6/4〜6/10のSANFRECCE Diary


<23.6.10> 明日はJ1リーグ戦第17節。サンフレッチェはアウェイで川崎フロンターレと対戦します。
 過去6年間で4度のリーグ優勝。また天皇杯とルヴァンカップも1回ずつ優勝するなど黄金時代を謳歌している川﨑Fですが、今季は開幕からの5試合で1勝しかできないなどスタートダッシュに失敗。第10節からの3連勝で一時は6位まで上がってきたものの、その後は1勝2敗で中位から抜け出すことができていません。今季のこれまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1H ●1-2 横浜FM 【川】橘田、【横FM】西村、エウベル
2A ○2-1 鹿島  【川】山田、家長、【鹿】知念
3H △1-1 湘南  【川】瀬川、【湘】平岡
4A ●0-1 新潟  【新】伊藤
5H △0-0 C大阪
6A ○4-3 札幌  【川】宮代、山根、家長、瀬川、【札】岡村、浅野、キム・ゴンヒ
7A ●0-2 G大阪 【G】ダワン、ファン・アラーノ
8H ●1-2 名古屋 【川】宮代、【名】ユンカー、マテウス・カストロ
9H △1-1 浦和  【川】脇坂、【浦】リンセン
10A ○3-1 福岡  【川】登里、宮代、OG、【福】鶴野
11A ○1-0 京都  【川】小林
12H ○1-0 鳥栖  【川】脇坂
13A ●1-2 FC東京 【川】宮代、【東】徳元、安部
14A ●1-2 横浜FC 【川】瀬古、【横FC】井上、山下
15H ○2-0 柏   【川】小林、登里
 前節神戸戦は大雨の影響で移動ができずに延期。また水曜日の天皇杯2回戦はチョン・ソンリョンやチャナティップ、レアンドロ・ダミアンらリーグ戦の出場機会の少ない選手を起用して戦い、一度は同点に追いつかれながらも突き放して勝利しています。明日は主力にとっては2週間ぶりの試合と言うことで、コンディションを整え十分な広島対策を立てて、必勝体制で迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは明日が「7連戦」の最後の試合。主力に疲れが溜まっているとは思いますが、ただ天皇杯では佐々木や野津田ら複数の選手を温存できたので、ベストの布陣で戦えるものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木  佐々木

    松本泰  野津田

茶島             柏

   森島      川村

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、中野、山﨑、松本大、東、エゼキエウ、Bカリファ
 昨年と2020年のリーグ戦は2戦2敗。また2021年は2引き分けと過去3年間川崎Fに一度も勝てていないサンフレッチェ。特に昨シーズンはまだまだ力の差があると言うことを痛感させられましたが、だからこそ今季はチームとしての成長を見せつけたいところ。明日はこれまで作り上げてきたものの全てぶつけて、チーム全員の力で勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<23.6.9> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯の対戦日程と会場を発表しました。それによるとサンフレッチェ広島の3回戦は7/12(水)の午後7時からで、対戦相手はJ2の栃木SC。会場は栃木のホームスタジアムのカンセキスタジアムとちぎとなります。
<23.6.8> 昨日福山で行われた「天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会」の2回戦で、サンフレッチェ広島はFC徳島を5-0で下して、幸先良いスタートを切りました。
 スキッベ監督はリーグ戦の先発から8人入れ替えて、以下の布陣(たぶん)で試合に臨みました。
       大迫

  中野   荒木   志知
       (→青山HT)
    松本泰  山﨑
    (→松本大64分)
越道             東(→川村73分)

   鮎川   エゼキエウ(→森島64分)

      Bカリファ(→Dヴィエイラ73分)

SUB:田中、佐々木翔
 対するFC徳島は、GK:小池、DF::高畠、石川、小林、姫田(→野村62分)、MF:本山(→出岡71分)、山本(→南野HT)、近藤、石津(→服部9分)、FW:佐々木佳(→久保田HT)、山原、と言うメンバーでした。試合が動いたのは前半7分。太ももを痛めた石津が外に出た隙を突いて広島が攻撃を仕掛け、越道のクロスをベン・カリファがヘッドで突き刺して先制点を奪いました。これで勢いのついた広島は、鮎川やベン・カリファ、エゼキエウらの決定的なシュートで追加点を奪いに行ったとのこと。そして前半34分にベン・カリファが倒されて得たPKを松本泰が決めて、2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から荒木に代えて青山を投入し、中野、山﨑、志知、東の4バックに変更した広島。3分には越道が決定機を迎え、21分には松本大のクロスに鮎川が合わせ、続けてベン・カリファが決定的なシュートを放つなどペースを握り続けたそうです。そして後半27分、CKの流れから松本大のクロスのこぼれを中野が決めてリードを広げると、その3分後には越道のパスを受けた松本大が流し込んで追加点を奪います。更に後半34分にはドウグラス・ヴィエイラのシュートはGKに弾かれたものの森島が押し込んで、そのまま試合を終えました。試合後にスキッベ監督は「今日は開始から最後まで集中して、良いサッカーができた」と満足そうな表情だったとのこと。ここまで出場機会に恵まれなかった選手(特に松本大弥)が結果を出したことも含めて、収穫の多い試合だったと言えそうです。

広島公式サイト  徳島FC公式サイト
日本サッカー協会公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
<23.6.7> モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日のメンバーについて「勝たないといけない試合なので、一番良いチームで行きたい」と語っています。力関係を考えれば広島が押し込む展開が長くなると思いますが、しかし相手もその時間帯を耐えて速攻から点を取ろう、と考えているはず。いつものようにチーム一丸となって、サンフレッチェらしいサッカーで戦い抜いて勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場は福山市の福山通運ローズスタジアムで、午後6時半キックオフ。今日は残念ながらテレビ中継やネット配信はありません。スタジアムに行けない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<23.6.7> プレスリリースによると、ピエロス・ソティリウ選手がEURO2024予選を戦うキプロス代表に選出されたものの、左大腿部の負傷のため辞退することになった、とのことです。また治療のため一昨日帰国したそうで、再来日の予定は未定です。
<23.6.7> 広島市は昨日、来年開場する広島サッカースタジアムの命名権を株式会社エディオンが取得した、と発表しました。命名権料は1年あたり1億円で、来年の2月1日から10年間の契約となっています。契約締結式は6/12(月)の10時からで、新スタジアムの呼称はその時に発表するとのことです。
<23.6.6> 明日は天皇杯2回戦。サンフレッチェは福山通運ローズスタジアムで、徳島県代表のFC徳島と対戦します。
 川島高校サッカー部OBを中心にして2003年に創設されたFC徳島(2016年までのチーム名はセレステ)は、2015年に四国リーグに再昇格すると、2018年にFC徳島にチーム名を変更。四国リーグではコロナのため中止された2021年以外は優勝2回、2位3回と四国を代表するアマチュアチームとなりました。また2016年に初出場した天皇杯は今年が8年連続8回目の出場で、3回戦に進出した2020年以来2度目の2回戦進出を果たしています。四国リーグも6試合戦って5勝1分けで首位を走るなど、今季の公式戦は負けなしのFC徳島。明日はジャイアントキリングを狙って、海を渡ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは、明日の試合は名古屋戦から続く「7連戦」の6試合目。また京都戦から中2日と言うことで、ある程度はメンバーを入れ替えてくるのではないでしょうか。とは言えスキッベ監督のこれまでの起用法を考えると、大幅に入れ替えてくる可能性は低そう。と言うことで予想は難しいのですが、希望を込めた私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  住吉   荒木   志知

    松本泰  青山

中野             東

   柴崎   エゼキエウ

      Bカリファ

SUB:川浪、佐々木、野津田、柏、森島、川村、ドウグラス・ヴィエイラ
 昨年、あと一歩のところまで行きながら逃した天皇杯のタイトル。あの悔しさを晴らすためには、優勝するしかありません。明日もチーム一丸となって戦って、タイトル獲得に向けての良いスタートを切って欲しいと思います。
<23.6.5> 昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第16節京都戦は、茶島の2ゴールで突き放して3-1で勝利し、順位は再び4位となりました。
 ワントップにドウグラス・ヴィエイラを起用。また左WBは柏が先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  住吉   荒木隼  佐々木

    松本泰  野津田(→山﨑88分)
    (→エゼキエウHT)
茶島             柏(→東HT)
(→中野76分)
   森島      川村

     Dヴィエイラ(→Bカリファ90+1分)

SUB:川浪、柴崎
 対する京都は前節から5人入れ替えて、GK:太田、DF:麻田、井上(→荒木大87分)、アピアタウィア、白井、MF:川﨑、福岡(→谷内田65分)、松田(→山田65分)、平戸、FW:一美(→パトリック65分)、豊川(→木村78分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから両チームともプレスをかけあって激しい戦いとなります。ファーストシュートは広島で、川村が直接FKを狙いましたが枠外。その直後には川﨑がミドルを放ちましたがDFがブロックします。何度もセットプレーを得た広島は、川村や野津田がボールを入れましたがなかなか味方に繋がりません。その後は京都もチャンスを作り、20分には大迫が蹴ったボールを奪われて豊川に危ないシュートを打たれます。27分にはドウグラス・ヴィエイラのクロスを受けた川村がペナルティエリア内から打ちましたがGKの正面。31分には相手のゴール前に侵入した柏がシュートしましたがGKが落ち着いて処理します。その後は再び京都がペースを握り、32分には福岡にミドルを打たれ、38分にはセットプレーから川﨑に合わせられましたが枠外に外れて助かります。前半は両チームともに持ち味を出して攻め合ったものの得点は生まれず、0-0でハーフタイムを迎えました。
 後半から東とエゼキエウを投入して攻めの圧力を強めようとする広島。7分には森島が良いクロスを入れましたがドウグラス・ヴィエイラにはわずかに合わず、8分には森島がロングシュートを狙ったもののGKにキャッチされます。京都も後半12分、CKの折り返しをキャッチに行った大迫が荒木隼と交錯して落とし、これを松田に打たれましたが佐々木がぎりぎりでクリアします。そして後半13分、大迫のフィードに走った森島がDFとの競り合いを制して抜け出すと、クロスに合わせたエゼキエウのボールはGKが触ってポストに弾かれましたが、ここに走り込んだ茶島が突き刺してついに広島が先制点を奪いました。
 この後は京都も3枚替えで点を取りに来ます。対する広島も後半22分、CKのこぼれ球をエゼキエウが狙いましたが枠外に外れます。そして後半23分、GKからのフィードから左サイドでボールを持った豊川がマークに付いた茶島を振り切ってペナルティエリアに侵入して右足を振り切るとそのままゴールネットに収まり、同点に追いつかれてしまいました。しかしその2分後に広島は左のポケットを取った野津田がゴール前を横切るクロスを入れると、ここに詰めていた茶島が押し込んで再びリードを奪いました。
 この後も広島は29分の川村や34分の森島等が追加点を奪いに行きます。しかし京都もサイドの仕掛けからチャンスを作り、38分には平戸に、40分には木村に危ういシュートを打たれます。そして後半アディショナルタイム2分に自陣から繋いだボールを受けた川村が、競り合いを制してロングドリブルを敢行してそのままDFラインの裏に抜け出すと、GKの動きを見ながら冷静に決めて決定的な追加点を挙げます。この途中でオフサイドポジションにいたベン・カリファが関わったように見えたもののVARの結果ゴールが認められ、10分まで延びたアディショナルタイムもそのまま過ぎて、広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
 Football LABによると広島のボール支配率は45.8%。シュート数はお互いに15本ずつで、枠内シュートが広島の10本に対して京都が3本だったこともあってかゴール期待値は広島の1.588に対して京都は0.995でしたが、「30mライン侵入」と「ペナルティエリア侵入」の数値は京都が上回ったところなどを見ても、ほぼ対等の試合だったことが見て取れます。実際、試合の流れを振り返ってみると両者ほぼイーブンの立ち上がりで、広島が何度がセットプレーのチャンスをつかんだものの徐々に京都にペースを握られ、前半終了間際には何度も決定機を作られました。しかし後半は選手交代をきっかけに主導権を握って先制点を奪うと同点に追いつかれた直後に突き放し、その後は大迫の好セーブもあって逃げ切りを図りました。川村のスーパーゴールでダメ押し点を奪ったものの、内容的には厳しい競り合いを制して勝った試合だった、と言って良いでしょう。
 それにしても後半アディショナルタイムの川村のゴールには驚きました。自陣でボールを渡された瞬間に身体を巧く使って相手の守備を剥がすと、そのままドリブルで持ち上がり、DFラインの裏に抜け出して見事なシュートを決めました。リーグ戦は第7節の途中交代以外は全試合にフル出場し、ルヴァンカップも第1節以外はフル出場を続けている川村は、今季のサンフレッチェの中では佐々木に次いでプレー時間の長い選手ですが、それでも「相手も疲れていると分かっていたし、時間帯も時間帯だったので、思い切っていきました」(モバイルサイトによる)と言う決断力と体力、そしてGKとの1対1を制した冷静さ。今季から背番号8を付けた川村ですが、森崎和幸さんとは違う形の「俺たちの誇り」になりつつあることを示した試合だった、と言えるのではないでしょうか。
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日刊スポーツ  スコア詳細  川村  曺貴裁監督
サッカーダイジェストWeb  茶島が圧巻2発  川村がスーパーゴール
Football LAB
<23.6.4> モバイルサイトによるとスキッベ監督はチームにとって重要なこととして「丁寧なパス、そして速いパス。それをしっかりとつなぐ」ことと述べています。浦和戦の60分以降は「自分たちのサッカーができないと実力が半分しか出せな」かったことから逆転負けを食らっただけに、今日はどれだけ本来のサンフレッチェのサッカーが貫けるか、が勝敗のカギとなるのではないでしょうか。
 今日の試合会場はエディオンスタジアム広島で午後2時キックオフ。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今日もDAZNを見ながらブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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