4/9〜4/15のSANFRECCE Diary


<23.4.15> Jリーグは昨日、今季のホームグロウン選手(HG)を発表しました。それによるとサンフレッチェはJ1〜J3を通じて最多の16人。2019年〜2021年の13人、2022年の15人を超えて過去最多となりました。因みに昨年は柏と同数だったのですが、今季の柏は鹿島と同じ12人。他は10人以下だったことから、広島のHGが他のクラブを圧倒して多かったことになります。ここ数試合の先発メンバーではHG選手が11人中8人を占めるなど、単に多いだけではなく重要な戦力となっているサンフレッチェ。チーム開設当初から「育成クラブ」としてやってきた成果が出ている、と言って良いでしょう。
<23.4.15> SPAIAのプレビュー記事によると、サンフレッチェの先発は鳥栖戦と同じメンバーが予想されています。一方横浜FCの公式サイトによると、元広島の吉野と和田が先発する可能性が高そうです。横浜FCのパス回しが勝つか、それとも広島のハイプレスが勝つか。序盤から激しい、そして面白い試合が見れるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はニッパツ三ツ沢球技場で午後2時キックオフ。今日はゲストとして、両クラブのOBである久保竜彦さんが来場するそうです。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、こちらをご覧下さい。
<23.4.14> 明日はJ1リーグ戦第8節。サンフレッチェはアウェイで横浜FCと対戦します。
 2年ぶりのJ1を戦っている横浜FCですが、ここまでリーグ戦は勝ちがなく7試合で取った勝点はわずかに2。特に1試合平均失点が2.7と守備が崩壊状態で、なかなか打開のきっかけがつかめていません。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L1A ●1-3 広島  【横FC】カプリーニ、【広】満田、佐々木、OG
4A ●1-3 FC東京 【横FC】OG、【東】ディエゴ・オリヴェイラ2、仲川
5H ●1-4 京都  【横FC】小川航、【京】パトリック、木下、山﨑、OG
L2H ●0-1 神戸  【神】大迫
6H △1-1 福岡  【横FC】小川航、【福】山岸
L3A ●2-3 名古屋 【横FC】中村、伊藤、【名】酒井2、永井
7A ●0-5 横浜FM 【横FM】マルコス・ジュニオール、アンデルソン・ロペス2、エウベル2
 前節は横浜FM相手に真っ向から戦いを挑み、前半は互角以上の戦いを演じて0-0で折り返しました。しかし後半開始早々に守備陣のミスから先制点を許すと、その後は横浜FMの多彩な攻撃を止めることができなくなって大敗を喫しています。ただ四方田監督は前半のサッカーに手応えを感じていたとのこと。明日も前線からの激しいプレスで今季初勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節の好内容を考えると同じメンバーで戦う可能性が高いものと思われます。ただその一方で、絶好調のドウグラス・ヴィエイラを先発起用する可能性もありそう。と言うことで、私は次のようにメンバーを予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

   森島      満田

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、山﨑、志知、中野、エゼキエウ、ベン・カリファ、ソティリウ
 リーグ戦4連勝で3位まで順位を上げてきたサンフレッチェ。首位との勝点差も2に縮まってきただけに、この勢いを持続して明日も勝利して欲しいものです。
<23.4.13> 先週発売の「紫熊倶楽部」5月号(Vol. 303)を紹介します。トップに掲載されているのは信江スタジアムパーク準備室長インタビューの第1回で、サンフレッチェ広島が新スタジアムの指定管理者に決まったことから、その意味とサンフレッチェが目指しているものについて語っています。
 最初のインタビュー記事は野津田選手。充実した1年だった昨年を振り返るところから始まって、今年のチームについて、そして自身のプレーについて語っています。これに続く記事はで取り上げられているのは鮎川選手。長い怪我との戦いを克服して、その才能を発揮する直前まで来ている状況を綴っています。
 「match report」は、J1リーグのG大阪戦、柏戦、鹿島戦、ルヴァンカップの横浜FC戦、名古屋戦と、WEリーグの大宮戦、仙台戦、新潟戦、神戸戦、千葉戦。「READERS AREA」を挟んで、アウェイ見聞録は鹿島戦となっています。
 一人ひとりの選手を取り上げる「INTERVIEW & TOPICS」で登場しているのは、山﨑、大迫、青山、ベン・カリファと、レジーナの森、大内、谷口の各選手、そして入籍したばかりだという太刀掛さん夫妻。「レジーナを彩る華麗な華たち」では、セレクションを経て加入した立花選手を紹介しています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」「紫熊通信」「SANFRECCE HIROSHIMA REGINA PLAYERS」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<23.4.12> 週末に行われた「高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国プログレスリーグ」第6節で、サンフレッチェ広島JrユースはFCツネイシに2-1で競り勝ち、連勝を6に伸ばしました。第6節の全結果と順位表は次の通り。
【第6節】
FCツネイシ 1-2 広島Jrユース
鳥取U-15  0-3 岡山U-15
Jフィ岡山 4-1 くにびきJrユース
びんごU15  3-0 シーガル広島
クレフィオ     ハジャス

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  18    6   0   0   +24
2 J岡山   13    4   1   1   +10
3 ツネイシ  13    4   1   1   +10
4 岡山U-15  13    4   1   1    +7
5 シーガル  10    3   1   2    +4
6 びんご    7    2   1   3    -7
7 ハジャス   4    1   1   3   -11
8 鳥取U-15   3    1   0   5   -18
9 クレフィ   0    0   0   4    -9
10 くにびき   0    0   0   5   -10

<23.4.11> 土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第2節で、サンフレッチェ広島ユースは履正社高に1-0で勝ち、今季初勝利を挙げました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:山根、黒木、中光、石原、MF:木村、石橋(→中島66分)、竹山、FW:角掛、中川。得点は後半30分で、竹山のパスを角掛がヘディングシュート。これは弾かれたものの中川が右足で押し込みました。第2節の全結果と順位表は次の通り。
神村学園高 5-2 磐田U-18
履正社高  0-1 広島ユース
神戸U-18  1-0 東福岡高
名古屋U-18 2-0 鳥栖U-18
米子北高  2-4 大津高
静岡学園高 3-1 横浜FCユース

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高   6     2    2   0   0    +6
2 名古屋U-18   6     2    2   0   0    +5
3 神戸U-18    4     2    1   1   0    +1
4 神村学園高   3     2    1   0   1    +2
5 東福岡高    3     2    1   0   1    +2
6 鳥栖U-18    3     2    1   0   1    -1
7 大津高     3     2    1   0   1    -2
8 広島ユース   3     2    1   0   1    -2
9 米子北高    1     2    0   1   1    -2
10 横浜FCユース  1     2    0   1   1    -2
11 磐田U-18    1     2    0   1   1    -3
12 履正社高    0     2    0   0   2    -4

<23.4.10> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第7節鳥栖戦はドウグラス・ヴィエイラのゴールで1-0で勝って4連勝。2位と同勝点の3位に浮上しました。
 スキッベ監督は神戸戦と同じメンバーを先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村(→ソティリウ67分)
    (→山﨑90+4分)
越道             東
(→中野67分)
   森島      満田
   (→エゼキエウ58分)
      Bカリファ(→Dヴィエイラ58分)

SUB:川浪、志知
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:山﨑、田代、長澤(→原田HT)、坂本(→本田60分)、MF:福田、河原、堀米(→樺山71分)、FW:菊地(→西川78分)、長沼、小野(→河田60分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは鳥栖も繋ごうとしてきたものの、広島は高い位置からの守備で押し込むと徐々に主導権を握ります。前半25分には満田とのコンビネーションで右サイドを突破した越道のパスからベン・カリファがニアポストを狙いましたが朴一圭が好反応でセーブ。また29分には川村が強烈なシュートを決めたものの、主審は直前の菊地のハンドをとって取り消し。与えられたFKは野津田が直接狙ったものの朴のファインセーブに阻まれます。更に前半33分にはカウンターから越道が持ち上がり、ベン・カリファが繋いで満田が右足で狙いましたがこれも朴が立ちふさがります。鳥栖は前半38分に菊地、44分に河原がチャンスを得ましたがシュートは2本のみ。広島は7本のシュートを放ちましたが鳥栖の堅い守備は崩せず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると鳥栖は広島のプレスをかわして前に出る場面が増えます。それに対して広島はドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウに加えてソティリウを投入。鳥栖も河田や本田を入れてギアを上げてきます。後半16分には河田のシュートが広島ゴールを襲いましたが大迫が冷静にキャッチ。20分には塩谷のドリブルからのパスに川村が飛び込みましたが、相手DFの身体を張った守備に防がれます。後半26分のソティリウの決定的なヘッドは朴に弾かれしかもオフサイド。また29分の野津田のFKのソティリウの折り返しもオフサイドを取られたます。そして後半31分、ソティリウのプレスバックに連動して東が高い位置でボールを奪うとそのままカットインしてスルーパス。これをDFの間でトラップしたドウグラス・ヴィエイラが決めて、ついに広島が先制点を奪います。その後も広島は42分の満田のミドルや44分のソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラのシュートなどで追加点を狙いつつ、鳥栖にチャンスを与えないままに1点差を守って逃げ切りました。
 モバイルサイトによると試合後にスキッベ監督は「押し込めた要因は?」との問いに「まず、ディフェンスが安定していること。それ故に中盤の選手が前から勇気を持って当たりにいける」と答えています。私がスタジアムで見ていて一番思ったのもここで、後半は前からのプレスが嵌まらず鳥栖に繋がれて広島陣内に持ち込まれることが多かったのですが、それでも引いてブロックを作る必要がなかったのは外されても後ろが守ってくれる、と言う安心感があったから。3バックは3人とも1対1になっても負けない、と言う自信に溢れていましたし、大迫は一瞬たりとも気を抜くことなく相手の動きとボールに集中していました。攻撃のための守備、と言うのはスキッベ監督が率いるようになってから常に言われていることですが、その基準を作っているのはDF陣の能力の高さにあることを改めて感じることのできた試合でした。
 ところでこの試合は2試合連続ゴールのドウグラス・ヴィエイラや、リーグ戦で初めて先発起用された越道の活躍が目立ちますが、それ以上に注目されるべきなのは得点をアシストした東のプレーだったと思います。ソティリウのプレスバックと満田の守備に連動して高い位置で奪ってカットインした時には数人のDFに囲まれていましたが、モバイルサイトによると「意外と(パスコースが)空いていた」とのこと。「右足で打とうと思っていたんだけれど、二人来たし、ドグが本当にいいポジションにいてくれて準備してくれていた」のだそうで、一瞬の間に周囲の選手の位置も動きもはっきりと把握していたことになります。急にボランチとして起用されても活躍できる力もさることながら、ここぞと言う瞬間に正しい判断ができると言うのは彼のサッカーセンスのなせる技、と言えるでしょう。昨年は大怪我を負って戦列を離れる時期が長かった東でしたが、ここに来ていよいよブレイクの時が来ているのかも知れません。

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ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細
サッカーダイジェストWeb  戦評  中野と越道のダンスパフォが話題!  東はアシストシーンで何を考えていた?  好調の要因は「2日以上のオフをくれるところ」
Football LAB
<23.4.9> 中国新聞によるとドウグラス・ヴィエイラは「コンディションが戻り、自信がついてきた」と語っていて、今季初の先発出場に意欲を示しているとのこと。またコンディション不良で離脱していたソティリウもベンチ入りが濃厚だとのことで、今日は攻撃陣の爆発も期待できそうです。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で、午後2時キックオフ。イベント情報やアクセス情報、チケット情報は、サンフレッチェ広島オフィシャルサイトをご覧ください。また試合中継はDAZNのみとなっています。今日は現地観戦の予定のためブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトなどの速報をご覧ください。
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