4/20〜4/26のSANFRECCE Diary


<25.4.26> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第12節浦和戦はまたしてもカウンターに沈み、0-1で敗れて3連敗となりました。
 前節途中交代で活躍した井上潮音と菅を先発起用。また中村を右WBに配置して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (→中野55分)
    田中聡  井上潮(→越道79分)

中村              菅(→東55分)

       川辺(→松本大79分)

  ジャーメイン  加藤(→井上愛82分)

SUB:チョン、山﨑、イヨハ、小原
 対する浦和は、GK:西川、DF:石原(→松本泰82分)、ボザ、ホイブラーデン、長沼、MF:グスタフソン、安居、金子(→関根76分)、渡邊(→長倉90+1分)、マテウス・サヴィオ(→原口76分)、FW:松尾(→二田90+1分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから前線からのプレスをかけた広島は、5分には菅がシュート。続くCKに加藤が合わせましたが惜しくも枠外に外れ、7分にもCKをジャーメインが逸らして中村がシュートしましたがこれも枠外に外れます。その後は浦和も押し返し、18分にはグスタフソンにシュートされましたが荒木がブロック。続くグスタフソンのシュートは大迫がキャッチします。34分には広島が波状攻撃を見せましたがシュートまで行けず。41分にはマテウス・サヴィオのパスから安居に打たれましたが大迫がキャッチします。前半はボール支配率は50%ずつ、またシュートは5本ずつと互角の戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半の最初のチャンスを作ったのは広島で、7分には田中聡のスルーパスから川辺がペナルティエリア内からシュートしましたが枠を捉えることができません。逆に後半11分、東のCKを逆サイドで受けた中村からマテウス・サヴィオがボールを奪うと、中村を振り切ってドリブルで突き進んで左へのパス。フリーでボールを受けた金子にシュートを決められて、先制点を許してしまいました。
 これで守備重視にシフトした浦和に対して、広島は選手と布陣を変えながらゴールをこじ開けようとします。後半34分にはハイプレスから中村が入れたボールはバーに弾かれ、39分の松本大のシュートはブロック。40分の東のヘッドは西川にキャッチされ、42分に中村のシュートもブロックされます。最後はスローインの流れからジャーメインがヘッドで狙いましたがDFに止められ、無情のホイッスルが鳴り響きました。
 この試合は前線の布陣を変えたことによって守備のスイッチが入りやすくなって、自分たちのペースで試合を進める時間は作れたと思います。ただ、スキッベ監督のベンチ入り停止により指揮を執った迫井ヘッドコーチが述べているように、「もう1個最後の踏み込みところで深くまで行き切れなかったことと、最近カウンターから入れられているところを繰り返してしまった」のが敗因だったと言えます。運のなさを含めて岡山戦、名古屋戦からの悪い流れを反転させることができなかった試合だった、と言えるでしょう。塩谷が古傷の左膝を痛めて途中退場してしまい、更に苦境が続くサンフレッチェ。チーム全員の力で、はね返すしかありません。

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<25.4.25> 怪我人続出で2連敗中、そして監督の出場停止と苦境に見舞われているサンフレッチェですが、こういう時こそチームの底力が問われるところ。名古屋戦では忘れていたハードワークを取り戻して、サンフレッチェらしいサッカーで勝利して欲しいと思います。
 今日の試合会場は埼玉スタジアム2002で、午後7時半キックオフ。当日券販売はありますが、バックアッパー指定席とホーム自由席だけらしいので、観戦予定の方はJリーグチケットなどをご利用下さい。また試合中継はDAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.4.25> Jリーグは昨日、審判への不適切な発言によりスキッベ監督に2試合のベンチ入り停止と罰金20万円の処分を科す、と発表しました。これは名古屋戦のインタビューや記者会見で、前田へのファウルがレッドカードにならなかったことを取り上げて「酷い審判のパフォーマンスだった」などと批判。これに対してJリーグ規律委員会は「審判員に対する攻撃的、侮辱的もしくは暴力的言葉の使用」に当るとして処分が下されたとのこと。これに伴い今日の浦和戦と次節の新潟戦は監督不在で戦うことになりました。
<25.4.24> 明日はJ1リーグ第12節。サンフレッチェはアウェイで浦和レッズと対戦します。
 昨年途中から復帰したスコルジャ監督の下、攻撃陣を中心に補強して今シーズンを迎えた浦和は、序盤こそなかなか噛み合わずに下位に沈んだものの、このところ3連勝で4位まで順位を上げています。今季のここまでの戦績は次の通り。
1A △0-0 神戸
2A △1-1 京都  【浦】チアゴ・サンタナ、【京】ラファエル・エリアス
3A ●1-2 湘南  【浦】チアゴ・サンタナ、【湘】福田、鈴木章
4H ●0-2 柏   【柏】小屋松、垣田
5H ○1-0 岡山  【浦】チアゴ・サンタナ
6A △1-1 鹿島  【浦】松本、【鹿】知念
7A △1-1 C大阪 【浦】渡邊、【C】ラファエル・ハットン
8H ○2-1 清水  【浦】渡邊、マテウス・サヴィオ、【清】高木
9A ●0-1 福岡  【福】岩崎
10A ○2-0 町田  【浦】ホイブラーデン、松尾
20H ○2-1 京都  【浦】松尾、渡邊、【京】ラファエル・エリアス
11H ○3-1 横浜FM 【浦】マテウス・サヴィオ、渡邊、ダニーロ・ボザ
 前節は前半のうちにマテウス・サヴィオのFKで先制点を奪うと、相手DFのミスで後半早々に追加点。その後は押し込まれる展開が続いたものの、後半終了間際にセットプレーから3点目を奪って逃げ切っています。結果が出ることによって自信をつけつつある浦和。明日はホームのサポーターの力強い応援を受けて、自信を持って広島を迎え撃とうとしてくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、紫熊倶楽部 Webによると一昨日はジェルマン、前田、川浪も別メニューながら練習に参加していたとのこと。特に名古屋戦の負傷で足が「ぬいぐるみのように大きく腫れてしまった」(スキッベ監督)と言う前田もジョギングを行っていたそうで、長期離脱にはならない様子です。明日は古巣との対戦ということで、少なくとも本人は何とか出場したい、と考えているのではないでしょうか。と言うことも加味して、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

    田中聡  井上潮

中野              菅

   川辺      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、イヨハ、山﨑、東、加藤、前田、越道、小原、井上愛
 連敗中の広島ですが、この2試合はいずれもゴール期待値などの数値は上回っていて、いろいろな意味での「不運」に見舞われたというのは否めないと思います。この悪い流れをひっくり返すことができるかどうかは、選手たち次第。明日は自分たちの力を信じて思い切ったプレーを続けて、勝利を持ち帰って欲しいと思います。
<25.4.23> プレスリリースによると、レジーナの笠原綺乃選手が先週、広島市内の病院で左膝外側半月板損傷の手術を受けて全治5ヶ月と診断されました。
<25.4.23> サンフレッチェと鳥取は昨日、土肥航大選手の鳥取への完全移籍を発表しました。堺市出身の土肥は広島ユース時代の2019年に2種登録されると、ACLのメルボルン・ビクトリー戦でプロデビュー。2020年にはリーグ戦13試合、2021年には6試合に出場しました。そして2022年にはレンタル先の水戸で26試合に出場。翌年に移籍した甲府では出場機会に恵まれなかったものの、シーズン途中で移籍した今治ではレギュラーとして18試合に出場し、4位躍進に貢献しました。しかし昨年は栃木で2試合の出場にとどまり、再び移籍先として選んだ今治でも3試合しか出場できずに契約満了となっていました。鳥栖の公式サイトによると「この4ヶ月間、自分として苦しい時間が続いていました」とのこと。今季の鳥取はここまで1勝しかできずに最下位に沈んでいるだけに、プレーできる喜びを存分に発揮してチームを救って欲しいと思います。
<25.4.23> 先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第3節で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で神村学園高等部を下し、暫定2位に上がりました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、梅田、長沼、MF:児玉、山里(→河上74分)、野口、小林、太田、原、FW:宗田。前半5分に相手からボールを奪った宗田がゴールを決めると、25分には原のパスをゲット。後半9分には小林のクロスを児玉がヘッドで決めてリードを広げます。後半15分にはセットプレーから1点を失ったものの、その後は2点を守って逃げ切りました。第3節の全結果と順位表は次の通り。
【第3節】
広島ユース 3-1 神村学園高
岡山U-18  0-1 鳥栖U-18
名古屋U-18 3-1 帝京長岡高
静岡学園高 1-1 東福岡高
神戸U-18  1-0 大津高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 名古屋U-18   9     3    3   0   0    +4
2 広島ユース   7     3    2   1   0    +3
3 鳥栖U-18    6     3    2   0   1    +3
4 神戸U-18    6     3    2   0   1    +1
5 大津高     4     3    1   1   1    +1
6 G大阪ユース  3     2    1   0   1    +3
7 岡山U-18    3     3    1   0   2     0
8 東福岡高    3     3    0   3   0     0
9 帝京長岡高   3     3    1   0   2    -2
10 静岡学園高   2     3    0   2   1    -3
11 神村学園高   1     3    0   1   2    -6
12 福岡U-18    0     2    0   0   2    -4

<25.4.22> 土曜日にホームで行われたWEリーグ第18節で、サンフレッチェ広島レジーナはINAC神戸レオネッサに競り勝ち、順位を4位に上げました。
 レジーナは前節東京ベレーザ戦から先発2人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       木稲

嶋田   左山  市瀬   藤生(→塩田HT)

     呉屋  柳瀬
     (→髙橋88分)
瀧澤     上野     小川
(→渡邊56分)(→古賀74分)
       中嶋(→立花88分)

SUB:藤田、松本
 対する神戸は、GK:大熊、DF:井手、太田、三宅(→モレラ79分)、土光、MF:ソルデヴィラ、山本(→松原HT)、成宮、FW:愛川(→高瀬69分)、桑原(→水野HT)、スアレス、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのは神戸で、4分には成宮の突破からのクロスを愛川に打たれましたが木稲がセーブ。また17分にはCKにスアレスがヘッドで合わせ、ポストに弾かれたボールを何とかクリアします。対する広島は前半25分、右からの瀧澤のゴールを上野がニアからヘッドで流し込んで、先制点を奪いました。その後は神戸に攻められる時間が続き、37分には木稲がスアレスに引っかけたボールを愛川に狙われましたがポスト直撃。後半22分には松原にミドルレンジから狙われましたが枠外に外れ、29分には高瀬のシュートを木稲がキャッチ。31分には永宮のシュートが枠外に外れて助かります。広島は32分、古賀が落としたボールを受けた中嶋が抜け出しましたがGKが好反応で弾きます。その後は神戸がどんどん放り込んで来ましたが広島守備陣が高い集中力ではね返して、強敵・神戸にWEリーグ杯決勝に続いて勝利しました。この結果、WEリーグ終盤の「3強対決」は1勝1分け1敗で、3位レオネッサとの勝ち点差は7。目標としてきた「トップ3」を達成するためには、ここから全部勝利するしかありません。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
サンテレビニュース
<25.4.21> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第11節名古屋戦は1-2で敗れ、連敗で10位に後退しました。
 前節怪我で途中交代したジェルマンは欠場。一方で加藤、中村、東、塩谷が先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
  (→越道75分)
     田中聡 川辺
     (→前田61分→井上潮75分)
中野              東(→菅61分)

   加藤      中村

     ジャーメイン

SUB:チョン、イヨハ、山﨑、小原、井上愛
 対する名古屋は、GK:シュミット、DF:河面、三國、野上、MF:徳元(→小野87分)、椎橋、稲垣、森島(→原59分)、和泉(→浅野87分)、FW:マテウス・カストロ、永井(→菊地75分)、と言うメンバーでした。前半は両チームともに慎重な戦いぶり。名古屋が前からボールを奪いに来るのを嫌ってロングボールで裏を狙うものの、分厚いブロックに阻まれてなかなかチャンスを作れません。広島は時折ハイプレスからボールを奪い、22分には波状攻撃を仕掛けたものの名古屋のブロックは崩れません。26分にはFKのクリアのこぼれを塩谷が狙ったものののブロックされ、32分の塩谷のクロスも味方に合いません。逆に前半40分、荒木のクリアを拾ったマテウス・カストロが塩谷をかわしてミドルレンジからシュートを放つと、これがクロスバーに当ってゴール内に飛び込んで、先制点を奪われてしまいました。その後は広島が攻勢に出たものの、45+2分のジャーメインのシュートはDFに当って枠外に外れ、続いてCKのクリアを塩谷が狙いましたが稲垣に防がれ、名古屋の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も先にチャンスを生かしたのは名古屋。右サイドからのスローインからのボールは佐々木がクリアしたものの、これが相手に当ってこぼれを拾ったマテウス・カストロにゴールに流し込まれて、追加点を許してしまいました。
 これで攻める必要がなくなった名古屋は、ミドルブロックを作るとともにボールホルダーに激しく行って広島に糸口を与えません。前田と菅を投入して流れを変えようとするスキッベ監督。しかし後半25分、ドリブルで突破しようとしたところで前田が永井に削られ、そのままピッチを去ることになってしまいます。ここで急きょ投入された井上潮でしたが、しかし彼のプレーがチームを蘇らせます。そして後半36分、川辺の鋭いパスを受けた中村がDFラインの裏にボールを送ると、ここに走り込んだ菅が冷静にシュートを決めて、1点差に迫りました。
 これで勢いの出た広島は、引いて守る名古屋を一方的に攻め立てます。44分には川辺がシュートしましたが枠外。45+3分には中村のクロスに荒木が合わせましたがGKに止められ、45+7分の川辺のヘッドも枠外に外れます。最後は大迫まで上がってゴールを狙ったものの菅のシュートは枠外に外れ、無念のホイッスルが鳴り響きました。
 前節から先発4人を変更して臨んだ広島でしたが、しかし後半途中までの内容は褒められたものではなかったと思います。前線の選手が名古屋のDFにがっちりとマークされて起点になれず、広島がボールを持ってもブロックのまわりでパスを回すだけ。裏のスペースに抜けたり、あるいは深い位置からクロスを入れる、と言う形をほとんど作ることができませんでした。また名古屋の前線の選手たちのプレッシングにも手こずって、ロングボールを蹴ってははね返される、と言うパターンが繰り返されました。対する名古屋も攻撃の機能不全は似たようなものだったのですが、しかしマテウス・カストロの「個の力」は格別でした。1点目も2点目も守備のミスがなかったとは言いませんが、しかし少なくとも大迫にとってはどうしようもない不運な失点だったと思います。
 ただそんな中で希望を見いだすとするならば、ようやくリーグ戦では2回目の出場のチャンスを得た井上潮音のプレーでした。チーム全体に停滞感が漂う中、ピッチ全体を縦横に走り回って終盤の攻勢を導きました。そんな中で生まれた得点シーンは、川辺の鋭いミドルパスを中村が反転してスルーパスを出し、それを菅が仕上げたもの。紫熊倶楽部Webの記事によると先週の5対5を中心としたトレーニングが実ったもので、最終ラインからのつなぎに井上潮音が「一味、加えて」いたそうです。前節に引き続いて中盤から前の選手がマークを外せずなかなか起点になれなかった試合でしたが、終盤になってようやく形ができて、そして得点と言う結果を出したことは、今後に繋がるに違いありません。
 サンフレッチェは今季初の連敗で、順位は10位に落ちましたが、しかし首位・京都との勝ち点差は4。しかも消化試合数は2試合少ないので、ここから勝ち続ければすぐに上位に上がることは可能です。ここからはGW期間中の連戦で17日間で5試合を戦わなければなりませんが、その間にしっかりと準備をして、誰が出てもサンフレッチェらしいサッカーを表現して欲しいと思います。

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the World  スキッベ監督は判定に大激怒  マテウスが衝撃ゴラッソ
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<25.4.20> モバイルサイトによるとスキッベ監督は名古屋について「名古屋からポイントを取るのが難しいっていうのは、去年の痛い経験から理解しています」と語っています。森島、野上、稲垣に加えて浅野も加入していることからも分かるように、質の高い選手を揃えているのは確か。チームが噛み合えば上位に食い込んでくるのは間違いないだけに、最後まで集中を切らさず戦って、勝ち点を奪って帰ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は豊田スタジアムで、午後2時キックオフ。試合中継は、DAZNのみとなっています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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