今週のSANFRECCE Diary


<23.6.3> 明日はJ1リーグ戦第16節。サンフレッチェはホームで京都サンガと対戦します。
 第3節からの3連勝で5位まで順位を上げていた京都ですが、その後は失速して1勝1分け8敗。特にこのところ5連敗で14位まで後退し、最下位のG大阪との勝ち点差も3となっています。今季のリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ●0-2 鹿島  【鹿】ピトゥカ、知念
2A ●0-1 名古屋 【名】永井
3H ○2-0 FC東京 【京】川﨑、パトリック
4A ○2-0 湘南  【京】木下、山田
5A ○4-1 横浜FC 【京】パトリック、木下、山﨑、OG
6H ●0-3 神戸  【神】汰木2、大迫
7A ●1-2 福岡  【京】パトリック、【福】ルキアン、ウェリントン
8H ○2-1 G大阪 【京】豊川、パトリック、【G】石毛
9H ●2-3 鳥栖  【京】豊川、木下、【鳥】小野、OG、本田
10A △1-1 柏   【京】豊川、【柏】マテウス・サヴィオ
11H ●0-1 川崎F 【川】小林
12A ●1-4 横浜FM 【京】福田、【横FM】西村、OG、ヤン・マテウス、水沼
13H ●0-1 C大阪 【C】OG
14A ●1-2 札幌  【京】パトリック、【札】金子、浅野
15H ●0-2 浦和  【浦】興梠、ホセ・カンテ
 前節は高い位置からのプレスで浦和を圧倒したものの堅い守りを崩せず、逆にセットプレー崩れから2点を失って敗れています。チョウ・キジェ監督の下で積み上げてきた戦い方を貫くか、それとも現実的な戦い方にシフトするか。そろそろ決断の時を迎えようとしているかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると連戦の疲れや怪我を考えて、昨日は佐々木と大迫が練習に姿を見せなかったとのこと。大迫は浦和戦での怪我の影響が不安視されますが、スキッベ監督は「(京都戦は)大丈夫」と語っているとのこと。明日は選手のコンディションを見ながら、現状のベストメンバーで戦うことになりそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    野津田   東

越道             柏

   森島      川村

      Bカリファ

SUB:川浪、中野、松本泰、柴崎、エゼキエウ、鮎川、Dヴィエイラ
 ショッキングな逆転負けとなった浦和戦でしたが、その原因は相手のシステムチェンジに対応し切れず、前からの守備が機能しなくなったことでしょう。明日は激しいプレスのかけ合いを制して、ホームのファミリーに勝利の歓喜をもたらしてほしいと思います。
<23.6.2> 先週末に行われたU-15中国プログレスリーグ第13節で、サンフレッチェ広島JrユースはJフィールド岡山に3-0で勝ち、首位をキープしました。なお第12節のハジャスFCジュニアユース戦は、何らかの理由で行われなかったようです。第12節、第13節日程のうち、結果が判明している試合は次の通り。
【第12節】
FCツネイシ 2-6 岡山U-15
鳥取U-15  0-0 Jフィールド岡山

【第13節】
広島Jrユース      3-0 Jフィールド岡山
岡山U-15        1-1 ハジャスFC
サンフレッチェくにびき 0-1 FCツネイシ

       勝点 勝 分 敗 得失差
1 広島JY  34   11   1   0   +43
2 ツネイシ  26    8   2   3   +15
3 J岡山   24    7   3   3   +10
4 岡山U-15  24    7   3   3    +9
5 シーガル  19    5   4   2    +8
6 びんご   11    3   2   6    -9
7 くにびき  10    3   1   8   -13
8 クレフィ   9    3   0   8   -12
9 ハジャス   9    2   3   7   -17
10 鳥取U-15   4    1   1  10   -34

<23.6.1> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第11節浦和戦は、森島のゴールで先制したものの逆転負けして6位に後退しました。
 サンフレッチェは前節から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    野津田  松本泰
    (→エゼキエウ65分)
茶島             東
(→中野71分)
   森島      川村
   (→柴崎89分)
      Bカリファ(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、柏、鮎川
 対する浦和は京都戦から3人入れ替えて、GK:西川、DF:酒井、ショルツ、ホイブラーテン、明本、MF:伊藤、岩尾(→リンセン67分)、モーベルグ(→大久保67分)、安居(→柴戸90+5分)、関根(→荻原82分)、FW:カンテ(→興梠67分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは5分に浦和でしたがその後は広島が高い位置からのプレスで主導権を握ります。前半6分には東のクロスに松本泰が合わせましたがわずかに枠外。13分にも松本泰が左足で打ちましたが西川に止められます。浦和もしっかりした守備から攻撃に転じて、12分にはCKのこぼれを拾われ関根に打たれましたが大迫がキャッチ。15分にはFKからのこぼれを打たれましたが大迫が抑え、25分には岩尾のシュートが枠外に外れます。広島は前半30分、東のCKからのこぼれをベン・カリファが狙ったものの西川のファインセーブに阻まれます。前半は広島がプレッシングと速い切り替えで攻めを構築したのに対して浦和はスペースを突く攻撃でリズムを作る、と言う感じで、両者スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半の頭からドウグラス・ヴィエイラを投入した広島は、高い位置からのプレスと即時奪回で浦和を押し込みます。後半3分の森島のクロスはシュートに結びつかなかったものの、後半4分に野津田の縦パスを受けたドウグラス・ヴィエイラがフリックすると、ここに走り込んだ川村がペナルティエリア内からシュート。これは西川が好反応で弾いたものの、逆サイドに詰めていた森島が決めて広島が先制点を奪いました。
 追いつきたい浦和はここから攻勢を強め、10分にはモーベルグの突破からのクロスに安居が飛び込みましたが住吉がクリアします。この場面で交錯した大迫が膝を痛めて倒れたものの、何とか立ち上がってプレーに復帰します。ところがややキックが不安定になった感じで、ボールを奪ってもなかなかつなげず、セカンドボールを拾われて波状攻撃を受けます。この流れが決定的になったのが大久保、興梠、リンセンと投入してきた後半21分以降。ボールを支配する浦和に対するプレスがかからず、浦和にチャンスを量産されます。そして後半27分、広島陣内で速いパスを回されてペナルティエリア内でフリーになった酒井に決められ、同点に追いつかれてしまいました。
 広島も浦和の攻勢を凌ぐと後半30分ごろから押し返し、33分にはエゼキエウの突破から森島と中野がシュートしたもののDFがクリア。35分にはエゼキエウのパスからドウグラス・ヴィエイラが倒されましたがファウルは取ってもらえません。終盤は再び浦和のペースとなって、37分には興梠に、また42分には大久保にシュートを打たれます。そして後半アディショナルタイムにクロスをリンセンが折り返すと伊藤のシュートが決まって浦和が勝ち越し。その後は広島が最後の力を振り絞って攻め込んだものの西川を中心とした守備は崩れず、悔しい試合終了のホイッスルとなりました。
 試合後にスキッベ監督は「60分から65分くらいまでは、自分たちのほうが良いサッカーができていた」と語っていますが、確かに前半はほぼ広島のペース。高い位置からのプレスが効いて、浦和に自由を与えませんでした。そして更にその圧力を高めた後半立ち上がりに先制点を奪ったと言うことで、そこまでは広島の思い通りのゲームだったと言えるでしょう。ところが後半途中からは完全に浦和のペース。広島のプレスがかからずボールが奪えなかった上に、セカンドボールをほとんど拾われ、更に広島の低い位置からのつなぎもカットされて波状攻撃を受けました。スキッベ監督は「エゼを入れた時点で前に出たいという気持ちはあったのですが、残念ながら彼がボールを失ってしまうシーンが多かったと思います。あれだけの圧を受けて、守るしかない状況にされたのは間違いない」と語っていますが、たぶんエゼキエウだけの問題ではなかったかも。全体的にチームの重心が後ろに下がってしまい、積極性を失ってしまったのが原因だったように思います。全体的にチーム全体のパフォーマンスが下がってしまい、浦和に上回られてしまったのが敗因だった、と言えるでしょう。
 4月は好成績で上位進出を果たしたものの、5月のリーグ戦は2勝3敗とブレーキがかかってしまったサンフレッチェ。満田の離脱の影響があるのかも知れませんが、やはり上位を争うチームが広島のサッカーを良く研究して、その対策を打ってきたのが原因かも。この苦境を打開するには、まずは自分たちのサッカーを信じて、それをより高いレベルに引き上げることが必要なのだと思います。週2試合の連戦は来週まで続きますが、まずは戦い方を整理して自分たちのサッカーをブラッシュアップして、今後の3連戦を勝利で飾って欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  浦和公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  大迫  川村  酒井  伊藤
日刊スポーツ  スコア詳細  スキッベ監督  大迫  川村  酒井  伊藤  興梠
サッカーダイジェストWeb  サンフレ先制弾に脚光
Football LAB
<23.5.31> モバイルサイトによるとスキッベ監督は選手のコンディションについて「今回は中3日ですし、大丈夫ですね。ちゃんと回復していると思います」と語っています。出場機会が少なかったベテラン選手の活躍で連敗を脱出して、一気にポジション争いが厳しくなったサンフレッチェ。今日は誰が出場することになっても、全力プレーでチームに貢献してくれるに違いありません。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で午後7時半キックオフ。試合中継はテレビ埼玉とDAZNで予定されています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<23.5.30> サンフレッチェは明日、浦和のACL決勝のため延期されていたJ1リーグ第11節をアウェイで戦います。
 開幕から2連敗でスタートした今季の浦和でしたが、第3節から7試合を5勝2分けと負け無しと調子を上げてACL決勝を迎えました。そして疲れもあってかACLを制した直後の鳥栖戦こそ敗れたものの、その後の3試合は2勝1分け。消化試合数が2試合少ないにも関わらず勝ち点を24に伸ばして順位を6位に上げています。今季のリーグ戦のここまでの戦績は次の通り。
1A ●0-2 FC東京 【東】OG、渡邊
2A ●0-2 横浜FM 【横FM】アンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス
3H ○2-1 C大阪 【浦】ショルツ、安居、【C】OG
4A ○1-0 神戸  【浦】伊藤
5H ○2-1 新潟  【浦】酒井、明本、【新】太田
6A ○3-0 柏   【浦】興梠、シャルク、明本
7A △0-0 名古屋
8H ○4-1 札幌  【浦】ショルツ、興梠、OG、ホイブラーテン、【札】菅
9A △1-1 川崎F 【浦】リンセン、【川】脇坂
10H ●0-2 鳥栖  【鳥】長沼、手塚
13H ○3-1 G大阪 【浦】ショルツ、大久保、安居、【G】ジェバリ
14A △0-0 福岡
15A ○2-0 京都  【浦】興梠、カンテ
 前節は京都の激しいプレスに苦しんだものの、セットプレーのこぼれ球から2点を奪って勝利を収めています。スコルジャ監督の下でプレッシングサッカーを指向してチーム作りを進めているものの、押し込まれた時にはブロックを作って耐え凌ぐことによって結果を出してきている浦和。明日も堅い守備をベースに、高い個の力で点を取って勝つ、と言う戦い方を狙ってくるかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、先発の半分を入れ替えて勝利した湘南戦のメンバーで行くのか、それとも元に戻すのか。私は流れを重視して、湘南戦と同じ先発メンバーで戦うと予想します。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  川村

茶島             柏

   森島   エゼキエウ

      Bカリファ

SUB:川浪、中野、野津田、東、柴崎、鮎川、Dヴィエイラ
 現在4位のサンフレッチェの1〜3位との勝ち点差はそれぞれ7.4,3。この試合で勝利すれば、一気に首位争いに再参戦できることになります。明日もチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいものです。
<23.5.29> 一昨日アウェイで行われたWEリーグ第20節マイナビ仙台レディース戦は、2点のリードを追いついたもののその後突き放されて敗れ、8試合連続勝利なしとなりました。
 レジーナは前節から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  中村   島袋
(→松原優90+1分)
     小川  増矢(→柳瀬85分)

       瀧澤(→川島85分)

立花            中嶋
(→上野66分)
       大内(→谷口66分)

SUB:福元、渡邊
 対する仙台は、GK:松本、DF:松永、國武、佐藤(→高平84分)、佐々木、MF:隅田(→市瀬68分)、中島、宮澤、FW:矢形、松窪、廣澤(→田畑55分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから広島は積極的にプレスに行って、中嶋と大内のシュートや近賀のミドルで仙台ゴールに迫ります。ところが先制点は仙台。前半10分、佐々木のクロスにGKが飛び出したものの触れず矢形にヘッドで決められてしまいました。
 この後も広島は前へ、前へのサッカーを展開して、20分には中嶋のクロスに立花が飛び込んだものの触れず、小川のシュートは枠外。22分には島袋が決定機を迎えましたがシュートは枠外に外れます。ところが得点はまたしても仙台。前半29分、隅田のクロスを松窪に決められてしまいました。広島はそれでも諦めずに攻めを構築し、増矢や左山が次々とシュートを放ったもののゴールは割れず、仙台の2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半に入るとようやく広島の攻撃が爆発。4分には高い位置で奪った中嶋がそのままドリブルで持ち込み、ラストパスを立花が決めて1点差に迫ると、7分には中嶋がロングドリブルからクロスを入れると、ここに飛び込んだ瀧澤がヘッドで決めて同点に追いつきました。しかし後半15分、松窪のミドルが近賀に当たってコースが変わってゴールに飛び込みます。そしてその後も広島が攻め続けたもののゴールは生まれず、悔しい敗戦となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト  マイナビ仙台レディース公式サイト
WEリーグ公式サイト
<23.5.28> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第15節湘南戦は、ドウグラス・ヴィエイラのPKによる1点を守って勝利し、公式戦の連敗を3でストップしました。
 スキッベ監督は前節から先発5人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  川村
    (→青山90+3分)
茶島             柏(→東60分)
(→中野71分)
   森島   エゼキエウ(→柴崎71分)

      Bカリファ(→Dヴィエイラ60分)

SUB:川浪、鮎川
 対する湘南も前節から5人入れ替えて、GK:ソン・ポムグン、DF:石原(→大野86分)、舘、大岩、杉岡、畑、MF:小野瀬(→永木80分)、茨田(→奥野60分)、FW:タリク(→阿部80分)、町野、若月(→鈴木60分)、と言うメンバーでした。キックオフからラッシュをかけた広島は、茶島のシュートや川村のシュートで湘南ゴールを脅かし、2分には松本泰が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れます。その後は湘南も反撃し、3分にはクサビのパスを受けた若月が反転して抜け出そうとしましたが佐々木がクリアします。そして前半12分、森島のパスをベン・カリファがスペースに出したところを舘がタックルすると、主審は著しく危険なプレーと見て一発退場のジャッジを下して、早々に広島が数的有利で戦うことになりました。
 これで湘南は守りを固め、カウンター狙いに徹するようになります。広島は主にサイド攻撃から点を取りに行って、15分には茶島のFKに佐々木がバックヘッドで合わせたもののGKがファインセーブ。18分には柏のクロスを逆サイドでトラップしたベン・カリファが強烈なシュートを放ったものの、惜しくもポストに弾かれます。続いて21分にはエゼキエウがシュートしましたが枠外。38分には柏のクロスからベン・カリファのシュートはGKに弾かれ、こぼれを狙った川村のヘッドもまたもやバーに弾かれます。続いて42分にも柏のクロスに茶島がヘッドで合わせましたがGKが横っ飛びでキャッチし、47分には茶島のクロスに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。前半は広島が9本のシュートを放ったもののGKの好セーブもあってどうしても点が奪えず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半もファーストシュートは広島で、1分にエゼキエウがシュートしましたが枠外に外れ、9分のエゼキエウのシュートも大きく外れて行きます。また12分には高い位置での守備からベン・カリファがシュートしましたがまたもやGKに弾かれます。湘南も後半7分に小野瀬がファーストシュートを放つと、16分には町野が遠目から狙ってきます。広島はドウグラス・ヴィエイラ、東に続いて柴崎と中野を投入。後半26分には中野の折り返しを柴崎がヘッドで狙いましたがGKが横っ飛びで抑えます。そして後半30分、ドウグラス・ヴィエイラのポストプレーから松本泰がペナルティエリア内からのシュートを放つと、これを止めようとした杉岡の脇の下に当たります。手に当たったかどうかは微妙な場所でしたが、しかし「身体を不自然に大きくしていた」のは間違いないことから主審はPKのジャッジ。そのPKをドウグラス・ヴィエイラが落ち着いて決めて、ようやく広島が先制点を奪いました。
 この後に湘南は永木と阿部を投入して攻撃の姿勢を強め、広島も追加点を奪いに行って行き来の激しい展開となります。36分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。41分にはドウグラス・ヴィエイラがミドルレンジから狙いましたがブロックされます。逆に後半43分、阿部が思い切ってミドルを放ちましたが、大迫が素晴らしい反応で弾き出します。後半アディショナルタイムには中央を突破した中野が決定的なシュートを放ったものの、惜しくも枠を外れます。広島は最後に青山を投入して試合を締めて、3試合ぶりのリーグ戦勝利を挙げました。
 リーグ戦で2連敗の後にルヴァンカップでも敗れて公式戦3連敗。しかも横浜FC戦から中2日での試合と言うことで、スキッベ監督は名古屋戦と横浜FC戦から先発5人を入れ替えてこの試合に臨みました。特にその中で注目されたのは、2/26の新潟戦以来3ヶ月ぶりの出場となった柏と、ここまでルヴァンカップ2試合に出場しただけでリーグ戦はベンチ入りもなかった住吉、そしてここまでベンチ入りもなかった茶島。怪我の影響などはあったもののルーキーの影に隠れてなかなか出場機会を掴めなかった彼らが、連敗脱出のミッションを果たすために起用されました。そして柏も茶島も持ち味を存分に発揮。柏は右足のクロスから何度も好機を演出し、茶島もサイドの突破とクロスへの飛び込みで決定機に絡みました。また住吉もカウンターを狙う湘南のFWに冷静に対応するとともに、高さを生かしてセットプレーでの守備を安定化させました。早い時間帯に数的不利になった湘南は守備を固めてカウンターとセットプレーから得点を狙う、と言う戦い方を徹底してきましたが、これはこのところ連敗中の広島にとっては「苦手」のパターンでもあるわけです。そのような展開の中でしっかりと試合をコントロールして無失点に抑えたこと、そしてPKとは言え1点を奪って勝利したことは、この日起用された選手たちが決して腐ることなく練習を積み重ね、良い準備をしてきたからだったと言えるでしょう。今週は中3日でリーグ戦が2試合続き、その後中2日で絶対に負けられない天皇杯2回戦がやってきます。この厳しい日程を勝ち抜くには、ここまで出場機会に恵まれなかった選手も含め、チーム一丸となって戦うしかありません。

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