11/30〜12/6のSANFRECCE Diary
<25.12.6>
モバイルサイトによるとスキッベ監督は「どんな相手でも、自分たちらしさを見せたい。速いサッカー、前から行くサッカー、アグレッシブさ。サンフレッチェらしさを、最後の最後まで見せていきたい」と語っています。コロナ禍、新スタジアムの開場、2度のタイトル獲得などサンフレッチェにとっての大きなターニングポイントとなったこの4年間のベースとなったのは、スキッベ監督が作り上げてきたアグレッシブなサッカーだったのは間違いないところ。今日もいつも通りに選手全員が積極的に戦って、リーグ最終戦を勝利で飾って欲しいと思います。
今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券はありません。試合中継はNHK広島とDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.12.5>
明日はJ1リーグ最終節。サンフレッチェはホームで湘南ベルマーレと対戦します。
第17節以降5ヶ月間勝ちがなく、第27節以降は7連敗するなど泥沼から抜け出せなかった湘南は、第35節の福岡戦の敗戦で9シーズンぶりのJ2降格が決まってしまいました。しかしそれでプレッシャーから解放されたかその後は2連勝で、18位横浜FCと勝ち点で並んでいます。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
YQF2 ●1-4 広島 【湘】鈴木章、【広】加藤、ジャーメイン、ジェルマン、中野
29A ●0-3 鹿島 【鹿】チャヴリッチ、濃野、レオ・セアラ
30A ●1-3 名古屋 【湘】鈴木章、【名】稲垣、永井、山岸
31H ●1-2 川崎F 【湘】舘、【川】脇坂、伊藤
32A ●0-1 横浜FC 【横】細井
33H ●0-1 東京V 【V】染野
34H △1-1 京都 【湘】鈴木章、【京】須貝
35A ●0-1 福岡 【福】見木
36H ○5-2 新潟 【湘】鈴木章2、平岡、小野瀬、奥野、【新】長谷川、マテウス・モラエス
37H ○1-0 清水 【湘】小野瀬
ホーム最終戦となった前節は、前半終了間際に小野瀬が先制ゴールを奪い、後半40分に松本大弥が一発退場で数的不利になったものの、1点差を守り切って開幕以来の連勝を飾っています。悔しいことの多かった今季を明るく締めるために、そして一つでも上の順位でフィニッシュするために、明日は思い切ったサッカーで勝利を目指してくるのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、川崎F戦を素晴らしい内容で勝利したことを考えると、同じメンバーで戦う可能性が高い、と思われます。と言うことで、メンバー予想は次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
田中聡 アルスラン
中野 越道
中村 川辺
ジャーメイン
SUB:田中雄、山﨑、新井、菅、茶島、前田、ジェルマン、加藤、木下
これまでの3年間は常に3位以上だったスキッベ広島としては、今年も3位でフィニッシュしたいところ。明日もいつものようにアグレッシブなサッカーで勝利して、良い形でスキッベ監督の4年間を締めくくって欲しいと思います。
<25.12.5>
サンフレッチェは昨日、ヴァレール・ジェルマン選手が契約満了により退団する、と発表しました。
フランス・マルセイユ出身のジェルマンは、ASモナコの下部組織から2011年にトップデビューし、2017年にはオリンピック・マルセイユに完全移籍。リーグ・アンでプレーした2023年までの10年間に61ゴールを挙げるなど、フランスのトップクラスの選手として活躍していました。そしてオーストラリアでの2年間のプレーを経て今年の2月にサンフレッチェに完全移籍。リーグ戦23試合で2得点、ルヴァンカップでは7試合で2得点を挙げていました。オフ・ザ・ボールの動きや高いシュート技術などさすがと唸らせるものはありましたが、しかし年齢的な衰えは否めなかったジェルマン。いざと言う時の切り札として、また精神的支柱として今後も活躍する余地はあると思いますが、年俸との関係も考えて契約満了となったのではないでしょうか。
サンフレッチェ広島公式サイト
<25.12.4>
日本サッカー協会は昨日、エジプトに遠征するU-16日本代表のメンバーを発表し、サンフレッチェ広島ユースから枝川と森井が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】髙橋(大成高)、枝川(広島ユース)
【DF】森井(広島ユース)、石村、相馬、橋本(FC東京U-18)、
中辻(C大阪U-18)、熊田(大宮U18)、川井(金沢U-18)
【MF】舘美(修徳高)、恒吉(名古屋U-18)、内田(流通経大柏高)、
エゼモクェ、永添(C大阪U-18)、藤本、深江(G大阪ユース)、
小田、木村(川崎FU-18)、庵原(富士市高)、梶山(FC東京U-18)
【FW】齋藤(横浜FCユース)、安西(岡山U-18)、秋鷹(日章学園高)
このメンバーは12/10からトレーニングを開始して、U-16エジプト代表との親善試合を2試合戦います。
<25.12.4>
サンフレッチェは昨日、日体大SMG横浜からレジーナに朝倉加奈子選手が加入する、と発表しました。
鳥取県出身の朝倉は、中学生の時から地元を離れて岡山湯郷Belle U15からC大阪レディースの下部組織の大阪学芸高に所属。日体大ではなでしこリーグ1部の日体大SMG横浜でプレーし、今年はマイナビ仙台レディースの特別指定選手としてWEリーグ1試合に出場していました。
<25.12.3>
週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第20節で、サンフレッチェ広島ユースは大津高を1-0で下し、4位以上が確定しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:児玉(→小泉79分)、林、長沼、MF:森井、野口、小林、太田、原、FW:宗田、土井川(→信重88分)。得点は後半7分で、小林からのパスを受けた宗田が右足で決めました。第20節の全結果と順位表は次の通り。
【第20節】
神村学園高 3-2 鳥栖U-18
岡山U-18 1-2 福岡U-18
広島ユース 1-0 大津高
東福岡高 2-2 G大阪ユース
静岡学園高 1-2 帝京長岡高
神戸U-18 6-1 名古屋U-18
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18 44 20 14 1 5 +21
2 鳥栖U-18 41 20 13 2 5 +18
3 広島ユース 39 20 12 3 5 +10
4 G大阪ユース 33 20 10 3 7 +14
6 神村学園高 32 20 10 2 8 +12
6 名古屋U-18 29 20 9 2 9 -5
7 大津高 28 20 9 1 10 +2
8 帝京長岡高 26 20 8 2 10 -12
9 福岡U-18 22 20 7 1 12 -8
10 静岡学園高 18 20 4 6 10 -13
11 岡山U-18 17 20 5 2 13 -17
12 東福岡高 16 20 3 7 10 -22
4月から戦ってきた高円宮杯プレミアリーグも残り2節。次節は神戸U-18と鳥栖U-18の直接対決があることから、広島ユースとしてはまずはG大阪ユースとの対戦に勝たなければなりません。
<25.12.2>
一昨日行われたWEリーグクラシエカップグループステージ第2節で、サンフレッチェ広島レジーナは逆転でちふれASエルフェン埼玉を下し、2連勝となりました。
レジーナは寺村と伊藤璃莉を先発起用して、たぶん次のような布陣で戦いました。
石田
島袋 市瀬 寺村 藤生
(→小川77分)
渡邊 柳瀬
伊藤め(→古賀64分)
李 伊藤璃(→松本72分)
(→塩田64分)
上野(→早間77分)
SUB:藤田、中村
対する埼玉は、GK:浅野、DF:佐久間、柘植、オオタカ、長江(→森中79分)、MF:瀬戸口、園田(→荒川87分)、木村(→生田HT)、田中(→瀬野57分)、栃谷(→髙橋HT)、FW:木許、と言うメンバーでした。前半11分にバックパスを奪われ、田中のシュートを石田がいったんは弾いたものの押し込まれて先制点を奪われました。それに対して広島は前半40分、CKのこぼれを拾った寺村が決めて同点に追いつくと、後半2分に島袋のクロスを上野がボレーで決めて勝ち越します。その後は古賀や小川が決定機を迎えましたがゴールは奪えず、1点差を守ったままで勝利しました。グループAのもう一つの試合は前節首位に立っていた大宮がPK戦で敗れ、広島が首位に立ちました。
サンフレッチェ広島公式サイト
ちふれASエルフェン埼玉公式サイト
WEリーグ公式サイト
<25.12.1>
昨日アウェイで行われたJ1リーグ第37節川崎F戦は逆転で勝利して、順位を4位に上げました。
成都蓉城戦に続いてアルスランをボランチで起用。また川辺をシャドウ、越道を左WBで起用して、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木翔
田中聡 アルスラン(→木下77分)
中野 越道(→加藤61分)
中村 川辺
ジャーメイン
SUB:田中雄、山﨑、新井、菅、茶島、前田、ジェルマン
対する川崎Fは、GK:山口(→チョン・ソンリョン81分)、DF:ファンウェルメスケルケン(→野田81分)、ジェジエウ、車屋、佐々木旭(→ウレモヴィッチ61分)、MF:河原、脇坂、山本、FW:伊藤(→家長HT)、マルシーニョ(→大関72分)、エリソン、と言うメンバーでした。最初のチャンスは川崎Fで、4分にFKのこぼれをジェジエウがシュートしましたが枠外に外れます。そして前半12分、右から仕掛けた伊藤が佐々木翔の足に当ってこぼれたボールをシュート。これが逆サイドのゴールに決まって、先制点を許してしまいました。対する広島は16分、相手ゴール前での競り合いでこぼれたボールをジャーメインが蹴り込みましたが、VARチェックによりその前のシーンでのアルスランのオフサイドを取られてゴール取り消しとなってしまいました。
その後はお互いに持ち味を出しながらチャンスを作ろうとします。30分には広島ゴール前で伊藤が越道の足首を踏みつけ、オンフィールドレビューの結果イエローのジャッジとなり、スキッベ監督は頭を抱えて倒れ込みます。36分には越道のクロスに中野がヘッドで合わせましたが枠外。39分にはアルスランがペナルティエリア内からシュートしましたがDFにブロックされ、続くCKに荒木が合わせましたがGKにキャッチされます。42分には川辺が左から仕掛けてクロスを入れましががぎりぎりでクリア。その後も広島が攻め込みましたが川崎Fの守備陣が身体を張って守り、45+1分には塩谷のミドルを川辺がコースを変えましたが惜しくも枠外に外れます。そして前半45+4分、中野のクロスに逆サイドから飛び込んだ川辺がヘッドで押し込んで、同点で前半を終了しました。
後半最初のシュートは広島で、後半8分にジャーメインがジェジエウをかわしてシュートしましたが枠外に外れます。そして後半11分、川辺のスルーパスをDFとかけ引きしつつ抜け出した中村が左足でシュートを決めて、広島が勝ち越し点を奪いました。
これで勢いのついた広島は、13分に越道が仕掛けてシュートを放ちましたが山口が横っ飛びでキャッチ。14分には佐々木翔のクロスに中村が右足で合わせましたが惜しくも枠外に外れます。また18分には中野のロングスローを荒木がボレーで打ちましたがDFがブロック。こぼれ球を中野が打ちましたがGKが弾き、続く中野のシュートも枠を捉えることができません。20分にはペナルティエリア内で塩谷のパスを受けたジャーメインが倒されましたがノーファウルのジャッジとなります。川崎Fは後半22分にマルシーニョのパスをエリソンが打ちましたが枠外に外れます。32分にはアルスランのパスを受けた田中聡が反転シュートを放ちましたがポストをかすめて枠外。33分にはエリソンがシュートしましたが大迫が反応します。34分には中野のロングスローのこぼれを佐々木翔がシュートしましたがGKが弾き、その後も波状攻撃から川辺、中村がシュートを放ちます。38分にはエリソンがシュートしましたが中野がブロック。その直後には川崎Fが攻め込んできましたがタイトな守備でシュートは打たせません。後半42分にはCKの流れから荒木がシュートしましたが中野に当たってしまいます。後半アディショナルタイムには左からカットインした中村がペナルティエリア内からシュートしましたが枠外に外れ、逆に家長のシュートは大迫がキャッチして、広島が1点差を保ったまま試合終了のホイッスルとなりました。
試合後のスタッツによると、川崎Fのシュートが7本だったのに対して広島は22本。ゴール期待値も川崎Fの0.77に対して広島は2.14と、得点差以上に広島が内容的に上回った試合となりました。試合後にスキッベ監督は「この4年間で目指してきたものが、すべて良い形で出たゲームだと思っています。前からプレスに行ってボールを奪う、そして早くボールを動かす、相手のボックス内にできるだけ早く入る。そのすべてができたと思っています」と語っていますがまさにその通り。一瞬の隙を突かれて先制点を奪われたものの、それ以外の時間帯はハイプレスと裏を狙った攻撃を徹底して、きっちりと逆転して勝利しました。今季は過密日程と怪我人の続出で苦しい時期もありましたが、シーズン終盤にこれまで積み上げてきたものを披露することができた、素晴らしい試合だったと言えるでしょう。
この試合の結果順位を1つ上げて4位となりました。3位・京都との勝ち点差はなく得失点差も3差なので、最終節で大勝すれば「自力」で順位を逆転できる可能性が出てきました。来年の「半年リーグ」で鹿島か柏が優勝した場合は今年のJ1リーグ3位にACLEの出場権が巡ってくることを考えると、湘南戦は何としても勝利して欲しい、と思います。
広島公式サイト
川崎F公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
Sportsnavi
Summary
ゲキサカ
戦評
Soccer King
Football LAB
<25.11.30>
モバイルサイトによると成都への遠征に参加していなかった川辺選手は昨日の練習に参加していたそうで、体調も良くなってきている様子。出場停止だった佐々木も問題ないとのことで、スキッベ監督は「ACLEの時よりは充実したメンバー構成で臨める」と語っています。川崎Fは伊藤が最近11試合で9得点と絶好調ですが、リーグ最少失点を誇る守備力で抑え込んで、久々の川崎F戦でのアウェイ勝利をゲットしてきて欲しい、と思います。
今日の試合会場はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで午後2時キックオフ。試合中継はNHK広島放送局とDAZNで予定されています。今日は都合でブログでの速報はできないので、スタジアムに行けない&放送や配信を見れない方は、モバイルサイトの速報などをご覧下さい。
<25.11.30>
サンフレッチェは昨日、マルコス・ジュニオール選手との今シーズン限りでの契約満了を発表しました。
2019年にブラジルから横浜FM入りしたマルコス・ジュニオールは、リーグ戦で15得点を挙げる活躍でリーグ優勝に貢献し、得点王とベストイレブンを獲得しました。そしてその翌年も28試合に出場して11得点を挙げる活躍を見せましたがその後は怪我の影響もあって出場機会が減少して、2022年はリーグ戦23試合に出場するも無得点に終わり、2023年の8月に広島に完全移籍加入しました。そして途中出場した第24節川崎F戦では左サイドから個人技で持ち込んで勝ち越しゴールを決めると、後半アディショナルタイムには満田の決勝ゴールを導くパスで勝利に貢献しました。しかしその後は相次ぐ怪我に悩まされて、2024年のリーグ戦出場はわずか12試合で2得点(ルヴァン杯は1試合1得点、天皇杯は1試合2得点)に終わり、今季も出ては怪我をする、の繰り返しでリーグ戦は4試合の出場にとどまっていました。ゴールを奪う感覚やゲームメイクの能力、そしてFWからボランチまでこなす戦術眼などサッカー選手としての能力は間違いなく高かったマルコス・ジュニオールでしたが、しかしあまりの怪我の多さはクラブとしての許容範囲を超えていたのかも知れません。ここで退団となってしまうのは残念で仕方がないのですが、止むを得ないことだと受け入れるしかありません。
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