2/16〜2/22のSANFRECCE Diary


<25.2.22> 明日はJ1リーグ第2節。サンフレッチェはホーム開幕戦を横浜F・マリノスと戦います。
 昨年はACLの決勝まで進みながら優勝を逃し、シーズン途中での監督解任などもあって4年ぶりに9位に終わった横浜FM。かつての優勝メンバーだった水沼、エドゥアルド、小池龍、畠中らがチームを離れ、新監督としてホランド氏を迎えました。そして今季の初戦となったACLE MD7の上海申花戦はアンデルソン・ロペスのゴールで勝ってラウンド16進出を決めると、先発の半数を入れ替えて臨んだMD8の上海海港戦でも勝利して、グループステージ首位でのノックアウトラウンド進出を決めています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
ACL7 ○1-0 上海申花 【FM】ヤン・マテウス
1H △1-1 新潟   【FM】アンデルソン・ロペス、【新】太田
ACL8 ○2-0 上海海港 【FM】植中、天野
 上海申花戦から先発1人の交代で臨んだ前節・新潟戦は、立ち上がりから新潟のハイプレスに主導権を握られ先制点を許しました。しかし後半途中の3枚替えをきっかけに流れを変えると、PKをアンデルソン・ロペスが決めて同点に追いつき、その後も攻め続けながら勝ち点1を確保しています。明日は中国からの帰国後すぐに広島に乗り込んでくる過密日程の中での試合ですが、キニョーネス、遠野、ウォルシュ、鈴木冬一ら新戦力が持ち味を見せていることを考えると、分厚い選手層を生かしてリーグ戦初勝利を目指してくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、スーパーカップから5試合目と言うことで選手の疲労が気になるものの、ホーム連戦、しかもナムディン戦で塩谷とアルスランを休ませることができたことを考えると、現状のベストメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺 田中聡

中野              東

   加藤    アルスラン

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、松本、新井、井上潮、菅、越道、満田、中村
 今季もスキッベ監督はターンオーバーはせず先発を変えずに戦ってきていますが、4連勝と結果を残せているのは途中交代の選手の活躍があるからこそ。明日も終盤まで目を離せない試合になると思われますが、控えメンバーも含めた全員の力で、勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
<25.2.21> 昨日行われたACL2のラウンド16で、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)がムアントン・ユナイテッド(タイ)に4-0で勝利。2試合合計7-2で勝ち抜きを決め、準々決勝でサンフレッチェ広島と対戦することになりました。1st legは3/5(水)でホーム、2nd legは3/12(水)でアウェイで行われます。
<25.2.21> 昨日AFC U20アジアカップのグループステージ第3戦が行われ、U-20日本代表は終了間際に同点ゴールを許したものの韓国と引き分けて、準々決勝進出を決めました。ゲキサカによよるとこの試合のU-20日本代表のメンバーは、GK:荒木、DF:梅木、市原、喜多、髙橋、MF:中川、小倉(→布施85分)、大関(→中島77分)、石井(→井上68分)、佐藤、FW:神田(→道脇77分)。日本の先制点は前半28分で、石井の左からのクロスはGKに弾かれたものの、詰めていた神田が押し込みました。日本は前半38分にも髙橋の折り返しに飛び込んだ石井にわずかに合わず、逆に韓国にも2度ほど決定機を作られましたがGKが防いで、1-0でハーフタイムを迎えました。後半も一進一退の攻防が続く中、日本は井上、中島らを入れて逃げ切りを図りましたが、後半アディショナルタイムにミドルレンジから同点ゴールを決められそのまま勝ち点1を分け合いました。この試合の結果グループステージを1勝2分けで終えた日本は、2位で準々決勝進出。2/23(日)にU-20ワールドカップ出場を賭けてイランと戦います。
 なお途中出場となった井上愛廉はポストプレーやクロスへの飛び込みで見せ場を作り、決定的なシュートも放ちましたが得点は奪えず。また中島は中央に位置して守備と攻撃で存在感を見せていました。サッカーダイジェストWebでは「韓国戦で光った中島洋太朗のゲームメイクは希望」とも書かれているだけに、イラン戦での船越監督の起用が注目されます。
<25.2.20> 昨日ホームで行われたACL2のラウンド16 2nd legで、サンフレッチェは4-0でナムディンに勝ち、準々決勝進出を決めました。
 サンフレッチェは町田戦から先発4人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   山﨑  佐々木(→松本79分)
       (→荒木HT)
     川辺 田中聡(→井上潮74分)

新井              菅

   中村      加藤(→小原67分)

     ジャーメイン(→越道67分)

SUB:田中雄、チョン、塩谷、東、茶島、アルスラン、満田
 対するナムディンFCは1st legから2人入れ替えて、GK:チャン・リエム・ディエウ、DF:ルーカス、グエン・フォン・ホン・ドゥイ(→グエン・ヴァン・ヴィ63分)、チャン・バン・キエン(→チャン・バン・ダット63分)、ウォルバー、MF:ジョセフ・ムパンデ、チャイナ、ロムロ、カイオ・セザール(→グエン・トゥアン・アイン78分)、FW:ヘンドリオ(→リー・コン・ホアン・アイン78分)、ブレネー・マルロス(→ゴ・ドゥック・フィ90+2分)、と言うメンバーでした。最初のチャンスはナムディン。前半4分にチャイナが左から突破してシュートしましたが枠外に外れます。対する広島は前半10分、新井のCKに走り込んだ佐々木が決めて、先制点を奪いました。
 これで勢いが出た広島は、14分にはジャーメインがペナルティエリア内からシュートしましたがDFがブロック。続いて加藤のクロスに中村が合わせましたがわずかに枠外に外れます。また19分には川辺のクロスを中村がダイレクトで狙いましたが枠外。31分には川辺、新井が続けざまに決定機を迎えましたが決め切れません。前半アディショナルタイムにもジャーメインが右に抜け出したもののシュートは打てず、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も4分に新井のフィードを加藤が打ったものの枠外。9分には加藤のクロスにジャーメインが合わせましたがこれも枠外に外れます。そして後半9分、川辺のパスを右のスペースで受けた中村が強烈なシュートを決めて、リードを2点に広げました。
 その後ナムディンは選手交代で流れを変えようとします。しかし広島は12分に佐々木がミドルを放ち、15分にもジャーメインが惜しいシュートを放つなど追加点を奪いに行きます。そして21分にはCKを中野がヘッドで3点目を奪い、後半アディショナルタイムには越道のクロスを中村が叩きつけて、4-0で勝利を収めました。
 この試合のポイントは、前半4分のナムディンのチャンスだったと思います。1st legでもキレのある動きを見せていたチャイナが左から仕掛け、マーカーの山﨑を振り切ってフリーでシュートしましたが枠外。もしここで決まっていればその後はどうなっていたか分からないだけに重要なシーンでしたが、ここでシュートミスを誘ったのは大迫でした。フリーになった瞬間には前に出たことによってチャイナが冷静さを失ったのは間違いなく、勝利を導く守備だったと言って良いでしょう。
 この結果サンフレッチェは2試合合計で7-1となり、アジアのステージでは初めてのベスト8進出となりました。ここからはこれまで以上に厳しい相手が続くのは間違いないところですが、一つ一つを勝ち抜いてACL2の最初のチャンピオンになって欲しいと思います。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
Sports navi  試合サマリー
ゲキサカ  戦評
Soccer King
<25.2.19> サンフレッチェ広島公式サイトによると前日会見でスキッベ監督は「今までの経験上、世界中のどこを見ても第2戦のほうが難しい部分があります。そこは前回対戦同様の集中力を持って試合に臨みたいと思います」と語りました。また川辺選手も「「1stレグは3-0で勝ちましたが、まだ試合は終わっていません。相手は0-3の状況を考えれば、アグレッシブに開始早々からゴールを奪いに来ると思います。そういうインテンシティやプレッシャーに負けないように、自分たちがさらにリードを広げられるようにやっていきたい」と決意を述べました。一方、ベトナムフットボールダイジェスト+によるとナムディンFCのベト監督は「1stレグを0-3で落としてチームは苦境に立たされているが、2ndレグはチーム一丸となってベストを尽くし勝利を目指す」と語っています。1st legで3点差をつけたことにより広島が優位にあるのは間違いないものの、早い時間帯に1点取られれば流れが変わってしまうだけに、今日はまずは相手の立ち上がりのラッシュをはね返して、自分のペースに持ち込むことが勝利のポイントになりそうです。
 今日の試合会場は広島サッカースタジアムで、午後7時キックオフ。チケットはサンフレチケットとセブンイレブンで販売中で、当日券も場外バックスタンド2Fチケットカウンターで午後4時半から販売します。また試合中継はDAZNで予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.2.18> 明日はACL2のラウンド16 2nd leg。サンフレッチェはホームでナムディンFCと戦います。
 ホームで0-3で敗れたナムディンは、週末にV1リーグ戦がなかったことから中6日で明日の試合を迎えることになります。1st legでは終盤に崩れたものの、途中までは外国人選手8人を揃えたメンバーが質の高さを見せただけに、明日は十分な広島対策を練って乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、スーパーカップからの3試合をほとんど先発を変えることなく戦ってきました。しかし明日はホームとは言え町田戦から中2日。2点差以内であれば負けても勝ち抜けることを考えると、メンバーを大きく変える可能性が高そうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  中野   山﨑   新井

     松本 井上潮

越道               菅

   満田      小原

       中村

SUB:チョン、荒木、佐々木、塩谷、川辺、田中聡、茶島、東、
    加藤、マルコス・ジュニオール、アルスラン、ジャーメイン
 開幕前の仙台戦では、2本目のメンバーの出来が悪かった、と言うサンフレッチェ。ここまで3試合の先発をほとんど変えなかったのはそれが理由の一つだと思われますが、過密日程を乗り越えるためには2チーム分の戦力が絶対に必要です。明日は誰が出ることになってもチーム一丸となって、今季の「ホーム開幕戦」を勝利して欲しいと思います。
<25.2.17> 昨日行われたAFC U20アジアカップのグループステージ第2節でシリアと戦ったU-20日本代表は、後半40分の高岡のゴールで何とか引き分け、グループステージ勝ち抜きを韓国戦に賭けることになりました。ゲキサカの記事によるとこの日のメンバーは、GK:荒木、DF:土屋(→神田HT)、市原、喜多、MF:髙橋、大関、小倉(→中川77分)、布施(→梅木81分)、佐藤、齋藤(→石井HT)、FW:道脇(→高岡69分)。前半10分にクイックスタートから速攻を仕掛けられ、GKが飛び出したものの止められず先制点を許してしまいました。対する日本は24分に布施のクロスを大関が決めて同点に追いつきましたが、しかし32分にFKがクロスバーを直撃し、そのこぼれを決められて勝ち越されます。日本は後半から4-4-2に変更して攻め込むもののシリアの分厚い守備を崩せないままに進みましたが、後半40分に石井のパスを高岡が決めて同点に追いつき、何とか勝ち点1を確保しました。なお、D組のもう一つの試合は韓国がタイに4-1で逆転勝利してグループステージ突破が決定。日本は韓国戦に引き分け以上で自力での突破が決まります。
<25.2.17> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ開幕戦で、サンフレッチェは町田ゼルビアに逆転勝利して、公式戦3連勝としました。
 広島の先発はナムディン戦と同じで、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺 田中聡

中野              東(→菅HT)

   加藤    アルスラン(→越道86分)
   (→中村72分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、新井、井上潮、松本、満田
 対する町田は、GK:他に、DF:望月、菊池(→林53分)、昌子、岡村(→ドレシェヴィッチ20分)、MF:中山、白崎(→仙頭77分)、前、FW:西村、相馬(→ナ・サンホ77分)、オ・セフン(→藤尾77分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、5分にアルスランがミドルレンジから打ちましたが枠外に外れます。その後は町田のタイトなプレーになかなか形を作れず。町田は7分に前に、9分には昌子にシュートを許します。21分には町田のロングスローからの混戦から菊池に狙われましたが枠外に外れて助かります。そして前半26分、白崎が落としたボールを相馬が拾うと、3人をかわしてペナルティエリア左に抜け出して左足でシュート。大迫は反応したものの届かず、先制点を許してしまいました。
 この後広島も、28分にはロングスローのこぼれから塩谷がシュート。また37分には佐々木がヘッドで合わせましたが菊池に防がれ、41分にはDFラインの裏に抜け出したジャーメインが打ちましたが谷に止められます。前半は広島のボール支配率が高かったものの町田にゲームをコントロールされて、1点ビハインドでハーフタイムを迎えました。
 後半から菅を投入し、「みんな、もっとサッカーをしよう」と選手を送り出したスキッベ監督。広島は前からのプレスを強めてペースを握ります。そして後半13分に中野が倒されて得たFKで、菅のボールはクリアされたものの加藤がヘッドで前に送ると、DFラインの裏に抜け出したアルスランが右足で流し込んで同点に追いつき眞h下。
 これで勢いのついた広島は、更にプレスを強めて勝ち越しを狙いに行き、19分には佐々木のクロスからアルスランがヘッドで狙いましたが谷のファインセーブに防がれます。ロングボール攻撃で打開を狙う町田。しかし広島守備陣は落ち着いてはね返します。28分にはロングボールを収めたジャーメインが胸トラップから反転シュートしましたがDFに当たり、30分にはCKから荒木のヘッドも枠外に外れます。3枚替えで流れを変えようとする町田。しかしその直後にジャーメインが中山からボールを奪うと強烈なミドルシュート。これは谷が弾いたものの、こぼれ球を中村がねじ込んで広島が勝ち越します。そしてその後も広島が高い位置からのプレスで町田にチャンスを作らせず、後半アディショナルタイムのナ・サンホのFKも大きく外れてそのまま試合終了となりました。
 広島はベトナムでのアウェイゲームから中3日で、しかも先発メンバーは同じだったということで前半は「やっぱりちょっと重いと感じていた」(アルスラン)とのこと。町田の「広島対策」も効果的で、なかなかペースを掴めませんでした。しかし前半の終わりぐらいからエンジンが掛かり始めて、後半は広島のペース。ハイプレスとロングボール対応が効果的で、町田にチャンスを作らせませんでした。得点シーンはアルスランの技術と中村の技術と判断力の賜物だと思いますが、それを結実させたのはチーム全員で戦い抜いたことだと思います。昨年2位のチームに新戦力が融合した今年の広島の強さを、存分に見せつけることができたと言えるのではないでしょうか。

広島公式サイト  町田公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  町田に早くも試練  中村草太  菅大輝  菊池流帆  相馬勇紀  中村雄太
Soccer King  戦評  中村草太  前寛之  黒田剛監督
Football LAB
<25.2.16> 中国新聞によるとベトナムから戻った選手たちは広島には戻らず千葉県内で調整した、とのこと。昨日は約1時間、セットプレーの確認などを行ったそうです。モバイルサイトによるとスキッベ監督は「疲れを感じさせないプレーが大事だと思っています...疲労を相手に感じさせないプレーが必要」と述べています。連戦と長距離移動による疲労を乗り越えてアグレッシブなサッカーができるかどうかが、今日の試合の勝敗を分けることになりそうです。
 今日の試合会場は町田GIONスタジアムで午後2時キックオフ。チケットはビジターチームのグッズ着用可能なカテゴリー1とカテゴリー2がわずかに残っていますので、Jリーグチケットからご購入下さい。また試合の中継はNHK広島とDAZNで予定されています。今日はブログでの速報はできないので、スタジアムに行けない&TVやDAZNを見れない方はモバイルサイトの速報などをどうぞ。
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