々応援している側からしても、結果を出し続けているドウグラス・ヴィエイラとエゼキエウのコンビを最初から使ったらどうなるだろう、と思うこともあるのですが、しかし固定メンバーで戦って結果が出ているのも確か。監督としても怪我などの理由がない限りは、今の戦い方を変えることはないでしょう。2015年には佐藤寿人選手が先発したあとに浅野拓磨選手が途中出場して点を取る、と言うパターンで優勝したことからも分かるように、強いチームには「スーパーサブ」の存在が必須。活躍と怪我での離脱を繰り返してきたドウグラス・ヴィエイラにはもうしばらくは短時間で結果を出しつつ、怪我をしないようにプレーし続けて欲しいと思います。
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