今週のSANFRECCE Diary
<25.5.6>
明日はJ1リーグ第15節。サンフレッチェはアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
昨季終盤に4連勝して残留争いを勝ち抜き、8シーズン目のJ1を戦う湘南は、福田、鈴木章らの活躍で開幕から3連勝して一時は首位に立ちました。しかし第6節に初めての敗戦を喫するとそこからの9試合は2勝1分け6敗で、順位も13位まで下がっています。今季のここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○1-0 鹿島 【湘】福田
2A ○2-1 C大阪 【湘】鈴木章2、【C】進藤
3H ○2-1 浦和 【湘】福田、鈴木章、【浦】チアゴ・サンタナ
4A △1-1 横浜FM 【湘】石井、【横FM】植中
5A △0-0 FC東京
6H ●1-2 神戸 【湘】ルキアン、【神】エリキ2
YLC1 ○1-0 金沢 【湘】OG
7A ●0-3 清水 【清】北川2、松崎
8A ●0-2 川崎F 【川】脇阪、宮城
9H ○2-1 名古屋 【湘】福田、鈴木章、【名】稲垣
YLC2 ○2-1 長崎 【湘】ルイス・フェリッピ、鈴木章、【長】七牟禮
10A ●0-2 京都 【京】川﨑2
11H ●0-1 柏 【柏】垣田
12A ○1-0 町田 【湘】池田
13H △0-0 福岡
14A ●0-4 G大阪 【G】ヒュメット、岸本2、中谷
前節G大阪戦は開始早々にヒュメットにミドルシュートを決められ先制を許すと、その後次々とゴールを決められ前半だけで4失点。後半から反撃を開始したもののGKの好守もあって無得点に終わり、3試合ぶりの黒星を喫しています。連戦の中で課題が出てきていると言う湘南。明日はこれまでの反省を生かして、勝利を求めて来るのではないでしょうか。
対するサンフレッチェですが、前節の良い流れを続けるために、メンバーを変えずに戦う可能性が高いものと思われます。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
田中聡 川辺
中村 東
前田 加藤
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、中野、菅、井上潮、仙波、松本、越道、井上愛
前節はチーム全体が積極的に戦うことによって連敗から脱出したサンフレッチェ。明日も厳しい戦いになることが予想されますが、チーム一丸となって戦い抜いて、上位追撃の勝利を挙げて欲しいと思います。
<25.5.5>
昨日ホームで行われたWEリーグ第20節で、サンフレッチェ広島レジーナはノジマステラ神奈川相模原と1-1で引き分け、3位以上の可能性がなくなりました。
前節負傷退場した中嶋はベンチスタートで、レジーナは以下の布陣で戦いました。
木稲
塩田 左山 市瀬 藤生
(→嶋田56分)
呉屋 近賀(→中嶋56分)
瀧澤 柳瀬 小川(→松本78分)
(→李85分)
上野(→古賀78分)
SUB:福元、渡邊
対する相模原は、GK:岩崎(→久野67分)、DF:浜田(→南里67分)、大賀、長嶋、MF:平田、井上、伊東、榊原、FW:南野(→下山85分)、川島(→藤原85分)、大竹(→片山61分)、と言うメンバーでした。先制したのは相模原で、前半7分にDFがカットしたボールのこぼれを大竹に決められてしまいました。後半11分に今季で引退する近賀が両チームの選手、スタッフ、審判団が作った花道を通ってピッチを去ると、後半25分、柳瀬のパスを受けた嶋田が鮮やかなミドルを決めて同点に追いつきます。そしてその後も広島が何度もチャンスを作ったものの勝ち越すことができず、勝ち点1ずつを分け合いました。
今節はINAC神戸レオネッサが日テレ東京ベレーザを下して勝ち点で並び、新潟レディースに敗れた浦和レッズレディースが勝ち点1差で追う展開になっています。サンフレッチェ広島レジーナは勝ち点36で、3位浦和との勝ち点差は8となり、残り2試合で逆転できる可能性はなくなりました。一方6位のエルフェン埼玉との勝ち点差が10あることから、勝ち点で並んだ新潟と4位か5位を争うことになりました。
サンフレッチェ広島公式サイト
WEリーグ公式サイト
サッカーマガジンweb
<25.5.4>
昨日ホームで行われたJ1リーグ第14節福岡戦は、後半アディショナルタイムのジャーメインのゴールで競り勝ち、連敗を4でストップしました。
前田が先発に復帰。また布陣をワントップツーシャドウに戻して、以下のメンバーで戦いました。
大迫
塩谷 荒木 佐々木
田中聡 川辺
中村 東(→菅70分)
(→越道90+7分)
前田 加藤
(→中野70分)
ジャーメイン
SUB:チョン、山﨑、井上潮、仙波、松本、井上愛
対する福岡は前節から4人入れ替えて、GK:永石、DF:田代(→重見76分)、安藤、上島、MF:橋本(→前嶋HT)、松岡、見木、岩崎、FW:紺野(→秋野66分)、ウェリントン(→ザヘディ70分)、金森(→名古HT)、と言うメンバーでした。広島は立ち上がりから積極的に攻め込み、2分には前田がファーストシュートを放つと、9分には佐々木がヘッドで狙いましたが枠外。14分にもCKに荒木が飛び込みましたが惜しくも枠を外れます。続いて15分にはショートカウンターから加藤が決定機を迎えましたがGKのスーパーセーブに防がれ、16分の中村のシュートも20分のジャーメインのヘッドも枠外に外れます。21分には塩谷のミドルをGKが後逸しましたが枠を逸れてゴールラインを割り、27分にはジャーメインがヘッドで狙いましたがGKが素晴らしい反応で弾きます。なかなか攻撃の糸口を掴めなかった福岡でしたが、23分にはカウンターを防いだ大迫のボールが相手に渡ってしまい、川辺がファウルで止めて難を逃れます。また24分にはウェリントンのバイシクルから金森がシュートしましたが枠外。37分には金森にフリーで打たれましたが大迫が身体に当ててセーブします。前半アディショナルタイムにはジャーメインがラインの裏に抜け出し、いったんは上島に奪われたものの取り返してクロス。これに前田が合わせましたが枠を捉えることができません。広島の前半のシュートは9本。しかもほとんどが決定的な形ながらGK永石のファインセーブにも阻まれて、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
後半立ち上がりは福岡が攻め込んできましたがこれを抑えると、その後は広島がペースを握ります。9分には前田のスルーパスでジャーメインが抜け出しましたがオフサイド。10分には加藤のシュートがブロックされ、11分の前田のシュートも浮いてしまい、12分のジャーメインが田中聡のパスで抜け出しましたがGKが身体に当てて防ぎます。そして後半22分、加藤がつないだボールをジャーメインが競り合いながら渡すと、そのままドリブルで突き進んだ加藤が右足シュートを決めて、ようやく先制点を奪うことができました。
ザヘディを投入し、両サイドからのクロスで追いつこうとする福岡。広島は身体を張って防ぐとともに、カウンターから追加点を狙いに行きます。そして後半38分、重見のクロスを菅がブロックしたものの手に当ったとしてVARの結果PKを取られ、これを見木に決められて同点に追いつかれてしまいました。
どうしても勝ちたい広島は、再びギアを上げて攻撃に出ます。そして43分にはクロスのこぼれを菅が打ちましたが惜しくも枠外に外れます。そして後半アディショナルタイムの45+5分、ジャーメインのパスを受けた中村が突破を狙って倒されてPKをゲットします。これをジャーメインがプレッシャーに負けずにGKと逆方向に蹴って決めて、再び広島がリードすると、その後の福岡の力攻めを防いで逃げ切りました。
Football LABによると広島のシュートは17本でゴール期待値は2.336。前節の新潟戦がシュート14本、ゴール期待値1.13だったのに比べると、ゴール期待値が倍以上だったことが分かります。相手GKの好守に阻まれ打っても打っても入らない、と言う状況はこれまでと同じだったものの、試合前日に塩谷が「点が取れるまでシュートを続けるだけ...20本でも30本でも打って行きたい」(モバイルサイトによる)と語っていた通りの積極性が、チームを勝利に導いたと言って良いでしょう。特に先制のシーンではDFが揃っていたにも関わらず加藤が勇気を持って突き進み、ここしかない、と言うところにシュートを決めました。また決勝点に結びついた場面も中村の突破から。直前にPKで追いつかれ、アディショナルタイムも4分が過ぎた場面で決然とドリブル突破を図り、倒されました。そしてそこで得たPKを蹴ったジャーメイン。リーグ戦を12試合戦った中で1点しか取れていなかった「悩めるストライカー」が、巨大なプレッシャーをはね返してしっかりと決め切りました。相手に対策され、主力に怪我人が相次ぎ、運にも恵まれずに喫してきた連敗でしたが、しかしその中で積極性を失ってしまっていたサンフレッチェ。その苦境を自らはね返して勝ち取った勝利には、単なる勝ち点3にとどまらない価値がある、と言って良いでしょう。暫定8位のサンフレッチェと首位・鹿島との勝ち点差は8。ここから再び調子を上げて、上位を追撃して欲しいと思います。
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