11/17〜11/23のSANFRECCE Diary


<24.11.23> 延期されていた高円宮杯プレミアリーグウエストの第14節が水曜日に行われ、サンフレッチェ広島ユースは岡山U-18とスコアレスドローに終わりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本、桝谷、大上免(→原HT)、廣重(→土井川71分)、宗田(→山里HT→井上証71分)、野口、FW:小林。プレミアリーグ残留がかかる岡山U-18の堅守を崩せず、勝ち点1ずつを分け合った、と言う試合だった模様です。第19節以降に行われた延期分の結果と順位表は次の通り。
【第9節】
鳥栖U-18   1-2 神戸U-18

【第12節】
鹿児島城西高 1-1 米子北高
岡山U-18   1-0 名古屋U-18
大津高    5-0 神戸U-18
静岡学園高  0-0 東福岡高

【第14節】
広島ユース  0-0 岡山U-18

【第15節】
鹿児島城西高 2-3 鳥栖U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     49    19   16   1   2   +44
2 神戸U-18    42    19   13   3   3   +15
3 名古屋U-18   36    19   11   3   5   +17
4 広島ユース   33    18   10   3   5   +20
5 神村学園高   30    19    9   3   7    +3
6 鳥栖U-18    29    19    9   2   8    +3
7 帝京長岡高   27    18    8   3   7     0
8 東福岡高    23    19    6   5   8    -3
9 静岡学園高   20    19    5   5   9   -11
10 岡山U-18    15    19    4   2  12   -20
11 米子北高    10    19    3   1  15   -30
12 鹿児島城西高  7    19    1   4  14   -38
 この結果、サンフレッチェ広島ユースの優勝の可能性はなくなりました。
<24.11.22> メキシコ遠征中のU-19日本代表は現地で3試合戦って、2勝1分けで全日程を終えました。
 まず11/13のクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルとの試合はメンバー等は不明で、お互いの得点はなくスコアレスドローに終わりました。
 続いて11/16に行われたメキシコ戦のメンバーは、GK:荒木、DF:市原、喜多、土屋、布施(→中川88分)、髙橋、MF:小倉、佐藤(→花城58分)、平賀(→石井58分)、保田(→貴田88分)、FW:神田(→井上75分)。日本代表の公式Xによると、前半3分にメキシコがハーフウェイラインからのスルーパスで抜け出したFWに決められて先制点を許し、その後日本もチャンスを作るものの、得点は奪えず前半を折り返しました。後半6分に小倉のパスを保田が決めて同点に追いつき、45分には中川のパスを受けた石井が決定機を迎えたものの枠を捉えることができず。その後行われたPK戦では日本が2-1で勝ちました。
 そして11/19に行われたベネズエラ戦のメンバーは、GK:後藤、DF:市原、塩川(→シュミット69分)、土屋(→喜多88分)、池田(→髙橋69分)、MF:中川(→平賀HT)、小倉(→布施54分)、佐藤(→貴田HT)、石井(→齋藤62分)、保田(→花城69分)、FW:井上(→神田69分)。日本代表の公式Xによると、前半7分に井上が抜け出したチャンスはオフサイドを取られたものの、10分に井上のポストから中川のクロスを池田が押し込んで先制点を奪いました。その後は両チームともにチャンスを作りながら得点は生まれませんでしたが、後半23分に保田のパスを貴田が押し込んでリードを広げました。その直後にGKのクリアミスから失点したものの、その2分後に髙橋のクロスに齋藤が合わせて突き放しました。
<24.11.21> 先週発売の「紫熊倶楽部」12月号(Vol.322)を紹介します。
 表紙とトップ記事は青山敏弘選手。「現役最後のロングインタビュー 今日まで、そして明日から」と題して、10ページに渡ってこれまでのサッカー人生を振り返っています。またこれに続いて前強化部長の足立修Jリーグフットボールダイレクターが、青山選手との関わりからチームとの関係、そして今後の指導者としての人生について語っています。
 レジーナの選手名鑑と紫熊短信、READERS AREAを挟んで、後半のカラーページも青山関連。森崎和幸C.R.M.が「最高のパートナー、青山敏弘引退への想い そして、レジェンドマッチ」と言うタイトルで、青山選手との関係と12/21に開催する「レジェンドマッチ」について語っています。「MATCH REPORT」は、湘南戦、シドニーFC戦×2、京都戦、浦和戦と、レジーナの大宮戦、新潟戦、C大阪戦、長野戦、東京戦、浦和戦。そして最後はSIGMA CALENDERとなっています。
  サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通販は公式オンラインショップからどうぞ。
<24.11.20> 昨日行われたワールドカップ最終予選の中国戦は、日本代表が3-1で勝利して8大会連続の本大会出場に王手をかけました。
 この日の日本代表のメンバーは、GK:鈴木、DF:板倉、町田、瀬古、MF:遠藤、南野(→鎌田64分)、中村(→三苫64分)、伊東(→端岡77分)、田中、久保(→前田84分)、FW:小川(→古橋77分)。中央を固めてボールに厳しいプレッシャーをかけ、前線への放り込みで陣地を奪回に来る、と言う戦い方を徹底してきた中国に対して、日本はスペースを使うことができずに苦戦します。10分に中国がファーストシュートを打ちましたがその後は膠着。日本は25分に中村がシュートを放ち、36分には田中がシュートを放ったもののなかなか決定機を作れません。それでも前半39分には久保のCKに小川がヘッドで合わせて先制点を奪うと、前半アディショナルタイムには伊東のCKを町田が逸らし、逆サイドに詰めていた板倉がダイビングヘッドで押し込んで2点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半は立ち上がりから中国が積極的に出てきて、3分にリンリャンミンにゴールを許して1点差に迫られます。ホームサポーターの大声援に推された中国に押し込まれますが、しかしDFラインでパスを回して落ち着かせると、後半9分に右の高い位置で受けた伊東がゴール前を横切るクロス。これを逆サイドに走り込んだ小川がヘッドで押し込んで再びリードを広げます。中国は後半25分にウェイシーハオがフリーでシュートを放ちましたが鈴木が反応してゴールを許さず、その後は選手交代で運動量を確保しつつ危なげなく逃げ切りました。
 このところ2連勝と調子を上げてきていた中国は、FIFA推奨のピッチサイズよりも狭く「加工」して勝利を狙ってきました。そして、その効果かどうかは分からないものの素早いスライドと球際の強さで日本代表の攻撃を寸断。また前線の選手の動き出しの速さも生かして、日本を苦しめました。しかし日本はセットプレーから前半のうちに2点のリードを奪うと、後半には失点から6分後に追加点を奪って突き放し、その後は危なげなく逃げ切りました。ホームの中国戦ほどの圧倒的な力の差を見せつける、と言うことは無かったものの、アウェイゲームを「堅い戦い方」で順当に勝利した、と言って良いのではないでしょうか。
 最終予選C組の第6節はインドネシアがサウジアラビアを破って初勝利。またバーレーン×オーストラリアは引き分けに終わり、2位以下の5チームが勝点1差以内にひしめく大混戦となっています。対する日本は2位に9差を付けての勝点16で、次のバーレーン戦に勝利すれば他の試合の結果に関わらず2位以上が確定することにありました。
<24.11.19> 昨日、12/21に開催される「サンフレッチェ広島レジェンドマッチ2024」の第三弾出場選手が発表され、ファン投票で選出された外国人選手のうちイリアン・ストヤノフ氏とミハエル・ミキッチ氏が参加することが明らかになりました。なお、ここまで発表された出場OBは次の43人。

石川大徳、石原直樹、伊藤哲也、イリアン・ストヤノフ、上村健一、大木勉、小村徳男、柏木陽介、 片野坂知宏、久保竜彦、桑原裕義、小島光顕、駒野友一、佐藤寿人、沢田謙太郎、柴﨑晃誠、 島卓視、清水航平、高橋泰、高柳一誠、中島浩司、服部公太、林卓人、平繁龍一、笛真人、前川和也、 前田俊介、槙野智章、増田卓也、松田浩、丸谷拓也、水本裕貴、ミハエル・ミキッチ、茂木弘人、 森﨑和幸、森﨑浩司、盛田剛平、森山佳郎、柳本啓成、山岸智、山根巌、横内昭展、吉田安孝

 またチケットはサンフレチケットで発売中です。残席はまだまだありますが席種によっては売り切れいているところがかなりありますので、観戦される方はお早めにどうぞ。

「サンフレッチェ広島レジェンドマッチ2024」公式サイト
<24.11.18> 昨日ヨドコウ桜スタジアムで行われたJユースカップ決勝で、サンフレッチェ広島ユースは東京Vユースに1-2で敗れ、18年ぶり4度目の優勝を逃しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、林、児玉(→髙橋86分)、MF:桝谷、野口、井上証(→土井川46分)、小林、長沼(→浅沼58分)、原(→太田58分)、FW:宗田。超Worldサッカー!の記事によると、前半34分にクリアボールを今井に叩き込まれて先制点を許しました。対する広島も前半終了間際にカウンターから小林が決定機を迎えたもののDFに止められ、東京Vの1点リードで前半を折り返しました。後半は広島が攻め込んだものの、6分にカウンターから今井に決められリードを2点に広げられます。しかしその4分後に東京Vに退場者が出て数的有利になると、その後は広島が一方的に攻めます。そして後半23分には浅沼のクロスを土井川がヘッドでねじ込んで1点差に迫り、その後も何度も東京Vのゴールに迫ったものの必死の守りを崩すことができず、そのまま終了のホイッスルとなりました。広島は高い位置からのプレッシングと個々の高い技術で相手ゴールに迫りましたが、フィニッシュの部分のアイディアと精度に欠けていた、と言う印象で、やはり中島と井上愛の2枚看板が代表招集などで不在だったことが影響していたのではないか、と思います。ただその一方で、今大会の得点王に輝いた小林や野口、宗田、土井川ら1,2年生が成長したのは間違いないところ。この悔しさは、きっと来年晴らしてくれるに違いありません。

公式記録
試合動画
<24.11.17> 昨日ホームで行われたWEリーグ第9節ジェフ千葉レディース戦は、両者とも決定機を生かせずスコアレスドローに終わりました。
 レジーナは前節途中退場した市瀬に変わって呉屋が先発。またワントップに上野、トップ下に柳瀬を起用して、以下の布陣で戦いました。
       木稲

塩田   左山  呉屋   藤生

    小川愛  笠原(→渡邊61分)

中嶋     柳瀬     早間(→瀧澤61分)
(→島袋90+4分)(→髙橋90+4分)
       上野(→李77分)

SUB:福元、中村

 対する千葉は、GK:望月、DF:林、蓮輪、石田、稲山(→山口72分)、岸川、小川由(→北村72分)、大熊(→今田80分)、田中、FW:城和(→小林61分)、鴨川、と言うメンバーでした。広島は前半35分に小川愛がドリブルからシュートしましたが枠外。逆に37分にはゴール前でのパスミスを奪われてピンチになりましたが、DFが必死でクリアします。後半9分にはCKのクリアボールが上野の頭に当ってゴール前に流れましたがGKがセーブ。続く小川愛のCKは惜しくもクロスバーに弾かれます。また後半27分には左からドリブルで仕掛けた中嶋がゴールライン際から折り返し、上野がヘッドで狙いましたがGKに弾かれます。更に30分には右からカットインした瀧澤が巻いたシュートを放ちましたがこれもGKが弾き出します。千葉も軽快なパスワークから広島陣内に攻め込んで、後半アディショナルタイムには鴨川にフリーでシュートを打たれましたが枠外に外れます。上位を狙うチーム同士の対戦はお互いに持ち味を出したもののゴールは割れず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 試合後に吉田監督は「相手が強い圧力をかけてくるサッカーで、特に攻守において運動量とスピードを武器にしている選手への対応に手こずりました」と語っていますが、確かに千葉のパスワークとスピードに手を焼いた、と言う印象でした。ただその中でも守備陣が集中して戦い、「何度か修正を試みながら」(吉田監督)戦って、勝利までもう一歩、と言うところまで行ったことは、ポジティブに評価して良いと思います。前節は浦和に力負けしましたが、それを引きずることなく勝ち点1を確保できたことは、チームとしての成長を見せたと言って良いのではないでしょうか。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
超Worldサッカー!
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