9/3〜9/9のSANFRECCE Diary


<23.9.9> モバイルサイトによると、湘南戦で負傷し「右大内転筋腱部分損傷」で全治4週間と診断されたエゼキエウが、今週からチーム練習に合流したそうです。スキッベ監督によると「まだ完全じゃない..まだ制限付きのトレーニングと言う感じ」だそうですが、回復は順調だそうで来週の神戸戦には間に合いそうだとのこと。木曜日に再来日する予定のソティリウのコンディション次第ではありますが、前線のメンバーをどう組み合わせるか、監督にとっては嬉しい悩みだと言えるのではないでしょうか。
<23.9.8> 昨日行われた「EAFF U15 男子選手権2023」の準決勝で、U-15日本代表はU-15韓国代表を4-0で下し、決勝進出を決めました。この日のメンバーは、GK:松浦、DF:クララトナ、渡邉、坂口(→大谷HT)、吉田、MF:小川(→長野74分)、原、伏原(→高57分)、大竹(→山田82分)、FW:信重(→浦川74分)、佐々木。JFAの公式サイトによると、前半7分に信重が放ったシュートは惜しくも枠を外れたものの、前半27分にショートコーナーから渡邉が決めて先制点を奪うと、33分にはカウンターから原が決めて2-0で前半を折り返しました。そして後半20分、信重のスルーパスで抜け出した高がGKとの1対1を制してリードを3点に広げ、33分には前線からのプレスでボールを奪って浦川が決めてダメを押しました。決勝は今日の現地時間午後7時からで、中国との対戦となります。
<23.9.7> 日本サッカー協会は昨日、「第25回国際ユースサッカーin新潟」に参加するU-17日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースの木吹選手が選ばれました。今回選出されたのは次の18人。
【GK】上林(山形ユース)、小森(浦和ユース)
【DF】山田(前橋育英高)、木吹(広島ユース)、江口(神戸U-18)、
    田中(東京実業高)、佐藤(鹿島ユース)、森(名古屋U-18)
【MF】小竹(清水ユース)、柚木(流経大柏高)、西川(C大阪U-18)、
    川合(磐田U-18)、布施(日大藤沢高)、長田(G大阪ユース)、
    山口豪(昌平高)
【FW】鈴木大(鳥栖U-18)、前田(横浜FCユース)、神代(熊本ユース)
 このチームはリモージュ国際大会に参加中のU-17日本代表とは別チーム(監督も広山望コーチ)となりますが、「AFC U17アジアカップ タイ2023」を戦ったメンバーから上林と山口豪が、また広島国際ユースを戦ったチームから小森、江口、小竹、柚木、川合、布施、山口、鈴木大が選ばれています。このチームは9/12にU-17北信越選抜とトレーニングマッチを行い、9/14にU-17ベネズエラ代表、9/16にU-17ニュージーランド代表、9/18にU-17新潟選抜と対戦します。
<23.9.6> U-15日本代表は「EAFF U15 男子選手権2023」でグループステージ3試合を戦い、3連勝で準決勝進出を決めました。まず9/1に行われたグアム戦のメンバーは、GK:久富、DF:クララトナ、赤沼、渡邉(→吉田HT)、坂口、MF:小川(→大竹HT)、原(→加集HT)、伏原、長野、FW:佐々木(→高57分)、浦川(→信重57分)。JFA公式サイトによると前半2分に縦パスに反応した広島Jrユースの原がドリブルで切れ込んで先制点を奪うと、その後も着々と加点して原が4得点を奪うなど13点を取って前半を終えました。U-15日本代表の猛攻は後半も続き、後半12分から出場した信重(広島Jrユース)が5ゴールを奪うなど13点を奪い、26-0で勝ちました。
 続いて9/3に行われたチャイニーズ・タイペイ戦のメンバーは、GK:松浦、DF:渡邉、鈴木、大谷、吉田、MF:山田(→長野60分)、加集(→坂口60分)、小川、原(→伏原83分)、FW:信重(→佐々木71分)、高(→浦川71分)。JFA公式サイトによると開始早々にクリアミスから押し込まれそうになったところをGKの好守で凌ぐと、前半11分に左サイドからのクロスを高が決めて先制点を奪ったとのこと。続いて前半20分には信重がドリブル突破からシュートを決めて追加点を奪い、その後はスコアは動かず2-0で終えました。
 そして昨日行われた香港戦のメンバーは、GK:久富、DF:クララトナ、赤沼、坂口(→大谷78分)、吉田、MF:加集(→原63分)、伏原、長野(→小川HT)、大竹、FW:高(→佐々木68分)、浦川(→信重63分)。JFA公式サイトによると、立ち上がりから攻め込まれて前半10分にはPKを与えてしまい先制点を与え、14分にもミスからこぼれ球を拾われて追加点を奪われました。給水タイム後の34分に左からのクロスを高が決めて1点を返したものの、38分にFKのこぼれを決められて再びリードを広げられました。しかし前半43分と45+1分に立て続けに高が決めて、同点で前半を終えることができました。そして後半は開始直後にCKから大竹が決め、9分には高のパスから浦川がゲットすると日本のペースになって、後半は7点を奪って10-3で勝ってグループステージ1位を決めました。準決勝は今日の現地時間10時からで、グループAを2位で終えた韓国と対戦します。
<23.9.5> 一昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第12節で、サンフレッチェ広島ユースは名古屋U-18を4-1で下し、2位に浮上しました。広島のメンバーは、GK:山田、DF:黒木、中光、石原、橋本(→山根90+4分)、MF:中島、石橋(→宗田85分)、竹山(→鵜飼90+4分)、FW:角掛(→木吹88分)、中川、井上愛(→鳥井HT)。先制点は前半3分、石橋のドリブルからのパスを中島が持ち込み、最後は中川が決めました。続いて前半28分には中川のクロスから井上愛が追加点。後半16分に1点を返されたものの、30分と31分に中島が決めて突き放し、そのまま逃げ切りました。8月末に行われた第8節の残り2試合と第12節の全結果、及び順位表は次の通り。
【第8節】
東福岡高   2-2 大津高
横浜FCユース 2-1 米子北高

【第12節】
履正社高   1-3 東福岡港
神戸U-18   5-2 横浜FCユース
名古屋U-18  1-4 広島ユース
米子北高   4-3 磐田U-18
神村学園高  3-1 鳥栖U-18
静岡学園高  0-2 大津高


        勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 静岡学園高  26    12    8   2   2   +14
2 広島ユース  23    12    7   2   3   +12
3 名古屋U-18  21    12    6   3   3    +6
4 神戸U-18   21    12    6   3   3    +6
5 大津高    20    12    6   2   4    +3
6 神村学園高  19    12    6   1   5     0
7 米子北高   17    12    5   2   5    +1
8 東福岡高   17    12    5   2   5    +1
9 横浜FCユース 13    12    3   4   5    -8
10 鳥栖U-18    9    12    2   3   7   -11
11 履正社高    9    12    3   0   9   -15
12 磐田U-18    8    12    2   2   8    -9

<23.9.4> 昨日ヨドコウ桜スタジアムで行われたWEリーグカップ第2節で、サンフレッチェ広島レジーナは逆転でC大阪レディースを下して2連勝。グループ首位に立ちました。
 レジーナは控えも含めて前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       木稲

近賀   左山  市瀬   島袋
(→藤生71分)(→呉屋91分)
     小川  柳瀬(→渡邊71分)

松本茉    瀧澤     中嶋
(→立花60分)(→上野60分)
       髙橋

SUB:藤田、大内
 対するC大阪は、GK:山下、DF:米田、筒井、小山、中谷(→白垣76分)、MF:百濃、高和(→栗本56分)、宮本(→松本奈56分)、脇阪、FW:田中、矢形(→前川82分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出たレジーナは、前半13分に中嶋のクロスに高橋が合わせる決定機を作るなど主導権を握りました。しかし前半37分、木稲のパスを受けた市瀬のリターンが短くなったところ矢形に奪われ、そのまま決められて先制点を許してしまいました。しかしその3分後に、中嶋の仕掛けからのパスを瀧澤が繋ぎ、ペナルティエリア内から打った小川のシュートがDFの間を縫ってゴールネットに飛び込み、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはC大阪に攻め込まれ、5分には田中に決定的なシーンを作られましたが市瀬がぎりぎりでクリアします。逆に後半7分、ハイプレスで奪ったボールを中嶋がドリブルから見事なゴールを決めて広島が勝ち越します。これで勢いが出た広島は、11分には島袋が、12分には瀧澤がシュートを放つなどペースをつかみます。しかし徐々にC大阪の逆襲を受けて、20分には松本奈、21分には中谷、22分には栗本にシュートを許します。終盤はC大阪にほぼ一方的に押し込まれて、44分にはクリアミスを拾われて小山にバー直撃のシュートを打たれます。更に後半アディショナルタイムにも脇阪にFKから狙われましたが木稲が弾いて、主審は広島の勝利を告げるホイッスルを吹きました。
 前節の快勝を受けて、全く同じメンバーで戦ったレジーナは、その勢いのままに前半は良い戦いができていたと思います。その中で出た市瀬のミスは痛恨のものでしたが、しかしその直後に良いコンビネーションから同点に追いつき、後半開始早々に勝ち越し点を奪うと、その後は集中した守備でC大阪の猛攻を凌ぎました。中村監督は試合後に「一つのミスをチーム全体で取り返す姿勢を見せてくれた。その辺りは、また一つチームとして前進している姿を見ることができた」と語っていますが、昨年まではミスをきっかけに大崩れをしてしまった試合もあったことを考えると、チームとしての成長を見せてくれた、と言って良いでしょう。次節は2連敗中の相模原との対戦になりますが、これまで以上にチーム全体で集中して、初タイトルに向けて前進して欲しいと思います。

サンフレッチェ広島公式サイト  C大阪公式サイト
WEリーグ公式サイト
試合動画
<23.9.3> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第26節鳥栖戦は、ソティリウとドウグラス・ヴィエイラのゴールで2-0で勝ち、7試合ぶりにアウェイでの勝利を挙げました。
 リベロにはU-22代表に選ばれたばかりの山﨑を起用。それ以外は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   山﨑  佐々木
       (→荒木83分)
     満田  川村(→東72分)

中野            志知(→松本泰83分)

   加藤    マルコスJ(→野津田78分)

      ソティリウ(→Dヴィエイラ72分)

SUB:川浪、ベン・カリファ
 対する鳥栖は、GK:朴、DF:山﨑浩、ファン・ソッコ、原田、MF:河原、森谷(→手塚HT)、菊地(→横山78分)、FW:西川(→楢原78分)、長沼、富樫(→河田84分)、岩崎(→堀米72分)、と言うメンバーでした。試合が動いたのは開始早々の前半2分。満田が浮き球のパスを送るとマルコス・ジュニオールがヘッドで折り返し、ソティリウが流し込んであっという間に広島が先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、高い位置からのプレスと素早いパス回しで主導権を握ります。5分には満田のパスを中野が折り返したもののクリアされ、クロスにソティリウが合わせたものの朴がファインセーブ。19分には満田のクサビのパスからソティリウがシュートしましたがまたもや朴に防がれます。23分には加藤が良い形を作りましたがシュートは枠外に外れ、31分にも流れるようなパス交換から志知のクロスにソティリウが合わせましたが枠外に外れます。更に45分には川村と中野が決定的なシュートを放ちましたが朴が立ちはだかります。前半は鳥栖のシュートが1本だけだったのに対して広島は10本打ったものの得点は1にとどまって、ハーフタイムを迎えることになりました。
 後半も広島はハイプレスと即時奪回で鳥栖を自陣に押し込みます。4分には満田がミドルを放ちましたがGKの正面。10分には志知が決定的なシュートを打ちましたが枠外に外れ、19分には志知のクロスからソティリウが打ちましたが朴のスーパーセーブに阻まれます。そして後半33分、野津田のパスで抜け出した中野のクロスをドウグラス・ヴィエイラが決めて、リードを2点に広げます。後半アディショナルタイムには、DFラインの裏に抜け出した満田のゴールがオフサイドで取り消されたものの危なげなく逃げ切って、4/29のC大阪戦以来4ヶ月ぶりにアウェイでの勝利を挙げました。
 これまでは「鉄板の3バック」のセンターは荒木のポジションでしたが、この試合で先発起用されたのは山﨑。スキッベ監督はU-22代表としてチームを離れることから「その前に一度、見ておきたいというところもありました」と理由を語っていますが、その前提として「出場するに値するパフォーマンスをトレーニングから見せて」いたことが大きかったのだと思います。実際に山﨑はクレバーなプレーを随所に見せて、十分にこのポジションで通用することを示しました。チーム力を高めるためには新たな選手がポジションをうかがう位置に成長してくることが必須。ここで山﨑が良いプレーを見せて、そして2試合連続無失点に貢献したことは、チームにとって大きな結果だったと言えるでしょう。
 一方、2試合連続となった満田のボランチ起用ですが、こちらも良い結果だったと言えます。特に先制点のシーンは満田の戦術眼と技術の高さが生きたシーンでした。また終盤にはシャドウの位置に上がりましたが、ここでも後半アディショナルタイムの「幻のゴール」を演出するなど良い動きを見せました。今後も満田をボランチで起用するのか、あるいはシャドウに戻すのかは分かりませんが、少なくとも重要なオプションが増えたのは間違いないところ。怪我人や体調不良者の続出で苦しい時期があった今季のサンフレッチェですが、それを乗り越えることによってより強いチームに成長できた、と言えると思います。残り8試合で首位との勝ち点差は9と追いつけない差ではないだけに、中断期間中に夏場の連戦の疲れを取って、残り試合に全力を挙げて欲しいと思います。

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