今週のSANFRECCE Diary


<24.4.23> 明日はYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦。サンフレッチェはアウェイで奈良クラブと対戦します。
 1991年に都南クラブとして創設された奈良クラブは、2013年にJリーグ準加盟クラブになると2015年にJFLに昇格し、2022年にJFL初優勝を遂げただけでなく平均観客動員数等のJ3ライセンス条件をクリアして、J3昇格を決めました。そしてJ3参戦初年度の昨シーズンは開幕戦こそ敗れたものの、一時は首位に立つなど健闘して5位でフィニッシュしました。そして今季は4年目を迎えたフリアン体制の下でJ2昇格も視野に入れつつスタートしましたが、終盤に追いつかれて勝ちを落とすことが多くここまでリーグ戦を10試合戦ってわずか1勝。順位も16位に低迷しています。今季のここまでの戦績は次の通り。
1H ●1-2 琉球  【奈】吉田、【琉】幸喜、白井
2H △1-1 長野  【奈】嫁阪、【長】浮田
3A △1-1 富山  【奈】百田、【富】吉平
4A ●0-2 大宮  【宮】市原、濱田
5H ○1-0 八戸  【奈】グスタフソン
6A △1-1 讃岐  【奈】生駒、【讃】大野
7H △3-3 金沢  【奈】嫁阪2、百田、【金】大谷、土信田、梶浦
8A ●1-2 宮崎  【奈】岡田、【崎】力安、吉澤
9A ●1-2 岩手  【奈】百田、【岩】深津、桐
10H △2-2 松本  【奈】西田、岡田、【松】山本康、野々村
 昨年はナイター設備が整っておらず、夏でも昼間に試合を行っていた奈良でしたが、今年初めに念願の照明設備が整い明日が初めてのナイトゲームとして戦う公式戦になるとのこと。先週末には公式戦がなかったことから、明日は十分に準備を整えて初のJ1クラブの来訪を待ちかまえているものと思われます。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとマルコス・ジュニオールとソティリウが全体練習に復帰していて軽快な動きを見せていたとのこと。スキッベ監督も「23日の状態を見て、奈良行きを考える」と語っていたそうなので、明日はメンバー入りする可能性もありそうです。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       川浪

  新井   細谷   志知

    野津田  青山

越道              柏

   中島      小原

       井上

SUB:田中、中野、東、満田、加藤、マルコス・ジュニオール、ソティリウ
 今年のルヴァンカップは「負けたら終わり」のトーナメントなので現状のベストメンバーで戦う可能性もありますが、やはり今後の過密日程を考えると主力に無理はさせたくないところ。メンバーが変わっても広島らしいサッカーを展開して、勝って広島に戻ってきて欲しいと思います。
<24.4.23> 日曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第3節で、サンフレッチェ広島ユースは2-0で大津高を下し、3連勝で首位をキープしました。広島のメンバーは、GK:小川、DF:小谷、木吹、児玉、MF:橋本(→廣重71分)、桝谷、中島、小林(→井上証89分)、長沼、FW:井上愛、大上免(→梅田89分)。前半13分にCKのボールを木吹がヘッドで決めて先制点を奪うと、後半39分にもCKから木吹が決めて突き放して勝利しました。第3節の全結果と順位表は次の通り。
【第3節】
神村学園高 1-3 岡山U-18
神戸U-18  0-1 東福岡高
名古屋U-18 2-1 静岡学園高
米子北高  2-1 帝京長岡高
広島ユース 2-0 大津高
鳥栖U-18  3-2 鹿児島城西高

         勝点 試合 勝 分 負 得失差
1 広島ユース    9     3    3   0   0    +7
2 東福岡高     7     3    2   1   0    +2
3 鳥栖U-18     6     3    2   0   1    +5
4 名古屋U-18    6     3    2   0   1    +2
5 米子北高     6     3    2   0   1    -1
6 神戸U-18     4     3    1   1   1    +2
7 大津高      4     3    1   1   1    -1
8 帝京長岡高   3     3    1   0   2    +1
9 岡山U-18     3     3    1   0   2    -3
10 神村学園高    3     3    1   0   2    -5
11 鹿児島城西高  1     3    0   1   2    -4
12 静岡学園高    0     3    0   0   3    -5

<24.4.22> 昨日アウェイで行われたWEリーグ第16節ちふれASエルフィン埼玉戦は、一度は追いついたものの終盤に突き放され、連勝は2でストップしました。
 前節から中2日と言うことでレジーナは先発5人を入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
       藤田

渡邊   左山  市瀬   藤生(→柳瀬58分)
(→島袋58分)
     小川  笠原(→中嶋HT)

髙橋美    上野     早間
(→立花58分)
        李(→古賀78分)

SUB:福元、呉屋
 対する埼玉は、GK:浅野、DF:岸、木下、大沼、MF:佐久間、栃谷、瀬戸口、桂(→植村HT)、金平、FW:祐村(→髙橋雛16分→ブラフ89分)、吉田、と言うメンバーでした。埼玉の先制点は前半29分。吉田のシュートをブロックした左山がハンドを取られ、PKを吉田に決められてしまいました。広島は前半終了間際に笠原のクロスに上野がヘッドで合わせるなどチャンスを作ったものの決めることができず、埼玉の1点リードでハーフタイムとなりました。広島の得点は後半10分、左山が左サイドを突破してクロス。李の仕掛けは止められたものの、こぼれ球を小川が流し込んで同点に追いつきます。しかし後半31分、金平のスルーパスで抜け出した吉田に決められて勝ち越しを許すと、その後の反撃も及ばず敗戦となりました。

サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
<24.4.21> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ第9節札幌戦は、中野のゴールで追いついたものの追加点を奪えず、2試合連続で引き分けに終わりました。
 右WBで新井を起用した以外は前節と同じ先発メンバーで戦いました。
       大迫

  塩谷   中野  佐々木

    松本泰  川村(→小原44分)

新井             東
(→越道HT)
   加藤      満田(→井上83分)

       大橋

SUB:川浪、野津田、志知、中島
 対する札幌は、GK:菅野、DF:馬場(→中村71分)、岡村(→田中克88分)、菅、MF:近藤(→小林HT)、宮澤、荒野、青木(→高尾65分)、浅野、スパチョーク(→長谷川71分)、駒井、と言うメンバーでした。開始早々から広島が攻勢に出て、1分にはFKのこぼれを加藤がシュート。また2分には右のスペースに抜け出した加藤がシュートしましたが枠外に外れます。逆に前半9分、右サイドでパスを奪われたところから札幌のカウンターとなり、浅野のパスからスパチョークがシュート。これがブロックに入った中野の身体に当たり、大迫の逆を突いてゴールに入ってしまいました。
 この後は全員が自陣に戻って守りを固める札幌に対して、広島が攻勢を強めます。14分には松本泰が2度にわたってチャンスを得ましたがいずれもGKの正面。21分には左から川村がシュートしましたが惜しくも枠外に外れます。25分にはDFラインの裏に抜け出した加藤がシュートしましたが菅野に止められ、こぼれを加藤が狙いましたがこれもクリアされます。30分ごろからは札幌にボールを回される時間が増えたものの、広島は落ち着いてはね返します。26分には左から川村がゴール前を横切るクロスを送りましたがわずかに合わず、35分には新井のクロスに松本泰がフリーで合わせましたが枠を捉えることができません。また41分にもCKのボールを加藤が逸らし、川村が飛び込んだものの合わず。その直後に胸を痛めて退場した川村に代わってでた小原がチャンスを作ったもののゴールは奪えず、札幌のリードでハーフタイムを迎えました。
 後半の最初のチャンスは広島で、4分に右からのCKはクリアされたものの、何度も拾って波状攻撃を仕掛けると、最後は大橋のパスを中野がミドルレンジから決めて同点に追いつきました。
 これで勢いの出た広島は、一気に逆転しようと更に攻撃を強めます。8分にはDFラインの裏に抜け出した松本泰のシュートはポストに弾かれ、18分の松本泰のシュートもDFに当たります。また20分にはCKのこぼれを中野が狙いましたが枠を外れます。また25分には加藤が仕掛けましたがDFに防がれ、29分には大橋が右からドリブルで抜け出しラストパスを小原に出しましたが、わずかに合わずにGKに止められます。その後はやや疲れが出たか札幌の反撃を許し、31分には菅のシュートは枠外。34分の宮澤のシュートは大迫がキャッチし、37分には浅野のシュートを許しましたが枠外に外れます。終盤は2試合目の途上となった井上愛廉が前線を走り回ってリズムを作り、40分にはこぼれ球を井上が狙いましたが枠外に外れます。最後は両チームともに必死で足を動かして守備に攻撃に奮闘したものの実らず、1-1のまま勝ち点1ずつを分け合うことになりました。
 Jリーグ公式サイトの集計によると、札幌のシュートは5本だったのに対して広島は22本。札幌の決定機は得点シーン以外には終盤に2本ほどあったぐらい。それに対して広島は、加藤や松本泰の決定的なシュート、大橋の突破からの小原のシーンなどチャンスを量産。スキッベ監督の「チャンスに対する得点の数が足りなかった」と言う言葉通りの結果だったと言えるでしょう。今季まで得点のない加藤は「シュートをうまく思い切り蹴って、決めてやろうと思っていた」と語っていますが、むしろそれが裏目に出た感じ。コースを狙ってゴールに流し込んだ中野のようにシュートシーンで冷静になれれば、決めることができたかも知れません。ストライカーの場合、リズムに乗れなければなかなか得点できない、ということはあるもの。2005年に佐藤寿人選手が開幕から8試合でゴールもアシストもなかったのに、最終的にはシーズン18ゴールを決めた例のように、一つきっかけを掴むことができれば、量産できるようになるのは間違いない、と信じます。
 ところでペトロヴィッチ監督は「トータルで考えれば9人くらいの選手がいない中で戦っているという見方もできる」と語っていますが、それはシーズンオフに抜けた選手4人を入れた数字。それに対して広島は9人が怪我で離脱中なのですから、それでもよくやっている、と言うべきだと思います。そんな中で初めてプロのピッチで10分以上プレーした井上が良い動きを見せましたし、またマルコス・ジュニオールも練習ではフルメニューをこなしている、と言う情報もあります。今週は水曜日にルヴァンカップの奈良戦があり、中3日で川﨑F戦が控えていますが、ここまで出場機会がなかった選手も含めてチーム全体で戦って、良い結果を勝ち取って欲しいと思います。

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