5/25〜5/31のSANFRECCE Diary


<25.5.31> モバイルサイトによるとスキッベ監督は「今週もいい形でトレーニングできています。怪我から戻ってきた選手もいますし、いい流れです」と語っています。川崎Fは1試合平均得点が1.65とJ1では最も攻撃力の高いチームですが、対する広島は5連勝中の失点はPKによる2点のみ、とほぼ完璧に抑えています。「最強の矛」と「最強の盾」のどちらが勝つか。これぞJリーグ、と言えるような、レベルの高い試合が期待できそうです。
 今日の試合会場はエディオンピースウイング広島で、午後5時半キックオフ。チケットは前売りで完売しているため当日券販売はありません。試合中継はNHK-BSとDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビやDAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.5.30> 今年のJ1リーグは明日が折り返し。サンフレッチェはJ1リーグ第19節を川崎フロンターレと戦います。
 2年連続8位に終わり、8シーズン続いた鬼木体制を終了した川崎Fは、福岡を初タイトルに導いた長谷部監督を招聘。マグデブルクから伊藤を獲得した以外は若手中心の補強で今シーズンを迎えました。そしてACLEは過酷なアウェイの環境に苦しみながらも準優勝の結果を残し、リーグ戦も過密日程に苦しみながらも7位まで順位を上げてきています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
ACLE ○4-0 浦項  【川】山田、脇阪、河原、エリソン
1H ○4-0 名古屋 【川】高井、山田、山内、宮城
ACLE ○2-0 セントラルコースト 【川】エリソン、マルシーニョ
2A △1-1 柏   【川】脇阪、【柏】小泉
3A ○2-1 福岡  【川】家長、エリソン、【福】ベン・カリファ
4H ●0-1 京都  【京】奥川
AR16 ●0-1 上海申花【上】OG
5A △0-0 岡山
7A ○3-0 FC東京 【川】山田、伊藤、エリソン
8H ○2-0 湘南  【川】脇阪、宮城
9A △2-2 町田  【川】エリソン、河原、【町】岡村、西村
5H △3-3 横浜FM 【川】大関、アイダル、高井、【横FM】ヤン・マテウス2、天野
AR16 ○4-0 上海申花【川】佐々木旭、エリソン、伊藤、マルシーニョ
10A △1-1 清水  【川】山本、【清】北川
12A ●1-2 神戸  【川】マルシーニョ、【神】佐々木大、トゥーレル
11H △0-0 東京V
ACQF ○3-2 アルサッド【川】エリソン、マルシーニョ、脇阪、【サ】パウロ・オタヴィオ、クラウジーニョ
ACSF ○3-2 アルナスル【川】伊藤、大関、家長、【ナ】サディオ・マネ、アイマン・ヤハヤ
ACLF ●0-2 アルアハリ【ア】ガレーノ、フランク・ケシエ
16A ●1-2 鹿島  【川】佐々木旭、【鹿】舩橋、田川
14H ○2-1 横浜FC 【川】山本、OG、【横FC】ユーリ・ララ
17H ○2-0 C大阪 【川】エリソン2
13H △2-2 浦和  【川】マルシーニョ、瀬川、【浦】中島、大久保
18H △2-2 G大阪 【川】マルシーニョ、伊藤、【G】宇佐美、山下
 「5連戦」の5試合目となった前節は試合早々からゲームを支配して前半リードで折り返したものの、後半にG大阪の反撃を受けて逆転を許しました。しかし後半途中から投入された大関のパスを伊藤が決めて同点に持ち込み、勝ち点1ずつを分け合っています。このところ2試合終盤の失点で勝利を逃している川崎Fですが、今週は久々に1週間空けての試合となることから、明日は十分な準備をして試合をを迎えようとしているのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、こちらは一足先に過密日程から逃れたおかげでコンディションも良くなって来ている様子。ここまで5連勝の良い流れをキープするためにも、前節と同じメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木

     川辺   東

中野             新井

   前田      加藤

     ジャーメイン

SUB:チョン、山﨑、菅、松本、井上潮、越道、小原、中村、ジェルマン
 これまでは総失点が12とリーグトップの守備力で勝ち点を積み重ねてきた広島ですが、前節の3得点でようやく攻撃にもエンジンがかかってきたところ。明日は「最強の矛」の川崎Fとの撃ち合いを制して、首位に肉薄する勝ち点3をゲットして欲しいと思います。
<25.5.29> WEリーグは昨日、2025/26シーズン前半戦のリーグ戦及びWEリーグカップの日程を発表しました。それによると、サンフレッチェ広島レジーナの日程は次の通り。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
備考
WEリーグ第1節
8/9(土) or 10(日) or 11(月・祝)
三菱重工浦和レッズレディース
アウェイ
WEリーグ第2節
8/16(土) or 17(日)
INAC神戸レオネッサ
ホーム
WEリーグ第3節
8/23(土)or 24(日)
アルビレックス新潟レディース
ホーム
WEリーグ第4節
8/30(土)or 31(日)
ノジマステラ神奈川相模原
アウェイ
WEリーグ第5節
9/6(土)or 7(日)
RB大宮アルディージャWOMEN
ホーム
WEリーグ第6節
9/13(土)or 14(日) or 15(月・祝)
マイナビ仙台レディース
アウェイ
WEリーグ第7節
9/20(土)or 21(日)
ちふれASエルフェン埼玉
アウェイ
WEリーグ第8節
9/27(土)or 28(日)
セレッソ大阪ヤンマーレディース
ホーム
WEリーグ第9節
10/4(土)or 5(日)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
アウェイ
WEリーグ第10節
10/11(土)or 12(日)or 13(月・祝)
AC長野パルセイロ・レディース
ホーム
WEリーグ第11節
10/18(土)or 19(日)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
アウェイ
WEリーグ杯第1節
10/25(土)or 26(日)
INAC神戸レオネッサ
WEリーグ第12節
11/2(日)or 3(月・祝)
RB大宮アルディージャWOMEN
アウェイ
WEリーグ第13節
11/8(土)or 9(日)
マイナビ仙台レディース
ホーム
WEリーグ杯第2節
11/30(日)
ちふれASエルフェン埼玉
WEリーグ第14節
12/20(土)or 12/21(日)
ノジマステラ神奈川相模原
ホーム


<25.5.28> Jリーグは昨日、2025/26シーズンのAFCクラブライセンス判定の結果を発表し、サンフレッチェ広島に「AFCクラブライセンス」が交付されることになりました。これにより、「2025/26 ACLエリート」への参戦が正式に決定したことになります。なお「基準の充足状況および特記事項」に関しては、広島はB等級基準となっている「資格要件を満たすテクニカルダイレクター、トップチームのGKコーチとフィットネスコーチ」が未充足と言うことで、「クラブ名の公表」と言う形での制裁が科されています。この基準については充足していなくてもクラブライセンスは交付されますが、横浜FMや町田など他のクラブでは基準を満たしていることを考えると、サンフレッチェとしてもいずれは対応が必要になるのではないかと思われます。
 またJリーグは先週、2026/27シーズンのACLE、ACL2の出場枠を発表しました。それによると日本が「AFCクラブコンペティションランキング」で東地区1位をキープしたことから、ACLEは3、ACL2は1の出場枠を持つことになります。そしてACLEには2025シーズンの優勝、準優勝クラブと来年の前半に行われる「2026J1リーグ特別大会(仮称)」の優勝クラブが出場権を獲得。天皇杯優勝クラブはACL2に出場することになります。またACLEでJリーグクラブが優勝した場合にはACLEの1枠目の出場枠に入り、2枠目は2025シーズンのJ1優勝クラブ、3枠目は2026J1特別大会の優勝クラブが入ることになるとのこと。その他、ACL2でJリーグクラブが優勝した場合や優勝クラブが重複した場合などの詳細はJリーグ公式サイトをご覧下さい。
<25.5.27> 一昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第9節で、サンフレッチェ広島ユースは3-1で名古屋U-18を下して3位に浮上しました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:林、長沼、太田、MF:児玉、山里、野口、小林、原(→梅田90+4分)、FW:宗田(→佐藤90+3分)、信重(→菊山68分)。広島は前半7分に宗田のドリブルからのパスが相手のオウンゴールを誘って先制点を奪うと、後半17分には小林が追加点、続いて25分に原のパスから宗田が決めて突き放し、名古屋の反撃を1点に抑えて逃げ切りました。第9節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
G大阪ユース 1-1 岡山U-18
鳥栖U-18   1-0 大津高
広島ユース  3-1 鳥栖U-18
静岡学園高  0-1 神戸U-18

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 神戸U-18    21     9    7   0   2   +10
2 鳥栖U-18    21     9    7   0   2    +9
3 広島ユース   18     9    5   3   1    +6
4 名古屋U-18   17     9    5   2   2    +5
5 G大阪ユース  13     8    4   1   3    +7
6 大津高     13     9    4   1   4    +1
7 帝京長岡高   9     8    3   0   5    -4
8 神村学園高   7     8    2   1   5    -3
9 静岡学園高   7     8    1   4   3    -5
10 岡山U-18    7     9    2   1   6   -10
11 福岡U-18    4     6    1   1   4    -7
12 東福岡高    4     8    0   4   4    -9

<25.5.26> 昨日国立競技場で行われたJ1リーグ第18節FC東京戦は、荒木、ジャーメイン、川辺のゴールで3-0で快勝し、連勝を5に伸ばしました。
 先発メンバーは前節と同じで、中村が2試合ぶりにベンチ入りして以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木  佐々木
(→越道90分)(→山﨑90分)
     川辺 東俊希

中野             新井

   前田      加藤
   (→中村HT)
     ジャーメイン(→松本90+4分)

SUB:チョン、菅、井上潮、小原
 対するFC東京は、GK:野澤、DF:土肥、エンリケ・トレヴィザン(→森重73分)、木村、白井(→マルセロ・ヒアン62分→岡77分)、MF:安斎、高(→東慶悟62分)、遠藤、小泉、FW:佐藤(→仲川73分)、俵積田、と言うメンバーでした。立ち上がりはホームチームが積極性を見せて、3分には俵積田のドリブルから安斎がクロス。4分にはCKのこぼれを佐藤に打たれ、6分にはショートカウンターから俵積田にチャンスを作られます。しかし広島はすぐに反撃すると、前半7分に中野が倒されてFKを得ます。新井が蹴ったボールを前田が折り返し、東俊希のクロスを荒木がヘッドでゴールを決めたものの、VARチェックにより前田のオフサイドの判定で取り消されます。広島は12分にジャーメインが右からシュートしたもののGKが反応。対するFC東京も25分、カウンターで持ち上がった佐藤がそのままシュートしましたが枠外に外れ、36分には遠藤が反転シュートを狙いましたがDFに当って大迫が抑えます。前半40分には加藤がマーカーを剥がして前に出てスルーパスを送ると、フリーで受けた前田がシュートしましたが枠を捉えることができずに終わります。前半のシュートは両チームとも4本ずつ。またゴール期待値は広島の0.19に対してFC東京は0.15で、ほぼ互角のままハーフタイムを迎えました。
 後半から中村を投入した広島は、その中村を起点に次々とチャンスを作ります。1分の中村のパスからの東俊希のシュートは枠外。3分には中村がGKとDFラインの間にクロスを送り込みますがDFがクリアします。そして後半4分、左からの新井のクロスを荒木がヘッドで突き刺して、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いの出た広島は、6分の中野や13分の佐々木のヘッドで追加点を狙います。そして後半14分、右からの中村のクロスはDFが対応したものの野澤がクリアミス。これを拾ったジャーメインが冷静にシュートを決めて、リードを2点に広げました。
 追いすがるFC東京は東慶悟とマルセロ・ヒアンを投入してきます。しかし広島は攻め手を緩めず、19分のジャーメインの決定的なシュートはわずかに枠外。24分には川辺と中村が続けざまにシュートを放ち、25分にはCKに川辺が合わせましたが惜しくも枠を捉えることができません。41分には佐々木がハンドを誘って得たPKを加藤が蹴りましたが、GKと逆に蹴ったにも関わらず枠を外してしまいます。そして後半43分、中村がDFをかわしてマイナスのパスを送ると、走り込んだ川辺が弾丸シュートを突き刺してリードを3点に広げます。1点でも取りたいFC東京は左右からクロスを入れてきますが広島守備陣がはね返して、3点差を守って試合終了となりました。
 試合後にFC東京の松橋監督は「残念な結果でした。すべて私自身に責任があると思っています」と語っていたのに対して、スキッベ監督は「今日はしっかり内容で圧倒することができて非常にうれしく思っています」と語っているように、3-0と言う結果だけではなく内容的にも圧倒した試合だった、と言えるでしょう。4連敗中はチーム全体に積極性が欠けている感じが強かったのですが、福岡戦、湘南戦、G大阪戦と内容的に今一つでも結果が出たことで自信を深め、積極性が出てチーム全体としてやるべきことが整理されているのが、この内容と結果に繋がっているのだと思います。また日程的に余裕があって選手同士のすり合わせができていること、そして怪我人が復帰して戦力的な厚みが出ていることも大きいと思います。ACL2の敗退から始まった「負のサイクル」を乗り越えたことが、現状の強さに繋がっているに違いありません。
 今節は首位・鹿島が8試合ぶりに敗戦し、2位・柏は引き分け。また京都と浦和も敗れる中で広島だけが勝利して、暫定順位を3位に上げました。今後のリーグ戦は川崎F、鹿島と強敵との連戦となり、合間にルヴァンカップと天皇杯も戦うことになりますが、ぜひともこの勢いを持続して、全タイトル獲得に向けて進んで欲しいと思います。

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Football LAB
<25.5.25> モバイルサイトによるとスキッベ監督は今週のトレーニングについて「全く、文句はないですね。選手たちのトレーニングに挑む姿勢、トレーニングで見せるパフォーマンス、基本的にはいつもいい」と語っています。過密日程や怪我人の続出による苦しい時期を乗り越えた力を結集して、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。
 今日の試合会場は国立競技場で、午後3時キックオフ。当日券は千駄ケ谷門側の当日券売り場で12時半から販売されます。また試合中継はDAZNで予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&DAZNを見れない方はこちらをご覧下さい。
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