6/2〜6/8のSANFRECCE Diary
<24.6.8>
明日はYBCルヴァンカッププレーオフラウンド2nd leg。サンフレッチェはホームでFC東京と対戦します。
1st legでは序盤の戦い方がはまらず立て続けに2失点したFC東京でしたが、「青赤20」によると木本、高、安斎らが話し合って立ち位置を変えることによって流れを変えることに成功したとのこと。また途中交代で入った原川や野澤零が良いプレーを見せたこともあって、2nd legに向けての手応えをつかむことができたそうです。1点のリードを保ったことで広島が有利なのは確かですが、クラモフスキー監督は「私たちは勝ちに行くだけ」と語っているとのこと。「自分たちの戦い方をしっかりと」出して、逆転勝ち抜きを狙ってくるに違いありません。
対するサンフレッチェですが、1st legから中3日なのでメンバーを大きく変えることはない、と思われます。ただ、1st legでベンチにも入っていなかった塩谷はコンディションさえ整えば先発起用されると考えて、私は次のように予想します。
川浪
中野 荒木 佐々木
塩谷 松本泰
新井 東
大橋 加藤
ソティリウ
SUB:田中、志知、越道、青山、野津田、満田、エゼキエウ、柏、Dヴィエイラ
アウェイゴール2倍ルールがなくなり、単純に2試合の得点で勝利が決まるプレーオフラウンド。広島は引き分け以上で勝ち抜きが決まりますが、スキッベ・サンフレッチェに守りを固めて逃げ切る選択肢はありません。明日はいつも以上に積極的な戦いで、勝ってプライムラウンド進出を決めて欲しいものです。
<24.6.8>
昨日「2023-24 WEリーグアウォーズ」が行われ、上野真実選手がベストイレブンに選ばれました。今回選出されたベストイレブンは次の通り。
【GK】山下杏也加(神戸)3年連続3回目
【DF】石川瑠音(浦和)2年連続2回目
遠藤優(浦和)初受賞
北川ひかる(神戸)初受賞
【MF】柴田華絵(浦和)3年連続3回目
塩越柚歩(浦和)初受賞
木下桃香(東京V)2年連続2回目
【FW】清家貴子(浦和)3年連続3回目
藤野あおば(東京V)2年連続2回目
田中美南(神戸)3年連続3回目
上野真実(広島)初受賞
優勝した浦和から最多の5人が選出されたのをはじめ、2位の神戸から3人、3位の東京Vから2人を選出。歴代のWEリーグベストイレブンは全て「トップ3」から選ばれていたので、それ以外のクラブから選出されたのは上野が初めてとなりました。今シーズンはMVPを獲得した清家が10試合連続ゴールを含む20得点を記録して得点王を獲得しましたが、上野はこれに次ぐ11ゴールを挙げる活躍で、ベストイレブンに選ばれたのも当然、と言って良いのではないでしょうか。
<24.6.7>
昨日アウェイで行われたW杯アジア2次予選のミャンマー戦は、日本代表が5-0で勝って5連勝となりました。メンバーは、GK:前川、DF:菅原(→相馬62分)、谷口、伊藤、橋岡、MF:守田(→板倉80分)、堂安(→鈴木唯HT)、中村、鎌田(→前田62分)、旗手(→川村HT)、FW:小川。3バックでスタートした日本は、引いて守るミャンマーに対してゆっくりした展開からゴールを狙い、前半17分には鎌田のロングパスで抜け出した中村が切り替えしてDFを外すと右足シュートを決めて先制します。また34分には鎌田のシュートがポストに弾かれ、これを堂安が流し込んで追加点。アディショナルタイムにも鎌田のパスから堂安がゴールネットを揺らしたもののオフサイドを取られて、2点リードでハーフタイムを迎えました。後半も日本がゲームを支配すると、30分には川村のパスを起点に相馬のクロスを小川が決めて追加点を奪います。続いて38分にはクロスのこぼれを小川がゲット。後半アディショナルタイムには小川の落としを中村が決めて、点差を5点に広げて試合を締めました。
<24.6.6>
昨日アウェイで行われたJリーグYBCルヴァンカッププレーオフラウンド1st legで、サンフレッチェ広島はFC東京を2-1で下しました。
川浪が今季初先発。また磐田戦は出場停止だった荒木が復帰して、以下の布陣で戦いました。
川浪
中野 荒木 佐々木
(→越道76分)
松本泰 東俊希
新井 志知
大橋 加藤
(→満田89分)
ソティリウ(→Dヴィエイラ76分)
SUB:田中、松本大、青山、野津田、エゼキエウ、柏
対するFC東京は、GK:波多野、DF:安斎、木本、エンリケ・トレヴィザン、徳元、MF:高、小泉、仲川(→原川71分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ、俵積田(→中村71分)、ジャジャ・シルバ(→野澤零87分)、と言うメンバーでした。立ち上がりはホームのFC東京の圧力に押されていましたが、徐々にペースを握って4分にはスローインからつないで加藤がファーストシュート。また8分には中野が惜しいシュートを放ちます。そして前半9分、ソティリウのパスを受けた新井のクロスを中央に飛び込んだ加藤が決めて、広島が先制点を奪いました。続いてFC東京のキックオフボールに襲いかかり、DFラインの裏に流れたボールにソティリウが走り込むとゴール前を横切るクロス。ここに走り込んだ松本泰が押し込んで、あっという間に広島の2点リードとなりました。
これで精神的に優位に立った広島は、その後もハイプレスでFC東京の攻撃を寸断しつつ相手ゴールに迫ります。13分にはショートカウンターから大橋が倒されましたがノーファウル。17分には大橋がドリブル突破を狙いましたがDFに対応され、こぼれ球に反応した志知のシュートはGKにセーブされます。しかしその後はFC東京も攻撃に出てきて、前半22分に仲川のスルーパスで抜け出したディエゴ・オリヴェイラを川浪が倒してPKを与えます。これをディエゴ・オリヴェイラに決められて、広島のリードは1点となりました。
これで勢いのついたFC東京は、左の俵積田、右のジャジャ・シルバのドリブルを軸に攻撃の圧力を強めます。38分には速攻から俵積田に打たれましたが川浪が好反応でキャッチ。42分にはジャジャ・シルバに打たれましたがブロックし、45分には俵積田のクロスにジャジャ・シルバが合わせましたが枠外。46分には俵積田にフリーで打たれましたがボールは枠外に外れて助かります。前半はそのまま得点は生まれず、広島の1点リードで前半を終えました。
後半は両チームとも積極的に攻めあい、また守備ではね返す展開が続きます。7分には志知のクロスを大橋が落としましたが飛び込んだ松本泰に合わず。逆にカウンターからディエゴ・オリヴェイラにシュートを打たれましたが東がブロックします。後半13分には佐々木のクロスを新井が狙いましたがDFがブロック。15分には新井のFKを大橋がつないでソティリウがヘッドで狙いましたが枠を外してしまいます。また21分にはカウンターから大橋が抜け出しましたが足下に飛び込んだ木本にクリアされてしまいます。後半の後半はFC東京の攻撃にさらされますが守備の集中力は高くゴールを許しません。広島はドウグラス・ヴィエイラを投入して攻撃の再活性化を図り、33分には東のクロスにドウグラス・ヴィエイラがヘッドで合わせましたがGKがファインセーブ。続いて新井のクロスに加藤が合わせましたがGKに止められ、中野のシュートも上に外れてしまいます。後半アディショナルタイムにはFC東京の速攻から野澤零にフリーで打たれたものの枠を外れて助かります。最後はドウグラス・ヴィエイラがミドルを放ったものの枠外に外れ、そのまま勝利のホイッスルとなりました。
代表招集によりレギュラーの半分が入れ替わったFC東京に対して、広島はGKが交代した以外はほぼリーグ戦のメンバーと言うことで、序盤は広島が思い通りのサッカーを展開できていました。そんな中で生まれた先制点は、志知のパスを加藤とソティリウがスルーし、大橋が戻したボールをソティリウが右に展開。高い位置で受けた新井がクロスを入れると、ニアに飛んだ大橋を越えたボールを加藤が叩き込んだ、と言う形で、加藤によれば「いつも練習でやっている」形でのゴールでした。そして2点目は高い位置からのプレスでボールを奪い、クロスに3つ目から走り込んだ松本泰が押し込んだと言うもの。2点ともに「これぞ広島」と言うパターンの得点で、このまま大差で勝ってもおかしくない流れだったと思います。2点目を取ってから14分後に1点を返され、その後は守る意識が高くなったこともあって押し込まれる時間も長かったのですが、それでもしっかりと集中して守り切ったのは良い結果だったと言えます。180分の試合の半分が終わっただけではあるものの、勝ち抜きに向けて重要な勝利を挙げることができた、と言えるでしょう。
ブログ速報
前半
後半
広島公式サイト
FC東京公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
サッカーダイジェストWeb
ゲキサカ
戦評
加藤
ディエゴ・オリヴェイラ
<24.6.5>
中国新聞によると、スキッベ監督は今日の試合のGKに川浪の起用を明言したとのこと。どんな状況になっても準備を怠らなかった33歳の守護神が、プレーオフラウンド突破に向けての重要な試合を勝利に導いてくれるのではないでしょうか。
今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後7時キックオフ。試合中継はスカパー!CS800とスカパー!プレミアムサービスのch580で生放送が、またスカパー!番組配信やスカパー!SOCCERアプリ、SPOOXで生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパーや生配信を見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.6.5>
WEリーグは一昨日2023-24のWEリーグ優秀選手を発表し、広島から上野、中嶋両選手が選ばれました。今回選出されたのは次の30人。
【GK】池田(浦和)、野田(東京V)、平尾(新潟)、山下(神戸)
【DF】石川、水谷、遠藤(浦和)、鮫島(大宮)、岸(埼玉)、
村松(東京V)、守屋、土光、三宅、北川(神戸)
【MF】伊藤、栗島、柴田、塩越(浦和)、鴨川(千葉)、
北村、菅野、木下(東京V)、川澄(新潟)、
成宮(神戸)、中嶋(広島)
【FW】清家、島田(浦和)、藤野(東京V)、田中(神戸)、
上野(広島)
最優秀選手賞、ベストイレブン、得点王をはじめとする各賞は、6/7(金)に行われる「2023-24 WEリーグアウォーズ」で発表されます。
<24.6.4>
明日はルヴァンカッププレーオフラウンド1st leg。サンフレッチェはアウェイ・味の素スタジアムでFC東京と対戦します。
今季のFC東京は開幕からのスタートダッシュはならなかったものの、第6節から7試合を5勝1分け1敗と調子を上げて一時は4位まで浮上していました。しかし第13節からは4試合勝ち無しで、現在は広島と同勝ち点の26で6位となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
2H △1-1 広島 【FC】荒木、【広】大橋
3H ●1-2 神戸 【FC】小泉、【神】宮代、大迫
4A ○3-1 福岡 【FC】長友、荒木、バングーナガンデ、【福】松岡
5A ●0-3 川崎F 【川】脇坂、山田、橘田
6H ○2-1 浦和 【FC】荒木、松木、【浦】チアゴ・サンタナ
7H ○2-0 鹿島 【FC】仲川、原川
8A △2-2 東京V 【FC】遠藤2、【V】見木、染野
YLC2 ○4-0 YS横浜 【FC】小柏、原川、遠藤、ジャジャ・シルバ
9H ●1-2 町田 【FC】小柏、【町】ナ・サンホ、オ・セフン
10A ○3-1 新潟 【FC】仲川、白井、ディエゴ・オリヴェイラ、【新】早川
11H ○2-1 京都 【FC】バングーナガンデ、ディエゴ・オリヴェイラ、【京】平賀
12A ○2-1 札幌 【FC】俵積田、ディエゴ・オリヴェイラ、【札】馬場
13H △3-3 柏 【FC】仲川、ディエゴ・オリヴェイラ、松木、【柏】マテウス・サヴィオ、犬飼、島村
14A ●1-3 名古屋 【FC】荒木、【名】ユンカー3
15H △1-1 横浜FM 【FC】長友、【FM】ナム・テヒ
YLC3 ○1-1 鳥栖 【FC】森重、【鳥】マルセロ・ヒアン
PK5-4
16H ●0-1 G大阪 【G】山田
17A ○1-0 鳥栖 【FC】木本
前節は立ち上がりから主導権を握ると、前半11分にセットプレーの流れから先制点を奪い、その後は双方ともチャンスを作りながらも得点は生まれず1-0で逃げ切っています。5試合ぶりに勝利を挙げたFC東京としては、この勢いをルヴァンカップに持ち込みたいと思っているはず。日本代表に長友が、U-23日本代表に松木、荒木遼、バングーナガンデ、野澤大が招集されてレギュラー5人が不在となりますが、出場機会が少なかったベテラン選手と若手選手の力を合わせて、ホームでの先勝を狙ってくるに違いありません。
対するサンフレッチェは、日本代表に招集された大迫と川村が不在となる一方で、磐田戦で出場停止だった荒木隼が戻ってきます。過密日程の6月ですが磐田戦からは中3日と言うことで、メンバーを大きく変えることはないと予想します。
川浪
中野 荒木 佐々木
塩谷 松本泰
新井 東
大橋 加藤
ソティリウ
SUB:田中、松本大、志知、青山、越道、柏、満田、小原、Dヴィエイラ
昨年はグループステージで良いスタートを切ったものの、終盤に2連敗してプレーオフラウンド進出を逃したサンフレッチェ。明日はできれば引き分け以上の結果を残して、2年ぶりのカップ戦のタイトル獲得に向けて前進して欲しいと思います。
<24.6.3>
日本サッカー協会は一昨日、「第50回モーリスレベロトーナメント」を戦うU-19日本代表に、サンフレッチェ広島ユースの木吹翔太選手を追加招集した、と発表しました。これは市原(大宮)が怪我のため辞退したことによるもので、これによりU-19日本代表のメンバーは次のようになっています。
【GK】中村(東京V)、後藤(FC東京U-18)、荒木(G大阪ユース)
【DF】桒原(明治大)、塩川(流通経済大)、尾崎、林(早稲田大)、
木吹(広島)、髙橋(バルセロナ)、梅木(今治)、本間(神戸)、
喜多(京都)、小杉(ユールゴーデンIF)
【MF】行友(ファマリカン)、大関(福嶋)、平賀(京都)、保田(大分)、
廣井(筑波大)、小倉(法政大)、神田(早稲田大)、石井(湘南)、
中島(広島)、佐藤(FC東京)
【FW】塩貝(慶応義塾大)、神田(川崎F)、道脇(熊本)
<24.6.3>
昨日行われたJユースカップのグループステージ第2節で、サンフレッチェ広島ユースは10-2で今治U-18を下し、首位をキープしました。公式記録によると広島のメンバーは、GK:小川、DF:鵜飼、林、青井(→森井72分)、児玉(→浅沼87分)、MF:井上証、太田、野口(→信重87分)、FW:菊山(→河上72分)、小林(→牧野87分)、長沼。10分に小林のゴールで先制したものの14分に同点に追いつかれましたが、その後25分に野口、34分に井上証、35分に野口が決めて、4-1でハーフタイムを迎えました。後半も9分の鵜飼を皮切りに12分に小林、16分に野口、30分に河上、38分に小林、42分に牧野が次々に決め、相手の反撃を1点に抑えて勝ちました。N組の現在の順位表は次の通り。
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1広島 6 2 2 0 0 +9
2愛媛 3 2 1 0 1 +2
3山口 3 3 1 0 2 -3
4今治 3 3 1 0 2 -8
<24.6.3>
土曜日に行われた「2024第48回日本クラブユース選手権(U-18)大会」の中国地区予選で、サンフレッチェ広島ユースは5-0で岡山U-18を下して本大会出場を決めました。得点は、小林、井上愛2、大上免、野口でした。
<24.6.2>
昨日ホームで行われたJ1リーグ第17節磐田戦は、ソティリウの2ゴールで2-0で勝ち、暫定順位を5位に上げました。
出場停止の荒木に代わってリベロに中野、右ストッパーに塩谷を起用。また2試合ぶりにソティリウが先発して、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 中野 佐々木
松本泰 川村
新井 東(→柏90分)
(→志知85分)
大橋 加藤
ソティリウ(→Dヴィエイラ90分)
SUB:川浪、松本大、満田、越道
対する磐田は、GK:川島、DF:松原、鈴木、西久保、グラッサ(→森岡63分)、MF:上原、山田(→金子63分)、松本昌(→古川63分)、レオ・ゴメス(→中村82分)、平川(→ブルーノ・ジョゼ74分)、FW:ペイショット、と言うメンバーでした。立ち上がりは東の突破から何度かチャンスを作った広島でしたが、ファーストシュートは磐田。3分にスローインから繋いで上原が打ってきます。広島はボールを回して攻め込みますが、低めに構えた磐田の守備陣を崩すことができずシュートまで行けません。磐田は25分に松原のクロスにペイショットが合わせましたが枠外。28分には上原のFKがゴール前に抜けてきましたが大迫が好反応でキャッチします。なかなかチャンスを作れなかった広島でしたが、しかし前半37分に自陣でキープする上原に松本泰が猛烈なプレスをかけてパスミスを誘うと、ソティリウが右足でカーブをかけたシュートを決めて、広島が先制点を奪いました。
前半はお互いにシュートは2本ずつと守備の堅さが目立ちましたが、後半に入ると広島が攻勢に出ます。2分には新井のクロスにソティリウが合わせましたが逆サイドに抜け、5分にはソティリウのポストから東が打ちましたが川島に防がれます。6分には新井のパスでポケットに抜けた松本泰が倒されましたがノーファウル。9分には加藤のクロスにソティリウはわずかに届きません。そして前半14分、東のクロスをペナルティエリア内で受けた加藤は収めることができなかったものの、佐々木のパスを受けた東がクロスを入れると、ソティリウがDF2人と競り合いながらヘッドで叩き込んでリードを2点に広げました。
選手を入れ替えて流れを変えようとする横内監督。19分にはレオ・ゴメスにシュートを打たれましたが枠外に外れ、21分の金子のシュートは大迫がキャッチします。26分には新井のシュートを川島が弾き、こぼれを狙ったソティリウのシュートはDFがブロック。続く東のシュートは枠外に外れます。また31分には大橋がドリブルからシュートしましたが枠を捉えることができません。終盤は疲れからか脚を痛める選手が増えたものの、交代選手がしっかりと役割を果たします。後半の後半はオープンな展開となって両チームともにゴール前のシーンを作り出したものの得点は生まれず、広島が2点リードを保って湘南戦以来のホームゲームでの勝利を収めました。
試合後にスキッベ監督は「今日は相手が非常にコンパクトにしていたので、非常に難しい試合になりました。前半はなかなかチャンスを作ることができなかった」と語っていますが、確かに磐田はチーム全体が組織的に戦ってなかなかチャンスを作らせてくれませんでした。しかしそこで生きたのは松本泰のプレスとソティリウの技術。特にソティリウは相手のパスミスを拾った瞬間にダイレクトでシュートを放ち、GKの届かないところに決めました。あれだけフリーだったらいろいろ考えてしまい、GKやDFに詰められたり、あるいは力んで枠を外してしまうもの。そこで落ち着いて決めることができたのは、彼の経験と実力のなせる技と言って良いでしょう。過去2年間は怪我のために思ったような結果を出せなかったソティリウでしたが、きっとここから爆発してくれるに違いありません。
来週は代表招集により大迫と川村が不在となる中で、FC東京とのルヴァンカッププレーオフを戦うことになります。そして6/12の天皇杯2回戦を戦った後に、中2日、3日でリーグ戦を5試合連続で戦うことになります。この「6月連戦」の初戦勝利を力にして、6月をタイトル獲得に向けての快進撃の月にして欲しいと思います。
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