12/1〜12/7のSANFRECCE Diary
<24.12.6>
明日はJ1リーグ最終節。サンフレッチェはアウェイでガンバ大阪と対戦します。
ポヤトス監督の2年目を迎えたG大阪は、残留争いを強いられた昨年から一転して上位をキープし、第23節には2位に上がっていました。しかしその後は9試合勝ち無しが続いて優勝争いから脱落。また天皇杯も決勝で涙をのんでいます。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
天QF ○2-1 広島 【G】山田、岸本、【広】加藤
30H ●0-1 浦和 【浦】関根
31A △2-2 京都 【G】山田、中谷、【京】ラファエル・エリアス2
32H △1-1 東京V 【G】ダワン、【V】森田
29A ●0-1 C大阪 【C】西尾
33H ○2-1 札幌 【G】白井、【札】宇佐美2
34A △1-1 川崎F 【G】ウェルトン、【川】小林
35H ○3-2 名古屋 【G】坂本2、福田、【名】ハ・チャンレ、倍井
天SF ○3-2 横浜FM 【G】山田、中谷、坂本、【横】ヤン・マテウス、松原
36A ○4-3 磐田 【G】半田、山下、宇佐美、坂本、【磐】渡邉、上原、鈴木
天F ●0-1 神戸 【神】宮代
37A ○1-0 新潟 【G】山田
前節は序盤からペースを握ると前半18分に先制。その後は新潟の反撃を受けましたが、GK一森を中心に集中した守備ではね返してリーグ戦3連勝を飾っています。3位町田との勝ち点差は3ながら得失点差が開いているため上回れる可能性はほぼありませんが、ただ5位の鹿島との勝ち点差が1なので4位キープのためには勝利が欲しいところ。ACL2出場権獲得の可能性を残すためにも、ホーム最終戦を勝利で飾ろうとしているに違いありません。
対するサンフレッチェですが、札幌戦のメンバーを基本に戦う可能性が高いと思われます。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
川辺 松本泰
中野 東
加藤 アルスラン
ソティリウ
SUB:川浪、越道、青山、中島、満田、マルコスJ、パシエンシア
優勝のためには神戸が引き分け以下に終わる可能性がありますが、それは運次第。その運を引き寄せるためには、まずは勝利するしかありません。明日は選手、スタッフだけでなく全広島の力を結集して、優勝を勝ち取りたいものです。
<24.12.5>
昨日、悪天候のために延期されていた高円宮杯プレミアリーグウエストの第12節が行われ、サンフレッチェ広島ユースは帝京長岡高を6-0で下し、再び3位に上がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本、桝谷(→髙橋65分)、井上証(→大上免65分)、小林(→青井87分)、原(→長沼70分)、野口(→太田70分)、FW:宗田。得点は前半26分に原、31分に木吹、45分にOG、後半5分と10分に宗田、22分に髙橋でした。
【第12節】
帝京長岡高 0-6 広島ユース
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高 52 21 17 1 3 +42
2 神戸U-18 48 21 15 3 3 +23
3 広島ユース 39 21 12 3 6 +31
4 名古屋U-18 37 21 11 4 5 +16
5 神村学園高 36 21 11 3 7 +7
6 鳥栖U-18 35 21 11 2 8 +7
7 帝京長岡高 27 21 8 3 9 -12
8 東福岡高 25 21 6 7 8 -3
9 静岡学園高 20 21 5 5 9 -12
10 岡山U-18 17 21 5 4 12 -19
11 米子北高 10 21 3 1 17 -37
12 鹿児島城西高 7 21 1 4 16 -44
<24.12.5>
昨日ホームで行われたACL2のグループステージ最終戦は、広島が逆転で東方を下し、青山と柏のホーム最終戦を勝利で飾りました。
スキッベ監督は札幌戦から先発9人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫
松本大 細谷 志知
青山 中島(→川辺74分)
(→塩谷84分)
越道 柏
(→茶島68分)
満田 マルコスJ
(→アルスラン74分)
パシエンシア(→ソティリウ68分)
SUB:川浪、荒木、中野、佐々木、松本泰、東、加藤
対する東方は、GK:イェ・ホンファイ、DF:カラム・ホール、タミルラン・コズバエフ、アレクサンダー・ジョジョ、ダニエル・アルマザン、ファン・ズーハオ(→ファン・ハオジュンアンソン64分)、MF:ユー・ザイエン(→ビクトル・ベルトメウHT)、リャン・ジェンバン(→マー・シーウェイ81分)、ウー・ユーシー(→リャン・グアンツォン57分)、リン・イェンティン(→フェリペ・サ57分)、FW:ノア・バッフォー、と言うメンバーでした。立ち上がりから積極的に前に出る広島。対する東方もボールをつないで戦いを挑んできます。そして前半9分、左サイドを抜け出したウー・ユーシーが細谷をかわして左足を振り抜くと、これがポストに当たってゴールに飛び込み先制点を許してしまいました。
東方戦は2試合連続で先制された広島。しかしその後は落ち着いて反撃に出ます。10分には青山のパスで抜け出した柏が決定的なシュートを放ちましたが枠外。13分には満田がミドルレンジから狙いましたが枠外に外れ、志知のミドルも枠を捉えることができません。東方も追加点を狙いに来て、前半23分には右からのパスを受けたウー・ユーシーがシュートしましたがDFがブロック。続くCKからのアルマザンのヘッドは大迫がキャッチし、25分のジョジョのミドルは枠外に外れます。その後は再び広島がペースを握り、29分には青山がミドルを打ちましたが惜しくも枠を外します。30分の中島のミドルはブロックされ、志知のミドルも枠外。32分の満田のシュートも枠外に外れます。そして前半35分、志知のミドルはGKが弾いたものの、こぼれ球に反応した青山が左足で突き刺して同点に追いつきました。
これで勢いのついた広島は、その後も次々とチャンスを作ります。前半40分には志知が打ちましたが枠外。42分には相手陣陣内でのつなぎからパシエンシアがシュートしましたがGKにキャッチされます。また45+1分には越道が鋭いシュートを放ったもののわずかに枠を外れて、ハーフタイムを迎えました。
後半から2トップに変えてきた東方は、後半6分に速攻からベルトメウが抜け出しましたが松本大が素晴らしいカバーを見せます。対する広島は後半7分、青山のパスでフリーになった越道のクロスをパシエンシアがヘッドで叩き込んで逆転に成功します。更に後半11分、右に駆け上がった松本大が満田のパスを折り返すと、中央に走り込んだ中島がダイレクトに決めて追加点を奪いました。
諦めずに反撃を試みる東方は、後半19分にバッフォーがDFラインの裏に抜け出してゴールネットを揺らしましたがオフサイドで取り消されます。その後は再び広島がペースを握って、22分には青山のパスを受けた満田がペナルティエリア内からシュートしましたがGKに防がれ、こぼれをパシエンシアが打ちましたが惜しくも枠外に外れます。そして後半27分、満田のパスを受けたソティリウがコンパクトな振りでゴールを決めてリードを3点に広げました。
終盤は選手を交代しながら更に追加点を狙いに行く広島。34分にはアルスランがループで狙いましたが惜しくもサイドネットに行き、36分には茶島のクロスをアルスランがゴール正面で受けましたが空振り。41分にはソティリウのパスを受けた茶島がフリーで打ちましたが枠外に外れ。43分にはアルスランのパスでDFラインの裏に柏が抜け出しましたがGKに当ててしまいます。更に45+2分にも茶島が決定的なシュートを放ちましたが枠外に外れ、4-1のままで試合を終えました。
青山と柏のホーム最後の試合と言うことで、平日5時のキックオフだったにも関わらず1万人近い観客が訪れました。その中でプレーした青山は、まさに往年の姿を彷彿とさせるもの。豊富な運動量でピッチのあらゆるところに顔を出し、また何度も鋭いパスやロングキックで攻撃のタクトを振るいました。そして得点シーンではこぼれ球に素早く反応しただけでなく、GKの位置と動きを確認してゴールに突き刺しました。ここ数年は出場機会が減少し精神的には苦しかったのではないかとは思いますが、それでもしっかりと準備してきたことが良く分かるプレーぶりだったと思います。左サイドで躍動し惜しいシーンも作った柏と共に、ベテラン選手としてあるべき姿を表現していた、と言って良いのではないでしょうか。
この試合の結果、サンフレッチェはACL2のグループステージを5勝1分けでフィニッシュしました。2位のシドニーFCとの勝ち点差は4。また他のグループと比べても最多の勝ち点を稼いで、Jリーグクラブの強さをアジアの中で示すことができた、と思います。16クラブが戦うノックアウトラウンドの東地区のポット1は、広島、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)、バンコク・ユナイテッド(タイ)、全北現代(韓国)の4クラブ。ポット2はシドニーFC(オーストラリア)、ポートFC(タイ)、ナム・ディンSC(ベトナム)、ムアントン・ユナイテッド(タイ)の4クラブで、ラウンド16はおそらくシドニーFC以外のポット2のクラブと対戦することになると思います。抽選会は12/12にクアラルンプールで行われる、とのことです。
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
青山惜別ゴール
スポナビ
日刊スポーツ
スコア詳細
青山
サッカーダイジェストWeb
戦評
魂の同点弾にファン喝采
Soccer King
<24.12.5>
Soccer Kingの記事によるとスキッベ監督は前日会見で「札幌戦とは違うメンバーになると考えています。ただ、そのチームは決して弱いわけではなく、十分に自信を持って出せるメンバーで挑もうと思いますし、明日の試合に向けてしっかりフォーカスしていきたいです」と語っていたそうです。またキャプテンマークを巻いて出場することが濃厚な青山は「最後に僕のホームでファンのみんなと選手と僕の家族と一緒に迎えられることがどれだけ幸せかをピッチで表現して終わりたい」と語っていたとのこと。誰が出場することになってもサンフレッチェらしいサッカーで戦って、青山と柏の花道を飾って欲しいと思います。
今日の試合会場は広島サッカースタジアムで、午後5時キックオフ。当日券は午後2時半から2Fチケットカウンターで販売予定ですが、混みあう可能性がありますのでなるべくサンフレチケットでご購入下さい。また試合中継はDAZNで行われます。今日は仕事の関係で速報はできませんので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はモバイルサイトの速報をご覧ください。
<24.12.4>
明日はACL2のグループステージ最終戦。サンフレッチェはホームに香港の東方足球隊を迎えます。
2連敗スタートだった東方は、MD3のカヤFC戦で初勝利を挙げて勝ち抜きの望みもありましたが、しかしその後は2連敗でグループステージ敗退が決まっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
AMD2 ●2-3 広島 【東】アルマザン、バッフォー、【広】松本大、中島、荒木
香PL ○2-1 理文 【東】マー・ヘイワイ、ゴンドラ、【理】ポーリセン
香SC ●1-2 和富
香PL ○4-0 香港FC 【東】梁冠聡、ゴンドラ2、バッフォー
AMD3 ○2-1 カヤ 【東】マルコス・ゴンドラ、バッフォー、【カ】山﨑
香PL △1-1 和富 【東】バッフォー、【和】アントゥネス
AMD4 ●1-2 カヤ 【東】マルコス・ゴンドラ、【カ】堀越、ロペズ・メンディ
香PL ○2-1 北区 【東】ゴンドラ、バッフォー、【北】ナシメント
香SC ○4-0 香港FC
香SS ○1-0 南区 【東】ベルトミュー
AMD5 ●1-4 シドニー 【東】バッフォー、【シ】ウアヒム3、クリマラ
香SS ○3-1 流浪 【東】バッフォー2、アルマサン、【流】ラウ・チロク
香港プレミアリーグでは首位に立ち、香港シニアシールドでも決勝進出を決めていて、リーグカップ戦の「サップリングカップ」でも首位と勝点差1のグループ3位につけている東方。明日はチームの総合力を上げるための機会として、メンバーを入れ替えつつも全力で戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、スキッベ監督は札幌戦の後に青山と柏の起用を明言。この試合は広島にとっても貴重な実戦と言うことで、これまで出場機会が少なかった選手が先発のピッチに並ぶことになりそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
田中
越道 細谷 志知
中島 青山
茶島 柏
満田 マルコスJ
井上
SUB:大迫、川浪、中野、佐々木、荒木、松本大、
木吹、川辺、東、加藤、ソティリウ
札幌戦はJ1リーグのホーム最終戦でしたが、本当のホーム最終戦はこの東方戦。リーグ最終戦のG大阪戦に勢いをつけるためにも、また青山と柏のためにも、ぜひとも勝利して欲しいと思います。
<24.12.3>
土曜日にホームで行われたWEリーグ第11節で、サンフレッチェ広島レジーナは日テレ・東京ベレーザに0-2で敗れ、首位との勝ち点差は8に広がりました。
レジーナは市瀬が3試合ぶりに復帰。また松本が今季リーグ戦初先発して、以下の布陣で戦いました。
木稲
塩田 左山 市瀬 藤生(→中村87分)
小川 柳瀬
(→早間87分)
中嶋 瀧澤 松本(→島袋67分)
(→立花87分)
上野(→李75分)
SUB:藤田、古賀
対する東京は、GK:野田、DF:坂部、村松、三浦(→眞城36分)、MF:松永(→岩﨑79分)、菅野、北村、山本(→青木79分)、松田、FW:土方、樋渡(→鈴木90+1分)、と言うメンバーでした。前半9分の樋渡の突破からのシュートは木稲が防いだのに対して、24分には塩田の上がりからのクロスに松本がヘッドで合わせたもののDFにクリアされ、29分には瀧澤が惜しいクロスを入れましたがGKにキャッチされます。そして前半38分、樋渡のクロスに走り込んだ眞城に流し込まれて、先制されてしまいました。後半は攻め込まれるシーンが増えて、10分の菅野のシュートは枠を外れたものの、13分には北村にドリブルからシュートを決められてリードを広げられます。その後もペースを握れず後半のシュートはわずか1本に抑えられ、悔しい敗戦となりました。
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
超Worldサッカー!
<24.12.2>
昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第21節で、サンフレッチェ広島ユースは静岡学園高に1-2で敗れて4位に後退しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、橋本、MF:桝谷、井上証、大上免(→小林55分)、野口、FW:井上愛、宗田。前半28分と後半9分に得点を奪われ、後半アディショナルタイムに桝谷のゴールで1点差に迫ったもののそのまま逃げ切られました。第21節の全結果と順位表は次の通り。
【第21節】
神村学園高 4-1 大津高
名古屋U-18 1-1 東福岡高
広島ユース 1-2 静岡学園高
鳥栖U-18 4-1 帝京長岡高
神戸U-18 6-1 鹿児島城西高
米子北高 1-2 岡山U-18
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高 52 21 17 1 3 +42
2 神戸U-18 48 21 15 3 3 +23
3 名古屋U-18 37 21 11 4 5 +16
4 広島ユース 36 20 11 3 6 +25
5 神村学園高 36 21 11 3 7 +7
6 鳥栖U-18 35 21 11 2 8 +7
7 帝京長岡高 27 20 8 3 8 -6
8 東福岡高 25 21 6 7 8 -3
9 静岡学園高 20 21 5 5 9 -12
10 岡山U-18 17 21 5 4 12 -19
11 米子北高 10 21 3 1 17 -37
12 鹿児島城西高 7 21 1 4 16 -44
<24.12.2>
昨日、ホーム最終戦として行われたJ1リーグ第37節札幌戦は、約2ヶ月ぶりの複数得点で4試合ぶりに勝利し、首位・神戸との勝ち点差1で最終節を迎えることになりました。
カヤFC戦で負傷退場した新井が欠場し、右WBに中野を入れて以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
川辺 松本泰(→満田88分)
(→青山82分)
中野 東(→柏88分)
加藤 アルスラン(→中島71分)
パシエンシア(→ソティリウHT)
SUB:川浪、越道
対する札幌は、GK:菅野、DF:大﨑(→白井HT)、岡村、パク・ミンギュ(→中村77分)、MF:近藤、馬場、駒井、菅(→荒野77分)、浅野(→宮澤65分)、青木(→小林88分)、FW:鈴木、と言うメンバーでした。前節同様に立ち上がりから攻め込んだ広島。1分には混戦から中野がシュートしましたがGKがキャッチ。3分にはパシエンシアがミドルを放ったものの軸足が滑ってGK正面に行ってしまいます。そして前半7分、アルスランがクイックスタートしたボールをパシエンシアが東に繋ぐと、東はゴール前を横切るロングクロス。これを逆サイドから走り込んだ加藤がGKの動きと逆に蹴り込んで、サンフレッチェが先制点を奪いました。
その後は札幌も反撃して、11分には青木のクロスはDFがクリアし、馬場のシュートはバーの上。また19分にはスローインから浅野のパスを鈴木がフリーで打ちましたが枠外に外れます。広島もパシエンシアが積極的にシュートを放って追加点を狙いますが、しかしなかなかゴールを割れません。そして前半41分、札幌の右サイドからのスローインを繋いで近藤が仕掛けてクロス。これをニアサイドに走り込んだ鈴木が決めて、同点に追いつかれてしまいます。しかし前半アディショナルタイムのFKで、東が蹴ったボールは誰も触ることなくワンバウンドでゴールネットに飛び込んで、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半も立ち上がり早々に加藤が惜しいシュートを放つと、その後も広島がハイプレスで押し込みます。そして後半6分、GKへのバックパスを奪った加藤が倒されてPKを得ると、アルスランが決めてリードを2点に広げました。
多くのサポーターの声援を受けた札幌は、その後再び反撃に出ます。14分には近藤がドリブル突破を狙いましたが何とかストップ。23分の青木のFKは大迫が弾き、24分にも白井の決定機を大迫が防ぎます。また26分には馬場がドリブル突破を図りましたが、中島がマークを離さずシュートを許しません。押し込まれながらも虎視眈々と追加点を狙っていた広島は後半33分、スルーパスで左のスペースに抜け出した加藤が逆サイドにクロスを送ると、ソティリウが冷静に決めてリードを広げます。更に41分にはソティリウがCKのボールを叩き込んで5点目を挙げると、その後も加藤や柏が決定機を作りつつホーム最終戦を快勝で締めました。
前日に行われた試合では神戸が後半アディショナルタイムに追いついて勝ち点1をゲット。また町田も勝って暫定3位に落ちていた広島は、負ければ優勝の可能性が消滅する試合となりました。良いサッカーをしながらここまで3連敗だった広島としてはプレッシャーがかかる状況でしたが、しかしそれを打ち破ったのは東と加藤でした。先制点は相手のハイラインの裏を狙いGKの前を横切るロングパスを送った東と、そこにフリーで走り込んで菅野の逆を突いて決めた加藤の技術の賜物。また2点目は味方が触るか触らないかの高さに蹴った東のキックの質の高さが生み出したものでした。更に加藤が札幌守備陣の隙を突いてゲットしたPKによってリードを広げることができましたし、加藤がアシストした4点目は札幌の心を折るものとなりました。広島ユース出身の2人の活躍によって優勝への望みを繋げることになった1勝は、いろいろな意味で大きなものだったと言えるでしょう。
今節の結果、広島の勝ち点は68。3年連続3位以上が確定し、2025-26シーズンのACLエリートの出場権獲得が濃厚になりました。また神戸との勝ち点差は1となり、次節に神戸が負けか引き分けに終わり、広島勝利すれば(あるいは神戸が敗れて広島が引き分け)逆転優勝できることになります。勝ち点で上回る神戸が有利なのは間違いないところですが、しかし神戸も後半アディショナルタイムのPKを大迫が失敗するなどプレッシャーがかかっているのは確か。優勝できるかどうかは、チームがこのプレッシャーに打ち勝つことができるかどうかにかかっている、と言って良さそうです。
ブログ速報
前半
後半
広島公式サイト
札幌公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
ペトロヴィッチ監督
青山のスピーチ
青山の引退セレモニー
背番号6の継承
日刊スポーツ
優勝の行方
スキッベ監督が来季続投と青山のコーチ就任を発表/a>
サッカーダイジェストWeb
ミシャが青山と抱擁
柏のスピーチ
広島が札幌に5発圧勝
Soccer King
Football LAB
<24.12.1>
中国新聞によるとスキッベ監督は、今日の試合に青山と柏をベンチ入りさせる、と明言したとのこと。青山は今季の試合日程が決まった時から「優勝を懸けて戦う最後の試合」と見据えていたそうで、「運命的なものを感じるが、今は試合に勝つことだけに集中する」と語っていたそうです。一方の札幌ですが、昨日の試合で柏レイソルが勝ち点1を取ったことでJ2降格が決まってしまいました。選手のモティベーション低下は避けられないとは思いますが、ただ逆にプレッシャーから開放されて、伸び伸びとした気持ちで挑んでくる可能性もありそうです。
今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後2時キックオフ。試合中継はNHK広島放送局とDAZNとなっています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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