4/19〜4/25のサンフレッチェ日記



<98.4.25> 今日の川崎戦のゲーム前のサイン会は、小島選手と柳本選手。バックスタンド北側入り口付近で、12:00から行われます。また選手激励のハイタッチは練習開始の12:20頃から。11:30よりスタジアム北側入場券売り場横で小学生50名を先着で募集します。更に来場者プレゼントは、いつもの「Jリーグチップス」ではなくクロレッツガムを先着2,000名様に、その他抽選で5名様にシックギフトセット(なんでしょう?ひげそりかな?)とサポーターパックをプレゼントします。


<98.4.24> 今朝の中国新聞によると、ポポビッチ、クルークの2人はヴェルディ戦に復帰できそうです。ポポビッチは昨日からチーム練習に復帰して「もう試合を観戦するのはたくさん。25日の川崎戦はベストのプレーで勝利に貢献したい」と語ったそうです。またクルークは昨日も別メニューだったそうですが、ペドロ氏は「単なる調整。川崎戦の出場は問題ない」と太鼓判を押した、とのことです。と言うことで予想されるメンバーは、
        下田

    宮澤 ポポビッチ 伊藤
       
  吉田康 クルーク 桑原  服部

     山根
         アーノルド
      久保

 SUB:大石、池端、皆本、大木、松永
ずっとキャプテンマークを付けていた小島選手は警告の累積で出場停止で出れませんが、久しぶりに3人の外国人が揃うわけですから「首位」のヴェルディとは言え恐れる必要はないでしょう。なお、柳本選手もかなり状態が良くなっているようで、今月中に復帰できそうだと言うことで次のヴィッセル戦か5/2のジェフ戦では姿を見れるかも。「降格争い」のライバルとなりそうなこの2チームには確実に勝ちたいところですから、ヴェルディ戦では無用な警告を受けないように(特に久保!)気をつけて欲しいですね。


<98.4.24> これも今朝の中国新聞からですが、昨年2,188人の入会にとどまった「広島サッカー5万人の会」ですが、今年は既に昨年1年間を上回る2,800人が入会したそうです。広島市職員有志の1,000人など職場単位の入会が増えたから、と言うことだそうですが、会員証1枚で2〜4人が一度に観戦できる、等昨年以上に特典を増やした(詳しくは3/6の記事を参照してください)のも効いているのかも。また広銀が受け付けている「がんばれサンフレッチェ広島募金」への振り込みも開設10日で70件、10万円を越える募金が寄せられた、とのこと。これらは昨年からのサンフレッチェが危ない、と言う報道、あるいはサポーターによる署名活動が効果を上げてきている、と言うことなのだと思いますが、大事なのはこの動きを一時的なものにしないこと、でしょうね。


<98.4.24> こどもの日直前企画として、5/2のジェフ戦に親子ペア200組(400名)をバックスタンド自由席にご招待します。往復はがきに住所、氏名(親子とも)、電話番号をご記入の上〒730-0037 広島市中区中町8-18 広島クリスタルプラザ4F サンフレッチェ広島「親子ペア観戦無料ご招待」係までご応募ください。〆切が4/27月曜必着と迫っていますので、お早めにどうぞ。(なお、子供は中学生までです。)


<98.4.23> 「アスリートマガジン」の5月号が発売されています。今月も表紙とメインはカープですが、小島選手のインタビュー、ホーム開幕戦のガンバ戦ライブ、このガンバ戦とレッズ戦の戦術分析、広島出身の解説者の金田喜稔さんと広島でサッカースクールコーチになった佐藤康之さんのサンフに対する指摘の記事、そして毎月連載の早川文司さんの記事と久保選手インタビュー、更に松永、大木の2人を取り上げた「もう一人のリアル・ストライカー」など読みどころが満載です。


<98.4.22> 昨日の「ゴ〜ル!」から怪我人情報を。リタイアしている3人を状態の良い順に並べると、ポポビッチ、クルーク、柳本となるそうです。柳本選手はJリーグ中断前の出場はなんとか果たしたい意向で、できればW杯への代表メンバーが発表される5/7の前までには出場したい、と考えているとのこと。出場できたとしても代表に選ばれるかどうかは難しいところだとは思いますが、本人も「気持ちにけじめを付けたい」と言うことのようです。また、これは今朝の中国新聞にも書いてありましたが、これまで7試合に全試合先発していた宮澤選手が風邪のため体調を崩して練習を休んだそうです。


<98.4.21> 日曜日に行われたサテライトリーグ第5節、アビスパ福岡と対戦したサンフレッチェは、松岡祐弥のハットトリックで3対2で勝ちました。サンフのメンバーはGK:大石、DF:山下、池端、川島、MF:安武、笛、金本、古賀、大久保、FW:大木(→行友70分)、松岡。DFは池端がリベロ、MFは安武、金本、古賀がそれぞれ右WB、ボランチ、左WBで、笛と大久保がやや上がり目だったようです。得点は、まず1点先制された後の前半22分、大木が左にはたいたボールを大久保がDFを引きつけながらマイナスのクロス、これを松岡が右足でシュートして決めました。続いて32分には松岡が単独で持ち込んで決めたもの。そして3点目は76分、FKからのこぼれ球を、フリーで居た松岡が決めました。観戦していた人によると、やはりこのメンバーでは大木の存在感が大きく前線でのタメができて攻撃の形が良く作れたそうです。70分に行友が代わって入るとすっかり福岡のペースになってしまい、結局松岡の3点目が勝利を決定づけたようです。なお、福岡では西田、森の元サンフの選手も出場していたようです。


<98.4.21> 昨年サンフレッチェから京都サンガに移籍し、シーズン終了後退団していた大西貴選手は、やはり愛媛FCの副主将として四国リーグでプレーする模様です。


<98.4.20> 昨年限りでサンフレッチェを退団してオランダのNACブレダに入り活躍している盧廷潤選手が、ヨーロッパ遠征中の韓国代表にこの12日から合流し、13日から本格的な練習に入りました。そして早速16日に行われたスロバキアとの親善試合に背番号5を付けて先発し、後半21分まで出場した模様です。


<98.4.19> 昨日、好調のジュビロ磐田と対戦したサンフレッチェは、「良いゲーム」だった平塚戦の面影もなくいいようにあしらわれ、0対5と大敗を喫しました。これで6連敗で順位は17位まで落ちてしまいました。
サンフのメンバーは、GK:下田、DF:宮澤、桑原、小島、MF:吉田康、皆本、小島、服部、山根、FW:アーノルド、久保と前節と同じメンバー。対するジュビロはGK:大神、DF:アジウソン、田中、服部、古賀、MF:名波、ドゥンガ、藤田、福西、FW:中山、奥と、平塚同様現・元代表をずらりと並べたメンバーでした。前半はサンフレッチェもまずまずで、守備が良く頑張り攻められながらも良く凌ぎます。前半11分に中山に先制を許しましたが、これは事故のようなもの。それ以外は、粘り強い守備でほとんど決定的チャンスを与えませんでした。しかしながら攻撃は今一つ。時折サイドからの崩しを図りますが、センタリングを上げてもジュビロの守備が堅くペナルティエリア内に入ることができず、シュートまで持ち込めません。パス、センタリングともに不正確で、前半のシュートはアーノルドのFKからのロングシュート1本だけに終りました。
後半に入るとトムソン監督は修正を加えようとしたのでしょうが、昨日はその点ではジュビロが上手。スピード、ポジションチェンジなど前半とは見違える動きになり、サンフの選手は対応しきれません。中盤を完全に支配されてボールをいいように回され、またサンフのパスはことごとくカットされてしまいます。後半の19分、24分と立て続けにゴールを許し、さすがのトムソン監督も諦めモード。「後半20分以降は若手の経験の場になった。あの時点でこのゲームは失っていた」と語るように、山根、宮澤、久保に代えて池端、大木、川島と若手を投入して経験を積ませる場にせざるを得ませんでした。結局その後も終了間際に立て続けに中山に2得点を許し、中山にとっては前節に引き続いての4点以上という記録を作られてしまいました。逆にサンフは、マリノス戦でサリナスに4ゴールを奪われたのに続くもので、1シーズンで2回も一人に4得点以上を許すと言う有り難くない記録を作ってしまいました。
それにしても、水曜日と同じメンバーだったのにもかかわらずこうなってしまったのはなぜか。選手の疲れもあるでしょうし、磐田がちょうど絶好調のときに当たってしまった不運もあるでしょう。しかし、「これが今のメンバーの限界」と言う気がしないでもありません。どこのチームも、当然次節に向けて相手を研究し、自分達の戦術を修正して臨んでくるでしょう。それは前節大勝したジュビロも、惜敗したサンフも当然やっていたものと思われます。そして実際に対戦してみて、相手の出方に合わせて修正していかないとなかなか良い結果を収めることはできません。前半のそこそこ競った展開は、サンフの当初の戦術がそれなりに機能した、と言うことだったのだろうと思います。しかし、こちらが経験の少ない選手ばかりでゲームを読めなかったのに対し、相手はブラジル代表のキャプテンに率いられる、昨年のチャンピオンチーム。きっちりと修正してきて、最後には完膚無きまでに叩きのめされてしまいました。得点もさることながら、シュート数もジュビロの14に対してサンフは1本だけではどうしようもありません。選手達が自信を失ってしまっているのではないか、と心配になってしまいますが、こうなったら昨日は相手が悪かった、と思ってスパッと忘れるしかない。歳を取ってからでは許されない失敗も、若ければ許される。特に後半、経験を積むために起用してもらった池端、川島には、昨日のゲームを良い薬にしてもっともっと練習して、いい選手になってもらわなければ。
さて、次節の対戦は久々に首位に立ったヴェルディとです。相手に恵まれたとは言え、サンフとは逆に6連勝中です。また、レギュラーの平均年令が30歳を越える点でもサンフとは逆。7試合を通じての失点が6だそうで、得点欠乏症のサンフにとっては手強い相手、と言わざるを得ません。しかし、こちらもクルークなど怪我をしていた選手も戻ってくるでしょう。勝てないとは言えホームでは良いゲームをしているわけですし、1週間でいろいろと修正してぜひとも勝って欲しい。こうなったら我々ファン、サポーターが、大きな応援で選手を勇気づけるしかありません。(ついでに、サンフを見捨てて出ていった高木選手には盛大なブーイングを浴びせてやりましょう。)


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