10/26〜11/1のSANFRECCE Diary


<25.11.1> ゲキサカの記事によると、昨日の前日練習にはGK2人とフィールドプレーヤー20人が参加したそうで、キム・ジュソンが不在だった一方でアルスラン、中島に加えてマルコス・ジュニオールも参加していたとのこと。スキッベ監督は公式会見で「まずはスタートで出場する11人の選手が自分たちのチームカラーのように、誇りをもってプレーできるか、そこが重要だと思っています」と語っているものの、誰が先発するにせよベンチメンバーも含めたチーム全員の力で、タイトルを勝ち取って欲しいと思います。
 今日の試合会場は国立競技場で、午後1時5分キックオフ。フジテレビ系列とフジテレビNEXT、FODで生中継が予定されています。今日は現地観戦の予定なのでブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&テレビや配信を見れない方は、モバイルサイトなどの速報をご覧下さい。

ゲキサカ  公式会見(古賀、佐々木)  広島の前日練習  トルガイ・アルスラン  山﨑大地  木下康介  大迫敬介  リカルド・ロドリゲス監督  山之内佑成  犬飼智也
<25.10.31> 明日はYBCルヴァンカップの決勝戦。サンフレッチェは柏レイソルと対戦します。
 第27節からのリーグ戦9試合を5勝4分けと好調の柏は、首位・鹿島と勝ち点差1に迫っています。一方、川崎Fとの対戦となったルヴァンカップ準決勝は、1st legを1-3で落とし、2nd legも開始早々に先制点を奪われてしまいました。しかし相手に退場者が出たこともあって着々と加点し、後半アディショナルタイムの細谷の劇的ゴールで2試合合計スコアをひっくり返して、4回目の決勝進出を勝ち取っています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
31H △0-0 広島
32A △4-4 川崎F 【柏】垣田、ジエゴ、中川、三丸、【川】ロマニッチ2、伊藤、脇坂
33H ○1-0 横浜FM 【柏】小泉
YSF1 ●1-3 川﨑F 【柏】小泉、【川】山本、ファンウェルメスケルケン、伊藤
YSF2 ○4-1 川崎F 【柏】垣田、仲間、細谷2
34A ○5-0 G大阪 【柏】小泉、中川、ジエゴ2、細谷
35H ○2-0 横浜FC 【柏】山田、仲間
 前節は残留争いの渦中にある横浜FCの勢いに押される場面もあったものの、後半から投入された山田、仲間のゴールで押し切っています。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーが浸透し、リーグ戦、カップ戦の二冠に向けて勢いに乗る柏。明日は2013年以来12年ぶり3回目の戴冠を狙います。
 対するサンフレッチェですが、約3ヶ月ぶりに試合間隔が1週間空いたことで、リカバリーはできているのではないかと思われます。横浜FM戦を欠場したアルスランや中島、怪我で途中退場したキム・ジュソンの状態などは気になるところですが、タイトルを賭けた戦いと言うことで、多少の無理を押してでもメンバー入りする可能性もありそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

   塩谷  荒木  佐々木

     川辺 田中聡

中野             東

  アルスラン    中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、キム、新井、中島、加藤、前田、ジェルマン、木下
 3年前の決勝戦ではC大阪の加藤陸次樹に先制ゴールを奪われたものの、後半アディショナルタイムのピエロス・ソティリウの2ゴールで逆転勝利しています。今季は柏と2試合戦っていずれも引き分けに終わったことからも分かるように、明日も接戦になるのは間違いないところ。最後の最後まで諦めずに戦って、最後はメインスタンドでカップを掲げて欲しいと思います。
<25.10.30> 来週末から「皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会」が始まりますが、その組み合わせと日程が発表されています。それによると広島から出場するのは、サンフレッチェ広島レジーナと中国第3代表のディアヴォロッソ広島。ディアヴォロッソは1回戦からの出場で、11/8(土)の10:30から関東第6代表のFCふじざくら山梨と対戦します。またWEリーグ勢は2回戦からの登場で、レジーナは11/15(土)の11時からニンジニアスタジアムで、VONDS市原FCレディースと北海道リラ・コンサドーレの勝者と対戦します。そして勝った場合は、日テレ・東京ヴェルディベレーザとニッパツ横浜FCシーガルス×MIGOCARISA鹿児島の勝者と3回戦を戦います。今シーズンの皇后杯決勝は国立競技場での元日決戦。レジーナには初の決勝進出を目指して、チーム一丸となって勝ち抜いて欲しいと思います。

JFA公式サイト
<25.10.29> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯準々決勝の神戸×広島の5F席を追加開放する、と発表しました。この試合は11/16の午後3時5分キックオフでパナソニックスタジアム吹田で開催されますが、メインスタンドとバックスタンドは3Fまで、ゴール裏は4Fまでの開放が予定されていました。チケットJFAによると前売り券はまだ全席種残っていますが、ブロックによっては残り少ないところも出ていますので、観戦予定の方はお早めにご購入下さい。
<25.10.28> 日曜日に行われた「第31回Jリーグユース選手権」の2ndラウンドで、サンフレッチェ広島ユースは熊本と2-2で引き分け、準々決勝進出を決めました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:森井、林、長沼、太田、MF:児玉(→小柳90+4分)、梅田(→浅沼61分)、原(→宮内90分)、河上、FW:宗田(→佐藤90+4分)、信重(→田中61分)。広島の得点は前半10分に原、後半34分に宗田。対する熊本は、前半43分に元松、後半9分に麻生でした。

Jリーグ公式サイト
<25.10.27> 一昨日行われたWEリーグクラシエカップグループステージ第1節で、サンフレッチェ広島レジーナはINAC神戸レオネッサを3-1で下して、3連覇に向けて幸先良いスタートを切りました。レジーナは千葉戦から2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       藤田

島袋   嶋田  市瀬   藤生
(→塩田62分)
    小川    柳瀬
    (→李62分)
       伊藤め(→古賀HT)

渡邊            中嶋

      上野(→早間66分)

SUB:石田、松本
 対する神戸は新潟戦から先発3人を入れ替えて、GK:戸梶、DF:水野、井手、三宅、金月、MF:高瀬(→太田HT)、大熊環(→松原88分)、成宮、FW:愛川(→桑原77分)、窪田(→道上77分)、吉田、と言うメンバーでした。レジーナは1分に中嶋がファーストシュートを放つと、7分には中嶋のクロスを小川がシュートしましたが枠外。9分にも伊藤めがシュートするなど序盤から積極的に攻め込みます。そして前半10分、カウンターからドリブルで持ち上がった中嶋がペナルティエリア内から左足でのシュートを決めて、先制点を奪いました。その後もハイプレスで主導権を渡さず前半を1-0で折り返すと、後半2分に相手ゴール前で上野のパスを受けた古賀が右足を振り抜いてゴールネットを揺らします。続いて後半17分には中嶋のクロスを古賀がヘッドで決めて3点目。その後の神戸の反撃を、後半アディショナルタイムに井手のミドルシュートによる1点に抑えて勝利しました。

サンフレッチェ広島公式サイト
INAC神戸レオネッサ公式サイト
WEリーグ公式サイト
<25.10.26> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第35節は、今季初の3失点で敗れ、リーグ優勝が絶望的になりました。
 前節FC東京戦から先発3人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  佐々木  山﨑   キム

     川辺  塩谷(→東58分)

越道             菅(→中村HT)
(→中野HT)
  ジェルマン   加藤陸(→木下58分)
  (→田中聡HT)
     ジャーメイン(→荒木78分)

SUB:チョン、新井、前田
 対する横浜FMは、GK:泊、DF:加藤蓮、キニョーネス、角田、鈴木(→山根90+3分)、MF:喜田、クルード、植中、FW:クルークス(→天野78分)、谷村(→ディビッド90+6分)、井上(→アラウージョ70分)、と言うメンバーでした。最初のチャンスは広島で、6分にCKにジェルマンが合わせましたが枠外に外れます。対する横浜FMはなかなか攻めの形を作れなかったものの前半12分、大迫のパスをカットした喜田からのボールを収めた植中にシュートを決められ、先制点を許してしまいました。
 反撃したい広島は、ボールを回して横浜の守備を崩そうとします。そして26分には越道のクロスのこぼれを塩谷が打ちましたが枠外。45分には菅が右足で狙いましたが相手に当って枠外に外れます。しかし引いて守る相手に対して有効な崩しは見られず、横浜の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半から3人入れ替えた広島ですが、しかし有効な攻撃を構築できずに行ったり来たりの展開となります。その中で横浜は6分にFKに角田が合わせ、11分には右からのクロスから鈴木がシュートするなど時折チャンスを作られます。広島は後半14分に、中野のクロスに中村がダイレクトで合わせましたがGK正面を突く、と言う形で初めての決定機を作ります。続いて後半18分にはロングスローにキム・ジュソンがヘッドで合わせましたが枠外に外れ、21分には東のクロスを中村が決めましたがVARにより取り消されます。続いて28分には東のFKに中野がヘッドも惜しくも枠を外れます。後半30分には荒木をFWに入れて木下とのツートップにしますがなかなか効果的な攻撃を作れません。逆に38分に天野を田中聡が引っかけてPKを取られてしまい、天野のキックに大迫が反応したものの指先をかすめてゴールネットを揺らされます。更に後半アディショナルタイムには天野のCKをキニョーネスに叩き込まれ、最後はキム・ジュソンが担架で運び出されて10人となって反撃もできず、試合終了のホイッスルとなりました。
 今季最多の3失点。しかもシュート数は6本に終わり、ゴール期待値も0.42と今季最低の内容と結果となりましたが、しかしこの結果は止むを得なかった、と言わざるをえないように思います。9/23から始まった中2-4日の連戦は7試合目。しかもその前には8/6から9/16の6週間で11試合を消化していて、9/16のメルボルン・シティ戦から9/23の柏戦まで1週間空いたとは言えオーストラリアからの移動を伴っています。どのチームもシーズン終盤は疲労が溜まり、怪我人も増えてくるものですが、サンフレッチェはこの3ヶ月に気の抜けない試合を20試合も戦って、心身ともに極限状態まで来ていたのだと思います。加えて連戦が続けば戦術を磨くための練習時間も取れないわけで、このような結果になったのは必然、と言って良いと思います。筋肉系の怪我で離脱していた中村と東が後半からプレーして(オフサイドにはなったものの)質の高い「ゴール」を決めたのはポジティブな要素ではありますが、しかしジェルマンが脳震盪の疑いでハーフタイムで交代し、キム・ジュソンも足を痛めて退場するなどチームとしての「傷」はより深まって、単なる1敗以上のダメージを受けた、と言わざるをえないかも知れません。
 今週は久々に1週間空いて次に備えることができますが、試合はこれまでで最も重要だとも言えるYBCルヴァンカップの決勝です。この試合でベンチにも入らなかったアルスランと中島が復帰できるかどうか。また他の選手が怪我や蓄積した疲労から復帰できるかどうか。戦術も含め、チームとしてのリカバリーがどれだけできるかが、勝敗を分けることになりそうです。

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Sportsnavi  Summary
ゲキサカ  戦評  "奇策"荒木にFW起用  喜田の統率術  一発で仕留めた植中
Soccer King
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