10/6〜10/12のSANFRECCE Diary
<24.10.12>
中国新聞によると、東方戦で頭を打って途中交代した中島洋太朗選手は広島に戻って脳震盪からの復帰プラグラムをこなしていたそうで、昨日から全体練習に復帰しました。病院での検査の結果骨折や出血はなかったものの、「試合のことは何も覚えてない。初ゴールの記憶もない」と記憶の欠落があったとのこと。昨日はボール回しや4対4のミニゲームなどを順調に消化したそうで、Jリーグの残り試合やACL2の試合出場に向けて、コンディションを上げて行くことになりそうです。
<24.10.11>
昨日(日本時間今朝早朝)行われたFIFAワールドカップアジア最終予選で、日本代表はサウジアラビアを2-0で下して3連勝としました。日本代表のメンバーは、GK:鈴木彩、DF:谷口、板倉、町田、MF:守田、遠藤、三苫(→中村88分)、南野(→伊東HT)、堂安(→久保88分)、鎌田(→前田63分)、FW:上田(→小川76分)。序盤は一進一退。サウジはプレスを受けても慌てずパスを繋ぎ、機を見たドリブルで日本陣内に迫ります。しかし日本も徐々に対応して流れを掴み、前半14分に堂安のクロスを三苫が折り返し、守田の落としを鎌田が蹴り込んで先制点を奪いました。
その後はサウジアラビアが押し返し、28分にはペナルティエリア内からシュートを打たれ、36分と38分にはCKからチャンスを作られます。続いて42分にはアブドゥルハミドに強烈なシュートを打たれたものの鈴木彩が好反応で防ぎます。逆に前半アディショナルタイムには上田が惜しいシュートを放ったもののGKに弾き出され、日本の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半に入ると日本は守備を修正して、サウジアラビアにチャンスを与えません。逆にカウンターから何度もチャンスを作ると、後半36分、伊東のCKを小川がヘッドで叩き込んで追加点を奪います。後半42分にはサウジに危ういヘディングシュートを打たれたものの枠外に外れ、アディショナルタイムにはミドルを打たれましたが遠藤がブロックして、2点リードで試合を終えました。
ここまで2試合で12得点と猛威を振るって来た日本代表でしたが、この試合は「堅い戦い方」に終始しました。サウジアラビアはグループCでは最強のライバル。しかも前回の予選では同じく3試合目に対戦して敗れていると言うこともあって、慎重に戦って狙い通りの結果を得た、と言って良いでしょう。
<24.10.10>
昨日アウェイで行われたWEリーグクラシエカップのグループステージ第4節で、サンフレッチェ広島レジーナは大宮アルディージャVENTUSを1-0で下し、今大会2勝目を挙げて勝ち点を7に伸ばしました。
レジーナはWEリーグ相模原戦から先発7人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
木稲
島袋 呉屋 市瀬 塩田
(→左山75分)
柳瀬 笠原(→瀧澤66分)
中嶋 渡邊 早間(→藤生85分)
(→李75分)
髙橋(→上野66分)
SUB:福元、小川
対する大宮は、GK:戸梶、DF:杉澤、乗松、五嶋、佐藤(→金平61分)、MF:上田、西澤、阪口(→北川53分)、奥津(→仲田61分)、FW:井上、船木(→箕輪HT)、と言うメンバーでした。立ち上がりは大宮にペースを握られ、ミドルシュートやセットプレーからシュートを打たれます。しかしその後は広島のプレスが嵌まるようになり相手を押し込みます。そして前半21分、ハイプレスで奪ったボールをつないで早間がクロスを入れると、逆サイドから走り込んだ中嶋が先制点ゴールを奪いました。
これで勢いのついた広島は、その後はボールを支配して攻め続け、何度も決定機を作りましたが大宮の必死の守りにゴールを割れません。そして終盤には相手のパワープレーに押し込まれたものの集中して守り切って、ホームでは勝てなかった大宮を下しました。今節は首位の日テレ・東京ベレーザが長野と引き分けたため、首位との勝ち点差を1に縮めています。10/26に行われる長野戦に勝利して、最終節の東京戦に臨みたいところです。
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
<24.10.9>
日本サッカー協会は昨日「AFC U17アジアカップサウジアラビア予選」に臨むU-16日本代表を発表し、サンフレッチェ広島ユースの小林と野口が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】松浦(新潟U-18)、佐藤陸(山形ユース)、エジケ(鳥栖U-18)
【DF】山中、藤井(横浜FMユース)、横井(G大阪ユース)、田中(FC東京U-18)、
篠崎(市立船橋高)、藤田(川崎FU-18)、長南(柏U-15)、熊田(大宮U15)
【MF】小林、野口(広島ユース)、今井(東京Vユース)、加藤(横浜FMユース)、
針生(清水ユース)、武本(福岡U-18)、加茂(柏U-18)、福岡(鹿島ユース)
【FW】浅田(横浜FMユース)、葛西(湘南U-18)、谷(鳥栖U-18)、吉田(鹿島ユース)
8月に行われた中国遠征のメンバーから西川、吉川、佐藤桜(柏U-18)、薄井(浦和ユース)、橋本(日大藤沢高)、メンディー(流経大柏高)、神田(大宮U18)、萩原(桐光学園高)、岩井(駒大高)が外れ、松浦、横井、田中、藤田、長南、熊田、今井、加藤、針生、武本、谷が選ばれています。このメンバーは10/23にネパール、10/25にモンゴル、10/27にカタールと対戦します。
<24.10.8>
一昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第17節で、サンフレッチェ広島ユースは鹿児島城西高に9-0で大勝して4位をキープしました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本(→児玉67分)、桝谷、井上証(→大上免67分)、小林(→廣重76分)、野口、FW:井上愛(→長沼80分)、宗田(→原67分)。得点は前半6分と後半6分、31分に小林、前半30分に井上愛、38分に宗田、後半33分に廣重、36分に木吹、45+1分と45+3分に長沼でした。第17節の全結果と順位表は次の通り。
【第17節】
神村学園高 3-3 名古屋U-18
帝京長岡高 2-3 静岡学園高
岡山U-18 1-2 大津高
広島ユース 9-0 鹿児島城西高
米子北高 0-4 神戸U-18
鳥栖U-18 3-0 東福岡高
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高 40 16 13 1 2 +37
2 神戸U-18 33 15 10 3 2 +17
3 名古屋U-18 30 16 9 3 4 +10
4 広島ユース 28 15 9 1 5 +19
5 鳥栖U-18 26 15 8 2 5 +5
6 神村学園高 26 17 8 2 7 +2
7 帝京長岡高 24 16 7 3 6 +6
8 東福岡高 22 16 6 4 6 -1
9 静岡学園高 17 16 5 2 9 -11
10 岡山U-18 10 15 3 1 11 -20
11 米子北高 9 16 3 0 13 -28
12 鹿児島城西高 5 15 1 2 12 -36
<24.10.8>
日本サッカー協会は先週、スペインに遠征するU-18日本代表を発表し、広島から木吹翔太選手が選ばれました。今回選出されたのは次の23人
【GK】上林(山形)、藤間(矢板中央高)、内山(新潟U-18)
【DF】吉永(ヘンク)、田所(帝京高)、柴田(川崎FU-18)、斉藤(大宮U18)
岡部(市立船橋高)、木吹(広島ユース)、佐藤、大川(鹿島ユース)
【MF】川村(東京Vユース)、石橋(神戸弘陵学園高)、杉浦(名古屋U-18)、
名和田(神村学園高)、大谷(昌平高)、嶋本(大津高)、
長田(G大阪ユース)、ニック(ザンクトパウリU19)
【FW】安野(帝京長岡高)、ワッドモハメッドサディキ(柏U-18)、
山口(FC東京U-18)、徳田(鹿島)
8月に行われたSBSカップ国際ユースのメンバーから永野(FC東京U-18)、土屋(川崎FU-18)、池間(神戸U-18)、布施(日大藤沢高)、天野(G大阪ユース)、山本(東京V)、南(日章学園高)、神代(熊本)が外れ、藤間、吉永、田所、岡部、木吹、佐藤、川村、石橋、杉浦、名和田、長田、ニック、山口、徳田が招集されています。このメンバーは昨日からトレーニングを開始して、10/9と10/13にU-18スウェーデン代表、10/15にU-18アメリカ代表と対戦します。
<24.10.7>
昨日アウェイで行われたJ1リーグ第33節磐田戦は、後半7分に同点に追いつかれたものの加藤のゴールで突き放して、3連勝で首位をキープしました。
先発メンバーは前節と同じ。またマルコス・ジュニオールが約3ヶ月ぶりにリーグ戦のメンバーに入って、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
(→満田79分)
川辺 松本泰
中野 東
加藤 アルスラン(→ソティリウ70分)
(→Dヴィエイラ90+4分)
パシエンシア(→新井HT)
SUB:川浪、マルコス・ジュニオール、柏
対する磐田は、GK:川島、DF:松原、伊藤(→西久保70分)、鈴木、高畑(→ペイショット82分)、グラッサ、MF:レオ・ゴメス、クルークス(→渡邉70分)、中村(→ブルーノ・ジョゼ82分)、植村(→山田88分)、FW:ジャーメイン、と言うメンバーでした。序盤は激しい競り合いから広島がチャンスを作ります。1分にはFKの折り返しを加藤がシュートしましたがブロック。10分にはアルスランのシュートがブロックされ、11分のアルスランのシュートも枠外に外れます。磐田も15分にはクルークスのクロスにジャーメインが合わせ、16分にはクルークスがミドルを打ってきましたがいずれも枠外に外れます。序盤の互角の展開から徐々に広島がペースを握ると、26分には左のポケットに抜け出した松本泰のシュートのこぼれをパシエンシアが打ちましたがクロスバーを直撃。続いて27分には荒木のシュートがGKに弾かれ、こぼれを加藤が打ちましたがゴール前を横切って逆サイドに抜けます。更に38分にはCKを佐々木がヘッドで叩きつけましたが枠を捉えることができません。そして前半40分、東のCKがゴール前にこぼれると、クリアボールをブロックした佐々木の足に当ったボールがネットを揺らして、広島が先制点を奪いました。そしてその後もアルスラン、パシエンシアが惜しいシュートを放ったものの得点にはならず、広島の1点リードで前半を終えました。
後半からパシエンシアに代えて新井を入れて、中野をストッパー、塩谷をボランチに上げたスキッベ監督。前節と同様の「勝利の方程式」でしたが、しかし後半6分にショートコーナーからのクロスの折り返しを松原に押し込まれて同点に追いつかれてしまいました。
勝ち点3が必要な両チームは、勝ち越しを狙って攻めあいます。10分には新井がシュートしたものの惜しくも枠外。13分にはジャーメインが危ういシュートを放ちましたが大迫がキャッチします。18分の川辺のシュートはブロックされ、こぼれを拾った松本泰のクロスは加藤に合わず。その後も川辺、アルスラン、中野らがシュートしたもののゴールは割れません。また27分には中野のシュートがポストに当り、29分の新井のヘッドも川島のスーパーセーブに合います。そして後半32分、左サイドでパスを回して松本泰がクロス。中央のソティリウの奥にポジションを取った加藤がフリーで押し込んで、広島が勝ち越しました。
その後、ブルーノ・ジョゼのドリブルからチャンスを作ろうとする磐田。広島も満田が縦横に動いて追加点を狙います。45+1分には加藤が決定的なシュートを放ちましたが枠外。45+2分にはFKのこぼれをブルーノ・ジョゼが打ちましたが枠外に外れます。続いて45+4分には西久保がフリーで打ったシュートを大迫が反応し、こぼれ球に突っ込んできたジャーメインにぶつかりながらもクリアします。最後は磐田が放り込んで来たもののはね返して、ヤマハスタジアムに広島の勝利を告げるホイッスルが鳴り響きました。
今季初めて3バックにして「ミラーゲーム」を仕掛けて来た磐田。堅い守備組織で広島の攻撃を封じ、カウンターから得点を狙うと言う戦い方に手こずりましたが、しかし徐々に広島のペースに引き込み得意のセットプレーから先制点。また後半の早い時間帯に追いつかれてしまったものの慌てることなくパスを回し、左サイドの崩しからのクロスで勝ち越し点を奪いました。後半アディショナルタイムの西久保のシュートは危うかったものの、大迫の気迫の守備で凌ぎました。磐田の頑張りで難しい試合にはなったものの、結果としては順当な勝利だったと言えるでしょう。今週は初の海外遠征に続いて中2日でのアウェイ戦、と言う厳しい日程でしたが、ターンオーバーを有効に使い、普段は出場機会が少なかった選手たちも力を出して乗り越えました。今後のリーグ戦とACL2の戦いを考えると、貴重な結果を得られた1週間でした。
今節は神戸は京都に2点差を追いつかれたものの突き放して、広島との勝ち点差1を守っています。神戸との直接対決はもう終わっているため、勝ち続けることによってしか首位をキープできないマッチレース。残り5試合、1つも勝ち点を落とすことはできません。久々に試合のない今週から来週にかけてコンディションを調整して、次の湘南戦とその後のシドニー戦に備えて欲しいと思います。
ブログ速報
前半
後半
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磐田公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
Soccer King
サッカーダイジェストWeb
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<24.10.6>
中国新聞によると、香港から帰国した選手たちは広島には戻らずそのまま静岡入りして、昨日は静岡県内で調整したとのこと。遠征に参加しなかったパシエンシア、アルスラン、東も合流して、コンディションの良さをアピールしていたそうです。前回対戦では2-0で勝ったとは言え、タイトな守備に苦しめられたことを考えると今日も難しい試合になるのは間違いないところ、いつものようにチーム一丸でアグレッシブに戦って、勝ち点3を取って広島に帰ってきて欲しいと思います。
今日の試合会場はヤマハスタジアムで午後4時キックオフ。試合中継は今日もDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.10.6>
昨日アウェイで行われたWEリーグ第4節で、サンフレッチェ広島レジーナは上野のゴールでノジマステラ神奈川相模原を下し、3連勝で暫定首位に立ちました。
上野をワントップに据えた以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
木稲
近賀 左山 市瀬 藤生
(→塩田64分)
小川 笠原(→渡邊82分)
立花 瀧澤 中嶋(→柳瀬64分)
(→髙橋52分)(→李82分)
上野
SUB:藤田、呉屋
対する相模原は、GK:池尻、DF:浜田、大賀、長嶋、小野、MF:藤原(→笹井一64分)、平田(→伊東69分)、川島(→笹井優81分)、榊原、FW:南野(→築地81分)、大竹(→片山64分)、と言うメンバーでした。序盤は両チームとも厳しい球際で競り合いが続きます。広島は前半5分、CKから中嶋がシュートしましたが枠外。逆に相模原も10分、右からのクロスに大竹がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。20分過ぎからは広島がペースを握り、25分には藤生のパスを受けた笠原が反転してシュートしましたがGKがキャッチ。39分にはCKの落としを中嶋がシュートしましたが枠外に外れます。逆に前半42分、川島のクロスはクリアしたものの平田にミドルレンジから打たれましたが枠外に外れて助かります。前半はやや広島優勢ながら、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりはは相模原がペースを握ったものの、その後は広島が押し返します。6分には上野のヒールで右に抜け出した瀧澤がシュートしましたがGKがファインセーブ。11分には上野のポストから小川がシュートしたもののブロックされ、15分には中嶋と近賀が立て続けにシュートを放ったものの防がれます。塩田、左山、市瀬の3バックにして前への圧力を強める広島。22分には笠原、25分には瀧澤がミドルレンジから打ちましたがゴールを割ることはできません。相模原もU-19代表の笹原一を投入して反撃を狙います。しかし後半28分、主審のドロップボールを受けた塩田がすかさず右のスペースに縦パスを送ると、これをヘッドで落とした上野がループ状のシュートを沈めてレジーナが先制点を奪いました。その後も広島は柳瀬と髙橋が動き回って追加点を奪いに行きます。対する相模原はパワープレーで同点に追いつこうとしますが、しかし広島守備陣が集中してはね返して、1点のリードを守ってそのまま逃げ切りました。
前節に続いて相手のタイトな守備に苦しみながらも、ここぞと言うところで得点を奪って勝利したレジーナ。WEリーグ初制覇に向けて、まずは上々のスタートが切れた、と言って良いのではないでしょうか。
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