12/22〜12/28のSANFRECCE Diary
<24.12.28>
サンフレッチェは昨日、大迫敬介選手、加藤陸次樹選手、川浪吾郎選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると大迫は昨年オフの右手首の手術について「難しい判断だったが、手術を決断して良かった。終盤の良い状態を最初から出せるようにしたい」と語りました。また9ゴール6アシストだった加藤は「来年は2桁得点を達成して優勝に導く存在になる」と決意。川浪は「力のなさを痛感し、悔しいシーズンだった」と語っていたとのことです。
<24.12.27>
サンフレッチェは昨日、鮎川峻選手の大分への期限付き移籍期間の延長を発表しました。昨年7月に大分に期限付き移籍した鮎川は、その後14試合に出場して3ゴールを挙げて、ほぼレギュラーをつかんでレンタルを延長しました。しかし今季は怪我で出遅れた影響で、15試合出場3ゴールにとどまっていました。広島公式サイトによると今季広島に2度観戦に来たそうですが、そこで「やはりここで活躍したいという思い」を強くするとともに「今の自分の力では難しいのではないか」と思ったとのこと。来季は「まずは1年間通して試合に出続け」て、大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。
<24.12.27>
サンフレッチェは昨日、山﨑大地選手との契約更新を発表しました。3月に右膝前十字靭帯を痛めて手術を受け、全治9〜10ヶ月と診断された山﨑はその後リハビリを続けてきましたが、ようやく復帰の目処が立ってきた様子。中国新聞によると「レベルアップしてキャンプから守備陣の競争に割って入りたい」と語っているそうです。
<24.12.26>
プレスリリースと中国新聞によると、トップチームの来シーズンの開幕前スケジュールは次の通り。
1/8(水) 自主トレーニング(広島県内)
1/9(木) トレーニング開始(広島県内)
1/10(金) 新加入選手記者会見
1/12(日)- 1/27(月)1次トレーニングキャンプ(トルコ国内)
1/29(水)- 2/7(金) 2次トレーニングキャンプ(宮崎県内)
トルコキャンプは2年ぶりで、欧州各国のチームとの練習試合を通して体力強化と戦術の浸透を図るとのこと。来季は2/8のスーパーカップから4週間連続で週2試合の過密日程が続くだけに、どんなメンバーの組み合わせでも戦えるチームを作らなければなりません。
<24.12.26>
サンフレッチェは昨日、田中雄大選手との契約更新を発表しました。中国新聞によると田中は「どんな状況でも、出番が来た時に備えて良い準備を続けたい」と語っていたとのこと。またクラブは「安定したセービングを磨き、GK陣の競争を高めて欲しい」と期待しているそうです。
<24.12.26>
サンフレッチェは昨日、ジャーメイン良選手を磐田から完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると移籍金は5,000万円だとのことです。
厚木市で生まれ、アメリカ人の父と日本人の母を持つジャーメインは、流経大柏高から流経大に進学。4年生だった2017年6月に仙台に加入が内定するとともに特別指定選手として登録されて、リーグ戦とルヴァン杯の3試合に出場しました。翌年から仙台で3年間でリーグ戦50試合に出場して6ゴールとそこそこの活躍を見せたもののブレイクとは行かず、2021年の横浜FCを経て2022年に磐田に移籍。磐田での1年目は29試合出場のうち途中出場が21試合で3ゴールにとどまりましたが、翌年から就任した横内監督の下でレギュラーを獲得し、リーグ戦31試合に出場して9ゴールを挙げて、J1復帰に貢献しました。そして今季はシーズン当初からゴールを量産し、第10節で早くも2桁ゴールに到達。5月に額の怪我で1ヶ月半の離脱を経験したものの、その後復帰してリーグ戦31試合出場で19得点と、日本人選手トップタイのゴールを挙げてJリーグの優秀選手にも選ばれています。日刊スポーツの記事によるとサンフレッチェは昨年に続いて2年連続のオファーだったそうで、今季のブレイク前から目をつけていたことが実った、と言って良いのではないでしょうか。広島公式サイトによると「心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで」来たとのこと。今年果たせなかった優勝のために、全力を尽くしてくれるに違いありません。
<24.12.25>
サンフレッチェは昨日、菅大輝選手を札幌から完全移籍で獲得した、と発表しました。
1998年に小樽市で生まれた菅は小学生年代から札幌のアカデミーに所属し、高校3年生の春にユース所属ながらトップチームに登録。J2の第6節町田戦で初出場。また第7節岡山戦に17歳6ヶ月30日で先発して、クラブ最年少記録を更新しました。そして2017年にトップ昇格すると、その後は毎年リーグ戦20試合以上に出場するなどレギュラーとして活躍。また年代別代表だけでなく2019年にはA代表にも選出されるなど、「札幌の顔」の選手の1人でした。しかし今季、札幌のJ2降格に伴う予算規模の縮小で最終節の前に契約満了を告げられたことから、本人のみならず札幌のファン・サポーターへも大きな衝撃を与えていました。左サイドを主戦場としつつもFWやストッパーもこなすユーティリティー性に加えて、「菅キャノン」と言われる左足(時には右足)の強烈なシュートが持ち味で、今シーズン限りで退団した柏の穴を埋める以上の存在になれるはず。サンフレッチェで切磋琢磨して、チームのタイトル獲得に貢献して欲しいと思います。
<24.12.24>
中国新聞によると、札幌の元日本代表FW菅大輝選手を完全移籍で獲得することが明らかになった、とのことです。北海道小樽市出身の菅は2017年にユースからトップ昇格して、J1通算250試合に出場して13得点を挙げるなど札幌を象徴する選手の1人でしたが、チームのJ2降格の影響を受けて契約満了が発表されていました。菅には神戸など複数クラブが参戦して争奪戦となっていましたが、その中で広島を選んだとのこと。近く正式発表がされるとのことです。
<24.12.23>
昨日サンフレッチェビレッジ広島第一球技場で行われた皇后杯準々決勝INAC神戸レオネッサ戦は、前半3分の失点を取り返せず0-1で敗れ、2年連続の準決勝進出を逃しました。
レジーナは大宮戦から中3日と言うことで、先発4人を入れ替えて以下の布陣で戦いました。
木稲
島袋 中村 市瀬 藤生
(→呉屋67分)
笠原(→小川73分)
立花 上野 瀧澤 古賀
(→塩田73分) (→渡邊61分)
李(→髙橋61分)
SUB:福元、松本、早間、柳瀬
対する神戸は、GK:大熊、DF:守屋、土光、三宅、井手、MF:山本(→サンプソン87分)、ソルデヴィラ、成宮、FW:久保田(→桑原HT)、愛川(→モレラ81分)、スアレス(→高瀬56分)、と言うメンバーでした。試合が動いたのは前半2分。開始早々に与えたペナルティエリア角からのFKを、山本に強烈な弾道でゴールに突き刺されました。その後広島は体勢を立て直し、前からのプレスで点を取りに行きます。しかし神戸も流れるようなパス交換から広島守備陣を攻略しようとします。前半の広島のシュートは5本だったのに対して神戸は8本。どちらもチャンスは作ったものの失点シーン以外は広島守備陣が頑張って、0-1でハーフタイムを迎えました。後半は追いつきたい広島が攻勢に出て、何度も神戸陣内に迫ります。特に最後の交代カードを切った後半28分以降は一方的に攻め込み、また中盤での球際の争いにも負けずに何度もシュートチャンスを作ります。しかし神戸の身体を張ったディフェンスに最後までゴールを割れず、アディショナルタイム5分も無情に過ぎて終了のホイッスルとなりました。決勝まで進めばエディオンピースウイング広島で戦えただけに残念な敗戦となりましたが、この悔しさはぜひとも来週のWEリーグクラシエカップ決勝で晴らして欲しいと思います。
サンフレッチェ広島公式サイト
日本サッカー協会公式サイト
試合動画
<24.12.22>
昨日エディオンピースウイング広島で「サンフレッチェ広島レジェンドマッチ2024」が開催され、15,292人のファン・サポーターが詰めかけました。1992年のクラブ発足時のメンバーからV3に貢献した選手など45人が参加。紫色のユニフォームを着用した「TEAMピース」と、白色のユニフォームの「TEAMウイング」に分かれて戦いました。中国新聞によると「TEAMピース」のキックオフで開始した試合は前半7分に髙橋泰がファーストシュート。8分には「TEAMウイング」の久保竜彦が服部公太のクロスをジャンピングボレーを試みましたが空振りし、12分には「TEAMピース」の片野坂知宏がシュートを外し、その場で腕立て伏せしたそうです。そして前半17分、中盤でパスカットした笛真人がそのままドリブルで持ち上がってシュートを放ち、前川和也の手を弾いて先制点を決めました。
対する「TEAMピース」は前半22分、右サイドでセットプレーのチャンスを掴むと、森崎浩司のFKのボールを森崎和幸がヘッドで叩き込んで同点に追いついて「ポイチ」の人文字を作って雰囲気を盛り上げました。その後「TEAMウイング」は36分にCKに笛真人がヘッドで合わせて勝ち越し、38分には久保竜彦がPKを決めます。そして前半45分には髙橋泰のシュートのこぼれを「TEAMピース」の山岸智が押し込んで、「TEAMウイング」の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半は23分に「TEAMウイング」の石原直樹が決定的なシュートを林卓人が片手で弾き出し、40分には柏木陽介のクロスに中島浩司がヘッドで合わせましたがクロスバー直撃。43分にはTEAMウイングの林がドリブルで攻め上がるなど各所で見せ場を作って、「TEAMウイング」の勝利で試合が終わりました。
実行委員長を務めた森崎和幸氏は「今までOBが集まる機会がなかったが、新スタジアムのおかげで幸せな時間を過ごすことができた」と喜んでいたとのこと。またクラウドファンディングで資金を集めた大型送風機をクラブに贈呈した、とのことです。
ハイライト動画
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