5/5〜5/11のSANFRECCE Diary
<24.5.11>
中国新聞によると、右膝の治療のためブラジルに帰国したドウグラス・ヴィエイラが今月来日し、少しずつ練習のペースを上げてきているそうです。昨年はこのドウグラス・ヴィエイラが途中出場で8ゴールを挙げる活躍をしたことが上位をキープできた要因の一つになりましたが、今季は途中交代で得点を挙げたのは新井の1点だけ。それがこのところの苦戦の原因の一つだとも考えられるだけに、復帰できれば大きな力になってくれそうです。
<24.5.10>
サンフレッチェは昨日、「Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo」として、ドイツ・ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルトとプレシーズンマッチを行う、と発表しました。ドイツ南部の中心都市シュツットガルトで1893年に創設されたVfBシュツットガルトは、1963年の西ドイツブンデスリーガの創設以来の1部クラブで、1970年代半ばに2部に降格した以外はずっと1部で戦っていました。しかし2015-16シーズンに17位で2部に降格すると、その後は昇格・降格を繰り返して2020-21シーズンに1部に復帰。その後も毎年のように残留争いを戦って来ましたが、今季は序盤から爆発的な攻撃力で上位を快走し、2008-09シーズン以来15年ぶりの3位以上のフィニッシュの可能性が見えています。また広島との関係で言えば、2016年にアーセナルに完全移籍した浅野拓磨選手がレンタルされて1部昇格に貢献しています。サンフレッチェがヨーロッパのクラブと親善試合を戦うのは、2005年7月30日のフィオレンティーナ戦以来。この時は0-1で敗れているだけに、今年はいつも通りのアグレッシブな戦いで、ドイツの強豪に一泡吹かせて欲しいと思います。
<24.5.9>
プレスリリースによると、来週水曜日開催の鹿島戦の車いす席を除く全席種が完売となりました。ホームゲームのチケットが前売りで完売するのは7試合連続で、平日開催の試合で完売となるのは1994年6月のジェフユナイテッド市原戦(広島スタジアム)以来30年ぶりだとのことです。昨年までの平日夜の開催では常に集客に苦労していて、初優勝に向けて残り4試合で迎えた2012年の第31節札幌戦ですら13,204人。また連覇した2013年も3試合の平日開催試合の平均観客数は12,210人となっていました。今季のリーグ戦のナイトゲームは鹿島戦を含めて8試合予定されていますが、その試合では「超熱狂NIGHT FES」と題して「暗転から光と音、映像が一体となった演出でキックオフ前のスタジアムを最高潮に盛り上げ」るとのこと。ぜひともスタジアム全体で盛り上げて、選手たちを後押しして欲しいと思います。
<24.5.9>
プレスリリースによると、レジーナの巻胡花選手が左反復性肩関節脱臼で5/2に広島県内の病院で手術を受け、全治6ヶ月と診断されたました。
<24.5.9>
日曜日に行われた「高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST」の第5節で、サンフレッチェ広島ユースは後半アディショナルタイムのゴールで追いつき、連勝は止まったものの開幕からの無敗を継続しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、児玉、MF:桝谷、井上証(→廣重HT)、中島、小林(→野口85分)、長沼、FW:井上愛、大上免(→梅田HT)。前半9分にGKがキックミスを拾われ先制点を許すと、前半32分にもパスカットから持ち込まれて前半で2点リードを許しました。これに対して広島ユースは後半に反撃。28分にはCKのクリアボールを井上愛がゲットして1点差に迫ると、後半アディショナルタイム3分には長沼がヘッドでつないだボールを児玉が決めて、勝ち点1をゲットしました。第5節の全結果と順位表は次の通り。
【第5節】
名古屋U-18 4-1 神戸U-18
広島ユース 2-2 東福岡高
鳥栖U-18 2-1 岡山U-18
帝京長岡高 3-0 鹿児島城西高
米子北高 0-3 大津高
神村学園高 4-3 静岡学園高
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 広島ユース 13 5 4 1 0 +8
2 名古屋U-18 10 5 3 1 1 +5
3 大津高 10 5 3 1 1 +4
4 帝京長岡高 9 5 3 0 2 +7
5 鳥栖U-18 9 5 3 0 2 +3
6 東福岡高 9 5 2 3 0 +2
7 神戸U-18 7 5 2 1 2 0
8 岡山U-18 6 5 2 0 3 -3
9 米子北高 6 5 2 0 3 -5
10 神村学園高 6 5 2 0 3 -6
11 鹿児島城西高 1 5 0 1 4 -8
12 静岡学園高 0 5 0 0 5 -7
<24.5.8>
一昨日アウェイで行われたWEリーグ第19節ノジマステラ神奈川相模原戦は、後半37分の髙橋のゴールでサンフレッチェ広島レジーナが勝ち、順位を5位に上げました。
レジーナのメンバーは控えも含めて前節・長野戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
藤田
島袋 左山 市瀬 藤生
小川 渡邊
(→柳瀬64分)
立花 上野 中嶋(→笠原89分)
(→松本74分)(→髙橋74分)
古賀(→李64分)
SUB:福元、呉屋
対する相模原は、GK:池尻、DF:嶋田、大賀、小野、平野、MF:榊原(→笹井優79分)、伊東(→川島89分)、西郡(→平田HT)、南野、FW:藤原(→大竹57分)、浜田(→笹井一57分)、と言うメンバーでした。前半13分に立花から古賀を経由して中嶋がシュートまで持ち込んだ広島は、24分にも上野のパスを右のポケットで受けた立花のクロスに渡邊が飛び込みましたがGKにキャッチされます。相模原の前半のシュートを1本に抑え、広島がチャンスを作りながらもスコアレスでハーフタイムを迎えました。後半も広島が主導権を握り、16分には立花のクロスを左山がヘッドで狙いましたが枠外。24分には李がシュートしたものの枠外に外れ、29分にはCKのこぼれを島袋がシュートし、これに李が合わせましたがヒットせずGKに止められます。続いて32分には渡邊のロングパスをペナルティエリア内で受けた髙橋がトラップからシュートしましたがGKにセーブされます。そして後半36分、スルーパスで左サイドを抜け出した中嶋のクロスを髙橋がヘッドで叩き込んでついに先制点をゲットします。その後も広島が切り替えの速さで主導権を渡さず、1点差を保って勝利しました。
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
<24.5.7>
昨日ホームで行われたJ1リーグ第12節名古屋戦は、2点差を追いついたものの終盤に突き放されて、今季初めての敗北を喫するとともに昨シーズンからの連続無敗記録は17で終わりました。
先発メンバーは前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
松本泰 東
(→マルコス・ジュニオールHT)
中野 越道(→志知67分)
(→新井76分)
加藤 満田
ソティリウ(→小原76分)
SUB:川浪、松本大、野津田
対する名古屋は前節から先発4人を入れ替えて、GK:ランゲラック、DF:河面、ハ・チャンレ、三國、MF:内田(→中山75分)、椎橋、稲垣、森島、野上(→和泉55分)、FW:パトリック(→ユンカー81分)、倍井(→永井55分)、と言うメンバーでした。試合が動いたのは開始早々の1分。大迫からのパスを受けた佐々木が後ろに戻したところスピードが遅く、前に出た大迫からボールを奪ったパトリックがそのままゴールに流し込んで、先制点を許してしまいました。思いがけなくビハインドとなった広島は、早く追いつこうとチーム全体で攻めに出ます。5分には越道のクロスを松本泰が打ちましたがDFがブロック。12分にはセットプレーから塩谷がシュートしましたが枠外に外れ、15分のソティリウのシュートもブロックされます。そして17分、中盤でカットされたボールをパトリックが落とすと森島が余裕を持ってクロス。これを前線に走り込んだ稲垣がヘッドで流し込んで、名古屋のリードは2点に広がりました。
対する広島も前半22分、満田のCKはクリアされたものの、こぼれを拾った越道が胸トラップから強烈なミドルを決めて1点差に迫ります。これで勢いのついた広島はこの後は一方的に攻め込みます。25分には満田のクロスから加藤のシュートはブロック。28分には中央突破した東が加藤のシュートのこぼれを押し込みましたが、VARチェックの結果加藤の足のつま先がわずかに出ていたとしてオフサイドと判定されます。その後もブロックを下げて守りを固める名古屋に対して、広島がハーフコートに押し込んで攻めに攻めます。前半は広島のシュートは8本だったのに対して名古屋は3本でしたが、名古屋の1点リードでハーフタイムを迎えました。
何とか点の欲しい広島は、後半立ち上がりからマルコス・ジュニオールを投入します。そしてそれが早速実ったのが後半2分。左のポケットでパスを受けたマルコス・ジュニオールが浮き球のパスを送ると、逆サイドで受けた中野が胸トラップから見事なシュートを決めて、同点に追いつきました。
これで勢いのついた広島は、一気の逆転を狙って更に攻めの圧力を強めます。7分にはマルコス・ジュニオールのクロスにソティリウがヘッドで合わせましたが枠外。11分にはソティリウがヒールで狙いましたがゴールライン上でDFにクリアされ、続いてマルコス・ジュニオールのシュートもGKに防がれます。その後は選手交代で息を吹き返した名古屋の反撃を受け、18分にはFKにパトリックが合わせましたが大迫がセーブ。24分には大迫のクリアがパトリックに当たってゴール方向に飛びましたが枠外に外れ、27分には永井の突破から稲垣に打たれましたが佐々木が守ります。広島も37分に小原のドリブルから東がシュートしたもののGK正面を突いてしまいます。そして後半38分、椎橋のロビングのパスで抜け出した永井のシュートは止めたものの、こぼれ球に競り合った佐々木の足に当たったボールが大迫の頭上を越えてゴールに飛び込み、名古屋に追加点を許してしまいます。何とか追いつきたい広島は最後までゴールを狙ったものの、後半アディショナルタイムのマルコス・ジュニオールのシュートはGKに収められて、エディオンピースウイング広島に初めて敗戦のホイッスルが鳴り響きました。
この試合の敗因は、やはり早い時間帯の2失点にあったと言わざるをえません。特にパトリックの1点目は完全な守備のミスで、防がなければならなかった失点でした。また2点目もパトリックが倒れたことで一瞬足が止まった隙を突かれたもの。森島のピンポイントクロスと絶妙な場所に走り込んだ稲垣の動きとシュートの質が高かったのは確かですが、森島に自由に蹴らせてしまったことや稲垣にDF2人が付いていたことを考えると、防がなければならない失点でした。その後広島は攻撃の圧力を強めて同点にまで追いついたのは評価して良いと思いますが、守りを固める名古屋に対して強度の強いプレーを続けたことで、終盤に疲れが出てしまったのではないか。そのため、名古屋が永井や中山、ユンカーとスピードのある選手を次々と投入してきたのに対して、後手に回ってしまったのだと思います。3失点目のシーンはやや不運だったようにも思いますが、やはり早い時間帯での2失点が最後に効いてしまったように思えてなりません。
第12節の結果勝ち点19にとどまった広島は6位に後退。首位・町田との勝ち点差は6に広がり、6位〜12位は勝ち点3差に7チームがひしめく状態となっています。試合後にスキッベ監督は珍しく「昨季のように、主力を欠いてしまうと、今回で言えば大橋と川村を欠いてしまうと、自分たちは上に行くだけの力がないのかなと思います」と弱音を吐いていますが、やはり怪我人続出とともに連戦の疲れも影響しているのかも。身体的な疲労は思考の疲労を呼び、大迫や佐々木のようなあり得ないミスが出てしまっているに違いありません。幸い、次節は横浜FMがACL決勝を戦うことから6月に延期されて、次の鹿島戦まで中8日空くことになります。この間にまずは疲れを取り体調を整えて、もう一度戦い方を確認して本来のサッカーを取り戻して欲しいもの。このところ5試合勝利なしの苦境は、自分たちで切り開くしかありません。
ブログ速報
前半
後半
広島公式サイト
名古屋公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
Soccer King
Football LAB
<24.5.6>
モバイルサイトによるとスキッベ監督は中2日で試合を迎えることについて「プロの世界ですから、短いとは言ってられません。それでもやらないといけないですし、回復するには十分な時間だと思います」と語っています。暑くなってきて身体的にきつくないはずはないと思いますが、ただ条件は相手も同じ。90分を通じてチーム全員で勇気を持って戦って、満員のサポーターに勝利を届けて欲しいと思います。
今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後3時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券発売はありません。試合中継はNHK-BSとメ〜テレ及びDAZNで予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.5.5>
明日はJ1リーグ第12節。サンフレッチェはホームで名古屋グランパスと対戦します。
昨年は夏場までは上位につけていたものの、第25節以降の6試合で2分け4敗と調子を落としたのが響いて6位に終わった名古屋は、シーズンオフに丸山、中谷ら守備の主軸を失って今シーズンを迎えました。その影響か開幕から3連敗と苦しい立ち上がりとなりましたが、しかし第4節から6試合を5勝2分けと盛り返して順位を上げてきています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-3 鹿島 【鹿】仲間2、チャヴリッチ
2H ●0-1 町田 【町】藤尾
3A ●0-1 新潟 【新】長谷川
4A ○2-0 柏 【名】永井、ハ・チャンレ
5H ○2-1 横浜FM 【名】森島、山中、【横】永戸
6A ○2-1 札幌 【名】森島、永井、【札】馬場
7H △0-0 福岡
8A ○1-0 磐田 【名】倍井
YLC2 ○2-0 大宮 【名】パトリック2
9H ○2-1 C大阪 【名】三國、永井、【C】レオ・セアラ
10A ●1-2 浦和 【名】和泉、【浦】安居、チアゴ・サンタナ
11H ●0-2 神戸 【神】山口、大迫
前節は後半からのパトリックの投入をきっかけにペースを握り、何度も神戸ゴールに迫ったものの一瞬の隙を突かれて大迫の追加点を許して敗れています。中2日の連戦だと言うことを考えると、45分間のプレーだったパトリックや前節は出場のなかった野上、稲垣ら「元広島組」を起用して勝利を狙ってくる可能性もありそうです。
対するサンフレッチェですが、これまでのスキッベ監督の起用法を考えるとメンバーの大きな入れ替えは無いのではないでしょうか。また中島、井上の2人がユースの試合にフル出場していることを考えると、ベンチ入りはさせないのではないかと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
松本泰 満田
中野 東
加藤 マルコスJ
ソティリウ
SUB:川浪、細谷、新井、野津田、越道、志知、小原
昨シーズンから17試合負けなしでJ1歴代5位タイとなったサンフレッチェですが、4試合連続で引き分けだと言うことを考えるとそろそろ勝ちが欲しいところ。明日は誰が出場することになっても勇気を持って戦って、ホームのファミリーに勝利を届けて欲しいと思います。
<24.5.5>
一昨日ホームに3,978人を集めて行われたWEリーグ第18節長野パルセイロレディース戦は、上野の2ゴールで3試合ぶりの勝利を挙げて、順位を6位に上げました。
レジーナの先発は2試合前のINAC神戸戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
藤田
島袋 左山 市瀬 藤生
小川 渡邊(→柳瀬69分)
立花 上野 中嶋(→笠原90+2分)
(→松本81分)(→髙橋81分)
古賀(→李69分)
SUB:福元、呉屋
対する長野は、GK:梅村、DF:岡本、岩下、奥川、知久(→奥津77分)、MF:菊池(→大久保70分)、福田、鈴木(→川船HT)、伊藤、宮本(→稲村HT)、FW:安倍(→タニガーン・デーンダーHT)、と言うメンバーでした。先制点は前半7分。相手DFの横パスをカットした上野が落ち着いてゴールに流し込みました。その後も広島がペースを握り、27分には渡邊のスルーパスで抜け出した中嶋がフリーでシュートしましたが枠外に外れます。前半の広島のシュートは5本だったのに対して長野は2本。33分に鈴木にミドルレンジから狙われた以外はピンチもなく、1点リードでハーフタイムを迎えました。後半もペースを握ったのは広島で、21分には上野のドリブル突破からのパスで抜け出した古賀がシュートしましたがGKに防がれます。しかし31分には高い位置でカットして中嶋がドリブルで引きつけ、ループ上のパスでフリーになった上野が冷静にシュート。GKが触ったもののそのままゴールネットを揺らして追加点を奪い、レジーナがそのまま勝利を収めました。
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
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