5/26〜6/1のSANFRECCE Diary


<24.6.1> 中国新聞によると、荒木の出場停止によりDFラインは佐々木、中野、塩谷になる見通しだとのこと。第10節川崎F戦以来の守備のセットで、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので当日券はありません。試合中継は広島ホームテレビとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<24.6.1> サンフレッチェは昨日、レジーナの来シーズンの監督として吉田恵氏が就任する、と発表しました。
 愛知県出身の吉田氏は1996年に同志社大からV川崎に加入してプロとしてのキャリアをスタートし、神戸、市原を経て2004年にサンフレッチェに移籍しました。そしてカバーリング能力の高さを評価されて開幕戦から左のストッパーとして起用され、リーグ戦26試合に出場してJ1復帰1年目のチームを支えました。しかし翌年は怪我のため出遅れ、また西河翔吾ら若手の台頭もあってリーグ戦1試合の出場にとどまり鳥栖に移籍。2年間で42試合に出場して2007年シーズン終了後に引退しました。その後2008年に広島のジュニアユースコーチとして指導者としてスタートした後は中京大学、鳥栖、岐阜、長崎、福岡のコーチを歴任し、鳥栖と岐阜ではシーズン途中から監督も務めていました。今年からレジーナのアカデミーアドバイザーとして働いてきたとは言え女子チームを本格的に指導するのは初めての経験となりますが、これまでの選手として、また指導者としての経験を生かして、レジーナを更に良いチームに育てて欲しいと思います。
<24.5.31> 明日はJ1リーグ第17節。サンフレッチェはホームでジュビロ磐田と対戦します。
 一昨年は18位でシーズンを終えて3度目のJ2降格となった磐田でしたが、横内監督を招聘した昨年はFIFAから補強禁止処分を受けながらも粘り強い戦いで上位をキープして、最終節で栃木を下して東京Vを得失点差で上回った上に、前節まで首位に立っていた清水が引き分けたことから逆転でJ1復帰を決めました。そして補強禁止が明けた今シーズンはほぼ半数の15人を入れ替え。シーズン序盤は熟成不足からかなかなか結果が伴わなかったものの、徐々に勝ち点を積み上げて13位まで上がってきています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-2 神戸  【神】汰木、佐々木
2A ○5-4 川崎F 【磐】ジャーメイン4、植村、【川】エリソン2、マルシーニョ、山田
3H ●0-1 柏   【柏】古賀
4A ●1-2 G大阪 【磐】ジャーメイン、【G】宇佐美、ダワン
5A ●0-1 鹿島  【鹿】鈴木
6H ○2-0 新潟  【磐】ジェーメイン2
7A ○3-0 京都  【磐】西久保、ペイショット2
8H ●0-1 名古屋 【名】倍井
YLC2 ●0-1 長崎  【長】櫛引
9A △2-2 福岡  【磐】ジャーメイン2、【福】ザヘディ2
10H ○2-0 町田  【磐】松原、ジャーメイン
11A △1-1 横浜FM 【磐】ペイショット、【FM】アンデルソン・ロペス
12A ●2-3 東京V 【磐】ペイショット、ジャーメイン、【V】染野、木村2
13H ●0-3 鳥栖  【鳥】OG、マルセロ・ヒアン、長沼
14A ●0-1 札幌  【札】浅野
15H △1-1 浦和  【磐】金子、【浦】ホイブラーテン
16H ○3-2 湘南  【磐】山田、ペイショット、レオ・ゴメス、【湘】ルキアン、福田
 前節は開始わずか13秒で先制点を奪われ、25分にはPKで2点目を取られると言う苦しい展開となりました。しかし前半のうちに1点を返して反撃の狼煙を上げると、終了間際に2点を奪って劇的な逆転勝利を収めています。ここまで10得点のジャーメインが離脱して以降は得点力不足に苦しんできたものの、レオ・ゴメスが加入後初得点を挙げるなど反撃態勢が整ってきた磐田。明日はより上位への進出のために、勝利を目指した戦いを挑んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、荒木が累積警告で出場停止となります。ただ前節は出場がなかったソティリウが調子を上げているとのことなので、少なくとも前線に関しては京都戦と同じメンバーで戦うのではないかと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

     川村   東

新井            越道

   大橋     松本泰

      ソティリウ

SUB:川浪、細谷、松本大、志知、満田、加藤、ドウグラス・ヴィエイラ
 一時の不調は脱して調子を上げつつあるものの、ホームでは2ヶ月近く勝っていないサンフレッチェ。明日こそはスキッベ・サンフレッチェらしい勇気ある戦いで、満員の観客に勝利をプレゼントして欲しいと思います。
<24.5.31> 一昨日安芸高田市サッカー公園でJユースカップのグループステージ第1試合が行われ、サンフレッチェ広島ユースは3-2で山口U-18を下しました。公式記録によると広島のメンバーは、GK:野呂、DF:青井(→児玉78分)、林、鵜飼(→浅沼66分)、MF:太田、野口、大上免、長沼(→信重HT)、菊山(→牧野66分)、小林(→河上HT)、FW:土井川(→森井59分)。サンフレッチェ広島公式サイトによると前半4分にCKに鵜飼が合わせて先制点を奪うと、その後もボールを支配して39分の小林、41分の菊山のゴールで3-0で前半を終えました。後半は相手にペースを握られ2点を奪われましたが最後は1点リードを守って逃げ切りました。
 なお、今シーズンのJユースカップはグループステージを行った後に、ノックアウト方式のトーナメントが行われます。広島ユースは山口、愛媛、今治と同じN組ですが、ここまでこれら3チーム間の対戦は終わっていて以下の結果となっています。
愛媛U-18  2-3 今治U-18
愛媛U-18  4-1 山口U-18
山口U-18  1-0 今治U-18
広島ユース 3-2 山口U-18

    勝点 試合 勝 分 負 得失差
1愛媛   3     2    1   0   1    +2
2広島    3     1    1   0   0    +1
3今治    3     2    1   0   1     0
4山口    3     3    1   0   2    -3
 広島ユースの試合は残り2試合。6/2の今治U-18戦と6/8の愛媛U-18戦を、第2ラウンド進出を賭けて戦います。
<24.5.31> 6/12(水)に行われる天皇杯2回戦の対戦相手はFCバレイン下関に決まりましたが、そのチケットの販売を明日の10時から開始します。販売されるのはチケットJFAJリーグチケット、チケットぴあ、ローソンチケット、e+、CNプレイガイドで、サンフレチケットでの販売はありません。詳細はサンフレッチェ広島公式サイトをご覧下さい。
<24.5.30> 日本サッカー協会は昨日、フランスで行われる「モーリスレベロトーナメント」を戦うU-19日本代表を発表し、広島から中島洋太朗選手が選ばれました。今回選出されたのは次の26人。
【GK】中村(東京V)、後藤(FC東京U-18)、荒木(G大阪ユース)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流通経済大)、尾崎、林(早稲田大)、
    市原(大宮)、髙橋(バルセロナ)梅木(今治)、本間(神戸)、
    喜多(京都)、小杉(ユールゴーデンIF)
【MF】行友(ファマリカン)、大関(福嶋)、平賀(京都)、保田(大分)、
    廣井(筑波大)、小倉(法政大)、神田(早稲田大)、石井(湘南)、
    中島(広島)、佐藤(FC東京)
【FW】塩貝(慶応義塾大)、神田(川崎F)、道脇(熊本)
 このU-19代表はU-21イタリア代表、U-20インドネシア代表、U-23ウクライナ代表、U-23パナマ代表とグループステージを戦い、その後順位決定戦に臨みます。
<24.5.29> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第8節で、サンフレッチェ広島ユースは井上愛のハットトリックなどで鹿児島城西高を5-0で下し、2位をキープしました。広島ユースのメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、MF:橋本、桝谷、井上証(→野口64分)、中島、小林、長沼(→菊山81分)、FW:井上愛、廣重(→大上免64分)。ゲキサカの記事によると前半8分に橋本がCKを直接叩き込んで先制すると、井上愛が17分、18分、25分にゴールを決めてわずか9分間でハットトリックを達成。更に32分に小林がゴールを決めて、前半だけで5点を奪って勝利しました。第8節はこの試合と大津高×岡山U-18の2試合だけが先週末に行われ、残りの試合は6/16と7/13,14に開催されます。
【第8節】
大津高    4-1 岡山U-18
鹿児島城西高 0-5 広島ユース

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     19     8    6   1   1   +16
2 広島ユース   19     8    6   1   1   +12
3 名古屋U-18   13     7    4   1   2    +5
4 帝京長岡高   12     7    4   0   3    +6
5 東福岡高    12     7    3   3   1    +2
6 神戸U-18    11     7    3   2   2    +2
7 鳥栖U-18    10     7    3   1   3    -1
8 米子北高     9     7    3   0   4    -5
9 神村学園高    7     7    2   1   4    -7
10 岡山U-18     7     8    2   1   4   -10
11 静岡学園高    4     7    1   1   5    -6
12 鹿児島城西高  2     8    0   2   6   -14

<24.5.28> サンフレッチェは今日の午後7時5分から横浜アリーナで開催される「B.LEAGE FINALS 2023-24」の第3戦の広島ドラゴンフライズ×琉球ゴールデンキングスを、エディオンピースウイング広島でパブリックビューイングを行う、と発表しました。開場は午後6時で、入場料は無料だとのこと。ドラゴンフライズはレギュラーシーズンは西地区3位に終わったもののワイルドカード首位でチャンピオンシップに進出し、三遠を2勝0敗で、名古屋Dを2勝1敗で下して決勝進出を果たしています。「下剋上」による初優勝までもう一歩まで来たドラゴンフライズを、広島全体の力で後押ししたいところです。
<24.5.28> プレスリリースによると、レジーナの監督を退任した中村伸氏がトップチームコーチに就任することが決まりました。中村氏は森保監督時代の2014年〜2017年にトップチームコーチを、城福監督時代の2018年〜2019年にヘッドコーチを務めていたので、5年ぶりのトップチームへの復帰と言うことになります。
<24.5.27> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第16節C大阪戦は、お互いにCKから1点ずつ取ったものの追加点は生まれず、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 元C大阪の加藤、松本泰、新井が先発。東京V戦から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木
       (→越道89分)
     塩谷  川村
     (→松本大90+9分)
新井             東

   加藤     松本泰(→Dヴィエイラ89分)
   (→満田81分)
       大橋

SUB:川浪、志知、ソティリウ
 対するセレッソは毎熊が復帰した以外は福岡戦と同じで、GK:キム・ジンヒョン、DF:毎熊、舩木、鳥海、西尾(→山下90+9分)、MF:田中、奥埜、ブエノ(→清武89分)、FW:レオ・セアラ、クルークス(→為田74分)、ルーカス・フェルナンデス、と言うメンバーでした。立ち上がりからペースを握ったのは広島で、1分にはCKの流れから加藤が狙いましたがヒットせず。6分には大迫を起点に新井が右足で狙いましたがブロックされ、続いてCKに佐々木が合わせましたがクリアされます。また17分にもCKに佐々木が合わせましたがGKの正面。21分には塩谷の縦パスを加藤がダイレクトに狙いましたがブロックされます。その後はセレッソもセットプレーからシュートを放つシーンはあったものの流れは広島。38分には松本泰のパスに大橋が合わせましたがシュートは浮いてしまいます。セレッソは前半44分、ルーカス・フェルナンデスがシュート性のクロスを送ってきましたが枠外に外れて助かります。前半のC大阪のシュートは4本だったのに対して広島は7本。お互いにチャンスを作ったものの守備の集中は堅く、0-0のまま前半を終了しました。
 後半も立ち上がりから広島が攻勢に出て、6分には新井が決定機を迎えましたがGKのファインセーブに防がれます。そして後半7分、新井のCKを荒木がヘッドで押し込んで、広島が先制点を奪いました。これで勢いのついた広島は追加点を奪いに意気、11分には大橋のパスで抜け出した松本泰がGKと1対1になりましたが、GKのファインセーブに防がれます。また13分には新井がシュート。続くCKから佐々木が狙いましたが枠を捉えることができません。対するセレッソも反撃してきて、何度かのピンチは防いだものの後半19分、ルーカス・フェルナンデスのCKを西尾に押し込まれて、同点に追いつかれてしまいました。
 その後は両チームとも勝ち越しを狙ってオープンな展開になります。22分にはCKに西尾が合わせましたが枠外。28分にはクルークスが遠目から狙いましたが枠外に外れます。39分には大橋がプレスをかけてキム・ジンヒョンのキックをブロックしましたが惜しくもシュートは打てません。終盤はお互いに動けなくなる選手が続出して消耗戦になりましたが、お互いに集中を切らさず守り切って痛み分けに終わりました。
 試合後にスキッベ監督は「面白い試合だったと思います。70分間はより優れたチームだたっと思います」と語っていますが、確かに後半15分ぐらいまでは高い位置からのプレスが効いて思い通りのサッカーができていました。C大阪が守りを固めてカウンターを狙う、と言う戦い方をしたためなかなか得点できませんでしたが、しかし何度もセットプレーのチャンスを得てそこから得点できたことは、ほぼ狙い通りだったと言えるでしょう。ただ、後半の後半はC大阪に押し返されて、その流れの中で与えたCKから痛恨の失点。これがなければ勝てたのに、と思うのと同時に、その後は攻め込まれることが多かったことを考えると負けなくて良かった、とも思います。試合後のインタビューによると川村も新井も「疲れた」と言っていますが、さすがに2週間で4試合目と言う連戦の疲れが出てしまったのではないでしょうか。少なくともルヴァンカップをターンオーバーで戦ったC大阪と比較して、疲労度が高かったことが終盤の展開に繋がったように思います。次の磐田戦まで1週間空きますが、その後は週2試合ずつの過密日程を4週間にわたって戦わなければならないだけに、怪我人の復帰とコンディションアップが何よりも必要です。

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<24.5.26> 中国新聞によると右膝の怪我で離脱していたドウグラス・ヴィエイラが、開幕戦以来3ヶ月ぶりにメンバー入りすることになるそうです。今季は途中出場の選手がゴールを決めたのはG大阪戦の新井だけ、ということが勝ち切れない試合が続いていた理由の一つでもあるだけに、昨年途中出場で8ゴール挙げたドウグラス・ヴィエイラの復帰はチームの大きな力になりそうです。
 今日の試合会場はヨドコウ桜スタジアムで午後3時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをどうぞ。
<24.5.26> 昨日ホームに歴代最多の6,305人を集めて行われたWEリーグ第22節セレッソ大阪ヤンマーレディース戦は、上野のゴールで1-0で勝って中村伸監督の最後の試合を飾りました。
 レジーナの先発は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       藤田

渡邊   左山  市瀬   藤生
(→中嶋90+4分)
     小川  柳瀬(→早間90+4分)

立花     上野    松本茉(→島袋56分)
(→髙橋70分)
       古賀(→李56分)

SUB:福元、呉屋
 対するC大阪は、GK:山下、DF:米田、筒井、荻久保、浅山、MF:百濃、高和(→松本奈82分)、宮本、脇坂、FW:田中(→玉櫻76分)、矢形、と言うメンバーでした。試合は広島ペースで続いたもののなかなか決め切れない流れが続いていましたが、後半32分に相手のロングボールを市瀬がはね返すと、髙橋が右サイドに展開したボールを李が持ち上がってクロス。ここに飛び出した上野が左足で合わせて先制点を奪い、そのまま逃げ切りました。この結果、レジーナのWEリーグ3年目は5位でフィニッシュ。これは2年目の昨年と同じ順位で目標としていた「トップ3」には及びませんでしたが、昨季は20試合で6勝6分け8敗だったのに対して今季は22試合で9勝4分け9敗。小川、瀧澤、木稲ら主力に怪我人が続出したにも関わらず昨年を上回る成績を収めることができたのは、移籍や新加入によって戦力に厚みが出ただけでなく、藤田、立花ら3年間戦ってきた選手の成長も大きかったのではないでしょうか。ゼロからチーム作りをスタートして一歩ずつチーム力を上げてきたサンフレッチェ広島レジーナ。来シーズンはWEリーグカップの連覇を目指すとともに、WEリーグでの更なる上位を目指した戦いを続けなければなりません。

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