今5/14〜5/20のSANFRECCE Diary


<23.5.20> モバイルサイトによるとスキッベ監督は「例えばドウグラス・ヴィエイラ選手やエゼキエウ選手、鮎川峻選手あたりの先発起用の可能性は?」と言う問いに対して「忘れていけないのは、彼らは長い長い怪我による離脱から明けて、それほど時間は経っていないというところ。チームが100のトレーニングをした中で、そのうちの半分ぐらいしか積み上げてこれていない。焦ってしまってはならない」と答えています。と言うことでおそらくは今日もいつものメンバーでスタートして、選手交代で流れをつかんで勝利を目指すことになりそうです。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで午後3時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日も都合でブログでの速報はできない予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<23.5.19> 明日はJ1リーグ戦第14節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 第4節に2位に上がった名古屋はその後も負けなしでその位置をキープしてきましたが、このところ5試合は1勝3分け1敗でやや勢いを落としています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
L2A ○2-1 広島  【名】森下、永井、【広】川村
6A ○3-1 新潟  【名】永井、ユンカー、稲垣、【新】太田
L3H ○3-2 横浜FC 【名】酒井2、永井、【横FC】中村、伊藤
7H △0-0 浦和
8A ○2-1 川崎F 【名】ユンカー、マテウス・カストロ、【川】宮代
L4A ○2-0 横浜FC 【名】貴田2
9H △2-2 湘南  【名】森下、中谷、【湘】山田、町野
10A △1-1 横浜FM 【名】森下、【横FM】喜田
11H △2-2 神戸  【名】ユンカー、藤井、【神】大迫、佐々木
12H ○1-0 G大阪 【名】稲垣
13A ●0-2 鹿島  【鹿】鈴木、知念
 「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」と銘打って国立競技場で行われた前節は、鹿島の堅い守備とロングボール攻撃に攻めあぐね、セットプレーから先制点を与えると後半39分にも決定的な2点目を奪われて敗れています。現在、勝ち点も得失点差も同じ広島と3位で並んでいるものの、首位・神戸との勝ち点差は6。また広島よりも消化試合数が1試合多いことを考えると、明日は万全な広島対策を立てて必勝体制を整えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節は攻め込みながらも無得点に終わったことから、今週は選手全員でクロスからのシュート練習を行ったとのこと。名古屋も1試合平均失点が0.46と堅い守備を誇っているだけに、最初からツートップで戦う可能性もありそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

越道             東

       森島

  Bカリファ Dヴィエイラ

SUB:川浪、中野、山﨑、志知、松本泰、エゼキエウ、鮎川
 広島としても前節の敗戦で神戸との勝ち点差が6に開いただけに、これ以上引き離されるわけにはいきません。明日はシュート練習の成果を生かして、勝ち点3を取って広島に戻ってきて欲しいと思います。
<23.5.18> 先週発売の「紫熊倶楽部」6月号(Vol. 304)を紹介します。表紙とトップ記事で取り上げられているのは佐々木選手。「マエストロ」と呼ぶべき存在感を示している彼のサッカーに対する考え方やプライベートの過ごし方、そして今のサンフレッチェに対する思いなどについて、15,000字にわたるインタビューとなっています。続いて取り上げられているのは越道選手。「切り替えの天才」と言うタイトルで、高卒ルーキーながらポジションを奪取した秘密を解き明かしています。
 「match report」はルヴァンカップの神戸戦2試合と、J1リーグの鳥栖戦、横浜FC戦、FC東京戦、C大阪戦、福岡戦、そしてWEリーグの新潟戦、大宮戦、東京V戦、長野戦、浦和戦。「READERS AREA」を挟んで、後ろのカラーページの最初は満田選手の怪我についての詳細を書いています。続いて「短期集中連載 信江雅美スタジアムパーク準備室長インタビュー」では、新スタジアムの指定管理者として何をしようとしているか、その具体策について説明しています。更に5/27の湘南戦と6/4の京都戦に向けて、スキッベ監督と選手たちが甲冑姿や浴衣姿で撮影した場面を紹介しています。
 「SANFRECCE HIROSHIMA REGINA PLAYERS」に続いて取り上げられているのは、肩の手術とリハビリを経てようやくピッチに立てるようになってきた呉屋選手。そして最後はいつものように、SIGMA CALENDERと紫熊短信となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内の大手書店と東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<23.5.17> Jリーグは昨日、4月度のJ1リーグ月間優秀監督賞にスキッベ監督を、またJ1月間MVPにドウグラス・ヴィエイラ選手を選出しました。スキッベ監督が月間優秀監督賞を受賞したのは昨年の4月度と8月度に続いて3度目で、Jリーグ選考委員会は「ドウグラスヴィエイラ選手を最後の切り札にしての采配は抜群。4月に勝点12を稼ぎチームを浮上させた。チームを同じ方向にもっていく、素晴らしいモチベーター」(反町委員)と受賞理由を説明しました。一方ドウグラス・ヴィエイラ選手の受賞は、東京V在籍時の2017年10月度にJ2月間MVPを受賞して以来2度目。「圧巻のゴールラッシュを演じた最高のジョーカー。好機を逃さぬ決定力の高さは別格で、次々と勝利を呼び込んだ」(北條委員)と評価されました。

Jリーグ公式サイト  4月度J1月間優秀監督賞  4月度J1月間MVP
<23.5.16> 週末に行われた高円宮杯JFA U-15サッカーリーグ2023中国の第11節で、サンフレッチェ広島Jrユースはクレフィオ山口Jrユースを下して首位をキープしました。第11節の全結果と順位表は次の通り。
【第11節】
広島Jrユース   4-0 クレフィオ山口Jrユース
岡山U-15     1-1 サンフレッチェくにびき
シーガル広島   1-1 ハジャスFCJrユース
FCツネイシ    6-0 鳥取U-15
Jフィールド岡山 1-0 サンフレッチェびんご

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  31   10   1   0   +40
2 ツネイシ  23    4   2   2   +18
3 J岡山   23    7   2   2   +13
4 岡山U-15  20    6   2   3    +5
5 シーガル  19    5   4   2    +8
6 びんご   11    3   2   6    -9
7 くにびき  10    3   1   7   -12
8 クレフィ   9    3   0   8   -12
9 ハジャス   8    2   2   7   -17
10 鳥取U-15   3    1   0  10   -34

<23.5.15> 昨日アウェイで行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第6節で鳥栖U-18と対戦したサンフレッチェ広島ユースは、1-1で引き分けて4位に後退しました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:山根、黒木、中光、石原、MF:松本、木村、石橋(→中島63分)、竹山(→鳥井90+3分)、FW:角掛(→井上愛63分)、中川。ゲキサカの記事によると攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい試合だったそうで、立ち上がりは鳥栖が鋭い出足で広島を押し込んだそうです。そして前半15分、DFラインからのフィードに反応した渡邊が身体を伸ばして頭に当てると、このボールが弧を描いて広島のゴールネットに収まり鳥栖が先制しました。これに対して広島は飲水タイムに修正して主導権を握り返したとのこと。後半は打ち合いになったそうですが、20分に中川、井上愛、松本とつないで中島が右足で決めて同点に追いつきました。その後は両チームとも激しく攻め合ったものの追加点は奪えず、そのまま勝ち点1ずつを分け合いました。第6節の全結果と順位表は次の通り。
【第6節】
神村学園高 4-1 履正社高
大津高   5-3 横浜FCユース
磐田U-18  1-3 東福岡高
鳥栖U-18  1-1 広島ユース
名古屋U-18 1-1 静岡学園高
米子北高  1-0 神戸U-18

        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  13     6    4   1   1    +7
2 神村学園高  12     6    4   0   2    +7
3 名古屋U-18  11     6    3   2   1    +6
4 広島ユース  11     6    3   2   1    +5
5 大津高    10     6    3   1   2    +1
6 米子北高   10     6    3   1   2     0
7 鳥栖U-18    8     6    2   2   2     0
8 神戸U-18    8     6    2   2   2    -2
9 東福岡高    6     6    2   0   4    -2
10 履正社高    6     6    2   0   4    -8
11 横浜FCユース  5     6    1   2   3    -5
12 磐田U-18    1     6    0   1   5    -9

<23.5.14> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第13節神戸戦は、開幕戦以来の無得点で敗れ、暫定4位に後退しました。
 満田に代わって右WBに起用されたのは越道。また志知を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫敬

  塩谷   荒木 佐々木翔

       野津田(→Dヴィエイラ60分)

     東   川村
    (→山﨑88分)
越道            志知(→エゼキエウHT)
(→中野60分)
       森島
   
      Bカリファ(→鮎川72分)

SUB:川浪、松本泰
 対する神戸は酒井が欠場して、GK:前川、DF:初瀬、山川、トゥーレル、本多、MF:齊藤、山口、佐々木大(→大崎67分→井出78分)、汰木(→パトリッキ78分)、FW:武藤、大迫勇、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは広島で、キックオフ直後の荒木のフィードをベン・カリファが落とすと、抜け出した川村がシュートしましたが前川に止められます。その後は神戸に攻め込まれ、6分には山口にシュートを打たれたもののDFがブロック。9分には大迫勇がロングシュートを打ってきます。また19分にはCKを佐々木大に狙われましたが大迫敬ががっちりとキャッチします。対する広島も17分に森島の落としたボールから川村が中央突破を狙ったもののDFが対応。30分には森島が直接FKを狙ったものの枠外に外れ、35分には東のCKに森島が合わせましたがこれも枠を捉えることができません。また41分には野津田のクロスに塩谷がヘッドで合わせましたがGKに抑えられます。逆に42分にはこぼれ球を佐々木大に狙われましたが枠外に外れます。前半はお互いに相手ゴールに迫るシーンを多く作ったものの守備は堅く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとスキッベ監督はエゼキエウを投入。東を左WBに回して流れをつかもうとします。しかし後半1分、エゼキエウのパスから東が鋭いクロスを入れたもののクリアされると、そのカウンターからの武藤のクロスを荒木がクリアし切れず先制点を許してしまいました。
 追いつきたい広島は、前からの圧力を強めて神戸を押し込みます。そして13分には川村の仕掛けからエゼキエウがシュートしましたがGKの正面。16分には右からのクロスに東が合わせましたがGKの正面を突き、続いて右からのクロスを東が落とし、ドウグラス・ヴィエイラがシュートしましたがGKの好反応に阻まれます。その直後に神戸はカウンターから汰木が決定的なシュートを放ちましたが、枠を外れ、23分にはスローインから武藤が突破して来ましたが大迫敬が防ぎます。広島は選手を替え、布陣を変更しながら攻め続け、28分には森島のクロスに鮎川が合わせましたが惜しくもGKの正面。38分には塩谷の上がりから中野がミドルを打ちましたが枠を大きく外します。最後はボランチに山﨑を入れて川村を左に回して何とか点を取ろうとしたものの実らず、逆に後半アディショナルタイム4分、大迫勇のパスで抜け出した武藤が山﨑をかわしてミドルシュート。これが大迫敬の届かないところに飛んで、致命的な2点目を奪われてそのまま終了となりました。
 試合後に武藤選手が「相手が思ったよりも上がってこなかった。守備的にかなり来ていた」と語っていますが、広島が前から行かなかったか、と言うとそうでもなかったと思います。ただ、ボールを奪いに行ってもなかなか取れなかったのは確か。この日の神戸は欠場した酒井の代わりにいつもは左サイドの初瀬を右に配置し、左SBにはCBが本職の本多を入れていましたが、全体的にDFラインを低く設定して広島のプレスの的を絞らせないようにしていたと思います。そしてロングパスを受ける位置には大迫勇や武藤がいてしっかりとボールをキープ。これによって前半の広島はなかなかDFラインが押し上げることができませんでした。荒木選手は大迫勇也選手について「そんなに1対1の場面で負けた印象はないんですけど、それ以外で僕の前から消えて中盤に下りたところでリズムを作られた印象があります」と語っていますが、実際に先制点を許したシーンも大迫勇が中盤に下りて左からのパスを受けたところが起点になっています。川村は「今シーズン戦った中で一番強かったなと思います。攻守において」と語っていますが、まだまだチームとして成長する余地があることを思い知らされた試合だった、と言えるでしょう。ここまで順調にチーム作りが進んできていた2年目のスキッベ広島ですが、優勝を争うためには選手もチームもまだまだレベルアップしなければなりません。

広島公式サイト  神戸公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
日刊スポーツ  スコア詳細  広島  神戸
サッカーダイジェストWeb  戦評
Football LAB
SANFRECCE Diaryトップページに戻る