7/13〜7/19のSANFRECCE Diary


<25.7.19> 日本サッカー協会は昨日、天皇杯4回戦(ラウンド16)の日程を発表しました。それによるとサンフレッチェは8/6(水)に清水エスパルスとエディオンピースウイング広島で対戦。キックオフは午後6時半の予定です。チケットは7/30(水)の午後6時から、チケットJFAなどで販売される、とのことです。
<25.7.19> 明日はJ1リーグ第24節。サンフレッチェはアウェイでアルビレックス新潟と対戦します。
 開幕から8試合勝ち無しと苦しいスタートを切った新潟は、広島戦の勝利で17位に浮上して持ち直すきっかけを掴んだか、に見えました。しかし第21節福岡戦に敗れて降格圏脱出を逃すと樹森監督を解任。入江コーチを新監督に据えて再出発を図りました。しかしその後もリーグ戦は負けが続き、水曜日に行われた天皇杯3回戦でも大学生に完敗。しかも小見、稲村、秋山ら主力5人が流出すると言う緊急事態に陥っています。前回の対戦以降の公式戦の戦績は次の通り。
13A ○1-0 広島  【新】シルヴェイラ
14H ●2-3 FC東京 【新】笠井、ダニーロ・ゴメス、【F】マルセロ・ヒアン2、小泉
16H △1-1 浦和  【新】長谷川、【浦】長倉
17A ●1-2 岡山  【新】長谷川、【岡】江坂、一美
YLC3 ●0-2 東京V 【V】木村、川﨑
18H ○2-1 湘南  【新】谷口、小見、【湘】ルイス・フェリッピ
19A ●0-3 名古屋 【名】和泉、菊地、山岸
天2 ○1-0 福山  【新】笠井
20H ○1-0 横浜FM 【新】ダニーロ・ゴメス
21A ●2-3 福岡  【新】稲村、谷口、【福】紺野、碓井、北島
15A ●1-3 川崎F 【新】奥村、【川】脇坂、神田、大関
22H ●0-4 町田  【町】西村、相馬2、藤尾
23A ●1-2 京都  【新】ダニーロ・ゴメス、【京】マルコ・トゥーリオ2
天3 ●1-2 東洋大 【新】橋本、【洋】村上、湯之前
 前節は立ち上がりから積極的な攻撃でチャンスを作り、前半29分に先制点を奪いました。しかし前半のうちに逆転を許すと、終盤の反撃も及ばずリーグ戦の連敗を4に伸ばしています。磐田から植村、柏から島村と白井、C大阪から舩木を獲得するなど戦力整備は進めているものの、チームにフィットするかどうかは未知数。ただ、広島戦は新潟がJ1に復帰した2023年以来3勝2分けと負けていないだけに、相性の良さに自信を持って戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、藤枝戦では体調不良で山﨑がベンチ入りもできませんでしたが、他の選手は日本代表の6人も含めて出場に問題はなさそう。と言うことで、現段階でのベストメンバーで臨むことになりそうです。
       大迫

  塩谷   荒木   佐々木

     川辺 田中聡

中野             中村

  ジャーメイン  加藤

       木下

SUB:チョン、新井、菅、中島、東、越道、前田、マルコス・ジュニオール、ジェルマン
 藤枝戦では後半から田中聡が前からボールを奪いに行ってリズムを作ったことから見ても、アグレッシブな姿勢が広島サッカーの生命線であるのは間違いないところ。明日も酷暑の中での試合となりますが、誰が出ることになっても立ち上がりから全力で戦って、7月ラウンドを勝利で締めくくって欲しいと思います。
<25.7.18> Jリーグは昨日、第29節以降のリーグ戦の日程、キックオフ時間とスタジアムを発表しました。サンフレッチェの日程の詳細はACLEの日程が決まる8/15以降となるとのこと。今のところ決まっている全公式戦の日程を日付順に並べると、次のようになります。

開催日
kick off
対戦相手
競技場
備考
天皇杯R16
8/6(水)
清水エスパルス
J1-25
8/10(日)
19:00
清水エスパルス
エディオンピースウイング広島
J1-26
8/16(土)
19:00
ガンバ大阪
エディオンピースウイング広島
J1-30
8/20(水)
19:00
ヴィッセル神戸
エディオンピースウイング広島
J1-27
8/23(土)
19:00
東京ヴェルディ
味の素スタジアム
天皇杯QF
8/27(水)
天皇杯準々決勝
予備日9/10(水)
J1-28
8/31(日)
19:00
セレッソ大阪
ヨドコウ桜スタジアム
L-QF1
9/3(水)
19:00
湘南ベルマーレ
L-QF2
9/7(日)
19:00
湘南ベルマーレ
エディオンピースウイング広島
J1-29
9/12(金) or 9/13(土)
京都サンガ
エディオンピースウイング広島
ACLE-1
9/16(火) or 9/17(水)
ACLE第1節
J1-31
9/23(火・祝)
19:00
柏レイソル
三協フロンティアスタジアム柏
NHK-BS
J1-32
9/26(金) or 9/27(土)
アビスパ福岡
ベスト電器スタジアム
ACLE-2
9/30(火) or 10/1(水)
ACLE第2節
J1-33
10/4(土)or 10/5(日)
町田ゼルビア
エディオンピースウイング広島
LFS1
10/8(水)
ルヴァン杯準決勝1st leg
LSF2
10/12(日)
ルヴァン杯準決勝2nd leg
J1-34
10/17(金) or 10/18(土)
FC東京
エディオンピースウイング広島
ACLE-3
10/21(火) or 10/22(水)
ACLE第3節
J1-35
10/25(土)or 10/26(日)
横浜F・マリノス
日産スタジアム
LF
11/1(土)
ルヴァン杯決勝
ACLE-4
11/4(火) or 11/5(水)
ACLE第4節
J1-36
11/8(土)or 11/9(日)
浦和レッズ
エディオンピースウイング広島
天皇杯SF
11/16(日)
天皇杯準決勝
天皇杯F
11/22(土)
天皇杯決勝
ACLE-5
11/25(火) or 11/26(水)
ACLE第5節
J1-37
11/30(日)
14:00
川崎フロンターレ
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
NHK広島
J1-38
12/6(土)
14:00
湘南ベルマーレ
エディオンピースウイング広島
NHK広島
ACLE-6
12/9(火) or 12/10(水)
ACLE第6節


<25.7.17> 昨日行われた天皇杯3回戦は前半は苦しみながら後半に突き放し、5-2で藤枝を下しました。
 日本代表メンバーの中から4人がベンチ入りして、サンフレッチェは以下の布陣で戦いました。
       チョン

  塩谷   中野  佐々木

     中島   東
     (→田中聡HT)
新井               菅(→中村HT)

   前田      加藤(→仙波74分)
   (→越道85分)
      ジェルマン(→木下65分)

SUB:田中雄、荒木、マルコス・ジュニオール、ジャーメイン
 対する藤枝は、GK:北村、DF:中川創、楠本(→森71分)、久富、MF:世瀬(→梶川71分)、浅倉(→松木81分)、岡澤、シマブク、川上、金子(→芹生71分)、中川風(→榊原58分)、と言うメンバーでした。先にペースを掴んだのは藤枝で、3分には浅倉がミドル。5分には中川風がシュートしましたがDFがブロックします。そして前半15分、パスミスを奪われショートカウンターから左サイドを崩され、ペナルティエリア内から浅倉に決められて先制点を許してしまいました。
 これで勢いのついた藤枝は、19分にも中川風が危ういシュートを放ちます。しかしその直後に広島は右サイドから攻撃。新井のクロスからの前田のシュートは防がれたものの、そのこぼれを加藤が押し込み同点に追いつきました。しかし藤枝は気を落とすことなく持ち前のパスサッカーを展開し、29分にはシマブクのFKがクロスバーを直撃。続いて金子のクロスはチョンが弾きます。38分には前田が右からドリブルで突進してシュートを決めて広島がリードしましたが、しかし前半44分には藤枝のCKからジェルマンが痛恨のオウンゴール。雨中の激戦は2-2のタイスコアで前半を終了しました。
 膠着した展開を打開するためスキッベ監督は、後半の頭から代表から戻ったばかりの田中聡と中村を投入します。そして早速4分には田中聡が惜しいミドルを放ちましたがGKがクリア。8分にはCKの折り返しを中野がシュートしましたがブロックされます。そして後半9分、中盤で前を向いた中村が前田とジェルマンを使ってペナルティエリア内に侵入してシュート。これが見事に決まって再び広島が勝ち越しました。
 その後も広島は積極的なプレスで相手を押し込みます。18分にはFKのクリアを田中聡が打ちましたが枠外。21分にはCKに合わせた中野のヘッドは枠外に外れたものの、中村がぎりぎりで折り返すと佐々木のつなぎを中野が決めてリードを広げます。更に25分にはCKの流れから相手のハンドを誘発し、PKを木下が決めてリードを3点に広げます。その後は藤枝に押し返される時間帯もあったものの全員で集中してはね返し、3点リードのままで試合終了のホイッスルとなりました。
 前回のリーグ戦から11日ぶりの公式戦で、しかも強い雨が降りしきるアウェイゲームということで、広島にとっては難しい試合となりました。そして実際に前半は藤枝のペース。持ち味のパス回しと両サイドの突破からの攻めに難しい対応を強いられ、前半のシュートは広島が3本だったのに対して藤枝は4本。得点は2-2でしたが広島は個人の力でこじ開けた、と言う形だったのに対して、藤枝はチーム力を発揮しての得点だったと思います。少なくとも前半の流れから言えば、どちらに転んでもおかしくない試合でした。しかし後半から投入された田中聡と中村が流れを変えて、チーム全体が積極性を取り戻したことが勝利の要因となりました。「代表組」は早朝にソウルを出る便で帰国し、休む間もなくチームに合流したそうですが、そんな厳しいコンディションでも彼らのクオリティを見せてくれました。
 この日の天皇杯3回戦の結果、J1勢は5チームが敗退。クラブW杯から戻った浦和を加えた16チームが4回戦を戦うことになります。広島の対戦相手は、延長戦の末湘南に競り勝った清水。第25節で対戦する4日前に、ベスト8を賭けて戦うことになります。

ブログ速報  前半  後半
広島公式サイト  藤枝公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  日本代表選手がメンバー入り
スポナビ
<25.7.16> 昨日行われたE-1選手権第3節韓国戦は、日本代表がジャーメインのゴールを守って1-0で逃げ切り、2大会連続3回目の優勝を遂げました。
 この日のメンバーは、GK:大迫、DF:安藤、古賀、荒木、MF:望月、川辺(→宇野77分)、稲垣、相馬(→植田77分)、FW:宮代(→佐藤65分)、ジャーメイン(→原85分)、垣田(→細谷65分)。最初のチャンスは韓国で、前半7分にナ・サンホがカットインからシュートを放つとポストを舐めるように外れて助かります。これに対して日本は前半8分、相馬が左から切れ込みつつ右足でクロスを送ると、逆サイドで待ちかまえていたジャーメインが左足ボレーで決めて、先制点を奪いました。この後も日本がペースを握り、両サイドの突破からチャンスを作ります。しかし後半になると韓国の圧力が高まり、19分にはイ・ドンギョンのシュートを川辺がブロック。37分にはイ・テソクのクロスを大迫が片手で弾き、39分にはイ・ホジェのボレーシュートを大迫がファインセーブで防ぎます。終盤には韓国のパワープレーに押し込まれましたが荒木、安藤、植田らの守備陣がはね返し、1点差を守って逃げ切りました。
 この結果、日本は3連勝で優勝し、5点をゲットしたジャーメインがMVPと大会得点王を獲得。広島から選出された大迫、荒木、川辺、田中聡、中村もそれぞれで持ち味を発揮して、収穫の多い大会となりました。
<25.7.16> 中国新聞によると岡山戦で途中交代した佐々木は回復していて、BrewSAGA戦以来戦列を離れていたマルコス・ジュニオールもメンバー入りしたとのこと。日本代表メンバー6人を欠くものの、十分に戦えるメンバーで今日の試合を迎えることができそうです。
 今日の試合会場は藤枝総合運動公園サッカー場で午後7時キックオフ。試合中継はスカパー!番組配信SPOOXでライブ配信が、またスカパー!CS801とスカパープレミアムサービスのch585で7/18(金)の深夜2時から録画放送が予定されています。今日も早く帰ることができればブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&Live配信を見れない方はこちらをご覧下さい。
<25.7.15> 明日は天皇杯3回戦。サンフレッチェはJ2の藤枝MYFCと対戦します。
 2014年のJ3リーグのスタート時にJリーグ会員となった藤枝は、2021年までの8年間は中位以下に終わることが多かったのですが、2022年にはいわき、松本、鹿児島、今治、富山と激しい昇格争いを繰り広げた結果2位でフィニッシュして、J2昇格を勝ち取りました。そして昇格1年目は12位、2年目は13位に終わったことから、今季は「J1昇格を本気で狙う」と宣言してシーズンをスタート。第8節から9試合で1勝8敗と苦しい時期があったものの、その後は盛り返して現在13位となっています。5月以降の公式戦の戦績は次の通り。
13H ●0-2 水戸  【水】渡邉、山本
14A ●1-2 仙台  【藤】中川風、【仙】高田、荒木
15A ●0-1 磐田  【磐】ペイショット
16H ●0-1 大宮  【宮】ファビアン・ゴンザレス
17A △0-0 山口
18H ○2-1 山形  【藤】朝倉、杉田、【形】髙橋
天2 ○2-0 下関  【藤】センゴール2
19A ○1-0 富山  【藤】河上
20H ●1-3 札幌  【藤】芹生、【札】青木、白井、原
21H △0-0 今治
22A ○2-0 徳島  【藤】岡澤、久富
23H △1-1 仙台  【藤】朝倉、【仙】郷家
 今季最多の観客を集めて行われた前節仙台戦は、前半31分にショートカウンターから先制点を奪いましたが、後半開始早々に同点に追いつかれると、その後は一進一退で勝ち点1ずつを分け合っています。2015年には、当時J1だった清水に勝った経験を持つ藤枝。この試合が終われば8/2まで試合がないだけに、全力を挙げて2度目の「ジャイアントキリング」を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、スキッベ監督は日本代表選手以外のメンバーで戦う、と明言しています。前節途中退場した佐々木やマルコス・ジュニオールの状態はどうか、ユースからの補充は誰かなど不確定要素があるのですが、私は次のように予想します。
       チョン

  塩谷   山﨑   佐々木

     中島   東

中野             新井

   ジェルマン   加藤

       木下

SUB:田中雄、菅、茶島、仙波、越道、小原、前田、井上愛、小林
 一発勝負の天皇杯は絶対に負けられない戦い。誰が出場することになっても広島らしいアグレッシブなサッカーを展開して、勝って帰ってきて欲しいと思います。
<25.7.15> 日本サッカー協会は昨日、E-1選手権に参加している日本女子代表から、上野真実選手がコンディション不良のため離脱した、と発表しました。
<25.7.14> 昨日、日本女子代表はE-1選手権の第2戦を韓国と戦い、1-1で引き分けました。メンバーは、GK:大熊、DF:山本(→嶋田64分)、髙橋、石川、浜田(→矢形64分)、MF:菅野、成宮、上野(→塩越HT)、FW:愛川(→大澤80分)、吉田(→樋渡75分)、中嶋。チャイニーズ・タイペイ戦と同様に左SBに攻撃的な選手を配置した日本は、序盤はペースを握ったものの徐々に相手に支配されたとのこと。それでも前半37分、愛川のパスを右のポケットで受けた成宮がシュートを決めて、1点リードでハーフタイムを迎えました。しかし後半は韓国に攻め込まれる時間が長く、守備陣の頑張りで失点は防いでいましたが、しかし後半41分に右からのクロスを押し込まれて同点に追いつかれてしまいました。その後は日本が反撃し、中嶋のシュートや嶋田のクロスなどで攻め込んだとのこと。そして後半終了間際には中嶋のラストパスから成宮が決定機を迎えたもののGKに防がれ、嶋田のシュートもGKががっちりキャッチして試合終了となりました。この結果、日本は1勝1分けで中国と並び、得失点差で首位。第3節の中国戦に勝てば、優勝が決まります。
<25.7.13> 昨日E-1選手権の第2戦が行われ、日本代表は中国に2-0で勝って2連勝で首位をキープしました。先発メンバーは香港戦から全員入れ替えて、GK:早川、DF:望月、綱島、植田、長友、MF:佐藤(→大関69分)、田中聡(→稲垣HT)、宇野、俵積田(→相馬64分)、FW:細谷(→中村90分)、原(→ジャーメインHT)。日本代表は立ち上がりから攻勢に出ると、前半11分に田中聡の鋭い縦パスを受けた細谷が反転してシュートを決めて、先制点を奪います。対する中国も前半17分にGKと1対1になるチャンスを迎えましたが早川が防ぎます。日本は前半18分の宇野や21分の原、28分の細谷、35分の佐藤らがシュートしましたが決め切れず。前半44分にも田中聡のスルーパスで抜け出した佐藤がシュートを放ちましたがGKの好守に阻まれます。ジャーメインと稲垣を投入した後半はリズムが良くなり、19分には望月のシュートが相手に当ってゴールに飛び込み追加点を奪い、その後もチャンスを作り続けます。逆に中国も後半43分にビッグチャンスを作りましたが早川が冷静にキャッチして、そのまま試合を終えました。この結果日本は2連勝で、同じく2連勝の韓国を得失点差で上回って首位をキープ。火曜日の韓国戦を引き分け以上で終われば、3回目の優勝が決まります。
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