今週のSANFRECCE Diary


<18.4.23> 先々週発売された「紫熊倶楽部」の5月号(vol.243)を紹介します。最初の記事は編集長のコラム。「熱き情熱のサッカーを表現するインテンシティ」と言うタイトルで、城福監督が追い求めている「インテンシティの高いプレー」が好調要因である、と書いています。これに続く今月の1本目のメイン記事で取り上げられているのは青山選手。昨年の出来事はほとんど覚えていない、と言っていたキャプテンの復活への道のりを描いています。これに続く2本目のメイン記事は、野上選手の「僕が生きる場所」。昨年はボランチで起用されることが多く不完全燃焼気味だった彼が、センターバックのポジションを「本来の場所」だ、と語っています。
 モノクロ記事で取り上げられているのは、クラブ史上はじめてユース兼任コーチとなった沢田コーチと、彼が率いる広島ユースの今年の戦いについて。また顧客戦略部の常森さんの「お客様を笑顔にすることで僕も仕事を楽しみたい」と言う記事と、私たちのスタジアムの提案を受け付ける「まちSTA!プロジェクト」の記事が続きます。
 「READERS AREA」を挟んでアウェイ見聞録は「住みたい街第6位」に輝く川崎への旅。MATCH REPORTはG大阪戦、鹿島戦、名古屋戦、磐田戦、川崎F戦、浦和戦、柏戦。囲み記事でエディオンスタジアム名物の「すじ煮込みうどん」を取り上げています。
 「紫熊戦士たちの物語」は和田選手と川井選手。「サポーターのみなさん、あなたのバッグを見せてください」と言う記事では、子供の頃からずっと応援している、と言う郁さんのグッズを見せてもらっています。そして最後はいつものように「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲーム会場とV-POINT、及び広島県内の主要書店で販売中です。またe-VPOINTでも購入可能ですが送料がかかるので、遠隔地に在住の方には定期購読をお勧めします。
<18.4.22>  昨日エディオンスタジアム広島で行われたJ1リーグ第9節鳥栖戦は、パトリックの3試合連続ゴールで勝って5連勝。2位との勝点差を9に広げました。
 城福監督はツートップの一角に渡を起用した以外は前節と同じで、以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣(→吉野62分)

 柴崎         柏
 (→川辺84分)
    パト   渡
         (→ムイ55分)
    
SUB:中林、馬渡、フェリペ・シウバ、工藤
 対する鳥栖は、GK:権田、DF:高橋祐、キム・ミンヒョク(→安88分)、鄭、吉田、MF:福田、高橋秀、原川(→田川68分)、高橋義、FW:趙、小野、と言うメンバーでした。立ち上がりは両チームとも速いプレスでパスを寸断し、一進一退の攻防が続きます。そんな中で徐々に広島がペースをつかむと、4分に柏がミドルシュートを打ちましたがGKの正面。9分には速攻からパトリックのパスを柴崎が打ちましたが惜しくも枠外に外れます。また12分にはクロスにパトリックが合わせましたが枠外。その後も広島がボールを支配してチャンスを窺い、27分には和田のクロスをパトリックが頭で狙いましたがGK正面を突きます。チャンスに得点できないと流れは変わるもので、この日最大のピンチは前半29分。原川のシュートはDFが身体を寄せて防いだもののこぼれを繋がれ、空いたバイタルから原川に強烈なシュートを打たれましたがこのボールはクロスバーが弾いて事無きを得ます。その後も鳥栖に攻め込まれるシーンが続き、39分にはワンツーでペナルティエリア内に侵入された高橋義にシュートを打たれましたが枠外。42分にもCKのこぼれを拾った原川に狙われます。前半の終盤は鳥栖にほぼ一方的に攻められたものの守備陣の集中力は高く、両者無得点のままハーフタイムを迎えました。
 後半も最初にシュートを放ったのは小野。また4分には高橋秀にミドルを打たれます。ここで城福監督が渡に代えてティーラシンを投入すると、早速ティーラシンは11分に左からドリブルで仕掛けて稲垣が決定的なシュートを放ちます。鳥栖は15分に小野が決定的なヘディングを放って林が弾く、と言うシーンを作りましたが、しかし鳥栖のチャンスらしいチャンスはここまでで、その後は再び広島ペースとなります。そして20分には柏のクロスにパトリックが飛び込みましたがファウルを取られ、その後は両サイドから何度もクロスを入れて鳥栖ゴールに迫ります。そして後半37分、20本以上パスを繋いで相手守備を揺さぶると、水本が中央に速い縦パス。これをDFを背負いながらティーラシンが後ろに落とすと、ティーラシンの陰から現われたパトリックが右足でカーブをかけたシュートを突き刺してついに広島が先制点を奪いました。
 この後は直後に投入された川辺を起点に広島が追加点を狙いに行きます。そして43分には佐々木のヘッドが鳥栖ゴールを襲ったもののGKがファインセーブ。続いてCKにティーラシンが合わせましたが枠外に外れます。後半アディショナルタイムにはロングボールをパトリックが落とし、抜け出したティーラシンが突いたボールがゴールエリアに届いたものの、その前に試合終了のホイッスルが鳴っていたと言うことでゴールは認められず。広島1-0鳥栖のスコアのまま試合終了となりました。
 リーグ戦は8試合負け無しながら、ルヴァンカップで今季初黒星を喫して迎えたこの試合。2チームを分けて戦ってきたとは言えこの敗戦はチーム全体にとっての刺激になったのではないでしょうか。チャンスに決めることができなくても焦れることなく試合を進め、また相手のペースになっても落ち着いて守りを固めて失点を防ぐなど、これまで以上に集中して戦えていたと思います。そしてこれまでの試合と同じように時間が進んで相手の足が止まるに従って流れを引き寄せ、終盤に決勝点を奪って仕留めました。その中でも特に圧巻だったのはやはり得点シーン。パスミスでボールを奪われた佐々木が自ら切り替えてボールを奪い返したところから始まって、丹念にパスを繋いで相手の守備陣形を崩すと水本を起点に一気に中央を崩して得点を奪いました。シーズン当初は相手にボールを支配される時間が長く、しっかり守って速攻から、あるいはセットプレーから得点して勝つ、と言うパターンが多かったサンフレッチェでしたが、この日の得点の形は攻撃に練習時間を割いてきた結果が出た、と言えそう。今後は各チームとも広島対策が進んで守りを固めてくることも増えてくると思われますが、そのような時にはこのときのように遅攻で得点する形が必要になります。この試合は、まさに「成長し続ける城福サンフレッチェ」の姿を見ることができた、と言って良いのではないでしょうか。
 この試合の結果サンフレッチェは開幕から9試合連続で負けなしとなりましたが、しかし上には上があるもの。開幕からの連続無敗のJ1記録は2015年の浦和で実に19試合。2位は2002年の横浜Mと2003年の名古屋の13試合で、これに2011年の仙台の11試合、2013年の大宮と2010年の清水の10試合が続いています。ただこれらの中で年間優勝したチームは一つもなく、勝点60を越えたのも2015年の浦和だけ。2013年の大宮に至っては第16節で勝点36に到達したにも関わらず、その後2度の8連敗を喫するなど3勝17敗で14位に終わっています。従って今でもサンフレッチェの目標は一刻も早くJ1残留の目安である勝点40に到達することだと思いますが、ただここまで来たからには目標を高く持って欲しいもの。それによって、チームは更に成長できるのだと思います。

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