4/13〜4/19のSANFRECCE Diary


<25.4.19> 明日はJ1リーグ第11節。サンフレッチェはアウェイで名古屋グランパスと対戦します。
 昨年ルヴァンカップのタイトルを獲得した名古屋は、GKにシュミット・ダニエル、DFに原、宮、佐藤、攻撃陣にはのマテウス・カストロ、浅野ら実力者を補強して、長谷川監督4年目のシーズンを迎えました。ところが開幕から6試合まで2分け4敗とスタートダッシュに失敗。第7節と第8節に連勝して蘇ったかに見えたものの、その後は再び連敗して最下位に転落し、更にルヴァンカップの敗退も決まっています。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ●0-4 川崎F 【川】高井、山田、山内、宮城
2H △2-2 神戸  【名】徳元、稲垣、【神】大迫2
3A ●1-3 FC東京 【名】椎橋、【FC東】山下、佐藤恵、安斎
4H ●1-2 町田  【名】佐藤瑶、【町】西村、ナ・サンホ
5A △1-1 C大阪 【名】マテウス・カストロ、【C】北野
6A ●1-2 東京V 【名】森島、【東V】山見、綱島
YLC1 ○3-0 宮崎  【名】菊地、浅野2
7H ○2-1 横浜FC 【名】和泉、稲垣、【横FC】鈴木武
8H ○2-0 横浜FM 【名】河面、佐藤瑶
9A ●1-2 湘南  【名】稲垣、【湘】福田、鈴木雄
10A ●0-2 G大阪 【G】ジェバリ、山下
YLC2 ●1-1 富山  【名】マテウス・カストロ、【富】武
   PK5-6
 前節は低い位置にブロックを作って失点を防ごうとするもののほぼ一方的に攻め込まれ、攻撃はロングボール一辺倒で試合を通してのシュート数はわずかに2本に終わり、0-2と言うスコア以上の内容差で完敗を喫しています。また水曜日のルヴァンカップ富山戦は実績豊富な選手に若手を組み合わせて戦ったものの、PK戦の末に敗れて連覇の可能性を失っています。なかなかトンネルの出口が見えず、長谷川監督の解任もささやかれる名古屋ですが、ただホームゲームに限って言えば2勝1分け1敗と悪くない結果を出しているだけに、明日はホームの利を生かして勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節途中退場したジェルマンは欠場の可能性が高そうです。また中国新聞によると塩谷は左膝の痛みを抱えているそうですが、連敗は避けたいだけに行けるところまで行く、と言う感じで先発してくると予想します。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     田中聡 川辺

中野              菅

   前田      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、井上潮、東、松本大、茶島、越道、小原、加藤
 首位から勝ち点3差に9チームがひしめき合う、と言う大混戦になっているJ1リーグ。負ければ順位を大きく落とす可能性もあるだけに、下位チーム相手に勝ち点を落とすわけにはいきません。明日も厳しい試合になると思われますが、いつも通りのアグレッシブなサッカーで、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<25.4.18> レジーナユースから長谷川芽衣、中島菜音の2人が選ばれているU-16日本女子代表は、4/14に行われたモンテギュー国際大会のグループステージ初戦でイングランドと対戦し、1-1で引き分けました、GK:山中、DF:北島、四本、若月い(→眞崎70分)、伊藤、MF:角谷、玉村(→清水HT)、佐々木(→中島70分)、栗田、FW:樋口、花城(→山田70分)。後半4分に樋口のゴールで先制したものの、後半20分に追いつかれてそのまま試合終了となりました。
 一方男子のU-16日本代表は広島からの選出はなしで、4/15に行われたイングランドとの初戦を2-3で落としました。
<25.4.17> 先週発売の「紫熊倶楽部」5月号(Vol. 327)を紹介します。表紙とトップ記事は塩谷選手のJリーグ通算300試合出場を記念した記事。「紫の大将」と題して、大学での決意から水戸でのプロ生活のスタート、2012年に広島に移籍してからの「衝撃」と、UAEから復帰してからの広島での戦い、そして将来に向けての抱負などを語っています。続く記事では前田直輝選手の新加入会見の全文を紹介しています。
 「READERS AREA」のあとは、Jリーグの名古屋戦、浦和戦、新潟戦、福岡戦、湘南戦、G大阪戦と、WEリーグの神戸戦、大宮戦、相模原戦、埼玉戦を展望する記事。またACL2での没収試合を受けての「概要及び再発防止策」を掲載しています。後ろのカラーページで取り上げられているのは、荒木、新井、中島、ジェルマンの4選手。マッチレポートは、ACL2のライオン・シティ・セーラーズ戦2試合とJ1の柏戦、京都戦、鹿島戦、C大阪戦、WEリーグの浦和戦、C大阪戦、千葉戦、長野戦。これに続くのは、柳瀬選手と渡邊選手のミニインタビュー。そして最後は、SIGMA CALENDER、紫熊短信、レジーナ選手名鑑となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。またオフィシャルオンラインショップではまだ出ていませんが、そのうち販売されるものと思われます。
<25.4.16> 中国新聞によると、太もものけがで離脱していた茶島が1ヶ月ぶりに練習に復帰したとのこと。「降りしきる雨の中、はつらつとしたプレーが光った...DFの裏に飛び出して、ゴールも決めた」そうです。広島の右WBは新井が怪我で離脱し、前節先発した越道も前半だけで交代となっているだけに、次節での起用の可能性もありそうです。
<25.4.16> Jリーグは昨日、2・3月度の月間ベストゴールを発表し、J1では第6節柏戦の東選手のゴールが選ばれました。Jリーグ公式サイトによると足立修委員長は「自分の間合いでしっかりと空間を作り、左足をアウトサイドで合わせ、狙い通りのゴールだった。ゾーンに入ったシュートだと思う」と評価。槙野委員は「広島の崩しが完璧だった...すべてがブラボー」と語っていたとのことです。
<25.4.15> 一昨日行われた「AFC U17アジアカップ」の準々決勝で、U-17日本代表はサウジアラビアにPK戦の末敗れ、3連覇を逃しました。U-17日本代表のメンバーは、GK:村松、DF:藤田、藤井、元砂、MF:野口、今井(→加茂85分)、長南(→田中73分)、姫野(→針生73分)、FW:小林(→浅田HT)、谷、瀬口(→吉田54分)。>ゲキサカの記事によると前半4分、VARの介入により与えられたPKを瀬口が決めて、先制点を奪いました。ところが15分に姫野のファウルでPKを与え、これを決められて同点に追いつかれると、37分にはロングボールを繋がれて勝ち越しを許します。後半は日本が押し込み続け、27分に谷のスルーパスで抜け出した浅田がGKとの1対1を制して同点に追いつきます。その後も選手交代をしながら3点目を狙い続けたものの決めることができず、延長無しでPK戦に突入。浅田、吉田が決めたものの加茂、藤井、針生が外して、2-3で敗れました。 <25.4.15> 週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第2節で東福岡高と対戦したサンフレッチェ広島ユースは、後半早々に追いついたものの勝ち越せず、引き分けに終わりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:児玉、林、梅田、MF:長沼、太田、原(→土井川90分)、河上(→山里HT)、FW:宗田、信重(→牧野79分)、正法地(→浅沼79分)。ハイライト映像によると、前半早々に与えたPKで先制点を許すと、その後も東福岡の縦に速い攻撃に苦しめられ、前半はシュート1本に終わりました。しかし後半開始早々にロングボールの落としを宗田が決めて同点に追いつき、その後も攻め立てたものの堅い守備を崩せず引き分けに終わりました。第2節の全結果と順位表は次の通り。
【第2節】
鳥栖U-18   3-0 静岡学園高
帝京長岡高  4-1 神戸U-18
G大阪ユース 4-0 神村学園高
東福岡高   1-1 広島ユース
福岡U-18   1-2 名古屋U-18
大津高    3-1 岡山U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 名古屋U-18   6     2    2   0   0    +2
2 大津高     4     2    1   1   0    +2
3 広島ユース   4     2    1   1   0    +1
4 G大阪ユース  3     2    1   0   1    +3
5 鳥栖U-18    3     2    1   0   1    +2
6 岡山U-18    3     2    1   0   1    +1
7 帝京長岡高   3     2    1   0   1     0
8 神戸U-18    3     2    1   0   1     0
9 東福岡高    2     2    0   2   0     0
10 静岡学園高   1     2    0   1   1    -3
11 神村学園高   1     2    0   1   1    -4
12 福岡U-18    0     2    0   0   2    -4

<25.4.14> 一昨日アウェイで行われたWEリーグ第17節日テレ・東京ベレーザ戦は、終始押しまくったものの得点を奪えず、逆に後半アディショナルタイムに失点して、7試合ぶりの敗戦で5位に後退しました。
 レジーナは前節長野戦から1人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

嶋田   左山  市瀬   藤生

     渡邊  小川(→島袋87分)
     (→呉屋61分)
瀧澤     上野     松本(→柳瀬HT)
       (→髙橋87分)
       中嶋(→李81分)

SUB:藤田、古賀
 対するベレーザは、GK:野田、DF:坂部、村松、松田、MF:菅野、眞城、山本、北村、FW:土方、氏原(→松永HT)、樋渡、と言うメンバーでした。レジーナはハイプレスと球際の強さで主導権を握り、何度もベレーザー陣内に攻め込みましたが決めることができず。逆にベレーザの攻撃は集中力の高い守備ではね返して迎えた後半アディショナルタイムに、右サイドからドリブルで仕掛けた松永のサイドチェンジを受けた北村にシュートを決められ、悔しい敗戦となりました。試合後に吉田監督は結果について「ものすごく残念」と悔しさを噛みしめる一方で、「内容的には選手としてもチームとしてもベレーザさんを上回っている部分も相当あったと思いますし、素晴らしかったと思います」と評価。もう一歩で得点できなかったとは言え、強敵相手にやりたいサッカーができたことで、手応えを感じる試合だったと言えそう。残り5試合で首位・神戸との勝ち点差は10となっているだけに、この手応えを結果につなげて勝ち続けるしかありません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
日テレニュース
<25.4.13> 昨日ホームで行われたJ1リーグ第10節岡山戦は、1点が遠く0-1で敗れ、順位を7位に落としました。
 前節怪我で途中退場した新井の代わりに今季初めて越道を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  中野   荒木  佐々木

     田中聡 川辺
     (→小原82分)
越道              菅(→東HT)
(→塩谷HT)
   前田   ジェルマン(→中村29分)
   (→加藤陸67分)
     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、井上潮、松本大
 対する岡山は、GK:ブローダーセン、DF:阿部、田上(→柳76分)、工藤、MF:松本昌(→佐藤56分)、藤田、田部井(→竹内85分)、加藤聖、FW:木村、ルカオ(→一美76分)、江坂(→神谷76分)、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、2分に中野のロングパスを右のスペースで受けた川辺がシュートしましたがGKに弾かれます。続いて3分にはCKに荒木が合わせましたが枠外。また10分にはカウンターから越道がシュートしましたが枠外に外れます。ラインを上げてミドルブロックを作り、パスカットからのカウンターを狙う岡山。広島はボールを回しながら糸口を探します。28分には低い位置からドリブルでカウンターを狙ったジェルマンが太ももの裏を傷めて退場して中村に交代。34分にはCKのこぼれを川辺がシュートしましたが枠外に外れ、40分の前田のシュートはGKがセーブ。44分には左に抜け出した中村のクロスに前田がフリーで飛び込んだものの、わずかにタイミングが合わなかったか押し込むことができません。前半の広島はチャンスを作ったものの枠内シュートはわずかに1。対する岡山もシュートは6本放ったもののいずれも枠外に外れて、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半から東と塩谷を投入して、両サイドを替えてきたスキッベ監督。後半5分には中野のロングスローに佐々木がヘッドで合わせましたがブローダーセンが横っ飛びでキャッチします。そして後半12分、DFラインからのロングパスを収めたルカオがドリブルで突破を図ると、荒木と東が寄せたものの止め切れず、東がスライディングでクリアしようとしたボールが佐藤への絶好のアシストとなって先制点を奪われてしまいました。
 一点のリードでより一層守りを固める岡山。広島はパスを回して打開しようとするものの、岡山の強固な守備ブロックは破綻を見せません。それでも後半24分には左から突破した中村のクロスをジャーメインがドンピシャで合わせましたがGKがスーパーセーブ。33分には田中聡のクロスに川辺が合わせたものの枠外に外れ、35分にはロングフィードで加藤陸が抜け出しましたが、柳のブロックでシュートも打てません。中野のロングスローやセットプレーから岡山ゴール前にボールを入れ続ける広島。38分にはロングスローのこぼれを中村が打ちましたが枠外に外れ、39分の中村のクロスに加藤陸が合わせましたが枠を捉えることができません。広島は最後まで攻め続けたもののクロスはことごとくGKとDFに阻まれ、得点の無いままに試合終了となりました。
 試合後にスキッベ監督は「自分たちの得点力のなさをすごく痛感しました」と語っていますが、確かに今季は得点力不足に苦しんでいるのは事実。ここまでの9試合の総得点は9で、リーグ全体では下から6番目となっています。昨年までの広島は前線からのプレスと即時奪回で相手の守備を混乱させ、その隙を突いて得点を挙げていましたが、ここまではなかなかそのような形を作れていません。それはやはり相手の対策が進んでいるからで、ここまで無得点に終わった2試合はいずれも相手がミドルブロックを作ってタイトな守備陣形を作り、加えて相手GKのスーパーセーブ連発でチャンスが得点に結びついていませんでした。スキッベ監督はこの点については「この試合の前から、シーズンが始まったときから分かっていたこと」と語っていて、ボールを支配しながら相手を崩すチーム作りを進めて来ていますが、やはりまだ完成の域にはほど遠い、と言うことだと思います。監督が「創造力」を生み出す選手として挙げたアルスラン、中島、マルコス・ジュニオールの不在に加えて、前線の選手の入れ替えによってコンビネーションが熟成していないのも原因で、クロスのコースやタイミング、3人目、4人目の動きなど選手同士の関係の質を高めて行くしかないでしょう。ここから2週間は週1試合のペースが続くので、その間に練習でレベルアップして行くしかありません。
 この結果サンフレッチェは順位を落とし、暫定7位となりました。ただ、首位の福岡との勝ち点差は2で、勝ち点17に5チームが並ぶ大混戦になっていることから、勝負はまだまだ先。今後は名古屋、浦和、新潟と調子が上がっていないチームとの対戦が続きますが、そこでしっかりと勝ち点を積み重ねて、福岡との対戦から始まる5月ラウンドに向かって欲しいと思います。

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