8/11〜8/17のSANFRECCE Diary


<24.8.16> 中国新聞によるとスキッベ監督は、名古屋とのアウェイゲームは2014年4月以来勝利がない(3分け5敗)ことを受けて、「同じクオリティーがあり、紙一重の戦い。長いトンネルから抜ける」と語っていたそうです。前回の対戦ではパトリック、森島、稲垣ら「元広島」の選手たちの活躍で敗れただけに、今日は何としてもそのお返しをしたいところ。誰が出場することになってもチーム一丸となって、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで、午後7時キックオフ。チケットはアウェイ指定席を含めてまだ残っているようですので、Jリーグチケットからご購入下さい。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.8.17> 昨日、ACL2の抽選会が行われました。これによるとサンフレッチェが属するのはグループEで、オーストラリアカップ覇者のシドニーFC、フィリピンリーグ王者のカヤFCイロイロ、香港FAカップ覇者の東方足球隊(香港)と戦うことになりました。グループステージの日程は、MD1が9/17-19、MD2が10/1-3、MD3が10/22-24、MD4が11/5-7、MD5が11/26-28、MD6が12/3-5で、詳細は後日発表されることになるとのことです。

ACL2公式サイト
<24.8.16> 明日はJ1リーグ第27節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 前回の広島との対戦以降調子を上げた名古屋は一時は5位まで順位を上げたものの、第17節以降の6試合を1分け5敗と急降下して現在12位となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
12A ○3-2 広島  【名】パトリック、稲垣、OG、【広】越道、中野
13H ●0-1 G大阪 【G】岸本
14H ○3-1 FC東京 【名】ユンカー3、【東F】荒木
15A ○2-0 鳥栖  【名】稲垣、倍井
YLC3 ○3-1 横浜FC 【名】永井、野上、吉田、【横F】小倉
16H △1-1 京都  【名】椎橋、【京】豊川
17A ●1-2 川崎F 【名】ハ・チャンレ、【川】家長2
YPO1 △1-1 柏   【名】山岸、【柏】高嶺
YPO2 ○1-0 柏   【名】中山
天2 ●0-1 JAPANサッカーカレッジ【J】上元
18H △1-1 湘南  【名】永井、【湘】小野瀬
19A ●0-1 東京V 【V】翁長
20H ●0-1 浦和  【浦】渡邊
21A ●1-2 C大阪 【名】久保、【C】レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス
22A ●0-1 町田  【町】下田
23H ○2-1 柏   【名】相馬、山岸、【柏】マテウス・サヴィオ
24A △3-3 神戸  【名】パトリック、稲垣2、【神】佐々木、山内、菊池
25A ●2-3 京都  【名】パトリック2、【京】ラファエル・エリアス、原、マルコ・トゥーリオ
26H ○1-0 東京V 【名】パトリック
 前節は前半7分、移籍加入したばかりの菊地のクロスをパトリックが決めて先制点を奪いました。そして後半5分にカウンターからゴールネットを揺らされたもののVARに救われ、その後もランゲラックの好セーブなどで11試合ぶりの無失点勝利で「鯱の大祭典」のスタジアムを沸かせています。明日も「鯱の大祭典」で満員が予想されることから、直近の3試合で4ゴールと絶好調のパトリックと出場停止明けの森島ら「元広島」組を中心に、久々の連勝を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によると前節途中交代だったドウグラス・ヴィエイラは「週末には間に合うと思う」(スキッベ監督)とのことですが、メンバー入りするとしても無理はさせられないと思われます。一方腰の違和感からハーフタイムで後退した塩谷は、昨日の練習ではフルメニューを消化したそうで、明日の出場は問題なさそうです。アルスランの先発があるか、など不確定要素はあるものの、C大阪戦と同じメンバーで戦うと予想します。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺

新井             東

   満田     松本泰

       加藤

SUB:川浪、イヨハ、越道、中島、アルスラン、井上、Dヴィエイラ
 リーグ戦4連勝で首位町田と4差に迫った広島ですが、鹿島、G大阪、神戸も勝ち点2差にひしめく大混戦になっています。この混戦を勝ち抜くためには、粘り強く戦って勝ち点を1つでも積み上げることが重要。明日もチーム全員で心を一つにして、勝って帰ってきて欲しいと思います。
<24.8.15> 日本サッカー協会は昨日、FIFA U-20女子ワールドカップコロンビア2024に参加するU-20日本女子代表のメンバーを発表し、サンフレッチェ広島レジーナから早間美空選手が選ばれました。今回選出されたのは次の20人。
【GK】大熊(神戸)、ウルフ(東京V)、岩崎(相模原)
【FP】天野(ハンマルビー)、土方、柏村、氏原(東京V)、
    松久保(ノースカロライナカレッジ)、林(サンタクララ大)、
    佐々木(仙台)、大山(早稲田)、米田、白垣(C大阪)、
    角田、岡村(浦和)、小山(ユールゴーデン)、早間(広島)、
    笹井(相模原)、松永(東京Vメニーナ)、板村(JFAアカデミー福島)
 このメンバーは8/21に集合してトレーニングを開始して、9/2からのU-20女子ワールドカップに臨みます。

JFA公式サイト
<24.8.14> 毎年恒例の「広島国際ユースサッカー」が8/8から8/11に行われ、サンフレッチェ広島ユースは1勝2敗で2位に終わりました。また、優勝は3連勝したU-17日本代表となりました。今回の結果は次の通り。
【第1日】
広島ユース     1-2 U-17日本代表
広島県高校選抜U-18 4-0 U-17ウズベキスタン代表

【第2日】
広島ユース     0-1 U-17ウズベキスタン代表
広島県高校選抜U-18 0-2 U-17日本代表

【第3日】
U-17日本代表    2-1 U-17ウズベキスタン代表
広島県高校選抜U-18 0-4 広島ユース
試合動画
<24.8.13> レジーナは先週土曜日になでしこリーグ1部のスペランツァ大阪との練習試合を45分×3本で行い、5-1で勝ちました。得点は1本目の37分と2本目の2分、17分に古賀、2本目の37分と3本目の5分に松本。失点は3本目の39分でした。
<24.8.12> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第26節で、サンフレッチェはアルスランの2ゴールでC大阪に競り勝ち、4連勝で順位を3位に上げました。
 川辺がいきなり先発した以外は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     塩谷  川辺(→アルスラン63分)
    (→DヴィエイラHT→井上73分)
新井             東
(→越道63分)
   満田     松本泰
   (→中島67分)
       加藤

SUB:川浪、イヨハ
 対するセレッソは前節と同じで、GK:キム・ジンヒョン、DF:登里(→ヴィトール・ブエノ82分)、舩木、鳥海、西尾(→阪田82分)、MF:田中、為田(→山﨑76分)、奥埜(→平野76分)、ルーカス・フェルナンデス、FW:レオ・セアラ、柴山(→北野66分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは両チームとも積極的に攻めあってチャンスを作り、6分にはハイプレスで奪って中野がミドルを放ちましたがGKがセーブ。セレッソもカウンターからルーカス・フェルナンデスのクロスにレオ・セアラがヘッドで合わせましたが枠外に外れます。その後は広島が支配し、12分には満田のクロスを新井がヘッドで狙いましたが枠外。15分には東のクロスを加藤がヘッドで叩きつけましたがDFにクリアされます。逆に16分にはセレッソの波状攻撃からルーカス・フェルナンデスに決定的なシュートを打たれましたが佐々木がぎりぎりでクリアします。飲水タイム後は再び広島が支配し、28分には左右のクロスから中野が決定機を迎えましたがDFに防がれ、34分の加藤のシュートも相手に当ります。前半はハイプレスで奪いに行く広島とパス回しで対抗するセレッソ、と言う形ながら両者に得点はなく、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半も立ち上がりは前半と同様の展開となり、4分にはカウンターから柴山に打たれたものの枠外。10分には満田のプレスで奪ったボールを加藤がシュートしましたが枠を捉えることができません。続いて16分には新井のクロスにドウグラス・ヴィエイラがヘッドを合わせましたが、わずかに左に外れます。スキッベ監督はここでアルスランと越道を投入。更に中島と井上も入れて、前線の運動量を上げて得点を奪いに行きます。そして後半32分、越道のパスを松本泰がスルーして井上がクロス。これをアルスランがコースを突いてゴールにねじ込み、広島が先制点を奪いました。
 負けるわけにはいかないセレッソは、36分には北野がドリブルからシュートを放ちましたがクリア。38分には再び北野がドリブルで仕掛けてクロスを蹴ったものの越道がブロックします。逆に後半39分、繊細なタッチで相手をかわして右に抜け出した井上がゴール前のアルスランへパス。アルスランは絶妙なフェイントで守備を崩してゴールに蹴り込み、点差を2点に広げました。
 その後はセレッソが最後の攻撃に出てきたものの大迫を中心に落ち着いて対応し、逆に加藤やアルスランが追加点を狙いに行きます。そして少々長めの8分間のアディショナルタイムがあったものの広島は落ち着いて時間を進めて、川辺の復帰戦を勝利で飾りました。
 試合後のスタッツを見ると広島のシュートは16本に対してC大阪は9本。枠内シュートは広島の4に対してC大阪は1で、ほぼ相手にチャンスを作らせなかった試合だった、と言えます。実際、C大阪の決定的なチャンスは前半16分のシーンぐらいで、その他はパスを回されてもぎりぎりで身体を張ってシュートは打たせませんでした。2週間ほどの中断があって身体的にはリフレッシュできていたとは言え、真夏の真っ最中の試合。広島はハイプレスに行った時間帯はあったものの、さすがに90分を通しては無理だったわけで、そんな中でも勝利できたのは堅守のおかげだったと言えるでしょう。
 両者ともに集中した守備で得点を許さない展開の中、試合を動かしたのは広島の交代選手たちでした。後半18分、疲れが見えてきた川辺と新井に代えてアルスランと越道を投入すると、22分にはイエローカードをもらっていた満田を中島に交代。この時スキッベ監督は、中島がボランチに、アルスランがシャドウに入るように指示しています。更に28分には筋肉の張りを訴えたドウグラス・ヴィエイラに代えてユースの井上を起用。やや緊急避難的な布陣でしたがこれが当ります。先制シーンでは越道がクサビのパスを入れると松本泰がスルーし、これを井上がトラップ。落ち着いてアルスランに渡すと、針の穴を通すような「ゴールへのパス」でネットに沈めました。続いて39分には大迫のパスを加藤が落とすと、これを井上が右足でボールを浮かして突破してクロス。これを受けたアルスランが、まるでストイコビッチのゴール(2000年1月1日の天皇杯決勝)を思わせるようなフェイントでGKとDFを無力化して追加点を奪いました。トルコリーグとセリエAでキャリアを積み、オーストラリアでは12ゴールを決めた彼が、その実力を存分に見せつけたシーンでした。
 川村と野津田を失い、絶対的なエースだった大橋も移籍したこの夏のサンフレッチェ。怪我人の続出も相まって、苦しい時期を経験してきました。しかしアルスランと川辺の補強に加えて、中島、井上、越道ら若手の成長によって「戦える布陣」ができてきました。今後は天皇杯4回戦とルヴァンカップの準々決勝を戦い、9月中旬からはACL2も始まりますが、それらのコンペティションと合わせてリーグ制覇も射程距離に入ってきたのは間違いありません。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評
サッカーダイジェストWeb
超Worldサッカー!
Football LAB
<24.8.7> 中国新聞によるとスキッベ監督は、川辺のコンディションに問題はないとして今日の先発起用を明言したとのこと。ボランチとしてアルスランか塩谷と組んで、3年ぶりの広島での、そして初めての新スタジアムでのプレーを見せてくれることになりそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後6時半キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
SANFRECCE Diaryトップページに戻る