7/21〜7/27のSANFRECCE Diary
<24.7.27>
昨日行われたクラセンU-18の準々決勝で、サンフレッチェ広島ユースは名古屋U-18に逆転で敗れ、6年ぶりの準決勝進出を逃しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、桝谷、林、MF:橋本(→長沼53分)、中島、小林、野口、FW:井上愛、宗田(→大上免HT)。前半は広島がシュート15本の猛攻を見せながら得点のないままに折り返すと、後半1分に井上愛のパスを受けた小林が先制点を奪いました。しかし後半10分に同点に追いつかれ、更に34分に勝ち越しゴールを許して敗れました。
<24.7.26>
中国新聞によると、大橋がブラックバーンへの移籍を決断し、近く現地でメディカルチェックを受けて正式契約を結ぶことになった、とのことです。
<24.7.26>
昨日行われたクラセンU-18の第3日で、サンフレッチェ広島ユースは鹿島ユースを1-0で下して準々決勝進出を決めました。特設サイトによると広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、桝谷、林、MF:橋本、中島、小林(→井上証70分)、野口、FW:井上愛、宗田(→菊山62分)。得点は前半5分で、桝谷とのパス交換でペナルティエリアに侵入した中島がドリブルからシュートを決めました。鹿島はブライトン戦でゴールを決め、昨日移動したばかりの徳田を後半から投入して得点を奪いに来たものの広島が1点差を守って逃げ切りました。準々決勝は今日の午後6時から維新みらいふスタジアムで、Eグループを全勝で突破した名古屋U-18と対戦します。
<24.7.25>
中国新聞によると、大橋祐紀選手がイングランド2部のブラックバーンからの獲得オファーを受けていることが明らかになりました。大橋は広島加入前から海外移籍を目標にしていたそうで、27歳と言う年齢を考えると最後のチャンスかも、と言う思いはあるでしょう。ただその一方で、このまま広島で活躍してもっと良いオファーが来るのを待った方が良い、と言う考えもあります。大橋は鳥栖戦後にクラブ幹部と長時間話し合っている姿が見られたそうで、サンフレッチェとしては全力で引き止めを図っているとのこと。早ければ今月末にも結論が出そうだ、とのことです。
<24.7.24>
一昨日から始まった「第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」(通称クラセン)で、サンフレッチェ広島ユースは2連勝でグループステージ突破に前進しました。
まず一昨日行われた京都U-18戦のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、林、MF:橋本(→長沼70分)、中島、小林(→井上証54分)、野口、FW:井上愛(→菊山70分)、大上免(→桝谷45分)、宗田(→廣重)。ゲキサカの記事によると序盤はなかなか思うようにいかなかったそうですが、前半15分にルーズボールを拾った小林が宗田に送った縦パスをダイレクトでクロス。これはDFに当たったものの井上愛が冷静に決めて、先制点を奪いました。その後は京都の球際の強さに苦戦したものの後半16分、左サイドのスローインを起点にパスワークで翻弄すると、右サイドを駆け上がってきた桝谷が決めて追加点を奪いました。京都も終盤に反撃して35分に混戦からループシュートを決められたものの、その後は木吹を中心にはね返して初戦を勝利で終えました。(中島洋太朗の記事)
続いて昨日の鹿児島U-18戦のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、桝谷、林、MF:橋本(→長沼HT)、中島、小林(→山里47分)、野口(→菊山54分)、FW:井上愛(→廣重47分)、宗田。先制点は前半14分で、小林のパスを受けた井上愛が右足で決めました。続いて26分には井上愛のパスを受けた野口がドリブルからゲット。そして後半15分には山里のパスを中島がダイレクトで決めて、3-0で勝利しました。
ここまでの2試合で広島ユースは2連勝ですが、Fグループは鹿島ユースも2連勝で得失点差で首位に立っています。今大会は各組1位だけがノックアウトラウンド進出できる、と言うレギュレーションなので、明日の鹿島戦では勝利が求められることになります。
<24.7.23>
サンフレッチェは昨日、Aリーグ1部のメルボルン・シティからトルガイ・アルスランを完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると年俸は6,000万円で背番号は30で、前所属との契約は切れているので移籍金は発生しないとのこと。明日広島市内で会見を開き、29日からチーム練習に合流の予定だそうです。
トルコ系ドイツ人のアルスランは、ボルシア・ドルトムントの下部組織から2009年にハンブルガーSVでプロとしてのキャリアをスタート。アーヘン、ベシタクシュ、フェネルバフチェを経て、2020年から3シーズンにわたってイタリア・セリエAのウディネーゼでプレーしました。そして昨年メルボルン・シティに移籍すると、23試合に出場して13ゴール7アシストの活躍を見せていました。メルボルン・シティからは契約延長を打診されたものの本人の希望で退団が決まっていたらしく、以前から彼を良く知っていたスキッベ監督やウマルコーチが声をかけて、「私がオファーを断るはずがないほどのお言葉を頂いた」(サンフレッチェ広島公式サイトによる)ことによって移籍を決断したとのことです。トップ下とボランチを主戦場とし、キレのあるドリブルとシュート、そして味方を生かすパスなどストロングポイントを持つアルスラン。川村が抜けた穴を埋める選手として、中島の良い「お手本」として、またアジアの戦いを知る選手として、おおいにチームに貢献してくれるのではないでしょうか。
<24.7.22>
中国新聞によると、サンフレッチェはメルボルン・シティーを退団したトルガイ・アルスランを獲得することが分かった、とのことです。トルコ系ドイツ人のアルスランは昨年ウディネーゼからメルボルン・シティーに移籍し、リーグ戦24試合で13ゴール7アシストを決めたとのこと。またACLでは甲府戦でも得点するなど、トップ下やボランチのポジションからゲームメイクと得点のできる選手だとのことです。Xによるとアルスランは既に契約を完了して来日しているそうで、今日にも正式発表されるのではないかと思われます。
<24.7.22>
昨日アウェイで行われたJ1リーグ第24節鳥栖戦は、一時は同点に追いつかれたものの松本泰、大橋、満田のゴールで突き放して勝利しました。
イヨハがレンタルバック後初めて先発。またドウグラス・ヴィエイラが3試合ぶり、マルコス・ジュニオールが5試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
大迫
中野 荒木 イヨハ
塩谷 松本泰(→青山90+7分)
新井 東(→志知90分)
(→茶島90+7分)
大橋 マルコスJ(→加藤61分)
Dヴィエイラ(→満田61分)
SUB:川浪、中島
対する鳥栖は、GK:朴、DF:山﨑、キム・テヒョン(→上夷78分)、原田、MF:福田(→清武86分)、河原、中原(→堀米78分)、長沼、FW:横山(→手塚86分)、スリヴカ(→富樫64分)、マルセロ・ヒアン、と言うメンバーでした。キックオフ直後に塩谷がロングシュートを放ったのを手始めに、序盤は広島が攻勢に出ます。しかしその後は鳥栖が立て直して、8分には左サイドをドリブルで仕掛けた横山がシュートを放ちましたがファインセーブ。続いて高い位置でボールカットされて攻め込まれましたが凌ぎます。また10分には中原にミドルを打たれましたが枠外。13分にも横山が新井をかわしてシュートしましたが大迫が反応します。その後もマルセロ・ヒアンや長沼にシュートを打たれるなど押し込まれる展開となりましたが、しかし先制点を奪ったのは広島。前半20分、ロングボールをドウグラス・ヴィエイラが落とすとフリーで受けたマルコス・ジュニオールがGKとの1対1を制してゴールを決めました。
先制点で勢いを持った広島は、その後追加点を奪いに行きます。そして37分にはハイプレスで奪って新井がシュートしましたがGKの正面。また42分には新井のクロスに大橋がヘッドで合わせましたが枠外に外れます。前半は広島のシュートが6本だったのに対して鳥栖には9本打たれたものの、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半いきなり試合を動かしたのは鳥栖。DFラインからのロングパスを受けたマルセロ・ヒアンが荒木をかわしてシュートを決めて、同点に追いつかれてしまいました。
その後は両チームともに勝ち越しを狙って攻め合います。8分にはパスを回されて福田にフリーで打たれましたが大迫が顔面でクリア。逆に10分にはマルコス・ジュニオールのシュートが枠外に外れ、続くドウグラス・ヴィエイラのヘッドはGKがセーブ。12分にはパス交換で崩されてゴールに押し込まれましたがオフサイドのジャッジに救われ、14分には福田にフリーでシュートを打たれましたが枠外に外れて助かります。流れを変えようと満田と加藤を投入するスキッベ監督。鳥栖も富樫を投入して対抗します。そして後半24分、波状攻撃から松本泰が左足でシュートを放つと、DFに当ってゴールに飛び込み勝ち越しに成功しました。
再び追いつきたい鳥栖も選手交代で流れを取り戻そうとします。しかし広島はハイプレスで対抗して流れを渡しません。そして41分には右からの加藤のクロスを大橋が押し込んで点差を広げると、後半アディショナルタイムにはクロスのこぼれを満田が左足で決めて4点目。最後は青山と茶島が試合をクローズして、連勝でサマーブレイクに入りました。
試合の流れとしては、少なくとも後半20分頃までは鳥栖のペースでした。鳥栖は左の横山、右の中原のドリブルと前線のマルセロ・ヒアンでリズムを作り、何度も広島ゴールに迫りました。大迫の好セーブで何とか凌いでいたものの、厳しい戦いとなっていました。そのような展開で広島が勝利できた要因は、と言うと、私は選手層の厚さの違いが出たのではないかと思います。この試合のサンフレッチェは佐々木が体調不良で、またソティリウが筋肉系の怪我で欠場し、加藤と満田もベンチスタートとなりました。それに対して鳥栖は木村と菊地がパリ五輪出場のため欠場しましたが、その一方で出場停止明けの長沼に加えて、マルセロ・ヒアンや河原が復帰。またスリヴカと中原が加入後初先発となりました。そんな中で先に試合を動かしたのは広島の2人のブラジル人。ゴールキックをドウグラス・ヴィエイラがヘッドで逸らし、フリーになったマルコス・ジュニオールが冷静にゴールに流し込みました。何もないところからあっという間に得点を取れたのは、この2人の「質の高さ」のゆえ。久々に先発した2人が結果を出したと言うところに、広島の層の厚さの一端が表れたと言って良いでしょう。また途中出場で出た満田と加藤のプレーも秀逸で、疲れが出てきていた鳥栖の守備陣を混乱に陥れました。今季初出場・初先発で無難なプレーを見せたイヨハと合わせて、普段とは違う起用、違う組み合わせで勝つことができたところに、サンフレッチェのチーム全体としての完成度の高さが表れていた、と言って良いのではないでしょうか。
この勝利の結果サンフレッチェの勝ち点は40に到達。首位との勝ち点差は9、2位、3位との勝ち点差は4で中断を迎えることになりました。残り14試合と言うことを考えるとACLE出場はもちろんのこと、優勝の可能性もある中で終盤を戦うことになります。ルヴァンカップも天皇杯も勝ち残っていて、9月からはACL2も始まると言うことで過密日程が待っていますが、この日のようにこれまで出場機会が少なかった選手が活躍してチームの質を落とさないようにして戦えば、全てのコンペティションで勝ち抜くことも可能なはず。中断期間中にチームを再整備して、8月以降の戦いに臨んで欲しいと思います。
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前半
後半
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戦評
Soccer King
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<24.7.21>
中国新聞によると佐々木は体調不良で昨日の練習には参加していなかったそうで、今日は欠場する見通しだとのこと。また前節右太ももを痛めたソティリウも欠場となる一方で、膝やふくらはぎの怪我で出遅れていたイヨハが今季初めてメンバー入りすることになったそうです。誰が出場することになったとしても、サンフレッチェの生命線は前線から強烈なプレス。今日は誰が出ることになってもチーム全体で心を合わせて戦い抜いて欲しいと思います。
今日の試合会場は駅前不動産スタジアムで午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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