今週のSANFRECCE Diary


<19.8.20> 先週発売された「紫熊倶楽部」9月号を紹介します。最初の記事では、この夏に激しく動いた移籍市場と広島から旅立った選手たちについて書いています。続いて今回の特集は「ボランチは広島を救う」。一番最初は「万能のHARD WORKER川辺駿」で、今季は開幕からボランチとして起用されて、伸び伸びとプレーしている川辺選手の「現在地」を探っています。続く記事は「青山敏弘/復活の夏」。選手生命の危機とも言える膝の怪我から復活した広島を象徴する「攻撃的ボランチ」として青山選手を紹介しています。そして松本泰志選手は「試練の夏」、稲垣祥選手は「充実の夏」と言うタイトルで、それぞれの現在の姿を描いています。更に「広島のボランチ、そのあるべき姿」として、広島の象徴とも言える森崎和幸氏のかつてのプレーを振り返っています。
 「READERS AREA」を挟んでモノクロページで紹介されているのは、信江スタジアム総合戦略推進室長のインタビュー。「アメリカスタジアム視察で考えたこと」の前編です。後ろのカラーページの最初の記事は、荒木、東両選手がソチ五輪銀メダリストの竹内智香さんと一緒に料理したイベントのレポート。「MATCH REPORT」は鳥栖戦、松本戦、川崎F戦、札幌戦です。掛本智子さんの記事は水本選手のレガースについて。「僕の好きな○○」は井林選手の「アニメ」です。そして最後は「SIGMA CALENDER」と「紫熊短信」となっています。
 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価360円。ホームゲームスタジアムとV-POINTのほか、広島県内の大手書店と東京・銀座の広島県アンテナショップ「tau」等で販売中です。
<19.8.19> Jリーグは先週、「2019Jリーグ育成マッチデー」としてサンフレッチェ関係の追加日程2試合を発表しました。そのカードと日程は次の通り。
9/22(日)14:00 鳥取×広島(チュウブYAJINスタジアム)
9/29(日)13:00 広島×愛媛(吉田サッカー公園)
 この2試合のうち鳥取戦は有料で、前売・当日共通で自由席1,000円(大学生以下は無料)となっています。チケットは今日から(株)SC鳥取 西部事務所・東部事務所で販売されています。
 因みにこの「Jリーグ育成マッチデー」はかつてのサテライトリーグに代わるもので、今季は鳥取、山口、愛媛、岡山、徳島、広島が参加して、4月〜6月で9試合を消化しています。育成の場として本当に機能しているかどうかは微妙なのですが、ただ練習試合を組むのも大変な中四国地域のクラブにとっては試合経験を積む重要な機会。9月下旬は公式戦の試合間隔が長くなっていてリーグ戦のレギュラー以外はプレーの機会が少なくなる時期なので、多くの選手にとって絶好のアピールチャンスになるのではないでしょうか。
<19.8.18> 昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第23節で、サンフレッチェは1-0で首位・FC東京を下して勝点差を9に縮めるとともに、4位に上がりました。
 東俊希がリーグ戦初先発。また佐々木が3試合ぶりに先発して、以下の布陣で戦いました。
       大迫

   野上  荒木 佐々木

     川辺  稲垣

ハイネル           柏
(→エミル77分)
    東俊    森島
    (→青山57分)
       ドグ(→Lペレイラ72分)

SUB:林卓、井林、松本泰、渡
 対するFC東京は、GK:林彰、DF:室屋、渡辺、森重、オ・ジェソク、MF:大森(→三田62分)、高萩、橋本、東慶(→ナ・サンホ75分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井(→ジャエル62分)、と言うメンバーでした。序盤から広島がボールを支配して相手の守備の穴を探すものの、なかなかシュートチャンスを作れません。逆にFC東京も速い攻撃から得点を狙いに来ますが、広島も高い集中ではね返します。前半19分には室屋の低いクロスにディエゴ・オリヴェイラが走り込んだものの枠外。33分には荒木のパスミスからショートカウンターを受けましたが、シュートはDFがブロックします。広島の前半唯一のシュートは39分で、右からのCKに野上が頭で合わせましたが林にキャッチされます。前半は両者とも持ち味の堅い守りを存分に発揮して、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても両者の集中の高さは変わらず、お互いに我慢の時間帯が続きます。ここで先に動いたのは広島。後半11分に青山を投入して川辺をトップ下に上げると、その効果が出たのは後半15分のことでした。青山が柏にパスを出すと、川辺が右SBの裏のスペースに動いて柏からのパスを受けます。すると川辺に食いついたDFが空けたスペースにトップスピードで走り込んだ柏がリターンパスを受けてそのまま持ち込んでシュート。GKが反応したものの触っただけでゴールネットに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 この後はFC東京も次々と選手を入れ替えて同点を狙ってきます。そして後半19分にはCKから波状攻撃を受けますが大迫が対応。36分にはジャエルが頭で狙いましたが大迫がキャッチし、ナ・サンホの強烈なFKも大迫が胸でがっちりキャッチします。広島も川辺が、柏がカウンターから追加点を狙いに行きますが、FC東京のDFも素晴らしい対応でシュートを許しません。結局アディショナルタイムの5分も何も起こることなく過ぎ去って、紫のゴール裏は歓喜に包まれました。
 この試合のスタッツを見ると、シュート数は広島が2本だったのに対してFC東京は5本。決定的な場面は、と言えば柏のゴールシーンぐらいで決して派手な試合では無かったのですが、しかしどちらのチームも死力の限りを尽くした好ゲームだったと思います。昼間の暑さは日が陰っても衰えることはなく気温は32.1度。スタンドに囲まれたピッチ上はそよとも風が吹くことはなく、じっとしていても汗が吹き出るような状況でしたが、両チームの選手は一瞬たりとも集中を切らすことなく戦い抜きました。その中で広島は、前半はボール支配率を高めて支配率は55%。パス本数も150本近くの差をつけて、「相手を疲弊させることが、相手の怖いカウンターへの最大の対策」(城福監督)を実行しました。そして後半途中から青山を投入して前への推進力を高めると、その4分後に「練習でやっている形」(柏)で得点を奪いました。そしてその後はカウンターから追加点を狙いつつ、疲れが出てきた相手の攻撃をはね返し続けて逃げ切りました。試合終了後には優勝したかのような歓喜に包まれていたそうですが、それはそれだけ苦しい試合だったということ。プラン通りにやり切った、素晴らしい勝利だったと言って良いでしょう。
 この試合の結果、FC東京との勝点差は9となり、順位も4位に浮上しました。残り11試合と言うことを考えると「まだまだFC東京の背中が見えない状況」(城福監督)ではありますが、しかし第15節の湘南戦から戦い方をチェンジして、その後は5勝4分けと負けなしで来ていることは、大きな自信になっているに違いありません。このままチームも選手も成長して行けるなら、まだまだ上を目指せるはず。昨年はこの時期から勝てなくなって首位から滑り落ちてしまいましたが、今年は逆の結果を期待しても良いのではないでしょうか。

広島公式サイト  FC東京公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  決勝弾の広島MF柏  FC東京DF渡辺剛
日刊スポーツ  スコア詳細  戦評  長谷川監督
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評
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