8/27〜9/2のSANFRECCE Diary


<23.9.2> モバイルサイトによるとスキッベ監督は今日の試合に向けて「いい準備ができた」とのこと。「長いことアウェイでの3ポイントを取れていないので、今節こそ成し遂げたい」と決意を語っていたそうです。選手が揃ってきたと言うことで試合に出る競争も厳しくなっていると思いますが、出場する選手たちは広島の代表だと言う気持ちで、全力で戦い抜いて欲しいと思います。
 今日の試合会場は駅前不動産スタジアムで、午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報をする予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<23.9.2> サンフレッチェは昨日、ユース所属の中島洋太朗選手とプロ契約を締結した、と発表しました。中島は2009年から2013年にサンフレッチェでプレーした中島浩司氏の次男で、サンフレッチェ広島ジュニアからジュニアユースを経てユースに昇格。また2020年にU-15日本代表候補に選出されると、その後は年代別代表の常連となり、今年行われた「AFC U17アジアカップ」では代表の主力として優勝に貢献しました。まだ高校2年生だと言うことで来シーズンまではユースに所属するそうですが、2種登録選手としてトップチームにも参加するとのこと。また背番号は父・浩司氏が2013年まで付けていた35番に決まったとのことです。
<23.9.2> 日本サッカー協会は昨日、「AFC U23アジアカップ カタール2024予選」を戦うU-22日本代表と、その直後に中国・杭州で開催されるアジア大会を戦うU-22日本代表を発表し、広島からアジア大会の代表に山﨑が選ばれました。まず、U23アジアカップ予選に臨むU-22日本代表は次の23人。
【GK】小久保(ベンフィカ)、鈴木彩(シントトロイデンVV)、野澤(FC東京)
【DF】内野(デュッセルドルフ)、大畑(浦和)、西尾(C大阪)、
    木村(FC東京)、畑(湘南)、鈴木海(磐田)、中野(G大阪)、
    高井(川崎F)
【MF】平河(町田)、山田楓、川崎(京都)、斉藤(ロッテルダム)、
    小田(ハーツ)、鈴木唯(ブレンビー)、山本、藤田譲(シントトロイデンVV)、
    三戸(新潟)、松木(FC東京)
【FW】藤尾(町田)、細谷(柏)
 このメンバーは9/3からトレーニングを行い、グループステージでは9/6にパキスタン、9/9にパレスチナ、9/12にバーレーンと戦います。
 一方のアジア大会に臨むU-22日本代表は次の22人。
【GK】藤田和(栃木)、小畑(仙台)、山田大(岡山)
【DF】山﨑(広島)、奥田(桃山学院大)、今野(法政大)、馬場(札幌)、
    吉田(鹿屋体大)、関根(拓殖大)、根本(流経大)
【MF】松村(鹿島)、松岡(グレミオ)、佐藤(ブレーメン)、重見(福岡大)、
    谷内田(京都)、山内、角(筑波大)、西川(鳥栖)、小見(新潟)、
    日野(拓殖大)
【FW】木村(金沢)、熊田(FC東京)
 このメンバーは9/15に集合してトレーニングを行い、グループステージでは9/20にカタールU-24、9/25にパレスチナU-24と対戦し、9/27からのノックアウトステージで10/7の決勝を目指します。
<23.9.1> 明日はJ1リーグ戦第26節。サンフレッチェはアウェイでサガン鳥栖と対戦します。
 第10節から第18節までの7試合を負けなし(4勝3分け)で8位まで浮上していた鳥栖でしたが、このところ5試合は勝ちに恵まれず12位まで順位を落としています。前回の対戦以降のリーグ戦の戦績は以下の通り。
7A ●0-1 広島  【広】ドウグラス・ヴィエイラ
8H △1-1 柏   【鳥】長沼、【柏】マテウス・サヴィオ
9A ○3-2 京都  【鳥】小野、OG、本田、【京】豊川、木下
11H ●1-3 横浜FM 【鳥】本田、【FM】ヤン・マテウス2、エウベル
12A ●0-1 川崎F 【川】脇坂
10A ○2-0 浦和  【鳥】長沼、手塚
13A △0-0 福岡
14H ○2-0 新潟  【鳥】小野、河田
15H △2-2 鹿島  【鳥】森谷、小野、【鹿】名古、鈴木
16A ○2-1 横浜FC 【鳥】長沼2、【FC】マルセロ・ヒアン
17H △1-1 札幌  【鳥】OG、【札】中村
18A ○6-0 湘南  【鳥】小野3、堀米、藤原、樺山
19H ●1-2 浦和  【鳥】長沼、【浦】ホセ・カンテ、岩尾
20H ○2-1 C大阪 【鳥】堀米、富樫、【C】レオ・セアラ
21A ●1-2 神戸  【鳥】富樫、【神】大迫、パトリッキ
22H ●0-1 福岡  【福】金森
23A △1-1 札幌  【鳥】河原、【札】浅野
24A ●1-2 鹿島  【鳥】楢原、【鹿】樋口、知念
25H △1-1 G大阪 【鳥】長沼、【G】山見
 前節は長沼の先制ゴールで優位に立つと、その後は堅い守備で勝利の一歩手前まで行きましたが、後半アディショナルタイムにカウンターから痛恨の同点ゴールを決められて勝ち点2を失っています。首位との勝ち点差は19と開き、最下位との勝ち点差も14と優勝にも降格にも絡まない順位にいる鳥栖ですが、だからこそ思い切った戦いができるはず。明日こそはホームのサポーターに勝利をプレゼントしようと、万全の準備を整えているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、出場停止だった野津田が戻ってきます。また、前節ハーフタイムで交代したソティリウも元気に練習に参加していて、別メニューはエゼキエウだけだとのことなので、明日はベストメンバーで戦うことができそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    野津田  川村

中野            志知

   加藤     満田

      ソティリウ

SUB:川浪、山﨑、青山、柏、マルコスJ、Bカリファ、Dヴィエイラ
 リーグ戦の再開から1ヶ月が経ってそろそろ疲れが出てくることですが、来週は代表ウィークで休みになることを考えると是非ともここで勝ってブレイクに入りたいところ。誰が出るにしてもチーム全員で全力を尽くして、上位に食らいつく勝利を挙げて欲しいと思います。
<23.9.1> 日本サッカー協会は昨日、ヨーロッパに遠征する日本代表を発表し、広島から大迫が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】シュミット(シントトロイデンVV)、中村航(ポルティモネンセ)、大迫(広島)
【DF】谷口(アルラヤン)、板倉(ボルシアMG)、森下(名古屋)、町田(サンジロワーズ)、
    毎熊(C大阪)、冨安(アーセナル)、伊藤洋(シュツットガルト)、橋岡(シントトロイデンVV)、
    菅原(AZアルクマール)
【MF/FW】
    遠藤(リバプール)、伊東、中村敬(スタッド・ランス)、浅野(VfLボーフム)、伊藤敦(浦和)、
    守田(スポルティング)、古橋、前田(セルティック)、鎌田(ラツィオ)、三苫(ブライトン)、
    堂安(フライブルグ)、上田(フェイエノールト)、田中(デュッセルドルフ)、久保(レアル・ソシエダ)
 6月の代表メンバーから瀬古(グラスホッパー・チューリッヒ)、川辺(スタンダール・リエージュ)、相馬(カーザ・ピア)、旗手(セルティック)、川村(広島)、川崎(京都)が外れ、町田、橋岡、冨安、田中が復帰。また毎熊が初めて招集されています。このメンバーは今週末のリーグ戦終了後に集合して、9/9にドイツ代表、9/12にトルコ代表と対戦します。
<23.9.1> プレスリリースによると、「UEFA EURO 2024予選」を戦うキプロス代表メンバーにピエロス・ソティリウが選出されました。
<23.8.31> 日本サッカー協会は昨日国内キャンプを行うU-15日本代表候補を発表し、サンフレッチェ広島Jrユースの森井莉人選手が選ばれました。今回選ばれたのは次の42人。
【GK】渡邊(FC東京U-15深川)、宮本(名古屋U-15)、山岸(横浜FCJrユース)、
    新堀(FC東京U-15むさし)、松浦(新潟U-15)、佐藤陸(山形Jrユース村山)
【DF】高嶋(神戸U-18)、佐藤桜、吉川(柏U-15)、横井(G大阪Jrユース)、
    小川、藤田(川崎FU-15生田)、オディケ(JFAアカデミー福島U-15EAST)、
    西村(神戸U-15)、竹野(神村学園中)、児玉(京都U-15)、白男川(名古屋U-15)、
    森井(広島Jrユース)、髙橋(浦和Jrユース)、元砂(FCフレスカ神戸)
【MF】山縣(静岡学園高)、岩崎(横浜FCユース)、阿出川(柏U-15)、山下(神戸U-15)、
    太田(ソレッソ熊本U-15)、小林、神田(大宮U15)、椿(横浜FCJrユース)、
    下吉(東京VJrユース)、三上(川崎FU-15生田)、武本(福岡U-15)、
    吉野(クマガヤSSC)、中村(VIVAIO船橋)、姫野(千葉U-15)
【FW】川端(京都U-15)、奥田(川崎FU-15生田)、白須(FC LAVIDA)、山﨑(新潟U-15)、
    四日(横浜FCJrユース)、井部(FC東京U-15むさし)、加藤(三菱養和調布Jrユース)、
    安西(さぬき南中)
 このメンバーは9/4-6に高円宮記念JFA夢フィールドで行われるトレーニングキャンプに参加します。
<23.8.30> 日本サッカー協会は昨日「第19回アジア競技大会」に臨む日本女子代表を発表し、サンフレッチェ広島レジーナから中嶋と上野が選ばれました。今回選出されたのは次の21人。
【GK】浅野(埼玉)、福田(浦和)、大場(ミシシッピ州立大)
【DF】後藤(早稲田大)、田畑、佐々木(仙台)、小山(C大阪)、
    古賀(JFAアカデミー福島)
【MF】塩越(浦和)、脇坂(C大阪)、中嶋(広島)、石田(新潟)、
    天野(神戸)、榊原(相模原)、谷川(JFAアカデミー福島)
【FW】上野(広島)、千葉、大澤(千葉)、島田(浦和)、
    山本、土方(東京V)
「FIFA女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023」に選出されていた選手は千葉とトレーニングパートナーを務めた大場、小山、古賀、谷川だけで、他はフレッシュなメンバーとなっています。このメンバーは9/22からのグループステージでバングラディシュ、ネパール、ベトナムと対戦し、アジアの頂点を目指します。
<23.8.29> 日本サッカー協会は先週リモージュ国際大会に参加するU-17日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースから中島洋太朗選手が選ばれました。今回選出されたのは次の21人。
【GK】後藤(FC東京U-18)、荒木(G大阪ユース)
【DF】吉永(神村学園高)、鈴木(鵬学園高)、永野(FC東京U-18)、
    柴田、土屋(川崎FU-18)、斉藤(大宮U18)、本多(湘南U-18)
【MF】宮川(G大阪ユース)、川村、山本(東京Vユース)、
    中島(広島ユース)、望月(横浜FMユース)、佐藤(FC東京U-18)、
    矢田、西原(清水ユース)
【FW】名和田(神村学園高)、山口太(FC東京U-18)、徳田(鹿島ユース)、
    高岡(日章学園高)
 「AFC U17アジアカップ タイ2023」を戦ったメンバーから上林(山形ユース)、小杉(湘南U-18)、松本(鹿島)、黒木(鳥栖U-18)、杉浦(名古屋U-18)、山口豪(昌平高)、道脇(熊本)が外れ、広島国際ユースのメンバーから鈴木、斉藤、西原が、また怪我で外れていた徳田が再び選ばれています。このメンバーは9/3からフランスで行われるリモージュ国際大会に参加して、ポルトガル、イングランド、フランスと対戦します。
<23.8.29> 日本サッカー協会は先週「EAFF U15男子選手権2023」に参加するU-15日本代表を発表し、広島Jrユースから原と信重が選ばれました。今回選出されたのは次の人。
【GK】松浦(浜松開誠館中)、久富(鳥栖U-15唐津)
【DF】赤沼(刈谷JY)、渡邉(東京VJrユース)、吉田(スプレッド・イーグルFC函館)、
    大谷(坂井フェニックス丸岡JY)、鈴木(RIP ACE SC)、坂口(神戸FCJrユース)、
    クララトナ(C大阪U-15)
【MF】小田切(Uスポーツクラブ)、大竹(JFAアカデミー福島U-15EAST)、原(広島Jrユース)、
    加集(プルミエール徳島SC)、小川(浦和Jrユース)、山田(FCフェルボール愛知)、
    長野(千里丘FC)
【FW】信重(広島Jrユース)、髙(セブン能登Jrユース)、佐々木(札幌U-15)、
    浦川(ASラランジャ豊川U15)

※小田切は辞退し、伏原(神村学園中)が追加招集
 このメンバーは今日からトレーニングを行い、9/1からグアム、チャイニーズタイペイ、香港とグループステージを戦います。
<23.8.28> 一昨日行われたWEリーグカップの開幕戦で、サンフレッチェ広島レジーナはマイナビ仙台レディースを4-1で下し、幸先良いスタートを切りました。
 中村監督は移籍加入した3人全員を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   島袋
(→藤生62分)
     小川  柳瀬(→渡邊62分)

松本茉    瀧澤     中嶋(→上野81分)
       (→立花81分)
       高橋(→大内86分)

SUB:藤田、呉屋
 対する仙台はW杯得点王の宮澤が海外移籍のため欠場して、GK:松本真、DF:松永、國武(→廣澤89分)、佐藤、高平、MF:太田(→隅田62分)、西野、田畑(→遠藤74分)、中島、佐々木、FW:武田(→バウティスタHT)、と言うメンバーでした。最初の決定機は広島で、前半3分に中嶋のパスを受けた高橋が鋭いミドルを放ちましたがGKが反応します。続いて4分には高い位置で奪って松本茉が遠目から狙ったものの枠外に外れます。対する仙台も14分にカウンターから佐々木がシュートしましたが木稲がセーブします。18分には高い位置でボールを奪った瀧澤がそのまま持ち込んでシュートしましたがGKがファインセーブ。19分にはクロスのこぼれからの柳瀬のシュートもわずかに枠外に外れます。続いて22分には柳瀬が奪ったボールを瀧澤が打ちましたがポストに当たってわずかに逸れて行き、23分にもペナルティエリア内でパスを受けた高橋が反転シュートしましたがDFに当たって枠外に外れます。チャンスを量産しながらもなかなか得点が奪えなかったレジーナでしたが、前半24分、小川のCKを市瀬がヘッドで狙うと、これがDFの頭に当たってゴールに飛び込みレジーナが先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、その後も高い位置からプレスで仙台を追い込みます。27分にはDFラインの裏に抜け出した高橋がロングシュートを放ちましたがGKがキャッチ。29分には左サイドでパスをつないで仙台ゴールに迫ります。30分には木稲のフィードに追いついた中嶋のクロスを高橋が打ちましたが惜しくも枠外に外れ、37分には高橋がドリブルでペナに入ってシュートしたものの惜しくもGKに止められ、38分にもロングクロスをヘッドで狙いましたがGKに弾かれます。仙台は前半41分、速攻から中島にシュートを打たれるシーンがあったもののピンチらしいピンチはなく、広島の1点リードで前半を終了しました。
 後半立ち上がりは仙台のペース。5分に西野がシュートしましたがDFに当たってゴールラインを割り、8分にはバウティスタに決定的なヘディングシュートを打たれましたが木稲が素晴らしい反応で弾きます。しかしその直後のCKからの流れで中島のクロスが誰も触らずにゴールネットに飛び込んで、同点に追いつかれてしまいました。
 この後しばらくは仙台に攻め込まれたもののその後広島が反撃。14分にはCKから柳瀬の折り返しを近賀がヘッドで狙いましたがポストに弾かれます。そして後半15分、速攻から柳瀬のパスでDFの間を割った中嶋が冷静に決めて、再びリードを奪いました。
 これで勢いのついた広島は、高い位置からのプレスでペースを握り何度も仙台ゴールに迫ります。後半21分には瀧澤とのコンビで突破した高橋のシュートはポスト。続いて中嶋のマイナスのパスに渡邊が飛び込みましたがブロックされます。26分には高橋が持ち込んでシュートしましたがDFの身体に当たります。そして後半30分、渡邊?のスルーパスで抜け出した瀧澤の低いクロスを高橋が流し込んで3点目を奪います。その後も広島は攻めの圧力を緩めず、37分の立花がシュートはDFに当たってGKにキャッチされたものの、その1分後に島袋のパスで抜け出した立花のクロスを高橋がヘッドで落とすと、詰めていた松本茉が蹴り込んでリードを4点に広げます。その後も広島は前への姿勢を崩さず、41分に立花、42分と45分には大内がシュートを放ちます。仙台は28分に高平、33分に遠藤、44分には廣澤にシュートを許したものの反撃はそれだけ。試合を通して広島が内容的にも圧倒して、2023-24シーズンの初戦を勝利で飾りました。
 山口、川島、増矢、松原姉妹、谷口、齋原が退団した一方で、市瀬、高橋、松本が加入して新シーズンを迎えたレジーナ。この効果がどう出るか、が注目された試合でしたが、素晴らしい結果だったと言えます。移籍加入の3人が得点を奪ったことに象徴されるように、3人ともまるでずっと前からこのチームの一員だったように伸び伸びとプレーして、それぞれ持ち味を発揮しました。その中で特に素晴らしかったのは高橋。ボールを持ったら常にゴールを意識している姿勢はもちろんのこと、様々なシュートに持ち込むパターンを持っていて攻撃のリズムを作りました。この高橋の存在によってトップ下に入った瀧澤が生き生きとプレーし、松本、中嶋の両WBの良さも引き出すと言う感じで、攻撃陣は間違いなく昨シーズンよりもレベルアップした、と言って良いでしょう。後半の立ち上がりに仙台にペースを握られて同点に追いつかれたのは反省材料ではあるものの、そこをチーム全体で押し返して勝ち切ったと言うことで、チームとしても大きな自信を手にすることができたのではないでしょうか。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画
<23.8.27> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第25節柏戦は、後半に攻め込まれたものの大迫の好セーブ連発で無失点に抑え、アウェイでの連敗を6でストップしました。
 出場停止の野津田に代わってボランチに入ったのは満田。またマルコス・ジュニオールが移籍後初先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     満田  川村

中野            志知
(→山﨑85分)
   加藤    マルコスJ(→Bカリファ78分)

      ソティリウ(→DヴィエイラHT)

SUB:川浪、青山、柏、柴崎
 対するレイソルは、GK:松本、DF:片山、犬飼、古賀、ジエゴ、MF:椎橋、高嶺(→小屋松70分)、戸嶋(→山田雄60分)、FW:マテウス・サヴィオ、山田康(→仙頭70分)、細谷(→フロート89分)、と言うメンバーでした。前半は広島がプレスをかける中で柏が縦に速い攻撃を仕掛ける、と言う展開が続きます。前半8分にはマテウス・サヴィオのスルーパスで細谷が抜け出しましたが大迫が判断良く前に出てクリアし、こぼれをフリーで打ったジエゴのシュートも枠外に外れます。広島は前半16分、満田のパスを受けた中野がゴール前に入れたもののクリア。また20分には満田の地を這うようなシュートが柏ゴールを襲いましたがGKが反応し、こぼれ球を狙ったソティリウのシュートもGKが身体に当てます。飲水タイム後も広島の攻勢は続き、26分には志知のクロスに加藤が当てましたがゴールラインを割ります。その後は柏がペースを握ったものの凌ぐと、33分にはクイックスタートから志知のクロスを逆サイドに詰めていた中野が打ちましたが枠外。続いて35分には志知のクロスを上手くトラップしてシュートしましたが枠を捉えることができず、42分にはマルコス・ジュニオールのパスに中野が飛び込みましたが身体を張った犬飼に止められます。前半は広島がボールを試合し攻撃の形を作ったものの決め切れず、0-0で前半を終えました。
 後半は2分に川村のパスから加藤が打ちましたが惜しくも枠外に外れ、11分には塩谷のフィードを加藤が受けてのクロスが味方に合わずに終わります。また22分にはドウグラス・ヴィエイラのパスを満田が狙いましたが枠外に外れると、その後は柏にペースを握られます。29分にはマテウス・サヴィオのミドルはブロック。37分にはマテウス・サヴィオの決定機を大迫が弾き、こぼれ球もシュートを許さず防ぎます。終盤は広島がセットプレーの連続で柏ゴールに迫り、44分にはCKから川村がペナルティエリア内からシュートを放ったもののDFに当たり、両者とも得点の無いままに試合終了のホイッスルとなりました。
 スキッベ監督は満田や新戦力の加藤、マルコス・ジュニオールを先発起用して、攻撃的な布陣でこの試合に臨みました。その中でボランチに起用された満田は左右にボールを散らして攻撃を構築。前半はその中からチャンスを作り、左からのクロスに詰めていた中野が何度も決定機を迎えました。しかしそのチャンスを決め切れずに時間が流れると、後半はなかなかプレスがかからなくなり柏にペースを握られました。中国新聞によるとマルコス・ジュニオールは試合後に「こちらが1人少ないような感じがした」と振り返っていたそうですが、急造布陣ゆえの連携不足は否めなかったのではないかと思います。ただそのような中でも守備陣が集中力を切らさず、3ヶ月ぶりに無失点で切り抜けたのは収穫だったと言えるでしょう。得点が取れないことから前掛かりになり、カウンターから失点すると言う悪循環が続いていただけに、その連鎖を断ち切ったと言う結果は評価して良いと思います。
 今節は首位・横浜FMと3位・名古屋が敗れ、3位の神戸も引き分けに終わって首位と広島との勝ち点差は12、3位との差は7となりました。残り9試合でこの差を縮めるのは簡単なことではありませんが、しかし勝ち点を積み重ねて行けば何かが起きるかも知れません。今年は残念ながら天皇杯もルヴァンカップも敗退してしまいましたが、しかしその代わりにリーグ戦に集中できると言うメリットを生かして残り9試合に全力を尽くして、そして1つでも上の順位でフィニッシュして欲しいと思います。

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