4/6〜4/12のSANFRECCE Diary
<25.4.12>
モバイルサイトによるとスキッベ監督は中島の手術は大成功で、約4週間のドイツでのリハビリの後にアルスランと一緒に広島に帰ってくるとのこと。「ヨウタロウとトルガイの長期離脱は痛いですね。彼らのクリエイティブさは、他に替わりがいない。2人に加えてマルコス(ジュニオール)もクリエイティブな選手ですが、その3人がいないと少し創造力というものが欠けてくるのは否めない」と語っていますが、その分は他の選手の頑張りで何とかしてくれるはず。今日もいつも通りのアグレッシブなサッカーで、初の「中国ダービー」を制して欲しいと思います。
今日の試合会場はエディオンピースウィング広島で、午後2時キックオフ。チケットは前売りで完売していますので、当日券販売はありません。試合中継は、NHK広島、NHK岡山とDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.4.12>
中国新聞によるとサンフレッチェは昨日オンラインで取締役会を開き、2024年度決算を承認しました。それによると売上高は過去最高だった前年度から38億3600万円増の80億3400万円。純利益は4億7300万円と3期ぶりの黒字になったとのことです。昨年12月時点での売上高見通しは78億円でしたが、その後の青山選手の引退記念グッズの販売や、12月と1月のスタジアムのラウンジや会議室などの利用が好調で売り上げを押し上げたとのこと。25年度は売上高81億円と黒字を目指す、とのことです。
<25.4.11>
明日はJ1リーグ第10節。サンフレッチェはホームでファジアーノ岡山と戦います。
昨年はスタートダッシュに成功して一時は首位に立った岡山でしたが、その後は勝ち切れない試合が多くなり5位でフィニッシュ。プレーオフ初戦では山形の本拠地で戦って3-0で快勝し、決勝では仙台を2-0で下して初のJ1昇格を決めました。そして今季はJ2で積み上げてきたプレッシングサッカーをそのままぶつけて、ここまで4勝2分け3敗で8位に付けています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○2-0 京都 【岡】田上、木村
2A ●0-1 横浜FC 【横F】櫻川
3H ○2-0 G大阪 【岡】柳、一美
4H △1-1 清水 【岡】木村、【清】住吉
5A ●0-1 浦和 【浦】チアゴ・サンタナ
6H △0-0 川崎F
YLC1 ●0-1 北九州 【北】平原
7H ○1-0 横浜FM 【岡】ルカオ
8A ●1-2 C大阪 【岡】佐藤、【C】チアゴ・アンドラーデ、ラファエル・ハットン
9H ○1-0 FC東京 【岡】田部井
前節はFC東京に攻め込まれて耐える時間が長かったものの、後半16分にクリアボールを田部井が決めて先制点を奪うと、その後も堅固な守備で1点差を守り抜いて勝利しています。ホームでは4勝2分けと負けなしなのに対して、アウェイではルヴァンカップを含めて4連敗と対照的な戦績を残している岡山。明日は守りをしっかりと固めて、勝ち点1でも持ち帰ろうとして戦う可能性が高いのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、前節ハーフタイムで下がった新井は開始早々に足を痛めていたらしく、自分から交代を求めていたとのこと。モバイルサイトによると本人は「あんまり長くはならないと思います」と語っていますが、筋肉系の怪我らしいので無理はしない可能性が高そうです。また、前節は後半からの布陣が機能したことを考えて、私はメンバーを次のように予想します。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
田中聡 川辺
中野 菅
前田 加藤
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、松本、東、井上潮、小原、越道、中村、ジェルマン
明日はJリーグ初となる「中国ダービー」。先輩格の広島としては、ここで負けるわけにはいきません。明日も厳しい試合になると思われますが、スタンドも含めたチーム全体の力で、隣県のライバルに勝利して欲しいと思います。
<25.4.11>
サンフレッチェは昨日、中島洋太朗選手がオーストリアの病院で左膝外側半月板部分切除の手術を受けた、と発表しました。全治は不明ですが、中国新聞によるとスキッベ監督は「2ヶ月半ぐらいで戻ってくるだろう」と語っていたとのこと。しばらくはそのままヨーロッパに残って、アルスランと共にリハビリすることになるそうです。
<25.4.11>
U-17日本代表は昨日「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025」のグループステージ第3戦を戦い、オーストラリアに逆転負けを喫したものの他の試合の結果によりノックアウトラウンド進出とFIFA U-17ワールドカップ出場を決めました。ゲキサカの記事によるとU-17日本d内票のメンバーは、GK:村松、DF:篠崎、藤田、藤井、MF:田中(→長南84分)、樺山(→今井77分)、神田、針生(→姫野77分)、FW:吉田、加茂(→小林65分)、浅田(→谷77分)。前半7分に神田のCKを藤田が決めて、日本が先制点を奪いました。しかしその後はオーストラリアにペースを握られ、後半6分にCKから同点に追いつかれると、後半26分に樺山のボールロストから勝ち越し点を奪われ、続いて29分にもCKの流れから勝ち越し点を奪われます。日本はここから交代選手を次々と投入して反撃を開始。後半41分には今井のクロスに谷が合わせて1点差に迫りましたが、その後はゴールを奪えずそのまま敗れました。この結果勝ち点4に終わったU-17日本代表でしたが、同時刻に行われていた試合ではUAEが試合終了間際に追いついてベトナムと引き分け、勝ち点4で並んだ日本、UAE、オーストラリアの間の得失点差で日本の首位での勝ち抜きが決まりました。
<25.4.10>
5/25(日)のJ1リーグ第18節FC東京戦は国立競技場で開催されますが、そのチケット販売が明後日から始まります。4/12(土)はSOCIO対象の先々行販売、4/13(日)はOFFICIAL MEMBERSHIP対象の先行販売で、アウェイサポーターを含む一般販売は4/19(土)から。全席指定で、ビジターチームのユニフォーム・グッズを着用して観戦できるのは「ビジター指定席」と「メインS指定席南側」のみとなります。前売り券はチケットFC東京(Jリーグチケット)のみで、コンビニ等での販売はないとのこと。今年に入って関東でのアウェイゲームは広島側のチケットが先に売り切れる傾向があるだけに、観戦を予定している方は早めに確保した方が良さそうです。その他、チケットの詳細についてはFC東京の公式サイトをご覧下さい。
<25.4.9>
レジーナの近賀ゆかり選手は昨日、今シーズン限りでの現役引退を発表しました。
1984年に横浜市で生まれた近賀は、15歳の時にU-18女子代表に選出されるとその後は各世代の代表で活躍し、2005年のオーストラリアとの親善試合で女子代表デビュー。その後は主にサイドバックとしてFIFA女子ワールドカップや北京オリンピックに出場し、2011年には女子ワールドカップ優勝に貢献しました。またクラブでは2003年に日テレ・ベレーザに加入し、2011年にはINAC神戸レオネッサに移籍。2014年にアーセナル、2016年にはキャンベラ・ユナイテッドに移籍し、その後中国やオーストラリアのクラブで活躍しました。そして2021年シーズンにサンフレッチェ広島レジーナに創設メンバーの一人ととして参加。今季も開幕から5試合連続で先発出場してチームのスタートダッシュに貢献しましたが、10/14に行われた第5節新潟戦で左膝前十字靭帯損傷の大怪我を負って、全治8ヶ月と診断されていました。WEリーグに参加するためにゼロから作り上げてきたレジーナでは、福元選手とともにメンバーに「お手本」を示す存在だった近賀選手。レジーナがWEリーグの「トップ3」に次ぐ位置を確立し、カップ戦で連続優勝できたのは彼女の存在のおかげだったのは間違いありません。公式サイトによると「ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジ」するとのことなので、5/4のホーム最終戦ではぜひとも多くの観衆で、近賀の選手としての最後の姿を見送れれば、と思います。
<25.4.9>
一昨日行われた「AFC U17アジアカップサウジアラビア2025」のグループステージ第2節で、U-17日本代表は後半アディショナルタイムにPKでベトナムに追いつかれて、グループステージ突破は次節に持ち越しとなりました。日本のメンバーは、GK:エジケ、DF:篠崎、藤井、姫野、MF:長南(→田中62分)、野口(→加藤70分)、樺山、神田、FW:浅田、吉田、加茂(→小林HT)。前半13分に神田のシュートで得たCKから吉田がヘッドで決めて、先制点を奪いました。その後も日本がチャンスを作りつつもゴールを割れず、ベトナムがロングパスで打開を図る中で後半45+5分、GKのパントキックがゴール前に流れたところをGKエジケが相手Fっを倒してしまい、与えたPKを決められて追いつかれてしまいました。明日の第3節はオーストラリアとの対戦で、引き分け以上でノックアウトラウンド進出が決まります。
ゲキサカ
戦評
神田
「本当に苦い薬」と廣山監督
エジケ
野口
<25.4.9>
先週末に行われた「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2025ウエスト」の開幕戦で、サンフレッチェ広島ユースは鳥栖U-18を2-1で下し、幸先の良いスタートを切りました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、梅田、長沼、MF:児玉(→浅沼90+3分)、太田、原、河上、正法地(→山里74分)、FW:宗田、信重(→土井川74分)。公式サイトと佐賀新聞の記事によると試合開始から拮抗した試合展開だったそうですが、前半23分に河上のパスで抜け出した信重が先制点を奪いました。続いて後半7分に宗田が得たPKを自ら決めてリードを広げ、後半27分にCKから失点したもののその後は粘り強く戦って、1点差を守って逃げ切りました。第1節の全結果と順位表は次の通り。
【第1節】
神村学園高 0-0 東福岡高
神戸U-18 4-1 福岡U-18
名古屋U-18 1-0 G大阪ユース
岡山U-18 4-1 帝京長岡高
広島ユース 2-1 鳥栖U-18
静岡学園高 1-1 大津高
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18 3 1 1 0 0 +3
2 岡山U-18 3 1 1 0 0 +3
3 広島ユース 3 1 1 0 0 +1
4 名古屋U-18 3 1 1 0 0 +1
5 静岡学園高 1 1 0 1 0 0
5 大津高 1 1 0 1 0 0
7 東福岡高 1 1 0 1 0 0
7 神村学園高 1 1 0 1 0 0
9 鳥栖U-18 0 1 0 0 1 -1
10 G大阪ユース 0 1 0 0 1 -1
11 帝京長岡高 0 1 0 0 1 -3
11 福岡U-18 0 1 0 0 1 -3
<25.4.8>
一昨日行われた日本女子代表とコロンビアとの親善試合は、試合終了間際のPKで追いついて引き分けに終わりました。なでしこジャパンのメンバーは、GK:平尾、DF:南、熊谷、古賀(→高橋39分)、北川(→佐々木HT)、MF:宮澤、清家(→植木HT)、長野、長谷川(→杉田68分)、籾木(→上野68分)、FW:田中(→松窪43分)。日本は序盤から鋭い守備で相手を圧倒し、何度もゴールに迫りましたが、前半29分にゲットしたPKを止められるとその直後に一瞬の隙を突かれて先制点を許してしまいました。後半も日本が攻め込んだもののなかなか得点が奪えず。32分には松窪のシュートに上野が反応してコースを変えようとしたものの届きません。しかし後半アディショナルタイムに松窪のシュートが相手の手に当ってPKを獲得すると、このPKを高橋が決めて何とか同点で試合を終えました。
ところでSheBelieves Cupで優勝し、「ニルスジャパン」国内初お目見えの試合でしたが、観衆は8,381人にとどまったとのこと。監督は「もっともっとたくさんのお客さんに集まってもらいたいし、たくさんの人に期待を持ってもらえるものを作っていくべきだと思うので、今後はそこもトライしていきたい」と語っていたそうですが、ただこの日はJリーグの開催日で、特にJ1リーグは全試合が同日(しかもほぼ同時刻の)開催だったことが観客が少なかった要因の一つだったのではないかと思います。女子サッカーの観客層が男子とはやや異なるとは言え、やはり同じサッカー。大阪での試合は無かったと言っても、親善試合への集客に苦労するのは止むを得ないことだったのではないでしょうか?
<25.4.7>
昨日ホームで行われたJ1リーグ第9節は、C大阪に先制されたものの逆転で2連勝。首位と同勝ち点の2位に浮上しました。
前節から先発1人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
大迫
中野 荒木 佐々木
田中聡 川辺
新井 菅(→東58分)
(→塩谷HT)
前田 ジェルマン(→中村HT)
(→加藤66分)
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、小原、井上潮、越道
対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:進藤、登里(→髙橋56分)、奥田、西尾、MF:田中駿、中島、北野(→ヴィトール・ブエノ80分)、FW:ラファエル・ハットン(→喜田80分)、チアゴ・アンドラーデ(→柴山62分)、ルーカス・フェルナンデス(→本間62分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出てきたのはセレッソで、1分にチアゴ・アンドラーデ、2分には北野がシュート。また3分にも波状攻撃を仕掛けてきます。前からのプレスでボールを奪いに来るセレッソ。広島はなかなかパスでは前進できず、ロングボールを蹴っても奪われる、と言う展開が続きます。そして前半15分、セレッソのカウンターからチアゴ・アンドラーデが左サイドへスルーパスを送ると、ここに走り込んだ北野のクロスをルーカス・フェルナンデスに決められ、先制点を許してしまいました。
対する広島はこの直後に反撃。前半17分、菅のパスで左のスペースに流れたジャーメインがゴール前を横切るクロスを送ると、逆サイドに詰めていた新井が左足で決めてすぐさま同点に追いつきました。
その後はセレッソがミドルブロックを作って構え、カウンターを狙う時間が続きます。29分には中島がミドルレンジから打ちましたが枠外。31分にはルーカス・フェルナンデスが抜け出してシュートを放ちましたがゴール枠に当って助かります。続いて34分には登里が、35分にはラファエル・ハットンがシュートしましたが枠外。40分にはチアゴ・アンドラーデがペナルティエリア内で前を向きましたが、大迫が素早く前に出てシュートコースを消して防ぎます。更に41分には北野に決定機を与えましたが枠外に外れて助かります。広島は40分に田中聡がシュートしたものの、前半のシュートは新井のゴールを入れて2本だけ。C大阪には10本のシュートを打たれたものの1点に抑えて、1-1のタイスコアでハーフタイムを迎えました。
後半から塩谷と中村が交代出場した広島は、立ち上がりから猛攻を仕掛けます。後半3分には中野のロングスローにジャーメインがぴたりと合わせましたが枠外。4分には中野が決定的なシュートを打ちましたがブロックされてしまいます。また11分にはジャーメインが左足で強烈なシュートを放ちましたがGKが反応します。選手交代をしながら追加点を奪いに行く両チーム。後半22分にはロングスローに荒木が合わせましたが枠を捉えることができません。セレッソも柴山と本間のドリブルからチャンスを作り、31分には本間のパスを北野がシュートしましたが枠外に外れます。そして後半40分、中野のロングスローの折り返しを中村が折り返すと、中央に詰めていた荒木が押し込んで逆転に成功。その後は前からのプレスでセレッソに攻撃の形を作らせず、7分のアディショナルタイムも凌いで勝利のホイッスルとなりました。
試合後のスタッツを見るとチャンスビルディングポイントは広島が14.33だったのに対してセレッソは14.59。またゴール期待値は広島の1.325に対してセレッソは1.329で、ほぼ同等にチャンスを作りあった試合だったことが分かります。特にセレッソはパスのつなぎが巧く広島のプレスがなかなかかからず、前半は外国人3人に北野や中島が絡む攻撃への対応に苦心しました。その中で失点シーンは完全に崩された形でしたが、しかしそれでもすぐに切り替えて同点に追いついたこと、そして前半の失点を1点だけに抑えたことが、勝因の1つだったと言えるでしょう。
そして勝因の2つ目は、控えメンバーの質の差だったのではないか、と思います。セレッソが途中から投入した柴山も本間も脅威ではあったのですが、しかしブラジル人3人に比べれば対応しやすかった感じで、時間が進むに従ってセレッソの攻撃のパワーは落ちてきていました。それに対して広島は後半から登場した塩谷が後ろから攻撃を構築。また中村も加藤も前線を走り回ることで流れを作りました。ジェルマンと前田の加入によってベンチスタートとなっていたものの、ここまで全試合に出場してチームを牽引してきた2人が意地を見せた試合だった、と思います。菅にレギュラーを奪われた形になった東も含め、チーム全員の力を合わせてこそ難しい試合にも勝つことができると言うことを、改めて示すことができた試合だった、と言えるのではないでしょうか。
この試合の結果広島の勝ち点は17となり、首位・町田と同勝ち点の2位に浮上しました。広島は消化試合数が1試合少ないことから「隠れ1位」とも言えますが、ただシーズンは始まったばかり。上位も下位も力の差がほとんどないJ1リーグでは今後も厳しい試合が続くだけに、今後も1試合1試合を粘り強く戦って、勝ち点を積み上げて行かなければなりません。
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前半
後半
広島公式サイト
C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ
戦評
Soccer King
Football LAB
<25.4.6>
モバイルサイトによるとスキッベ監督は「連戦ですが、選手の状態は?」と言う問いに対して「大丈夫です。問題ありません」と答えています。前節は半月板を痛めていたと言う中島が5分間のプレーだけで退場していて長期離脱もありうる状況ですが、その他の選手は問題なく出場できそう。首位・鹿島に競り勝った勢いそのままに、ホーム連戦を勝ち切って欲しいと思います。
今日の試合会場はエディオンピースウィング広島で、午後3時キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券販売はありません。今日の試合中継は広島テレビとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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