7/27〜8/2のSANFRECCE Diary
<25.8.2>
プレスリリースによると、仙波大志選手が水戸に期限付き移籍することになりました。府中町生まれの仙波はジュニア時代から広島のアカデミーに所属し、ユース時代には2種登録されたものの出場機会はなくトップ昇格も逃しました。しかし進学した流通経済大では主力として活躍して、2022年にサンフレッチェでプロとしてのキャリアをスタート。その年のリーグ開幕戦では先発に抜擢されて、87分間プレーしました。しかしその後はルヴァン杯の2試合に先発したもののリーグ戦はなかなかベンチ入りもできず、7月に岡山に期限付き移籍。途中出場が多かったものの13試合に出場して1ゴールを記録し、翌年にはレギュラーとして活躍しました。ところが昨年は出場機会が減少したこともあってシーズン途中で群馬に期限付き移籍して、今季から広島に復帰していました。
今シーズンの水戸は、第23節を終えて勝ち点48。2位千葉に勝ち点差7を付けて首位に立っています。そんな中で、6月にサイドアタッカーとしてチームを引っ張ってきた津久井が大宮に移籍したことから選手補強に動いていて、中断期間中に横浜FCから新井瑞希と根本凌を獲得。仙波には守備と攻撃の両面での貢献が期待されているものと思われます。水戸でも厳しいポジション争いがあると思いますが、彼のポテンシャルを生かしてJ1昇格に貢献して、また広島に戻ってきて欲しいと思います。
<25.8.2>
サンフレッチェは昨日、キム・ジュソン選手の加入記者会見を行いました。会見で栗原強化部長は特徴について「空中戦での強さ」と「左足からの長短のパスを中心にビルドアップの質と判断力が高い」と紹介。屈指の実力がある広島DF陣と「同じレベルでプレーできる選手」だ、と説明しました。
続いてキム・ジュソンはサンフレッチェを選んだ理由として「実際に会いに来てくださったことが大きな決め手だった...ここで多くを学び、自分自身がステップアップするための良い機会だと感じています」と説明。また背番号は30番を希望していたものの、「素晴らしい選手(アルスラン)」が付けていたことから37を選んだこと、そして「これからもっと活躍して、いつか30番をつけられるように頑張りたい」と述べました。サンフレッチェは8月以降、JリーグとACLEを平行して戦わなければならないだけでなく、天皇杯とルヴァンカップも残っています。この過密日程を、塩谷、佐々木、荒木の3枚だけで回すのは不可能。現有のDF陣に匹敵する実力を持つキム・ジュソンの加入は、チームにとって大きな力になるに違いありません。
サンフレッチェ広島公式サイト
サッカーダイジェストWeb
<25.8.1>
サンフレッチェは昨日、FCソウルからキム・ジュソン選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。2000年12月生まれのキム・ジュソンはFCソウルの下部組織から2019年にトップ昇格。2021年と2022年は兵役に服しながら国軍体育部隊の金泉尚武に所属し、その後はFCソウルに戻ってプレーして、K1リーグで通算121試合に出場して2ゴールを挙げました。また2022年にA代表デビューを果たすとその後は5試合に出場し、E-1選手権の中国戦では代表初ゴールも決めています。30代半ばの塩谷、佐々木が支える広島守備陣としては、待望の補強だと言えるでしょう。キムはメディカルチェックに問題がなければ今日にも正式契約を結び、明日の練習からチームに合流する、とのことです。
<25.7.31>
中国新聞によると、サンフレッチェはFCソウルから韓国代表DFのキム・ジュソンを獲得することが明らかになった、とのことです。キム・ジュソンは24歳で、186cmの高さと身体の強さを備えた左利きの選手だとのこと。世代別代表の常連で、韓国代表としてW杯予選やE-1選手権に出場しています。Football Tribeなどによるとヨーロッパへの移籍を模索していたものの良いオファーがなかったらしく、広島が好条件を提示したこととなどから移籍を決断した模様です。
<25.7.30>
国際親善試合「Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025」を戦ったU-22日本代表は、井上愛廉の2試合連続ゴールなどでウズベキスタンに勝ち、優勝を決めました。ゲキサカによるとメンバーは、GK:小林、DF:関冨、土屋、岡部、松本(→稲垣71分)、MF:山本(→永野62分)、川合(→ンワディケ82分)、嶋本(→矢田71分)、FW:安藤(→新川62分)、井上、原(→杉浦62分)。相手よりも2歳年下のメンバーだったこともあったか、前半はピンチの連続でスコアレスでハーフタイムを迎えました。しかし後半から攻勢を強め、後半18分に井上のパスを嶋本が決めて先制点を奪いました。その後は守勢に回る場面が増えたそうですが、後半43分にクイックスタートからンワディケがドリブルで突破を図ると、こぼれ球を井上が決めてリードを広げ、その後のピンチも小林が好セーブで凌いでそのまま勝ち切りました。
<25.7.29>
遅くなりましたが、「紫熊倶楽部」8月号(Vol. 330)を紹介します。
今回取り上げられているのはA代表に選出された6人。ジャーメイン、大迫、荒木、田中聡のミニインタビューに続いて、川辺駿選手と中村草太選手がメインの記事です。川辺選手は「背番号も、プレーも、ハヤオは6番」と題して、チームの勝利のために全力を尽くす彼の姿を描いています。続く中村選手の記事のタイトルは「39番は、ヒーローナンバー」。「J1だけで、10〜11クラブからキャンプ参加の依頼があった」と言う中から、たまたま選んだチームが浦和、横浜FM、広島だったとのこと。初めてのキャンプ参加で得点を取り、「チームの雰囲気に良さ」に引かれて加入を決めたと言う彼の、ここまでの軌跡を追っています。
「MATCH PREVIEW」は天皇杯3回戦の藤枝戦と、J1の新潟戦、清水戦。「ファンサービスの重要性」と言うコラムに続いて「広島の視点から見る、ポストユース世代育成に向けての考察」として、2026/27シーズンからの開始が予定されているU-21Jリーグに不参加の理由を考えています。
「READERS AREA」を挟んで、後ろのカラーページの最初は川井光一レジーナ強化部長のインタビュー。愛媛FC育ちの彼が広島に来た理由と、今季のレジーナをどこに向かわせて行くのか、その思いを語っています。「MATCH REPORT」は天皇杯2回戦のBrew SAGA戦と、J1の鹿島戦、横浜FC戦、名古屋戦、神戸戦、岡山戦。「レジーナ選手名鑑」に続いて、E-1選手権のなでしこジャパンに選ばれた上野選手、市瀬選手、中嶋選手、嶋田選手のミニインタビュー。「サンフレッチェを支える人々」は広島テレビの有田優理香アナウンサードキュメントの後編です。そして最後は「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は税込396円。エディオンピースウイング広島のオフィシャルショップ、広島県内の大手書店、及び東京・銀座のtauで販売中です。またオフィシャルオンラインショップでも販売中ですが、現時点で「残りわずか」となっていますので、欲しい方はお早めにどうぞ。
<25.7.28>
WEリーグは先週、9月から12月開催分のWEリーグとWEリーグクラシエカップの日程、スタジアム、キックオフ時刻を発表しました。それによると、サンフレッチェ広島レジーナの日程は次の通り。
節
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開催日
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kick off
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対戦相手
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競技場
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備考
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WEリーグ第1節
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8/10(日)
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18:00
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三菱重工浦和レッズレディース
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浦和駒場スタジアム
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WEリーグ第2節
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8/17(日)
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18:30
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INAC神戸レオネッサ
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ第3節
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8/23(土)
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19:00
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アルビレックス新潟レディース
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ第4節
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8/31(日)
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17:00
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ノジマステラ神奈川相模原
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相模原ギオンスタジアム
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WEリーグ第5節
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9/6(土)
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19:00
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RB大宮アルディージャWOMEN
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ第6節
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9/14(日)
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18:00
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マイナビ仙台レディース
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ユアテックスタジアム仙台
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WEリーグ第7節
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9/20(土)
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15:00
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ちふれASエルフェン埼玉
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熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
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WEリーグ第8節
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9/27(土)
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16:00
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セレッソ大阪ヤンマーレディース
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ第9節
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10/4(土)
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15:00
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日テレ・東京ヴェルディベレーザ
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味の素フィールド西が丘
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WEリーグ第10節
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10/13(月・祝)
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14:00
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AC長野パルセイロ・レディース
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ第11節
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10/18(土)
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13:00
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ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
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ゼットエーオリプリスタジアム
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WEリーグ杯第1節
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10/25(土)or 26(日)
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INAC神戸レオネッサ
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WEリーグ第12節
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11/3(月・祝)
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14:00
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RB大宮アルディージャWOMEN
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NACK5スタジアム大宮
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WEリーグ第13節
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11/8(土)or 9(日)
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マイナビ仙台レディース
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エディオンピースウイング広島
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WEリーグ杯第2節
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11/30(日)
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14:00
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ちふれASエルフェン埼玉
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熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
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WEリーグ第14節
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12/20(土)
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14:00
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ノジマステラ神奈川相模原
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エディオンピースウイング広島
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<25.7.27>
一昨日、Mirabror Usmanov Memorial Cup 2025の初戦を戦ったU-22日本代表は、井上愛廉のゴールなどでU-22サウジアラビア代表に5-1で勝ちました。日本のメンバーは、GK:内山、DF:尾崎、稲垣、池田、本多、MF:矢田(→山本77分)、古谷(→安野62分)、川合(→新川62分)、杉浦(→原70分)、永野(→嶋本77分)、FW:ンワディケ(→井上HT)。ゲキサカによると、前半6分にCKの折り返しをンワディケが決めて先制点。28分に追いつかれたものの前半アディショナルタイムに矢田が決めて勝ち越しました。そして後半10分に川合のスルーパスで抜け出した井上がGKの鼻先でボールを浮かしてゴールに流し込むと、後半アディショナルタイムに新川、安野が立て続けに決めてダメを押しました。
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