8/4〜8/10のSANFRECCE Diary
<24.8.10>
明日はJ1リーグ第26節。サンフレッチェはホームでC大阪と対戦します。
第18節からの4試合を3勝1分けで一時は5位まで上がったC大阪でしたが、その後の4試合は3分け1敗と勝ちがなくやや足踏み状態となっています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
16H △1-1 広島 【C】西尾、【広】荒木
17A △1-1 京都 【C】レオ・セアラ、【京】松田
YPL1 ●1-3 町田 【C】クルークス、【町】下田、ナ・サンホ、エリキ
YPL2 △2-2 町田 【C】OG、【町】ナ・サンホ、昌子
天2 ○3-1 ジェイリース【C】渡邉、阪田、為田、【ジ】福元
18H ○2-1 浦和 【C】ルーカス・フェルナンデス、奥田、【浦】リンセン
19A △1-1 磐田 【C】レオ・セアラ、【磐】松原
20H ○1-0 鳥栖 【C】OG
21H ○2-1 名古屋 【C】レオ・セアラ、ルーカス・フェルナンデス、【名】久保
22A △1-1 東京V 【C】レオ・セアラ、【V】山見
天3 ●1-2 甲府 【C】渡邉、【甲】ウタカ、鳥海
23A △1-1 川崎F 【C】ブエノ、【川】マルシーニョ
24H ●1-2 新潟 【C】ルーカス・フェルナンデス、【新】松田、小野
25H △0-0 町田
前節は首位・町田と白熱の攻防を繰り広げたものの、両者ともに決め手を欠いてスコアレスドローに終わっています。ルヴァンカップも天皇杯も敗退が決定したC大阪にとってはリーグ戦が唯一のタイトルのチャンス。残り13試合で首位との勝ち点差12は追いつけるかどうかぎりぎりのところなだけに、明日は必勝を期して広島に来るのではないでしょうか。
対する広島は川辺が出場可能となったことから、少なくともメンバー入りは間違いないと思われます。ただチーム練習は数日しかしていないことを考えると、まずはベンチスタートであろうと予想します。
大迫
中野 荒木 佐々木
塩谷 アルスラン
新井 東
満田 松本泰
加藤
SUB:川浪、イヨハ、川辺、中島、越道、井上、Dヴィエイラ
前節の勝利で連勝を3に延ばしたサンフレッチェ。試合内容は盤石とは言えませんが、怪我人の続出やエースの移籍がありながらも粘り強く勝ち点を積み重ねてきています。明日も難しい試合になるのは間違いないところですが、チーム全員で力を合わせて、更に上位を追撃する勝ち点3をゲットして欲しいと思います。。
<24.8.9>
サンフレッチェは昨日、川辺駿選手の移籍加入会見を行いました。会見ではまず雨野強化本部長がリーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップ、ACL2があり総力戦が必須になっている状況で、川辺選手のこれまでの経験をチームに全て注ぎ込んでもらってタイトル獲得に向かいたい、と獲得の意図を説明しました。
続いて川辺選手は冒頭で「また広島にかえってこれたことがすごく嬉しい」と語り、チームに貢献したいという決意を述べました。海外での3年間では「日本では感じられないようなプレッシャーだったり、メンバー争い、活躍しないと次がないという環境のなかでプレー」してきたそうで、それによって成長できたとのこと。そのように「結果にこだわるなかでゴールが増えた」と言うことから、日本でも同様に結果にこだわり、ゴールやアシストに絡むと言う自分の良さを出して行きたい、述べました。そして背番号として66番を選んだことについては、「カズさんや拓夢へのリスペクト」とともに、「ずっとお手本にしている青山選手から少しでも学びたい」と言う気持ちからこの番号を選んだとのこと。将来的には「他の誰かではなくて自分がつけたいという思い」を込めて、66番でプレーするそうです。ベルギーでプレシーズンを送っていたことからコンディションは上々だとのことなので、早ければ今週末のC大阪戦から出場することになりそうです。
<24.8.9>
プレスリリースによると、小原基樹選手が先週金曜日に左足第5中足骨骨折で手術を受けた、と発表しました。全治3ヶ月と言うことで、復帰できたとしてもシーズンの終盤になりそうです。
<24.8.8>
昨日アウェイで行われたJ1リーグ第25節東京V戦は、雷雨により1時間半の中断を挟む試合となったものの佐々木のゴールで逃げ切り、順位を4位に上げました。
新加入のアルスランが先発。またワントップには加藤が入って、以下の布陣で戦いました。
大迫
中野 荒木 佐々木
塩谷 アルスラン(→Dヴィエイラ60分)
新井直 東
満田 松本泰
(→中島74分)
加藤
SUB:川浪、イヨハ、青山、越道、井上
対する東京Vは、GK:マテウス、DF:宮原、林、谷口、MF:松村(→松橋83分)、齋藤(→食野88分)、見木(→森田79分)、翁長(→新井悠83分)、FW:染野、木村、山見(→山田剛79分)、と言うメンバーでした。立ち上がりの競り合いを経て先にペースをつかんだのは広島。10分にはアルスランのドリブルからのパスを、松本泰がダイレクトでシュートしましたがGKのファインセーブに阻まれます。また18分には左のスペースに抜け出したアルスランがクロスを入れ、続くCKの流れから満田がクロスを入れましたがゴールラインを割ります。しかし前半20分に雷雲が近づいてきたと言うことで審判団は中断を宣告。これにより約1時間半の中断が入ることになりました。
再開後は両チームともに持ち味を出しつつチャンスを作ります。21分には山見のFKに合わせられましたが枠外。22分の新井直のミドルはGK正面を突き、24分の見木のミドルも大迫がキャッチします。その後も広島がパスを繋いで打開を伺うもののタイトな守備にてこずり、対する東京Vのシュートも落ち着いて防ぎます。前半の広島のシュートは5本だったのに対して東京Vは6本。お互いに守備重視の戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半に入ると広島が積極的に攻めに出ます。2分には加藤がDFを背負いながら打ちましたが枠外。4分には加藤が右から仕掛けますがGKにブロックされ、続いて新井のクロスに松本泰が飛び込みましたがわずかに合わず。5分には満田のパスを新井が打ちましたが枠外に外れます。その後は東京Vも押し返して、20分には齋藤、染野がチャンスを作ったものの凌ぎ、21分のCKからの松村のシュートも大迫が反応します。ドウグラス・ヴィエイラに続いて中島を投入するスキッベ監督。31分には中島の守備をきっかけに塩谷のシュートに繋げます。そして後半32分、中島のCKのこぼれを荒木が打ち、ブロックされたボールを佐々木がゴールネットの上に突き刺して、広島が先制点を奪いました。
その後は選手を次々と入れ替えながら反撃を試みる城福監督。東京Vは何とか崩そうとするものの、広島の守備陣は集中してはね返します。そして最後は相手陣内でのCKから時計を進めて、1点リードを保ったままで逃げ切りました。
中断期間中に大橋を失った一方でアルスランを獲得した広島は、新布陣でこの試合に臨みました。対する東京Vは今季の広島戦2試合で早い時間帯に失点して難しい展開になった反省から、堅い守備組織を構築してこの試合に臨みました。その結果お互いにジャブの打ち合いに終始する、と言う感じの「堅い試合」になり、試合を通してのスタッツによると、広島のボール保持率は56%でシュート数は11本。対する東京Vのシュートは16本だったことから見て、広島らしい戦い方はできなかった、と言って良いでしょう。
そんな苦しい展開の中で、勝負を決めたのはセットプレーでした。この日初めてCKを任された中島はGKの届かない位置に蹴り込み。その後の荒木と佐々木のシュートに繋げました。また佐々木はDFが滑ってくるのを見越して上を狙い、見事にシュートを決めました。この試合を勝ちに持ち込むことができたのは、中島と佐々木の戦術眼の高さ故、と言って良さそう。少なくとも広島陣内に何度も攻め込みながらも「決める」と言う点でクォリティを出せなかった東京Vに対して、広島のここぞというところでのプレーの質が、勝敗を分けることになったのではないかと思われます。
今節は町田が引き分け、神戸が敗れて広島は首位と勝点7差の4位に浮上しました。まだ新戦力がフィットしていない状態でもとにかく勝点3を確保したということは、重要な結果だったと言って良いと思います。今月はC大阪、名古屋、柏、FC東京と「中位」との対戦が続きますが、ここを勝って乗り越えることができるなら、リーグ戦の優勝争いに参戦できるのではないでしょうか。
ブログ速報
前半
後半
広島公式サイト
東京V公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
試合中断
試合再開
スキッベ監督と荒木
アルスラン
松村
サッカーダイジェストWeb
前代未聞のアクシデント続き
もどかしい東京V
Football LAB
<24.8.7>
中国新聞によると、ソティリウ、マルコス・ジュニオール、エゼキエウの3人が怪我のため欠場するそうで、1トップは加藤かドウグラス・ヴィエイラになるとのこと。加藤は「大橋君がいないから点が取れないと言われるのが一番悔しい。得点の意識はより一層高い」と気合いを入れているそうです。一方アルスランはボランチでの先発が濃厚。誰が出ることになったとしてもチーム全員で助け合って、勝利で後半戦をスタートして欲しいと思います。
今日の試合会場は味の素スタジアムで、午後7時キックオフ。試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<24.8.6>
明日はJ1リーグ第25節。サンフレッチェはアウェイで東京Vと対戦します。
序盤こそ勝ち切れなかった東京Vでしたが、城福監督が作ったチームらしくアグレッシブな攻守で粘り強く勝ち点を積み重ねて、現在のところ勝ち点34の9位と、上位を伺える位置に付けています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
18A ●1-4 広島 【V】木村、【広】加藤、ソティリウ2、ドウグラス・ヴィエイラ
19H ○1-0 名古屋 【V】翁長
20A ●0-3 磐田 【磐】OG、ペイショット、古川
21A ○2-1 横浜FM 【V】山見、OG、【横】宮市
22H △1-1 C大阪 【V】山見、【C】レオ・セアラ
天3 ●0-1 湘南 【湘】鈴木
23H ●0-1 町田 【町】OG
24A ○1-0 福岡 【V】山見
中断期間中にプレミアリーグのブライトンと対戦した東京Vは、新戦力として鹿島から松村を獲得。パリから戻ったばかりの山田楓はまだ合流していないものの、前回は不在だった宮原の出場は可能だとのことなので、これまで以上の力を発揮しそうです。いずれにせよ城福監督仕込みのアグレッシブなサッカーで、リーグ戦連勝を狙ってくるのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、トルガイ・アルスランのデビューは間違いないと思われます。一方、シュツットガルト戦を欠場した荒木、東の状態が気になるところですが、二人とも大きな問題はないと考えて、以下のように予想します。
大迫
中野 荒木 佐々木
塩谷 アルスラン
新井 東
満田 松本泰
加藤
SUB:川浪、イヨハ、志知、茶島、中島、マルコス・ジュニオール、ドウグラス・ヴィエイラ
シュツットガルト戦では「まだまだ全然フィットしていない」と言いながらも随所に「違い」を見せつけたアルスラン。明日は実力を存分に発揮して、チームを勝利に導いて欲しいと思います。
<24.8.6>
サンフレッチェは昨日、川辺駿選手と正式に契約を締結した、と発表しました。背番号は66で、早ければ8/11に行われるC大阪戦から出場可能になるとのことです。
2021年にスイスのグラスホッパー・クラブ・チューリッヒに移籍した川辺は、1年目はリーグ戦34試合に出場して7得点を挙げて、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズと契約。そのままグラスホッパーにレンタルの形で在籍して、33試合出場9得点の活躍をしました。そして昨年スタンダール・リエージュに完全移籍し、ここでも36試合に出場して7得点とチームの中心選手となっていました。もともと豊富な運動量と高い技術を生かした「ボックス・トゥ・ボックス」のプレーを得意としてた川辺でしたが、ヨーロッパでプレーすることによってゴールに向かう嗅覚とシュート力に磨きをかけた、と言う印象。3年間のヨーロッパでの経験により、大きく成長したに違いありません。
中国新聞によると川辺は一昨日からチーム練習に参加しているそうで、軽快な動きを見せていたとのこと。4つのコンペティションを戦う後半戦の広島にとって、重要な戦力になるのは間違いありません。
<24.8.4>
プレスリリースによると、サンフレッチェは8/17(土)の名古屋戦、9/14(土)の鹿島戦のアウェイ2試合で「パブリックビューイング&ビアガーデン」を開催します。会場はエディオンピースウイング広島で、キックオフ1時間前から試合終了後30分まで。入場券は大人1,000円、小学生以下無料で、「飲み放題+おつまみ付き入場券」は4,000円となります。また「人工芝シート」と「ベンチシート」をそれぞれ2,000円と3,000円(それぞれ小学生は半額)で限定販売します。チケットはサンフレチケットでの前売りのみで、当日券販売はありません。今朝の段階で名古屋戦のベンチシートは売り切れとなっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。
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