7/7〜7/13のSANFRECCE Diary


<24.7.13> 明日はJ1リーグ第23節。サンフレッチェはホームでアビスパ福岡と対戦します。
 今季の福岡は堅い守備をベースに勝ち点を積み重ね、リーグ戦22試合で勝ち点35で6位に付けています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
8H △1-1 広島  【福】ザヘディ、【広】佐々木
YLC2 ○1-1 松本  【福】井上、【松】OG
   PK4-2
9H △2-2 磐田  【福】ザヘディ2、【磐】ジャーメイン2
10A △0-0 東京V
11H ○1-0 G大阪 【福】ザヘディ
12H △1-1 川崎F 【福】紺野、【川】山田
13A ○3-2 京都  【福】佐藤、田代、紺野、【京】宮吉、OG
14A ●0-1 神戸  【神】宮代
15H ●0-3 C大阪 【C】レオ・セアラ、田中、為田
YLC3 ●1-2 柏   【福】
16A ○2-1 新潟  【福】前、紺野、【新】早川
17A ○2-0 柏   【福】OG、小田、【柏】鵜木、野田
天2 ○8-0 福山  【福】ウェリントン、金森、北島、ザヘディ2、松岡2、鶴野
18H ○2-0 鳥栖  【福】佐藤、ウェリントン
19A △0-0 町田
20H ○2-1 横浜FM 【福】ザヘディ、ウェリントン、【横】天野
21A ○1-0 FC東京 【福】重見
22H ●1-2 京都  【福】田代、【京】原、宮本
天3 ●0-2 愛媛  【愛】三原、藤原
 前節は後半アディショナルタイムにDF田代のゴールで同点に追いついたものの、その直後に勝ち越しゴールを決められてリーグ戦では7試合ぶりの敗戦を喫しました。また水曜日に行われた天皇杯3回戦は主軸を起用して勝ちに行ったものの、後半12分に一発退場で数的不利になったこともあって愛媛に膝を屈しています。ルヴァンカップも敗退して、残るタイトルはリーグ戦のみとなった福岡。まずは直下の広島を叩いて、優勝争いに絡んで行こうと気合いを入れ直しているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、いわき戦で頭を打って救急搬送された加藤は5針縫ったものの大事はなかったとのこと。ただ脳震盪の疑いがあった場合は無理はさせられないので、明日は欠場する可能性が高いのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  松本泰

新井              東

   大橋      満田

      ソティリウ

SUB:川浪、志知、茶島、中島、マルコスJ、Dヴィエイラ
 暑さと疲労の蓄積もあってリーグ戦は3試合勝ちのないサンフレッチェですが、ここでずるずると後退するわけにはいきません。明日は福岡に負けない「強度」を発揮して、勝ち点3を取って上位に食らいついて欲しいと思います。
<24.7.13> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯4回戦の組み合わせ抽選会を行い、サンフレッチェは愛媛FCと対戦することになりました。日程は8/21(水)で、会場はニンジニアスタジアム。チケットは8/10(土)の10時発売開始となります。また勝ち上がった場合はG大阪と湘南の勝者と対戦することになります。
<24.7.13> サンフレッチェは昨日、2024-25シーズンのレジーナのスタッフと選手、及び背番号を発表しました。新任の吉田恵監督を、鈴木俊、高畑志帆、河野直人のコーチ3人とトレーナー、主務、マネージャーが支えます。また選手の背番号は次の通り。
1 木稲瑠那   12(ファミリー) 23 柳瀬楓菜
2 近賀ゆかり  13 髙橋美夕紀  24
3 呉屋絵理子  14 松本茉奈加  25 塩田満彩
4 中村楓    15 藤生菜摘   26 立花葉
5 市瀬千里   16        27 森宙舞
6 左山桃子   17        28 古賀花野
7        18 渡邊真衣   29 笠原綺乃
8 小川愛    19 吉野真央   30 李誠雅
9 上野真実   20 島袋奈美恵  31 福元美穂
10 瀧澤千聖   21 巻胡花
11 中嶋淑乃   22 藤田七海
 2023-24シーズンのメンバーから変更があったのは大内が移籍しただけ。逆に移籍加入はなく、シーズン後半とほぼ同じメンバーで戦うことになります。また背番号は瀧澤が新たに10番を背負うことになりました。
<24.7.12> サンフレッチェは昨日、8/1に行われるVfBシュツットガルトとの親善試合を「2024ピースマッチ」として開催する、と発表しました。サンフレッチェ広島のピースマッチは2018年8月11日に行われた長崎戦が最初で、それ以降は毎年8/6前後のホームゲームをピースマッチと位置づけて、サッカーを通じて核兵器の廃絶と世界恒久平和実現に向けた発信を行ってきました。ドイツ第6の都市であるシュツットガルトは、第二次大戦中には亡命、疎開、空爆などで人口が半減し、戦後には自動車産業を中心に復興した、と言う広島と通じる過去を持っています。国際親善試合を新しいスタジアムでの初めてのピースマッチとして開催することで、改めて核兵器廃絶の思いを世界にアピールすることができるのではないでしょうか。
<24.7.11> 昨日行われた天皇杯3回戦で、サンフレッチェはいわきFCを4-0で下し、2年ぶりに4回戦進出を決めました。
 荒木が約1ヶ月ぶりに復帰。また塩谷がボランチに入って、以下の布陣で戦いました。
       大迫敬

  中野   荒木  佐々木
       (→ソティリウ79分)
     塩谷  松本泰(→中島74分)

新井              東(→柏77分)
(→茶島77分)
   満田      加藤(→Dヴィエイラ24分)

       大橋(→マルコスJ74分)

SUB:田中雄
 対するいわきは大分戦から5人入れ替えて、GK:田中謙、DF:加瀬(→杉山57分)、生駒、大迫塁(→坂岸57分)、大森、MF:西川(→有馬79分)、鏑木(→山下67分)、山口、下田、FW:近藤、谷村、と言うメンバーでした。最初の決定機は広島で、前半3分に新井のクロスに加藤がヘッドで合わせましたがGKが横っ飛びで防ぎます。対するいわきも前半5分、左からの大迫塁のクロスに西川がヘッドで合わせましたが枠外で助かります。前半16分にはハイボールに競り合った佐々木と加藤の頭が激突。佐々木は立ち上がったものの加藤は脳震盪の疑いで担架で運び出されます。27分には近藤に危ないシュートを打たれましたがその後は広島が攻勢に出て、36分には大橋のパスを松本泰がシュートしましたがDFがブロック。37分には松本泰、荒木が決定的なシュートを放ち、45分の佐々木のシュートは枠外。47分には新井のクロスに東が合わせましたがこれもわずかに外れます。前半は両者ともにチャンスを作ったもののゴールは生まれず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がボールを支配して攻め続けます。しかしいわきも粘り強い守備でなかなか決定機を作らせてくれません。12分の中野のシュートは枠外。また13分には東のクロスからドウグラス・ヴィエイラが打ちましたがDFにブロックされます。そして後半16分、右からの満田のCKを逆サイドでフリーになった佐々木がヘッドで叩きつけて、ようやく広島が先制点を奪いました。
 これで勢いのついた広島は、後半20分には高い位置で奪った塩谷のラストパスで抜け出した大橋が冷静にゴールに沈めて2点目を奪います。更に22分には再びCKを佐々木が叩き込んで、リードを3点に広げました。
 この後は広島は選手を入れ替えつつ試合をクローズに行きます。いわきも選手を入れ替えながら一矢報いようとしますが、広島はハイプレスを続けて反撃を許しません。そして後半45分、佐々木の高い位置でのカットからマルコス・ジュニオールがクロスを蹴ると、これが相手DFに当たってコースが変わってゴール。その後いわきも必死の反撃を見せるもののしっかりと守って、雨の夜空に。
 試合後にスキッベ監督は「いわきは最初の15分、20分は勇敢にサッカーをしてきて、われわれも2回危ない場面がありました。それ以降に関しては自分たちが試合の主導権を握れたと思います」と語っていますが、序盤はお互いに持ち味を出してどちらに転ぶか分からない流れでした。またその後は広島がペースを握ったもののいわきの守備は堅く、なかなかこじ開けられない展開が続きました。相手としては何とか失点を抑えてカウンターかセットプレーで得点を奪う、と言うゲームプランだったかも知れませんが、途中まではそうなっても不思議ではない感じではありました。しかしその中でCKのキッカーを満田に変更し、ゴール前で佐々木がフリーになってゴールを決める、と言うパターンを2度も成功させたのは、これまで良い準備ができていたことを表していると言って良いでしょう。
 このところの過密日程の影響もあってリーグ戦は3試合勝てていなかったサンフレッチェですが、J2相手とは言えサンフレッチェらしいサッカーで勝利できたことは、チームにとって改めて自信を取り戻す結果を得た、と言って良いのでは。加藤の怪我は心配ではあるものの、荒木が戻ってきたことも含めて収穫の多い試合だった、と言えるのではないでしょうか。

ブログ速報  前半  後半
公式記録
広島公式サイト  いわき公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
福島民友新聞
<24.7.10> 中国新聞によると、6/9のFC東京戦で負傷して戦列を離れていた荒木が、約1ヶ月ぶりに復帰する見込みだとのことです。チームは昨日福島入りしてJヴィレッジで調整して、いわき対策を確認したとのこと。昨年は栃木に敗れて早期敗退してしまっただけに、今日は勝ち切って次につなげて欲しいと思います。
 今日の試合会場はハワイアンズスタジアムいわきで午後7時キックオフ。試合中継はスカパー!プレミアムサービスのch592で生放送が、またスカパー!サービスでは7/13(土)の深夜2時から録画放送が予定されています。また、スカパー!番組配信スカパー!SOCCERアプリSPOOXでも生配信が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&スカパー!を見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.7.10> サンフレッチェは昨日、岡山に期限付き移籍していた仙波大志選手がザスパ群馬に期限付き移籍する、と発表しました。
 サンフレッチェ広島ユース出身の仙波は流通経済大から2022年に広島入りし、いきなり開幕戦に先発してプロデビューしました。しかしその後はなかなか出場機会がつかめず7月に岡山へレンタル。昨年は途中からレギュラーを確保して38試合出場で2ゴールを挙げる活躍を見せて、レンタル3年目を迎えました。しかし今季の出場は11試合で、カップ戦要員と言う形になっていました。ここまで23試合で勝ち点12と最下位に沈んでいる群馬としては、J2残留のための救世主としての活躍を期待しているのではないでしょうか。
<24.7.9> 明日は「天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会」の3回戦。サンフレッチェはハワイアンズスタジアムいわきでいわきFCと対戦します。
 2012年に創設されたいわきFCは、2015年に「スポーツの産業化」をキーワードに打ち出している株式会社ドームが運営権を取得すると、「スポーツを通じて社会を豊かにする」という理念の下、「いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える」「人材育成と教育を中心に据える」と言うクラブビジョンを掲げて本格的な強化を始め、福島県リーグ3部東からスタートして毎年のようにカテゴリーを上げてきました。2019年には初挑戦となった東北1部リーグで全勝優勝を飾り、地域チャンピオンズリーグでも優勝してJFL昇格。2021年にはJFL優勝とJ3昇格を、2022年にはJ3優勝とJ2昇格を勝ち取りました。そしてJ2初挑戦となった昨シーズンは一時は降格圏を彷徨うなど低迷したものの18位で残留。特例適用でJ1ライセンスの交付を受けて臨んだ今季は一時は4位まで浮上したものの、このところ3連敗で8位に後退しています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-1 水戸  【水】安藤
2H △1-1 岡山  【い】谷村、【岡】田上
3H ○3-1 鹿児島 【い】谷村2、山下、【鹿】米澤
YLC1 ○2-0 FC大阪 【い】山口、近藤
4A ○6-0 熊本  【い】照山、2、近藤、谷村、山口、有馬
5A △1-1 甲府  【い】近藤、【甲】鳥海
6H △0-0 山形
7A ●0-1 秋田  【秋】河野
8H ○3-0 藤枝  【い】山口2、西川
9A △2-2 横浜FC 【い】大迫、照山、【横】伊藤、三田
10H ●2-3 清水  【い】西川、谷村、【清】ルーカス・ブラガ、乾、北川
YLC2 ●0-2 新潟  【新】長谷川、谷口
11A ○2-0 大分  【い】近藤、照山
12A ○1-0 栃木  【い】谷村
13H ○1-0 千葉  【い】有馬
14A △0-0 愛媛
15H ●1-2 山口  【い】谷村、【山】河野、山本
16A ○1-0 群馬  【い】山口
17H △1-1 徳島  【い】谷村、【徳】森
18H ●1-2 仙台  【い】谷村、【仙】高田、オナイウ
天2 ○2-0 秋田  【い】有馬、山口
20H △1-1 甲府  【い】有馬、【甲】ウタカ
21A ○3-0 山口  【い】谷村、有馬2
19A ●1-3 長崎  【い】大森、【長】笠柳、加藤、フアンマ
22H ●0-4 横浜FC 【横】ンドカ、小川、カプリーニ、村田
23H ●0-1 大分  【分】キム・ヒョンウ
 前節は9試合勝ちの無かった大分相手に主導権を握りながらもなかなか得点できず、後半45+2分に鮎川のアシストからキム・ヒョンウに決勝ゴールを奪われて勝ち点1を失っています。ハイライン・ハイプレスの戦術で戦ってきたものの、このところの暑さとタイトなスケジュールでなかなか結果が出せていないいわきFC。しかも移籍や怪我人でメンバー的にも苦しい様子ですが、ただリーグ戦から中3日で、しかもホーム連戦となることは有利に働くはず。自分たちのサッカーがどれだけ通用するか、全力を挙げてぶつかってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、6月の連戦の疲労蓄積を考えると、主力に無理はさせたくないところではあります。とは言え、負けたら終わりのトーナメント戦。前節から中4日、次節まで中3日あることを考えると、大きなメンバー変更はない、と予想します。
       大迫敬

  新井   中野  佐々木

    松本泰   東

茶島            満田

   大橋      加藤

     Dヴィエイラ

SUB:川浪、塩谷、志知、中島、小原、マルコスJ、ソティリウ
 夏本番を思わせるような暑さの中の連戦で身体的にも精神的にも厳しい戦いが続いていますが、ただ条件は相手チームも一緒。明日は似たような戦術のいわき相手に真正面から戦いを挑んで、勝利して広島に帰ってきて欲しいと思います。
<24.7.8> 昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第11節で、サンフレッチェ広島ユースは鳥栖U-18に0-1で敗れ、首位・大津高との勝ち点差は6に広がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、桝谷、児玉(→廣重66分)、MF:鵜飼(→野口73分)、橋本、小林、長沼(→宗田81分)、FW:井上愛、大上免(→梅田66分)。鳥栖の得点は前半アディショナルタイムで、相手10番の鈴木大馳に決められました。こちらのブログによると引いて守る鳥栖に対して広島がボールを回していたものの、なかなか崩せなかった模様です。第11節の全結果と順位表は次の通り。
【第11節】
帝京長岡高  1-1 名古屋U-18
岡山U-18   2-5 神戸U-18
鳥栖U-18   1-0 広島ユース
大津高    3-1 東福岡高
鹿児島城西高 1-2 静岡学園高
米子北高   2-4 神村学園高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 大津高     28    11    9   1   1   +29
2 広島ユース   22    11    7   1   3   +11
3 帝京長岡高   18    11    5   3   3    +7
4 名古屋U-18   17    10    5   2   3    +6
5 鳥栖U-18    16     9    5   1   3    +2
6 神村学園高   16    10    5   1   4    +1
7 神戸U-18    15     9    4   3   2    +5
8 東福岡高    13    10    3   4   3    -1
9 静岡学園高   10    11    3   1   7   -12
10 岡山U-18    10    11    3   1   7   -13
11 米子北高     9    10    3   0   7   -12
12 鹿児島城西高  2    11    0   2   9   -23

<24.7.7> 7/15(月・祝)に行われる「サンフレッチェ広島ファン感謝デー2024」の申し込み受付が始まっています。その中のアトラクションのお申し込みはサンフレッチェクラブ会員限定ですが、無料会員でも申し込み可能となっています。申し込み〆切は明日の23:59となっていますので、参加を希望される方はお忘れなく。なお、ファン感謝デーの詳細アトラクションの詳細はそれぞれサンフレッチェ広島公式ページをご覧下さい。
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