6/15〜6/21のSANFRECCE Diary


<25.6.21> 明日はJ1リーグ第21節。サンフレッチェはアウェイで横浜FCと対戦します。
 リーグ戦はなかなか調子が上がらず19位まで落ちている横浜FCですが、YBCルヴァンカップでは1st legでの3点ビハインドをはね返して大逆転で勝利。また天皇杯でも勝利して、それぞれ勝ち抜きを決めています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
4A ●0-1 広島  【広】中村
5H ●0-2 町田  【町】桑山、ナ・サンホ
6H ○2-0 C大阪 【横】山田、山根
YLC1 ○2-0 岐阜  【横】中野、駒沢
7A ●1-2 名古屋 【横】鈴木武、【名】和泉、稲垣
8H ●0-1 神戸  【神】エリキ
9H ○2-0 清水  【横】山田、櫻川
10A △0-0 新潟
YLC2 ○2-1 北九州 【横】駒沢、OG、【北】渡邉
11H △1-1 G大阪 【横】ンドカ、【G】山下
12A ●1-2 京都  【横】ルキアン、【京】原、奥川
13H ●0-3 鹿島  【鹿】チャヴリッチ、鈴木勇、OG
15A ●0-2 東京V 【V】染野、熊取谷
16H ○1-0 福岡  【横】室井
14A ●1-2 川崎F 【横】ユーリ・ララ、【川】山本、OG
17A ○1-0 湘南  【横】ルキアン
YLC3 ○1-1 町田  【横】小川、【町】藤尾
   PK3-1
18H △1-1 柏   【横】鈴木武、【柏】細谷
19A ●1-2 浦和  【横】ルキアン、【浦】グスタフソン2
YPO1 ●1-4 C大阪 【横】小倉、【C】香川、ブエノ、ラファエル・ハットン、中島
YPO2 ○4-0 C大阪 【横】森、ユーリ・ララ、鈴木武、櫻川
20H ●0-1 川崎F 【川】山本
天2 ○2-1 岩手  【横】室井、小倉、【岩】牟田 
 前節はボール支配率でもシュート数でも川崎Fを上回ったものの決定力不足に泣いて、リーグ戦は3試合勝ち無しとなっています。一方、先発を総入れ替えして臨んだ天皇杯2回戦は、JFLの岩手相手に苦戦を強いられましたが、後半アディショナルタイムの小倉のゴールで勝利しました。明日はそれから中3日の試合となりますが、前回対戦でほぼ一方的にやられた教訓を糧にして、1ヶ月ぶりの勝利を狙ってくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節は出場停止だった加藤が戻ってきます。また、4月に左膝半月板部分切除の手術を受けた中島が練習に復帰して、フルメニューをこなしていたとのこと。さすがに明日の先発は無理だと思いますが、流れを変える役割を期待されてベンチ入りする可能性はありそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     川辺   東

中野            中村

    加藤  ジャーメイン

       木下

SUB:チョン、山﨑、菅、新井、越道、井上潮、中島、前田、ジェルマン
 2試合連続で試合終了間際に失点しているサンフレッチェですが、守り切れなかったと言うよりも、その前に勝ち越し点や追加点を奪えなかったのが原因だった、と思います。得点力不足の解消のために重要なことは、チーム全体で積極的に戦うこと。明日はこれまで以上にアグレッシブにプレーして、勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。
<25.6.20> 「サンフレッチェ広島ファン感謝デー2025」は7/6(日)に行われますが、その中で行われるアトラクションの事前申し込み抽選が今週月曜日から始まっています。サンフレッチェ広島公式サイトによるとイベントは「大玉転がし競争」や「撮影会」「カフェ」「親子でスクール体験」などで、イベントと時間帯ごとに申し込みできるサンフレッチェクラブ会員種別と人数が決まっています。また「選手エリアチラ見ツアー」については、当日申し込み抽選となります。申し込み受付期間は今週日曜日(6/22)の夜まで、当選者には6/27(金)の午後5時頃通知されます。参加希望の方は、サンフレッチェクラブ会員ページからお申し込みください。
<25.6.19> 先週発売の「紫熊倶楽部」7月号(Vol. 329)を紹介します。表紙とトップ記事は加藤陸次樹選手。ルヴァンカップ2nd legでの退場のシーンから始まって、今季のチームを「戦う姿勢だったり、ハードワークする選手が明らかに減っている」と指摘し、チームの抱える問題点と自分がやるべきことを語るとともに、「ずっと広島で戦い続ける」と言う決意を述べています。木下康介選手の新加入会見での一問一答を挟んで、ロングインタビューで取り上げられているのは田中聡選手。長野で育った少年時代から湘南U-18で鍛えられた日々、プロとしてスタートした湘南でのプレーと広島戦での初得点、そして海外へのチャレンジと広島入りした経緯など、ここまでのサッカー人生を振り返っています。
 「MATCH PREVIEW」は横浜FC戦、名古屋戦、神戸戦、岡山戦。吉田監督、鈴木ヘッドコーチの退任や選手の移籍が続いたレジーナの記事と「READERS AREA」に続いて、Jリーグが発足を発表した「U-21 Jリーグ」と、不参加を決めた広島の事情について書いています。また「サンフレッチェを支える人々」では、広島テレビの「元気丸」でキャスターを務める有田優理香アナウンサーのドキュメント前編として、アナウンサーとして採用されるまでを綴っています。
 チョン・ミンギ選手と川辺駿選手のミニインタビューに続く「MATCH REPORT」は、J1リーグの湘南戦、G大阪戦、東京V戦、FC東京戦、川崎F戦と、YBCルヴァンカップの福岡戦の2試合、そしてレジーナの埼玉戦と新潟戦。そして最後は「SIGMA CALENDER」「紫熊短信」「サンフレッチェ広島レジーナ選手名鑑」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。またオフィシャルオンラインショップではまだ出ていませんが、そのうち購入可能になるはずです。
<25.6.18> 日本サッカー協会は昨日、E-1選手権に臨む「なでしこジャパン」のメンバーを発表し、サンフレッチェ広島レジーナから市瀬、嶋田、上野、中嶋の4人が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】平尾(新潟)、浅野(埼玉)、大熊(神戸)
【DF】三宅(神戸)、遠藤、髙橋、石川(浦和)、
    市瀬、嶋田(広島)
【MF】成宮、吉田(神戸)、塩越、菅野、土方(東京V)、
    北村(千葉)
【FW】上野、中嶋(広島)、矢形(仙台)、浜田(大宮)、
    大澤(シュツットガルト)、山本、樋渡(東京V)、
    愛川(神戸)
 一方スペインとの親善試合を戦うなでしこジャパンも発表され、こちらは次の18人が選ばれました。
【GK】山下(マンチェスター・シティ)、スタンボー(エンジェル・シティ)
【DF】熊谷(ロンドン・シティ)、守屋(エンジェル・シティ)、北川(ヘッケン)、
    南(ローマ)、宝田(C大阪)、古賀(フェイエノールト)
【MF】長谷川、藤野(マンチェスター・シティ)、杉田(ポートランド)、
    三浦(ワシントン)、長野(リバプール)、宮沢(マンチェスター・ユナイテッド)、
    浜野(チェルシー)、谷川(バイエルン)
【FW】田中(ロイヤルズ)、松窪(カレッジ)

<25.6.18> プレスリリースによると、レジーナの森宙舞選手が岡山湯郷Belleに完全移籍することになりました。2022年に作陽高からレジーナ入りした森は、4年間の在籍中にリーグ戦5試合、WEリーグカップ4試合、皇后杯2試合に出場しましたが、今シーズンはWEリーグカップの4試合のみの出場でリーグ戦はベンチ入りもなしで終わりました。
サンフレッチェ広島公式サイト
<25.6.18> サンフレッチェは昨日、レジーナの市瀬、渡邊、立花、古賀と来季の契約を更新した、と発表しました。
サンフレッチェ広島公式サイト
<25.6.17> 昨日、YBCルヴァンカップのプライムラウンドの組み合わせ抽選会が行われ、サンフレッチェの準々決勝の相手は湘南ベルマーレとなりました。組み合わせは次の通り。
柏  ─┐
    ├─┐
横浜FM─┘ │
      ├─┐
川崎F─┐ │ │
    ├─┘ │
浦和 ─┘   │
        ├
広島 ─┐   │
    ├─┐ │
湘南 ─┘ │ │
      ├─┘
神戸 ─┐ │
    ├─┘
横浜FC─┘
 ホーム&アウェイで行われるプライムラウンドは、1st legが表の下側のチームのホーム、2nd legが上側のチームのホームとなることから、9/3(水)の準々決勝1st legはレモンガススタジアムで、9/7(日)の2nd legはエディオンピースウィング広島で開催されます。また準決勝に進出した場合も10/8(水)の1st legはアウェイ、10/12(日)の2nd legはホームとなります。そして決勝は11/1(土)に国立競技場での開催です。
<25.6.17> サンフレッチェは昨日、レジーナの呉屋、早間、島袋、李との契約を更新した、と発表しました。
サンフレッチェ広島公式サイト
<25.6.16> 今年のJユースカップは64チームが4チームずつ16組に分かれて1stラウンドを戦い、各組1位と2位が2ndラウンドに進出。そこで勝ち上がった8チームがノックアウトラウンドを戦う、と言うフォーマットになっています。サンフレッチェ広島ユースは山口、愛媛、今治とグループNを戦っていますが、昨日1stラウンドの第3戦が行われ、広島の1位が確定しました。ここまでの広島の結果は次の通り。
1 広島 ○9-0 愛媛 【広】小林3、太田2、梅田、宗田、信重、牧野
2 広島 ○6-0 山口 【広】宗田、小林3、菊山、牧野
3 広島 ○5-0 今治 【広】太田2、小林、山里、牧野
 なおJリーグ公式サイトによるとグループNは愛媛が1勝1敗、山口が1敗、今治が2敗となっていて、残り2試合で2位が決まることになります。また2ndラウンドは宮崎、熊本、鹿児島、福岡が戦っているグループPの1位、2位が相手で、福岡と鹿児島が勝ち上がる可能性が高そうです。
<25.6.15> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第20節鹿島戦は、東のゴールで先制したものの後半アディショナルタイムに追いつかれて、勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 木下が移籍後初先発。また中村を左WBで起用して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     川辺   東

中野            中村(→新井72分)

    前田  ジャーメイン(→越道87分)
    (→ジェルマン70分)
       木下

SUB:チョン、山﨑、菅、井上潮、小原、松本
 対する鹿島は、GK:早川、DF:小池(→ターレス・ブレーネル79分)、植田、キム・テヒョン、溝口(→小川79分)、MF:三竿(→柴崎79分)、舩橋(→樋口67分)、松村(→濃野67分)、チャヴリッチ、FW:レオ・セアラ、鈴木、と言うメンバーでした。立ち上がりから攻勢に出たのはホームの鹿島で、チャヴリッチやレオ・セアラが両サイドから仕掛けます。対する広島は高い位置からのプレスをかけて、11分には川辺の高い位置でのカットから木下がシュートしましたが枠外に外れます。鹿島も13分にレオ・セアラが、16分には三竿がミドルレンジから打ちましたが大迫がセーブします。そして前半19分、川辺のスルーパスで左に抜け出した中村が左足で柔らかなクロスを送ると、中央に走り込んだ東がヘッドで決めて、広島が先制点を奪いました。
 その後も広島がハイプレスをかけてチャンスを作り、29分には川辺が奪って木下がシュートしましたがGKに弾かれます。鹿島も前半45分にチャヴリッチが抜け出してシュートしましたが塩谷がブロック。46分には溝口に危ういシュートを打たれましたが、大迫が反応して荒木がクリアします。また前半アディショナルタイムにもチャヴリッチが強烈なミドルを放ちましたが枠外に外れ、広島の1点リードでハーフタイムを迎えました。
 後半も広島がハイプレスをかけてショートカウンターを狙い、鹿島はパスでプレスをかわしながら前進しようとする、と言う展開が続きます。選手を入れ替えながら攻勢を強める鹿島。それでも広島は33分にジャーメインのクロスにジェルマンと木下が飛び込みましたが合わず、39分には東のFKを荒木がヘッドで叩きつけましたが惜しくもクリアされます。後半の後半は広島は引いて守る時間が長くなり、ボールを取り返しても押し返せず耐える時間が続きます。そして10度目の鹿島のCKとなった後半アディショナルタイムに植田の折り返しをクリアし切れず、一瞬フリーになったレオ・セアラがに押し込まれて同点に追いつかれてしまいます。その後広島はCKに荒木が合わせたものの枠外に外れ、鹿島の反撃を凌いで同点のまま試合終了となりました。
 モバイルサイトによると塩谷選手は「最後の場面は自分のところの責任。本当にみんなに申し訳ない」と語っていますが、失点は個人の責任と言うよりもチーム全体で招いたものだった、と言わざるを得ないと思います。試合後のスタッツによるとシュート数は広島の7に対して鹿島は18。またゴール期待値は広島の0.66に対して鹿島は1.98で、内容的には逆転で負けていても不思議ではない試合でした。前半で1点をリードしたことで守ろうと言う意識が強くなるのは止むを得ないとは思いますが、「パスワークの上手さや、個々の技術の高さもあって、対応が難しかった」(塩谷)ことで、ずっと押し返せないままに試合が進んだことが同点に追いつかれた要因だったと言って良いでしょう。勝って勝ち点差を詰めることができなかったのは残念ですが、逆に首位・鹿島の強さを思い知らされた試合だった、と言えます。残り半分のJ1リーグで優勝までにたどり着くためには、もう一度自分たちの戦い方を見直して、どんな相手に対してでも勇気を持って戦い抜かなければなりません。

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<25.6.15> 昨日モーリスレベロトーナメントの5位決定戦に臨んだU-20日本代表は、マリに2-3で敗れて6位で大会を終えました。チーム事情で9人が離脱したと言うことでデンマーク戦から先発6人を変更して、GK:中村、DF:大川、塩川、布施、森、MF:小倉、平賀、石井、石渡、FW:井上、高岡、と言うメンバーで戦いました。ゲキサカによると前半11分と31分に失点し、後半6分に森が1点を返したものの15分に3点目を失ったとのこと。後半41分には石井が得点して追撃したものの、2-3のままで試合を終えました。
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