7/9〜7/15のSANFRECCE Diary
<23.7.14>
明日はJ1リーグ戦第21節。サンフレッチェはホームで横浜FCと戦います。
第11節に今季初勝利を挙げた横浜FCはそこから4試合を3勝1敗と調子を上げてきたか、に見えましたが、しかしその後は再びトンネルに入り込んでリーグ戦は6試合勝ちなし。最下位湘南との勝ち点差1で17位となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
L5H ○1-0 広島 【横FC】ユーリ・ララ
15A ●0-2 C大阪 【C】為田、中原
16H ●1-2 鳥栖 【横FC】マルセロ・ヒアン、【鳥】長沼2
17H △0-0 浦和
L6A ○3-1 神戸 【横FC】山下2、マルセロ・ヒアン、【神】パトリッキ
天2 ○4-1 盛岡 【横FC】中村、サウロ・ミネイロ2、OG、【盛】松原
18A ●1-2 京都 【横FC】伊藤、【京】麻田、パトリック
19H △0-0 G大阪
20A ●0-3 川崎F 【川】山田、宮代、瀬川
天3 ●0-1 高知 【高】高野
前節は立ち上がりこそ良い形で攻め込んだもののセットプレーの流れから先制点を許すと、PKから2点目を、そして試合終了間際に3点目を失って敗戦を喫しています。また水曜日に行われた天皇杯3回戦では高知ユナイテッドの堅い守備を崩すことができず敗退しています。広島同様に失意の敗戦からのリバウンドメンタリティが求められる試合となりますが、ただ高知戦はターンオーバーで戦っているだけに主力のコンディションはいいはず。J1残留に向けて勝ち点1でも獲得しよう、と言う気持ちで試合に臨もうとしているのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、ベン・カリファが累積警告で出場停止となる一方で、体調不良で離脱していた選手の多くが復帰しているとのことなので、久々にベストメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
大迫
住吉 荒木 佐々木
野津田 東
越道 志知
森島 川村
Dヴィエイラ
SUB:川浪、中野、柏、山﨑、茶島、柴崎、エゼキエウ
怪我人や体調不良者の続出で苦しい戦いが続いているサンフレッチェですが、今節が終わると2週間の中断に入るだけに何としても乗り越えたいところ。明日はこれまで以上に心を一つにして、7試合ぶりの勝利を挙げて欲しいと思います。
<23.7.14>
「第47回日本クラブユースサッカー選手権U-18大会」(通称クラセン)は来週末に群馬県で開幕しますが、グループステージのサンフレッチェ広島ユースの日程は次の通り。
7/23(日)8:45 広島ユース×仙台ユース(NTT図南)
7/24(日)8:45 広島ユース×湘南U-18(宮城総合)
7/26(水)8:45 JFAアカデミー福島×広島ユース(敷島補助)
初戦の対戦相手の仙台ユースはプリンスリーグ東北で現在3位。クラセン東北予選では圧倒的な力を見せて、優勝して本大会に進んでいます。続く第2節の対戦相手の湘南U-18は神奈川県1部リーグ所属ですが、クラセン関東予選ではプレミアリーグイーストを戦う柏U-18に競り勝って出場権を獲得しました。そして第3節のJFAアカデミー福島はプリンスリーグ東海で首位を走っていて、クラセン東海予選ではプレミアリーグウェストの磐田U-18と名古屋U-18を破って東海地区を制しています。ノックアウトステージ進出のためにはグループ2位までに入る必要があるので、できれば仙台、湘南に勝って、2位以上を確定して第3節を迎えたいものです。
<23.7.14>
先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第11節で、サンフレッチェ広島ユースは中川のハットトリックなどで神村学園高を4-0で下し、3位で前半戦を終えました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:黒木(→山根65分)、MF:中光、石原、鳥井、木村(→井上証87分)、石橋(→中島58分)、竹山、橋本、FW:角掛(→井上愛58分)、中川。先制点は前半14分で、石橋からのパスを受けた中川が左足でゲット。続いて17分には石原のパスを、20分には石橋のパスをいずれもワンタッチで決めてリードを広げます。更に33分には石原のFKを黒木が繋ぎ、これを中光が決めてリードを広げます。後半は神村学園高の反撃を受けたものの相手DFが退場になったこともあってそのまま逃げ切りました。第11節の全結果と順位表は次の通り。
【第11節】
履正社高 2-3 横浜FCユース
名古屋U-18 3-2 東福岡高
大津高 1-3 磐田U-18
静岡学園高 2-0 神戸U-18
米子北高 4-1 鳥栖U-18
神村学園高 0-4 広島ユース
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高 26 11 8 2 1 +16
2 名古屋U-18 21 11 6 3 2 +9
3 広島ユース 20 11 6 2 3 +9
4 神戸U-18 18 11 5 3 3 +3
5 大津高 16 10 5 1 4 +1
6 神村学園高 16 11 5 1 5 -2
7 米子北高 14 10 4 2 4 +1
8 東福岡高 13 10 4 1 5 -1
9 横浜FCユース 10 10 2 4 4 -6
10 鳥栖U-18 9 11 2 3 6 -9
11 履正社高 9 11 3 0 8 -13
12 磐田U-18 8 11 2 2 7 -8
<23.7.13>
昨日行われた天皇杯3回戦で、サンフレッチェは栃木SCに敗れて2年ぶりの早期敗退となりました。
先発は鹿島戦と同じ。また佐々木、荒木、川村がベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
大迫
中野 松本大 志知(→佐々木57分)
(→荒木57分)
野津田 東
越道 柏(→川村57分)
(→茶島57分)
森島 エゼキエウ
Bカリファ(→柴崎71分)
SUB:川浪、松本泰
対する栃木はリーグ戦から先発10人を入れ替えて、GK:川田、DF:大森、藤島、高嶋、MF:黒崎(→平松HT)、植田(→西谷36分)、吉田、神戸、FW:森(→山田71分)、大島(→高萩90+6分)、安田(→根本67分)、と言うメンバーでした。ボールを握ったのは広島だったそうですが、しかし栃木がプレスからボールを奪ってチャンスを作る、と言う展開が続いたそうです。そして後半9分、大島にチェイシングをかけられた松本大が倒してしまってPKを与えると、これを大島に決められて先制点を失いました。そこでスキッベ監督は4枚替えで流れを変えようとして、16分には茶島が、29分にはエゼキエウがチャンスを作ったものの決め切れず、逆に後半アディショナルタイムにカウンターから西谷に決められて万事休すとなりました。
広島公式サイト
栃木公式サイト
日本サッカー協会公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
<23.7.12>
中国新聞によると、体調不良で離脱していた選手たちが徐々に復帰してきているそうで、昨日は川村と佐々木が全体練習に合流。また前半途中でピッチに倒れ込んだ越道も元気な姿を見せていたそうです。また荒木や塩谷も別メニューながら練習に参加し、スキッベ監督もスタンドから練習を見守っていたとのこと。復帰した選手たちはコンディションに差があることからすぐに先発復帰、と言うわけにはいきませんが、少なくとも今日はユースの選手をベンチに入れる必要はなさそうです。
今日の試合会場はカンセキスタジアムとちぎで午後7時キックオフ。チケットやアクセスなどの案内は、栃木県サッカー協会のホームページをご覧下さい。なお今日はテレビ放送も配信の予定もありません。スタジアムに行けない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<23.7.11>
明日は天皇杯3回戦。サンフレッチェはカンセキスタジアムとちぎで栃木SCと対戦します。
1947年に栃木蹴球団として創設した栃木SCは2007年にJリーグ準加盟、2009年にはJリーグに加盟して、サンフレッチェOBの松田浩監督の下でJ2を5年間戦ったもののJ1昇格には届かず、2015年には22位に終わってJ3に降格してしまいました。そしてJ3の1年目は入れ替え戦で敗れて昇格を逃したものの2017年には2位でフィニッシュしてJ2復帰。復帰後6年目のシーズンとなった今季はここまで6勝8分け11敗で、降格圏ぎりぎりの20位に沈んでいます。5月以降の公式戦の戦績は次の通り。
13H ○4-0 金沢 【栃】山田、大盛、矢野、佐藤
14A ●1-2 秋田 【栃】大谷、【秋】三上、青木
15A △2-2 水戸 【栃】矢野、福森、【水】小原、草野
16H ●0-2 東京V 【V】稲見、阪野
17A ●0-1 千葉 【千】小森
18H ○2-1 岡山 【栃】OG、根本、【岡】高橋
19A △1-1 藤枝 【栃】福島、【藤】山田
天2 ○2-1 秋田 【栃】大島、根本、【秋】吉田
20A ●0-1 徳島 【徳】森
21H △1-1 町田 【栃】宮崎、【町】エリキ
22H △0-0 山口
23A ○1-0 金沢 【栃】宮崎
24A ●0-1 いわき 【い】岩渕
25H △2-2 仙台 【栃】大谷、黒﨑、【仙】フォギーニョ、菅田
前節は立ち上がりから主導権を握って前半31分にセットプレーから先制。後半13分に同点に追いつかれたものの、その直後に突き放して再びリードしたものの、セットプレーから同点に追いつかれてそのまま勝ち点1ずつを分け合っています。J2は先週のミッドウィークに第24節を戦っているため、栃木にとって明日は「5連戦」の4試合目。日曜日に「残留争い」の相手となりそうな大宮との直接対決を控えているだけに、ターンオーバーで戦いを挑んでくる可能性が高いのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、体調不良で離脱していた選手に加えて鹿島戦で途中交代した越道の状態も気になるところ。最悪、誰も戻って来れないとすると、次のようなメンバーで戦うしか無さそうです。
大迫
中野 松本大 志知
野津田 東
茶島 柏
森島 エゼキエウ
Bカリファ
SUB:川浪、松本泰、中島、柴崎、木吹、中川、Dヴィエイラ
主力の半分が抜けて監督までが外れた鹿島戦でしたが、選手たちが見せてくれたのは「魂の戦い」でした。明日も難しい試合になることが予想されますが、どんな状況になったとしても自分たちが作り上げてきたことを信じて、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。
<23.7.11>
サンフレッチェは昨日、甲府に期限付き移籍していた土肥航大選手がFC今治に期限付き移籍する、と発表しました。昨年はレンタル先の水戸で26試合に出場して2得点の実績を挙げた土肥は、今季は甲府に期限付き移籍していましたが、開幕から第11節までベンチ入りもなく、第12節からの3試合の途中出場のみで終わっていました。
<23.7.10>
サンフレッチェ広島レジーナは昨日、2023-24シーズンの選手と背番号を発表しました。
1 木稲 12(ファミリー)23 柳瀬
2 近賀 13○高橋 24
3 呉屋 14○松本 25 塩田
4 中村 15 26 立花
5○市瀬 16 27 森
6 左山 17 大内 28
7 18 渡邊 29
8 小川 19 吉野 30
9 上野 20 島袋 31 福元
10 21 巻 32
11 中嶋 22 藤田 33 瀧澤
○は新加入
新加入は市瀬、高橋、松本の3人。昨年在籍した選手のうち退団したのは、千葉に移籍した山口、相模原に移籍した川島、神戸に移籍した増矢と松原優、岡山湯郷に移籍した谷口、海外移籍を目指す松原志、そして引退する齋原の7人で、4人減の23人で次のシーズンを戦うことになります。怪我人がいなくても紅白戦をするのがやっと、と言う人数ではあるものの、移籍した3人が全て実績組と言うことでポジション争いが激しくなるのは間違いないところ。昨年以上にチーム力をアップして、トップ3を目指して欲しいと思います。
<23.7.9>
昨日ホームで行われたJ1リーグ戦第20節鹿島戦は、試合開始早々に先制点を許してしまったもののエゼキエウの同点ゴールで追いついて、連敗を3でストップしました。
体調不良のため佐々木、荒木、住吉、川村に加えてスキッベ監督までがベンチにも入らず、以下の布陣で戦いました。
大迫
中野 松本大 志知
野津田 東
(→松本泰84分)
越道 柏
(→茶島27分)
森島 エゼキエウ
Bカリファ(→Dヴィエイラ68分)
SUB:川浪、柴崎、中島、中川
対する鹿島は前節から3人入れ替えて、GK:早川、DF:広瀬、植田、関川(→昌子72分)、安西、MF:樋口(→荒木遼72分)、ディエゴ・ピトゥカ、FW:名古(→佐野51分)、仲間(→藤井68分)、土居(→垣田51分)、鈴木、と言うメンバーでした。先発メンバーの半数が入れ替わり、しかもベンチにはユースの選手が2人入る、と言う緊急事態。前線はこれまでのメンバーが並んでいたもののDFラインは全くの初めての組み合わせで臨んだサンフレッチェは、1分に東のパスからベン・カリファがシュートする、と言うシーンを作られたものの、鹿島に先制点を許してしまいます。前半5分、樋口のFKを関川にヘッドで決められて、早々に一点ビハインドになってしまいました。
これで鹿島にペースを与えてしまい、8分には鹿島の波状攻撃を受けます。しかしこれを選手全員で凌ぐとその後は反撃。11分には波状攻撃で鹿島を攻め立て、15分には越道のクロスにベン・カリファが飛び込みましたがGKにセーブされ、23分にも波状攻撃で鹿島ゴールに迫ります。その直後に越道が倒れ込んでプレー続行が不可能になりますが、広島は臆せず攻め続けます。42分には柏のパスを受けたエゼキエウが決定的なシュートを放ったもののGKのファインセーブに阻まれ、アディショナルタイムには何度も鹿島ゴールに攻め入ったもののゴールは割れず、1点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
広島の勢いは後半も続き、1分にはCKの連続から野津田が右足で強烈なシュートを放ったもののバーに弾かれ、3分にはベン・カリファがテクニカルなシュートを放ちましたがGKにセーブされます。そして後半9分、自陣での相手のプレスを剥がしてベン・カリファがスルーパス。これで抜け出したエゼキエウが冷静にシュートを決めて、ついに同点に追いつきました。
その後も14分には茶島のクロスからベン・カリファ。16分にはクロスに森島が飛び込みましたがわずかに合いません。また20分にはCKに中野がフリーで合わせましたが枠外に外れます。その後は鹿島も選手交代をきっかけに逆襲をしかけてきて、垣田、昌子、鈴木がシュートを放ちます。終盤は鹿島に主導権を握られて、43分には藤井に強烈なミドルを打たれましたが大迫がファインセーブ。38分には右からのクロスに鈴木がヘッドで叩きつけました。大迫が弾きます。結局最後までスコアは動かず、両チームともに勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
前節のメンバーのうち住吉、荒木、佐々木、山﨑、川村がベンチにも入らず、指揮官も不在。松本大は今季リーグ戦初先発で、ベンチにはユースの選手が2人入ると言う緊急事態だったと言うことで、さすがに序盤は落ち着くことができずにあっという間に先制点を許してしまいました。そしてその後もそのままの流れで押し込まれましたが、しかしそこからしっかりと立て直すと10分過ぎからは鋭いプレスでチャンスを作りました。そして後半9分にはワンタッチパスの連続で鹿島のプレスをかい潜ると、見事なカウンターから同点に追いつきました。そして最終盤こそ押し込まれて危ないシーンを作られたものの、大迫を中心に集中してはね返して勝ち点1を確保しました。ここ数試合は得点が取れなかっただけでなく内容的にも物足りなく、3連敗と泥沼に入っていたサンフレッチェでしたが、ここまで出場機会が少なかった選手たちが見事な戦いでチームを救った、と言えます。今週は水曜日に天皇杯3回戦がある、と言う過密日程になっていますが、出場した選手が全力を尽くせばきっと乗り越えることができるはず。むしろこの危機を乗り越えることによって、チームが一段とレベルアップできるに違いありません。
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