5/18〜5/24のSANFRECCE Diary
<25.5.24>
明日はJ1リーグ第18節。サンフレッチェはアウェイでFC東京と対戦します。
新潟をJ1昇格と定着に導いた松橋監督を招聘したFC東京は、引退したディエゴ・オリヴェイラの穴を埋めるためにマルセロ・ヒアンを獲得。また欧州から橋本拳人と佐藤恵允を補強してシーズンを迎えました。そして開幕から3試合は2勝1敗とまずまずのスタートを切りましたが、第4節以降は8試合連続勝ち無しで18位に後退。その後は3勝3敗と持ち直してきているものの、順位は16位で下位集団から抜け出すことができていません。今季のこれまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A ○1-0 横浜FC 【東】白井
2H ●0-1 町田 【町】西村
3H ○3-1 名古屋 【東】山下、佐藤、安斎、【名】椎橋
4A ●0-2 鹿島 【鹿】鈴木、師岡
5H △0-0 湘南
6A ●0-1 福岡 【福】安藤
YLC1 ○1-0 奈良 【東】安斎
7H ●0-3 川崎F 【川】山田、伊藤、エリソン
8A △2-2 東京V 【東】佐藤、エンリケ・トレヴィザン、【V】林、染野
9A ●0-1 岡山 【岡】田部井
10H △1-1 柏 【東】仲川、【柏】木下
YLC2 ○3-1 大宮 【東】マルセロ・ヒアン3、【宮】杉本
11A △1-1 C大阪 【東】佐藤、【C】ラファエル・ハットン
12H ○3-0 G大阪 【東】俵積田、高、OG
13H ●0-2 清水 【清】北川、乾
14A ○3-2 新潟 【東】マルセロ・ヒアン2、小泉、【新】笠井、ダニーロ・ゴメス
16H ○1-0 神戸 【東】マルセロ・ヒアン
17A ●2-3 浦和 【東】マルセロ・ヒアン、遠藤、【浦】石原、松本2
YLC3 ●0-1 湘南 【湘】平岡
前節は後半23分に勝ち越しゴールを奪って優位に進めたものの、終盤に松本泰志に2ゴールを決められて逆転負けを喫しています。また水曜日に行われたルヴァンカップ1stラウンドでも終盤の失点で敗退が決まっています。なかなか波に乗り切れていないFC東京ですが、しかし国立競技場でのホームゲームは負け知らず。森重ら怪我人も戻ってきているだけに、明日は広島に勝利して浮上のきっかけにしたいと思っているのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、中国新聞によると筋肉を痛めて前節欠場した中村が練習に復帰し、昨日はフルメニューをこなしていたとのこと。スキッベ監督も明日の試合のメンバー入りを明言したとのことです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
川辺 東
中野 新井
加藤 ジェルマン
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、菅、井上潮、中村、松本、越道、前田、井上愛
4連勝で勝ち点を29まで伸ばしたサンフレッチェですが、首位・鹿島も連勝を続けているため勝ち点差は8から縮まっていません。リーグ戦では次々節に鹿島と対戦することを考えると、少なくともそれまでにはこれ以上離されないようにしたいところ。明日は誰が出場することになってもチーム一丸で戦って、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<25.5.24>
日本サッカー協会は昨日、ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表メンバーを発表し、広島から大迫が選ばれました。今回選出されたのは次の27人。
【GK】大迫(広島)、谷(町田)、鈴木(パルマ)
【DF】長友(FC東京)、渡辺(ヘント)、町田(サンジロワーズ)、瀬古(グラスホッパー)、
関根(ランス)、鈴木淳(湘南)、高井(川﨑F)
【MF/FW】
遠藤(リバプール)、大橋(ブラックバーン)、鎌田(クリスタル・パレス)、
森下(レギア・ワルシャワ)、町野(キール)、中村(ランス)、
佐野海(マインツ05)、平河(ブリストル)、熊坂、細谷(柏)、
久保(レアル・ソシエダ)、鈴木唯(ブレンビー)、藤田(シントトロイデン)、
三戸(ロッテルダム)、佐野航(NEC)、俵積田(FC東京)、佐藤(岡山)
このメンバーは6/2からトレーニングを開始して、6/5にオーストラリア、6/10にインドネシアと対戦します。
<25.5.23>
先々週発売の「紫熊倶楽部」6月号(Vol. 328)の表紙は第6節柏戦の南スタンドで、「どんな道も共に歩んでいこう」の横断幕と白いハートマークのコレオの写真が使われています。井上潮音選手と松本大弥選手のミニインタビューに続く記事は、ジャーメイン良選手のドキュメンタリー。エースとしてプレーしながら得点できず、4連敗の責任を感じつつも戦い抜こうとする姿を描いています。仙波大志選手と茶島雄介選手のミニインタビューを挟んで、ロングインタビューで取り上げられているのは井上愛廉選手。川﨑市で育った少年時代から、越道、中島、木吹らとプレーしたユース時代、U-17日本代表での経験と宮崎キャンプを振り返りながら、今後の抱負を語っています。
マッチプレビューは、東京V戦、FC東京戦、川﨑F戦、鹿島戦、ルヴァンカッププレーオフラウンド、そしてレジーナの埼玉戦と新潟戦。「READERS AREA」を挟んで、後ろのカラーページのインタビューは近賀ゆかり選手。ホームラストマッチを終えた後の想いを語っています。
MATCH REPORTは4連敗を喫した岡山戦、名古屋戦、浦和戦、新潟戦と、連敗を脱出した福岡戦。WEリーグは第17節から第20節の日テレ・東京ベレーザ戦、INAC神戸レオネッサ戦、大宮アルディージャVENTUS戦、ノジマステラ相模原戦。そして最後は「レジーナ選手名鑑」「SIGMA CALENDER」「紫熊短信」となっています。
サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。また通信販売はオフィシャルオンラインショップからどうぞ。
<25.5.22>
サンフレッチェは昨日、レジーナの吉田恵監督が退任する、と発表しました。
2007年に鳥栖で現役引退した吉田氏は、広島のジュニアユースコーチとして指導者としてのキャリアをスタート。その後鳥栖、岐阜の監督や長崎、福岡などのコーチを経て、昨年の6月にレジーナの2代目監督に就任しました。そして2024-25シーズンの目標として「皇后杯ベスト4」「クラシエカップ連覇」「リーグ戦TOP3」を掲げて、中村前監督の下で積み上げてきたベースから更なる上を目指してシーズンを戦いました。そしてクラシエカップ連覇を果たしたものの皇后杯はベスト8で敗退。またリーグ戦はTOP3には届かず、4位も確保できずに終わりました。今季はシーズンを通して選手を入れ替えながら戦い、そんな中で成長した選手も多かったと思います。またいろいろとポジションを入れ替えながら戦ったおかげで、小川の左ウイングや柳瀬のトップ下、中嶋のワントップ、呉屋のボランチなど新たな可能性の発見もありました。ただその一方で、最後まで戦い方の軸が定まらなかった印象で、そのあたりが終盤の失速にも繋がったのではないかと思います。監督退任の真の理由は分かりませんが、レジーナとしては更に上を目指すために必要な選択なのかも知れません。
サンフレッチェ広島公式サイト
<25.5.22>
日本サッカー協会は昨日、SUD Ladies Cup 2025を戦うU-19日本女子代表メンバーを発表し、レジーナから石田ひなは選手が選ばれました。今回選ばれたのは次の22人。
【GK】岩崎(相模原)、名和(C大阪)、石田(広島)
【FP】樋口、木村(埼玉)、秋本(浦和)、髙橋、鈴木(日体大SMG横浜)、
松永、眞城、朝生(東京)、田子(C大阪)、板村(フェイエノールト)、
横山(新潟)、新井、本多(十文字)、藤﨑(浦和)、栗本(筑波大)、
太田(神戸)、原、榊(JFAアカデミー福島)、佐藤(大商学園高)
大会は5/27に開幕し、日本はモロッコ、チェコ、フランスと対戦します。
<25.5.21>
先週末に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第8節で、サンフレッチェ広島ユースは帝京長岡高に逆転で勝ち、4位に浮上しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、長沼、太田、MF:児玉、山里、野口、小林、原、FW:宗田(→佐藤90+1分)、信重(→菊山63分)。前半9分にこぼれ球を拾われて先制点を奪われましたが、18分に原のパスから信重が決めて同点に追いつきました。そして後半25分にクリアボールを小林が決めて勝ち越すと、43分に宗田のゴールでダメを押しました。第8節の結果と順位表は次の通り。
【第8節】
神村学園高 1-2 大津高
神戸U-18 2-1 G大阪ユース
岡山U-18 2-4 名古屋U-18
広島ユース 3-1 帝京長岡高
東福岡高 1-2 鳥栖U-18
勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18 18 8 6 0 2 +9
2 鳥栖U-18 18 8 6 0 2 +8
3 名古屋U-18 17 8 5 2 1 +7
4 広島ユース 15 8 4 3 1 +4
5 大津高 13 8 4 1 3 +2
6 G大阪ユース 13 7 4 0 3 +7
7 帝京長岡高 9 8 3 0 5 -2
8 神村学園高 7 8 2 1 5 -4
9 静岡学園高 7 7 1 4 2 -3
10 岡山U-18 6 8 2 0 6 -10
11 福岡U-18 4 6 1 1 4 -7
12 東福岡高 4 8 0 4 4 -8
<25.5.20>
WEリーグは昨日、2024-25シーズンの各賞を発表し、ベストイレブンに中嶋淑乃選手が初めて選出されました。今年のベストイレブンは次の通り。
【GK】池田(浦和)
【DF】遠藤、石川(浦和)、土光(神戸)
【MF】北村、菅野、山本(東京)、成宮(神戸)
【FW】髙橋(浦和)、スアレス(神戸)、中嶋(広島)
またWEリーグは2024-25シーズンの年間荘入場者数が過去最多の337,290人を記録した、と発表。WEリーグの1試合平均入場者数は2,138人、WEリーグ杯は1,669人、合計165試合で平均2,014人で、初めて2,000人を越えました。WEリーグが創設時に目標として掲げた5,000人にはまだ遠いものの、着実に動員数を増やしていると言って良いでしょう。因みにサンフレッチェ広島レジーナの総入場者数は前年度の2倍近い60,307人で、1試合平均5,482人のWEリーグ記録を達成。またシーズンに2度の10,000人以上の入場者があったのも初めての記録となりました。今季はWEリーグ杯の連覇を達成したもののリーグ戦は5位に終わったサンフレッチェ広島レジーナ。来季こそは「トップ3」を上回る成績と、そして1試合平均10,000人超えを目指すシーズンとなりそうです。
<25.5.19>
一昨日アウェイで行われたWEリーグの今シーズンの最終節で、サンフレッチェ広島レジーナはアルビレックス新潟レディースに勝ち切ることができずに引き分けに終わり、3年連続での5位フィニッシュとなりました。
レジーナ前節から先発3人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
木稲
嶋田 左山 市瀬 藤生
(→松本61分)
中村 呉屋
(→近賀HT)
上野 柳瀬 小川(→渡邊87分)
(→瀧澤77分)
中嶋(→塩田87分)
SUB:福元、髙橋
対する新潟は、GK:平尾、DF:有吉(→白沢69分)、山谷、横浜、園田、MF:川村(→下吉79分)、杉田(→上尾野辺69分)、滝川、FW:川澄(→道上69分)、山本(→石田79分)、新堀、と言うメンバーでした。前半は一進一退の攻防でスコアレスに終わりましたが、広島が先制点を奪ったのは後半15分。ペナルティエリア内で仕掛けた中嶋が左からクロスを送ると、中央で待ちかまえていた呉屋がヘッドで押し込みました。対する新潟は29分、山本の左からのクロスを道上がヘッドで決めて同点に追いつきます。勝たなければ4位に上がれない広島は、その2分後に藤生のシュート性のクロスを近賀がコースを変えてゴールに流し込み、再びリードを握りました。ところが後半アディショナルタイムにCKから広島ゴール内での混戦になり、これを横山に押し込まれて再び同点。90+2分にはペナルティエリア内で仕掛けた近賀が倒されてPKを得ましたが、上野の蹴ったボールは平尾に止められて万事休しました。
サンフレッチェ広島公式サイト
アルビレックス新潟公式サイト
WEリーグ公式サイト
新潟日報
<25.5.18>
昨日ホームで行われたJ1リーグ第17節東京V戦は、後半に先制されたものの3分間で逆転して、連勝を4に伸ばしました。
前節途中交代した中村が欠場して3試合ぶりに前田が先発。また、1ヶ月ぶりにジェルマンがベンチ入りして、以下の布陣で戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
川辺 東(→越道84分)
中野 新井直(→菅79分)
前田 加藤
(→ジェルマン68分)
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、井上潮、小原、松本、井上愛
対する東京Vも前節から1人入れ替えて、GK:マテウス、DF:綱島(→鈴木62分)、深澤、谷口、MF:翁長、平川、守田、新井悠(→松橋HT)、FW:齋藤(→山見55分)、染野(→木村HT)、福田、と言うメンバーでした。立ち上がりはなかなかプレスが嵌まらず何度かサイドから攻められましたが、徐々に広島がペースを握ると21分には新井直のクロスから荒木がヘッド。22分には中野のクロスに新井直が合わせましたが枠外に外れます。飲水タイム後からは広島の攻撃が加速し、29分にはCKに荒木が合わせ、35分には加藤がペナルティエリア内からループ気味に狙いましたが惜しくも枠外。38分には佐々木と中野が続けざまにシュートを放ちましたが味方に当ってしまいます。また42分にはジャーメインのシュートを加藤がコースを変えようとしましたがDFにクリアされます。前半の東京Vのシュートを1本に抑えたのに対して広島は7本放ちましたがゴールは割れず、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半から選手交代で流れを変えようとする東京Vの城福監督。特に左サイドに入った山見がドリブルで仕掛けて打開を図ります。広島は後半14分に新井直のクロスを中野がヘッドで狙いましたがバーに弾かれ、23分にはペナルティエリア内でパスを受けたジャーメインがGKを外してゴールに流し込もうとしましたが枠外に外れます。そして後半30分、山見のクロスを受けた翁長に新井直が手をかけてしまってPKのジャッジ。これを木村に決められて、先制点を許してしまいました。
勝利のためには2点が必要になった広島は、前線にジェルマンと越道を入れて、加藤を3列目に下げて攻撃の圧力を強めます。そして後半42分、左からの菅のCKを荒木が折り返し、これをジェルマンが叩きつけるようなシュートでゴールを決めて同点。続いて44分には菅のFKはクリアされたものの、走り込んだ川辺が強烈な弾道で突き刺して3分間で逆転します。後半アディショナルタイムには翁長がペナルティエリアの奥深くまで侵入して来たものの大迫が身体を寄せてブロックして、そのまま逃げ切りました。
広島のボール支配数は58%。またシュート数は東京Vの4本に対して広島は14本と言うスタッツを見ても分かるように、この試合は内容的に広島が圧倒していたのは間違いないところ。東京Vがゴール前に人数をかけた守備陣形を作っていたことから、なかなか良い形でシュートを打てず、広島があの手この手で何とかゴールをこじ開けよう、とする展開が続いていました。そんな中で東京VにPKを与えてしまい、先制点を許してしまうと言う展開はまるで4連敗中と同じ。内容と結果は一致しない、という試合を散々見てきただけに、また同じことが繰り返されるのか、と思ったものです。ところが選手たちは違いました。絶対に勝つと言う強い気持ちで戦い抜いて、3分間で逆転してみせました。今季のここまでのチームとしての経験が、この勝利に繋がったと言って良いのではないでしょうか。
今節の結果サンフレッチェは勝ち点を29に伸ばしたものの、柏以外の上位陣が勝ったため順位は5位のままとなっています。ただ、1試合当たりの平均勝ち点で計算すると広島は1.81で、鹿島の2.18、柏の1.94に次いで3位。まずは優勝の目安と言われる平均勝ち点2.0を目標と考えるならば、更に連勝を続けなければなりません。
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